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渋谷区・宮下公園がMIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)に!2020年6月オープン!テナントは?

   

東京都渋谷区にMIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)が誕生します!オープンは2020年6月予定!

これまでは「新宮下公園等整備事業」という仮称で事業が進められてきましたが、2020年1月に「MIYASHITA PARK」という街区名に決定しました。

公園、店舗、ホテルが一体となった、全国でもめずらしい施設になるようです。

この記事では、MIYASHITA PARKの施設概要、コンセプト、フロア構成などについて紹介していきます。

MIYASHITA PARKの施設概要について

まず最初に、MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)の施設概要について紹介していきます。

街区名称 MIYASHITA PARK
所在地 南街区:東京都渋谷区渋谷1丁目26
北街区:東京都渋谷区神宮前6丁目20
敷地面積 約10,740㎡
延床面積 約46,000㎡
規模・階数など 渋谷区立公園
商業棟
南街区:1階〜4階 15,922m2 ※駐輪場2階(1,404m2)含む
北街区:1階~3階 10,649m2 ※地下駐車場階除く
ホテル棟 4~18階(240室)
駐車場 375台:南街区97台 北街区278台(内、243台が都市計画駐車場)
構造 南街区:S造、北街区:S造 SRC造 RC造
全長 約330m
竣工年月 2020年4月予定
開業年月 2020年6月予定
事業主 三井不動産株式会社
プロジェクトアーキテクト 株式会社日建設計
設計・施工 株式会社竹中工務店

MIYASHITA PARKのブランドコンセプト(施設コンセプト) は?

MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)は、同所在地に1966年に東京ではじめての屋上公園としてオープンした「渋谷区立宮下公園」を再整備するプロジェクトです。

この再整備で、

  • バリアフリー動線の設置
  • 防災性の向上
  • 耐震性の向上
  • 広域利用公園への発展

を行うことを目的にしています。

このプロジェクトは、2004年に制度化された「立体都市公園制度」を渋谷区ではじめて活用したものです。

立体都市公園制度とは、都市公園を他の施設とあわせて立体的に整備することで、効率的に土地を活用することを目的とした制度です。

公園という枠をこえて、商業施設、駐車場、ホテルが一体となった低層複合施設なのです。

今まであった「宮下公園」を再整備することでより魅力的にし、商業施設やホテルを併設することでさらに周辺エリアの賑わいを創り出します。

また今回の再整備は、PPP事業として進められてきたものであり、民間のノウハウも活用するので、まったく新しい施設になる期待大です。

災害発生時には、帰宅困難者の一時避難場所としても機能するということなので、近くのオフィスで働いている人は覚えておくと良さそうですね!

広域利用とは?

広域利用とは、行政地域の枠をこえて、広いエリアの人々にサービスを提供することを指します。

例えば、多くの図書館では広域利用が行われています。

ある自治体内に通勤・通学している人は、その自治体内の住民でなくとも、本を借りることができるというものです。

また、指定エリア内であれば、どの図書館からでも本を借りられるという形態もあります。

PPP事業とは?

PPP事業とは、Public private partnership(パブリックプライベートパートナーシップ)のことで、官と民間事業者が共に事業を行う形態を指します。

水道やガスなど今までは公営であった事業に民間事業者がパートナーとして参入し、設備投資や運営を行い、設備は官が保有したままにする民間委託もPPP事業に含まれます。

MIYASHITA PARKの施設のイメージは?

公園といえば地上に面しているのが一般的ですが、MIYASHITA PARKは、屋上に位置しエスカレーターを使用して行くという変わった公園です。

さらに多くの商業施設、駐車場、ホテルが公園と一体となっている点が他の公園とは一味違っています。

最上階に位置する公園は芝生広場や植物が多く配置され、リラックスできる空間です。

一方で、スケートやボルダリングができる設備も整えられているので、アクティブに過ごすこともできます。

MIYASHITA PARKのフロア構成は?

MIYASHITA PARKは地下2階、地上3階建ての低層複合施設で、18階建てのホテルが併設されています。

それでは、低層複合総合施設のフロア構成をみていきましょう。

階数 用途
地下1階〜2階 北街区:駐車場(車、バイク)
地上1階 北街区:店舗など、南街区:駐車場、店舗など
地上中2階 北街区:駐輪場
2階 店舗など
3階 店舗など
屋上 公園

MIYASHITA PARK屋上公園内の設備について

今までは南北2つの街区に分かれていた街区を一体化し、フルフラットでバリアフリーの空間として再整備されています。

南北それぞれにどのような施設があるのか紹介していきます。

北街区

北街区には、下記のような設備が配置されます。

  • 芝生広場
  • カフェ
  • 展望テラス

北街区に設けられる1,000㎡の芝生広場は、さまざまなイベント開催に活用することができます。

また、カフェや展望テラスで、ただゆっくりとした時間を過ごすのも良いですね。

北街区は、イベント開催、人と人また人と自然の交流、リラックスができる場所になっています。

南街区

南街区には下記のような施設が設置されます。

  • 管理事務所
  • 多目的運動施設
  • ボルダリング(クライミング)ウォール
  • スケート場(スケートボードパーク)
  • 展望テラス

南街区には、以前から多くの来街者が利用していたスケートボードパークやボルダリングウォールがリニューアルされ設置されています。

さらに新たに多目的運動施設(サンドコート仕様)が設置され、さまざまなスポーツに利用することができます。

南街区は主にスポーツを楽しむエリアになっています!

渋谷区宮下公園の歴史について

渋谷区宮下公園は1953年に開設された細長い形状の公園です。

公園名は当時、約2万坪の土地を所有していた旧皇族(梨本宮家・なしもとのみやけ)の邸宅に隣り合っていたエリアが「宮下町」と呼ばれていたことから、名付けられたようです。

元々は道路に面して設置された公園でしたが、東京オリンピックが開催された1964年頃に屋上公園化され、地下に駐車場が設置されました。

東京初の空中公園だったので、当時大きな話題となったそうです。

2009年には公園の命名権をナイキ・ジャパンに売却し、有料公園の「宮下ナイキパーク」として改修する予定でしたが、アーティストや市民団体の反対にあい、改修工事は延期になっていました。

公園に住みついていたホームレスを強制退去させ、公共の場である公園をナイキの宣伝媒体として使用したことが反対の理由でした。

日本だけでなく世界各国でデモまで起こりましたが、結局改修工事は再開され2011年に公園はリニューアルオープンしました。

ただし、ナイキは命名権料を支払った上で、ナイキパークという名称は使用せず、「宮下公園」という名前が存続することに。

その後今回の宮下公園の整備プロジェクトによる公園閉鎖と同時に、ナイキ・ジャパンは命名権を途中解約しています。

そして、2014年に公募型プロポーザルによって、「三井不動産株式会社」が事業者に選定され、2018年に「MIYASHITA PARK」の工事が開始されました。

参考:以前の公園内のスポーツ施設の使用料や利用時間

ちなみに、公園内に設置されていたスポーツ施設の過去の利用料金は以下のようになっていました。

施設 使用料
フットサル場 4,000〜7,000円(1時間)
夜間照明使用料:30分250円
スケート場 一般:200円(2時間)
小中学生:100円(2時間)
クライミングウォール 一般:350円(2時間)
小中学生:200円(2時間)

利用時間は、9時〜22時。一時は節電のために18時までの営業となっていたようです。

併設ホテルsequence MIYASHITA PARKの概要について

MIYASHITA PARKに併設されるホテルは、三井不動産グループの新ホテルブランド「sequence(シークエンス)」です。

そして「sequence」の第一弾となるのが、「sequence MIYASHITA PARK(シークエンス ミヤシタパーク)」なのです!

他にも、京都五条と水道橋に「sequence」を開業予定ということです。

「sequence MIYASHITA PARK」の概要は以下のとおりになります。

ホテル名称 『sequence MIYASHITA PARK』(シークエンス ミヤシタパーク)
所在地 東京都渋谷区神宮前6丁目20番 他
付帯施設 ロビーラウンジカフェ、レストラン、ルーフトップバー&レストラン
電話 03-5468-6131
公式サイト URL https://www.sequencehotels.com/miyashita-park/
企画プロデュース・ レストラン運営 株式会社ウェルカム
設計・施工 株式会社竹中工務店
フロアデザイン 客室:Puddle Inc.
4階:SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd.
5階:TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO
18階:noiz architects
構造規模 鉄骨造、地上18階
客室数 240室
最大宿泊可能人数 499人
チェックイン 17:00~/チェックアウト ~14:00
開業日 2020年6月11日(木)
予約開始日 2020年1月28日(火)

sequence MIYASHITA PARKのフロア構成は?

sequence MIYASHITA PARKは地上18階建てのビルで、以下のようなフロア構成になっています。

階数 施設
18階 ルーフトップバー&レストラン
6〜17階 客室
5階 レストラン
4階 ロビーラウンジカフェ、ホテルレセプション

sequence MIYASHITA PARKの施設コンセプトは、「PARK MIND(パークマインド)」。

さまざまな人を優しく受け入れリラックスさせてくれる公園のように、自由に心地よく過ごせる空間と時間を提供することを目的としています。

客室は全部で240室で、下記のような部屋が用意されています。

  • Bunk Bed(バンクベッド)
  • Double(ダブル)
  • Medium Double(ミディアムダブル)
  • Queen(クィーン)
  • King(キング)
  • Junior Suite(ジュニアスイート)
  • Accessible Queen(アクセシブルクィーン)
  • Twin(ツイン)
  • Large twin(ラージツイン)
  • Suite(スイート)

バンクベッドは、2段ベッドのことを指します。2段ベッドがいくつか設置されていて、家族や友人数人と一部屋に滞在できます。

スイートは客室の最上階である17階に設置され、94㎡を超える広々とした空間です。渋谷の街を一望しながらラグジュアリーな時を過ごすことができます。

レストランやルーフトップバーは、宿泊者以外も利用できる開かれた空間です。

特にルーフトップバー&レストランは、世界と渋谷をつなげるエンターテイメントレストランということで、気になる施設です。

「いまから約100年前の日本が違うタイムラインを迎えたら、こんな世界が生まれたのではないか?」がコンセプトで、「非日常」が体験できるそうですよ!

新ホテルブランド「sequence(シークエンス)」とは?

三井不動産グループは、ラグジュアリークラス、ハイクラス、アッパーミドルクラスなどさまざまなホテルブランドを展開してきています。

しかしsequence(シークエンス)は、そのどれにも当てはまらない新しい滞在価値観を提供するホテルブランドです。

sequenceとは、「つながり、連鎖、一蓮の流れ、連続」という意味で、さまざまなヒト・モノ・コトが出会いつながる場所になるようにという願いが込められています。

ブランドロゴはsequenceの「s」をシンボル化したもの。互いに影響し合う2つの円で「やさしいつながり」を表現しています。

コンセプトは、「個性と個性がそれぞれのスタイルをお互いに受け入れ、やさしくつながることで文化が生まれる」ということをベースに、下記の3つを掲げています。

  • SMART(スマート)
  • OPEN(オープン)
  • CULTURE(カルチャー)

自分以外の個性に触れ受け入れることで新しい気づきが起こり、それによって新しい考えが浮かび体験につながる。

そのような「やさしくつながる」空間や体験を提供し、「自由な時間と、過ごし方」で楽しんでもらうホテルということです。

それでは、3つのコンセプトの詳細を紹介します。

SMART(スマート)

チェックイン、チェックアウトの時間が下記のように、一般的なものとは異なっています。

  • チェックイン:17時
  • チェックアウト:翌日14時

多くのホテルは午後早い時間にチェックイン、翌日10〜12時頃にチェックアウトという時間帯が多いと思います。

渋谷駅周辺でリゾート地のようなホテルの過ごし方をする人は少ないと思うので、上記のチェックイン・チェックアウトの時間帯はとても合理的ですね!

朝食も12時まで利用できる「エニータイムブレックファースト」なので、朝は遅くまでゆっくりと休むことができます。

また、チェックイン・チェックアウトは顔認証でキャッシュレス、カウンターで順番を待つ必要がありません。

OPEN(オープン)

sequence MIYASHITA PARKは、誰にでも開かれた空間です。1人でもグループでも心地よく過ごせる下記のような場所が用意されています。

  • ロビーラウンジカフェ
  • ルーフトップバー&レストラン

公園を見渡しながら、気持ち良い時間を過ごすことができます。

CULTURE(カルチャー)

地域のアーティストとホテルのゲストが触れ合う、さまざまな機会が提供されます。

例えば、

  • 街の歴史をモチーフとしたインテリアデザインやアートの展示会
  • アート関連のコミュニティイベント
  • 地酒や地元の食材を楽しめるフード系イベント

の開催を予定しているということです。

MIYASHITA PARKへ入居予定のテナント一覧

MIYASHITA PARKに入居予定のテナント情報はまだ発表されていません。

公開され次第、情報を更新していきます!

MIYASHITA PARKのアクセス情報(駐車場情報)について

MIYASHITA PARKは、渋谷と原宿の間の渋谷駅寄りに位置しています。最寄り駅は下記のとおりです。

徒歩時間や出口は、MIYASHITA PARKの一角に位置するホテル「sequence MIYASHITA PARK」までの情報になります。

路線 降車駅 出口 駅からの所要時間
東京メトロ 渋谷駅 B1出口 徒歩3分
JR 渋谷駅 ハチ公口 徒歩7分
東京メトロ 明治神宮前(原宿)駅 7番出口 徒歩8分

また駐車場は、北街区の地下と南街区の1階に設置され、駐車可能台数は下記となる予定です。

街区 駐車可能台数
北街区 バイク80台、車270台、自転車400台
南街区 車80台

MIYASHITA PARKのオープン時期は?

MIYASHITA PARKは、2020年の4月に竣工、2020年6月にオープンの予定です。

宮下公園が屋上公園化されたのが1964年の東京オリンピックの年で、今回の大改修工事もまた東京オリンピックの年ですね!

まとめ

宮下公園が開設されてから、67年。さまざまな改修や困難を経てここまで存続してきた公園が今回のプロジェクトで、また大きく生まれ変わります。

開業が東京オリンピックの年なので、地元の人だけでなく観光客でにぎわいそうですね!


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