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ニュージーランドワインの魅力に迫る!お酒ラバーなIT社長のおすすめベスト3!

   

エスクバレーカベルネ・ソーヴィニヨン

ニュージーランドワインに興味がありますか?それとももうかなり飲んでますか?

僕は、週に3本くらいはNZワインを飲んでます。お店でも飲むし、自宅でも飲みます。

NZのワインってすごくフルーツの香りが強くて、美味しいですよね。赤ならベリー系、白ならトロピカルフルーツ。でも一方で、複雑で上品な味わいの高級ワインもあったりと、その幅が広いのが特徴。

輸出量も年々増え、いまでは世界で年間70億NZドル(5,072億円)が消費されています。なんとアメリカのワイン輸入額では、フランス、イタリアについで第三位なんです。

代表的な品種は圧倒的な存在感を誇るソーヴィニヨン・ブランですが、他にもピノ・ノワールを始めとして様々な品種を使った高品質なワインが生み出されています。

そしてもちろん、日本への輸出も年々増え続けていて、さらに「包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定」(CPTPP)によって関税が完全に撤廃される見込みです。

そうなると、もし同じような品質なら、フランスのワインより安く飲めるNZワインの消費は更に伸び、よりスーパーやコンビニ等で見かける機会は増えるでしょう。

この記事では、NZワインにどっぷりハマって週に5本は空ける僕が、NZワインの魅力を語るとともに、おすすめワインを3つに絞ってご紹介します!

NZワインの魅力

まずは、「NZワインにちょっと興味出てきた」というあなたに、NZワインの魅力をお伝えします。させてください。

NZワインの魅力は、一言でいうなら「高品質なのにリーズナブル」なところでしょう。

もちろんソーヴィニヨン・ブランをはじめとする果実味溢れる白ワインや、ワイン造りに最適な気候や土壌を活かした複雑味溢れる赤ワインなど、個々に挙げるとなると絞りきれません。

それらが、例えば同じような品質の欧州ワインと比較して、安価に飲めるのは大きな魅力だと思います。決して安ワインではなく、「お値段以上」が手に入るワインです。

サトウ

先日自宅で飲んだ、クラウディ・ベイのピノ・ノワール(2001年)は本当に美味しかったです

クラウディ・ベイ

次に、NZを代表するワインを紹介しようと思いますが、ソムリエに聞いたところやっぱり「ソーヴィニヨン・ブランとピノでしょう」とのお言葉。

そこで、「NZといえばこれ」の白ワイン品種ソーヴィニヨン・ブランと、「実は高品質なものたくさん」な赤ワイン品種のピノ・ノワールについて紹介します。

「果実爆弾」とも言われるNZのソーヴィニヨン・ブラン

NZのワインは、この品種によって劇的に評価を高めました。

1985年に生産されたクラウディ・ベイのソーヴィニヨン・ブランが、世界で非常に高い評価を受けたのです。

パッションフルーツやトロピカルフルーツなどの果実の香りと、品種がもともと持つハーブなどの香りが絶妙に融合したもので、当時の概念を覆すようなワインでした。

この出来事から、世界のワインファンの間で「ニュージーランドワインって、なんかいいみたいだぞ・・・・!」という認識を持つようになったんですね。

ちなみにクラウディ・ベイは、なんとあの高級ブランド複合企業の「モエ・ヘネシー・ルイヴィトン」傘下なんです。すごい。

サトウ

だいたい3,000円くらいで買えるので、ちょっと贅沢したい時にちょうどいいですね!

そして、NZ国内のワイン収穫の、なんと75%程度がソーヴィニヨン・ブラン。だからこそ、

NZといえばソーヴィニヨン・ブラン

と言えるんですね。

NZで最初に飲むべきワインは、確実にこの品種といっていいでしょう。

僕はその年(当年産)に収穫されたソーヴィニヨン・ブランの、めっちゃくちゃ華やかな香りの大ファンです。インポーターは「ニュージーランドヌーボー」という名前で売り出してて、ほんとに楽しいワインです。

今年も絶対飲みます。

複雑で繊細なセントラル・オタゴのピノ・ノワール

生産量ではソーヴィニヨン・ブランに遠く及ばないものの、大きな存在感を放っているのが赤ワイン品種のピノ・ノワールです。

ピノ・ノワールと言えば、ロマネ・コンティのあるフランス・ブルゴーニュ。もう圧倒的なブランドを構築していて、100万円を超えるものもザラですよね。

サトウ

庶民には縁のないワインです涙

でもNZのピノ、とくに南島の産地「セントラル・オタゴ」や、北島のマーティンボロで生産されたピノは本当に高品質です。

セントラル・オタゴはNZの中で唯一の大陸性気候。西に非常に高い山脈があって雨雲を遮断してくれるのでとても乾燥していて、しかも1日の中の気温差が大きい。これはぶどう産地にとって重要な特徴です。

セントラル・オタゴのピノ・ノワールを一躍有名にしたのは、1997年に初リリースとなった「フェルトン・ロード」のワイン。世界の評論家からそんな高い評価を受け、一夜にして名声を手に入れたことからフェルトン・ロードは、「シンデレラワイン」とも呼ばれました。

またマーティンボロは、地質調査でその環境が、「フランス・ブルゴーニュ」と非常に近いことが判明。土地が狭いので大規模ワイナリーは進出しませんでしたが、小規模ワイナリーによる高品質なワインを生み出し続けています。

サトウ

ちなみにNZ最大の産地はマールボロ。生産割合はなんとNZのワインの75%程を占めます。ここはNZの中で「2番目にブルゴーニュに近い」土地とされましたが、マーティンボロと違い平野も多かったので、こちらに大規模ワイナリーが進出した、ということなんですねー。

マーティンボロにあるワイナリー「マーティンボロー・ヴィンヤード」のピノ・ノワールは、とても高評価を得ていて「スクリューキャップ(簡易的なねじ式のキャップ)のリシュブール(特級畑)」とも呼ばれています。

これらの味わいは複雑味をもった非常にエレガントなものが多くなりますが、一方で他の産地ではフルーティなものもあり、多様性があるのも面白いところ。

産地違いで飲み比べるのも楽しいと思いますよ。

日本のスーパーではなかなか見かけない

とても魅力的なNZのワインですが、まだまだ買えるところが少ないのが難点です。

都市部のスーパーでは稀に5〜10銘柄置いてあるところもありますが、僕が住んでいる名古屋市では、1本も置いてないところも。

これがチリやオーストラリアのものなら確実にありますよね。そして、NZワインはチリやオーストラリアのものと比べて安価なものが少ないのも、ちょっとハードルを高くしています。また、ワインショップでもやはりフランスのものに比べると圧倒的に数が少ないんですね。

サトウ

まだまだこれから、というところでしょうか

でもたとえば、名古屋駅のJRタカシマヤゲートタワーモールに入っているヨドバシカメラには、クラウディ・ベイのピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランが売っていましたし、少しずつ増えてきていると思います。

そして最近では、コンビニにもNZワインが置いてあります。

セブンイレブンには「KAPUKA(カープーカ)」という名前のソーヴィニヨン・ブランが、そしてファミリーマートには「MOANA BAY(モアナベイ)」というソーヴィニヨン・ブランがあります。

どちらも1,000円以下で買えて、少々雑味があるもののNZのソーヴィニヨン・ブランらしさは出せていると思います。

サトウ

ただ個人的にはこれらから入るのではなく、もう少しだけ高価格のものから入って、普段はこれらで楽しむのがいいと思います

お酒ラバーIT社長おすすめ!良コスパワインベスト3

さてここからは僕の独断と偏見で、NZの良コスパワインを3つ選んで紹介します。

サトウ

ワイン自体の経験はまだまだ浅いですが、NZワインはめっちゃ飲んでますので、参考にしてもらえると思います。

第3位 シャーウッド・エステート ストラタム ピノ・グリ

シャーウッドエステートストラタムピノ・グリ

僕が行きつけの飲み屋で、割と2杯目に飲みがちなワイン。

ちなみに1杯目はほとんどの場合、ソーヴィニヨン・ブランを飲みます

ソーヴィニヨン・ブランのさわやかさを味わったあとに飲むのがおすすめですね。

色は濃い目でとろっとしてそうな外観。香りはヨーグルトっぽさのある果実で、黄色い果実といった感じでしょうか。程よい酸味が特徴で、すごく美味しいです。

市販は2,000円ほど。程よい価格感ですね。

塩ベースで味付けをした鶏肉や豚肉はもちろん、クリーム系の料理もいいですよね。日本食だと焼き鳥の塩もいいでしょうねえ。

サトウ

いま食べたく、そして飲みたくなってきました笑

楽天市場

第2位 VILLA MARIA ソーヴィニヨン・ブラン

ヴィラマリア ソーヴィニヨン・ブラン

第2位は、NZの誇る大規模ワイナリー「VILLA MARIA(ヴィラマリア)」のソーヴィニヨン・ブラン。

このワイナリーはさすがに大規模なだけあって、いつ飲んでも安定しておいしいですね。僕の家の最寄りのスーパーにもありますし、価格帯もいくつかよういされているので、試しやすいのも魅力。

「ザ・NZのソーヴィニヨン・ブラン」という味わいなので、最初に買うNZワインとしてもすごくおすすめです。価格も1500円ほどで買えますしね。

サトウ

NZのSB独特なチオールの香りが特徴的で、きっと気にいると思います。

楽天市場

第1位 クラウディ・ベイ ピノ・ノワール

クラウディ・ベイ

第1位は、僕が本当に感動したワイン、クラウディ・ベイのピノ・ノワール。

僕が買ったのは2001年ヴィンテージなので、かなり熟成が進んでいたと思われます。

複雑味と優しさ、そして果実を感じさせるめちゃくちゃ上品なワインでした。

さすがに2001年のものはかなり高かったのですが、最近のヴィンテージのものなら4,000円前後なので、ちょっと贅沢したい時にいいワインだと思います。

価格よりは確実に満足感が得られるでしょう。

サトウ

いつかまた2001年のものを買いたいけど、出会えるかな。。。

楽天市場

数少ないニュージーランドワインの情報源はこちら!

さて、この記事ではNZワインの魅力と、僕が独断と偏見で選んだ3本をご紹介しました。

もしNZワインに興味があるなら、下のサイトで情報を得ていくと、さらに楽しめると思います。

ニュージーランドワインラバーズ

かなり詳しくNZワインについて紹介してくれているサイト。

実際にお店を経営するオーナーソムリエさんを中心に面白くて読みやすい記事を更新してくれています。

ニュージーランドワインラバーズ

サザンクロス

NZワイン専門の輸入業者さん。めちゃくちゃ詳しい解説がおおいので、少しレベルが上ったら読みたいサイトですね。

気になるのはNZワインフライトという、3回シリーズの定期購入プログラム。

こんど試してみようと思います。

サザンクロス

エノテカ

名門SILENIを輸入・販売している会社。大きなデパートやアウトレットモールなどにも出店しているので、目にする機会も多いはず。

エノテカ株式会社

オンラインショップもあります。

エノテカ・オンライン


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