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東京駅八重洲口が生まれ変わる!2022年8月末、大型複合施設誕生!再開発の全貌は?

   

2022年夏頃、東京駅に隣接する中央区八重洲に新しい商業施設がオープンする予定です!

東京駅の周りでも丸の内エリアと違って八重洲エリアはあまり開発が進んでいなかったのですが、とうとう大規模な開発が行われます。

その計画は「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」と呼ばれるもので、商業施設の他にもオフィス・ホテル・バスターミナル・交流施設・小学校という多種多様な施設が入居予定です。

この記事では、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の開業日や入居テナント、アクセス情報などについて紹介します。

施設概要について

まずは、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の施設の概要を紹介します。

事業名:八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業
施行者:八重洲二丁目北地区市街地再開発組合
所在地:東京都中央区八重洲二丁目地内 他
区域面積:約1.5ha
敷地面積:13,433m²
延床面積:289,750m²
階数:A-1街区:地上45階、地下4階
A-2街区:地上7階、地下2階
最高高さ:A-1街区:約240m
A-2街区:約41m
総事業費:2398億円予定

敷地は1.3ヘクタール、地上45階なので、かなり大型の複合施設ですね!

アクセス情報

「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、東京駅に隣接しているため、交通の便はとても良いです。

例えば、JR・地下鉄丸ノ内線・地下鉄銀座線からであれば駅から施設まで「直結」です!

施設周辺の駅と施設までの徒歩での所要時間を、一覧で載せておきますね。

  • JR「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由)
  • 東京メトロ丸の内線「東京」駅 地下直結(八重洲地下街経由)
  • 東京メトロ銀座線「京橋」駅 直結(地下1階から)
  • 東京メトロ東西線、銀座線、都営浅草線「日本橋」駅 徒歩6分

設計や施工はどこが行っている?

「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の建築主は、「八重洲二丁目北地区市街地再開発組合」で、他にもいくつかの企業が関わっていますが、メインは「株式会社竹中工務店」と「日本設計」です。

竹中工務店は解体工事から始まり実施設計、日本設計は基本設計・実施設計・監理者で業務を請け負っています。

他には、事業協力者で「三井不動産」、コンサルタントで「都市ぷろ計画事務所」が関わっています。

ちなみに、このプロジェクトは2018年12月3日に着工されました。

日本初!外装デザインは有名建築家の「Pickard Chilton」

施設のマスターアーキテクトは、世界的に有名なアメリカの建築家であるPickard Chilton(ピカード・チルトン)

ピカード・チルトン氏の代表的な作品は下記です。

最近では、「品川開発プロジェクト」の建築デザインも担当しています。

ピカード・チルトン氏の作品は下記の公式サイトでも見ることができます。

https://www.pickardchilton.com/

施設のコンセプト

複合施設のコンセプトは「Billowing Sail」。マスターアーキテクトのピカード・チルトン氏が設定したコンセプトです。

直訳すると、Billowingは「波状にうねる、大きくうねる」、sailは「(船の)帆、帆船、航海」となります。

複合施設は外堀通りに面しているのですが、この外堀通りが江戸城の外堀で水路だったという背景から、このコンセプトの着想を得たということです。

現代的で洗練されたイメージの建築デザインです。

どんな施設が入居予定?テナントは?

「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」の複合施設には、幅広い種類の施設が入居予定です。

街区は2つに分かれていて、それぞれ下記のような施設が入ります。

  • A-1街区:事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場 等
  • A-2街区:事務所、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅 等

店舗やホテルだけでなく、バスターミナルや小学校まである複合施設は珍しいですね。

入居予定のテナント一覧はまだ公表されていませんが、下記のような施設が入居予定です。

  • ブルガリホテル
  • 中央区立城東小学校

施設が発表され次第、情報を追加していきます。

フロア構成は?

ビルはA-1街区とA-2街区で2棟あり、下記のような階数になっています。

  • A-1街区:地上45階、地下4階
  • A-2街区:地上7階、地下2階

ビルの最上階から順番に紹介していきます。

ホテル

40〜45階には高級ホテルである「ブルガリホテル」が入居。客室数は98室予定。ブルガリホテルズ&リゾーツの日本初進出になります。

オフィス

7階〜38階。東京駅周辺で最大級のフロア面積で、1,200坪あります。

交流施設など

4階〜5階。ビジネス交流やサポートを行なう施設が入居予定。5階には東京駅が一望できるテラスが設置されます。また、A-2街区の2階〜3階には子育て支援施設(認定こども園)が入居予定。

商業施設

地下1階〜3階。ビル内で働いている人、八重洲エリアに訪れた人、国内外の観光者が交流できるような施設になるということ。

小学校

A1棟低層部。再開発区域内にあった「中央区立城東小学校」が入居。

バスターミナル

地下2階。東京駅周辺のあちこちの歩道上にある高速バスの停留所が集約されます。国際空港や地方行きの高速バスの発着場所として大規模なバスターミナルとなる予定です。隣接する八重洲二丁目中地区のバスターミナルへ地下2階から移動できます。

災害時の設備や電力供給源について

施設の内外には電気と熱を供給する「エネルギーセンター」が設置されています。

そのため、環境に優しく災害時にも電気や熱を供給できるという特徴を持っています。

災害時に帰宅が困難になった人のための一時滞在施設や防災備蓄庫、防災トイレも設置されてあり、万が一の状況に対応できる体制も整っています。

オープン時期は?

オープンは2022年8月末の予定!ちなみに「ブルガリホテル東京」だけは2022年末のオープン予定です。

まとめ

「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」は、東京の玄関口とも言える「東京駅」に隣接する複合施設。このプロジェクトは、国際力強化の一環としての位置付けもあるようです。

かなりの大型施設なので、どのようなテナントが入るのか楽しみですね。

新しい情報が発表された時は、随時この記事を更新していきますので、またしばらくしてチェックしてみてくださいね。


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