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新宿TOKYU MILANO再開発計画2022年竣工予定!テナントは?超高層ビルの全貌をチェック!

      2020/06/05

新宿のど真ん中、歌舞伎町一丁目に超高層ビルが誕生します!

歌舞伎町1丁目にあったミラノ座の跡地では現在、「新宿 TOKYU MILANO 再開発計画」という計画が進められており、2022年度に高さ約225mという超高層ビルが建設される予定です。

新宿区内では都庁(243.4m)新宿パークタワー(235m)新宿三井ビルディング(225m)に続いて、4番目の高さになる見通しです。

歌舞伎町にどんなビルが建設されるのか、ここではその全貌を詳しくお伝えしてきたいと思います!

どんなビルができるの?

計画を手がけるのは

  • (株)東急レクリエーション
  • (株)ソニー・ミュージックエンタテインメント
  • 東京急行電鉄(株)

の三社による合弁会社「株式会社 TST エンタテイメント」です。

用途としては宿泊施設、映画館やライブハウスなどのエンターテイメント施設、店舗、駐車場が予定されています。

※現在検討中の案なので変更になる可能性があります。

 

オープンはいつ?

2019年8月に着工し、2022年度に完成予定です。

正確な日にちは分かり次第追記します。

 

計画概要について

場所は?

建設予定地は、「新宿ミラノ座」の跡地です。

「新宿ミラノ座」は2014年に閉館するまで58年もの長い間、新宿で映画を提供し続けてきた老舗の映画館でした。

所在地 東京都新宿区歌舞伎町一丁目 29番
電話番号 未公開

 

まちの中心であるシネシティ広場の正面で、新宿駅~大久保エリアを結ぶ西武新宿駅前通り沿いですね。

規模は?

  • 敷地面積 約4,600㎡
  • 延床面積 約85,800㎡(約69,000㎡)
  • 駐車場 自動車:約260台
  • 駐輪場 自転車:約165台
  • 階数 地上48階・地下5階・塔屋1階
  • 高さ 約225m

狭い敷地の多い繁華街の中で、新宿東宝ビルの敷地に次ぐエリア最大級の敷地になります。

このエリアでこの敷地面積は貴重な規模といえます。

テナントは?

テナントの詳細はまだ発表されていませんが、ビルの構成は次のようになっています。

地下1〜4階 約1500人収容するライブホール
1~2階 バスターミナルと自由通路
6〜8階 約850人を収容できる劇場
9〜12階 8スクリーンの映画館
13階まで 商業施設
13階〜40階 ホテル
13階・40階 レストラン街など

詳しいテナント情報はわかり次第追記していきます。

是非チェックしてみてください!

複合エンターテインメント施設について

次に、映画館、劇場、ライブホールの複合エンターテインメント施設について見ていきたいと思います。

こちらが施設のイメージ図です。

共同出資した会社の一つ、ソニー・ミュージックエンタテインメントは音楽やアニメーションなど、幅広いジャンルのコンテンツを開発・提供しています。

国内外のホールをネットワーク化し運営するノウハウを持つ企業でもあり、その力を発揮してくれるでしょう。

また、近年東京都内では劇場の閉鎖が相次いでいますよね。

そんな中、誕生するこの複合エンターテインメント施設。

利便性の優れた歴史ある繁華街、ここ歌舞伎町の中心にできるとあって話題性も抜群です。

期待が高まりますね!

 

シネシティ広場について

続いて、シネシティ広場を見ていきたいと思います。

※屋外劇場的都市空間の形成イメージ(イベント時)

シネシティ広場に面した屋外ビジョン、及び屋外ステージが整備されます。

シネシティ広場と施設の一体感がありますよね。

開放的かつにぎわった空間になりそうです!

 

宿泊施設について

次に宿泊施設について、見ていきます。

客室の延床面積は約33,000㎡。

ビジネスホテルが中心の歌舞伎町エリアですが、この宿泊施設ではグローバルツーリストの多様な滞在ニーズに対応することに取り組んでいます。

また、アーティストや地域との連携等により、東京・歌舞伎町の文化を体験できる機能を導入することも予定されています。

具体的には、

  • 客室の壁面や廊下等にアート装飾を施す
  • アーティストと連携したアメニティ等の作成
  • アーティストの販売・制作作品を展示

などが挙げられます。

客室イメージはこちらです。

ミドル(約20㎡)

アッパーミドル(約30㎡)

ハイエンド(約50㎡)

バリエーション豊かな客室ですね。

S8編集部

お値段も気になるところです!

また、13階・40階に開業を予定しているレストランの、そのイメージは「まちの社交場」です。

イメージ図を見ると、レストランのデッキにステージが設けられているのがわかります。

展望もよく、吹き抜けの感じがオシャレですね!

歌舞伎町の持つポテンシャルについて

歌舞伎町は多様な人を受け入れる、都内有数の観光拠点でもあります。

世界一の乗降客数を誇る新宿駅に近く、新宿・大久保エリアは外国人観光客の訪問率も都内トップクラス。

世界的旅行ガイドブック「Lonely planet」にて「Tokyo’s Top 16」の1 つに取り上げられる等、海外にも発信されています。

そしていま、国は観光を基幹産業にしようと力をいれてます。

外国人旅行者数の目標を2020年には4,000万人、2030年には6,000万人とし、世界が訪れたくなる日本へとビジョンを描いています。

また歌舞伎町は、歴史ある小規模のライブハウス・劇場等で多様なカウンターカルチャーが育まれた地でもあり、現在もまちなかアート・音楽フェスティバル等が展開し、来街者も増加しています。

「エンターテインメントを産業構造の中核に据えたまちづくり」の歴史があり、観光・文化の面でも今回のビル建設計画がもたらす影響力は大きいといえるでしょう。

 

ビル開発が果たす役割

このビル開発の役割・主旨についても少し触れていたいと思います。

「世界のエンターテイメントシティ歌舞伎町」へ

本開発において掲げられた役割、それは

歌舞伎町の拠点性・文化発信力の更なる充実、強化により「世界のエンターテイメントシティ歌舞伎町」へ

日本のみならず、海外の観光客を対象にしたコンセプトが伝わって来ますね。

まちの核となる新たな都市観光拠点の創出

ホテル・ライブハウスなど

様々な滞在・交流機能及びエンターテインメント機能をエリア内最大規模で導入することにより、歌舞伎町の集客力をさらに強化していきます。

シネシティ広場

シネシティ広場と施設(ビジョン、ステージ)が一体となった「屋外劇場的都市空間」を形成することで、エリアマネジメントを実施、歌舞伎町のにぎわいを新しくつくり出す役割を果たします。

※エリアマネジメントとは…民間が主体となって、まちづくりや地域経営(マネジメント)を積極的に行う取組みのことです。

 

まちの回遊性とにぎわいを創出する都市観光インフラの整備

また、歌舞伎町へのアクセスの改善も計画されています。

具体的には

  • 羽田空港から歌舞伎町へダイレクトにつながる空港連絡バスルートの形成
  • 新宿職安前交差点の改良をして十字路の交差点に
  • 1階にバス乗車場を整備

などです。

また、歩行者ネットワークの強化も取り組まれています。

その上で西武新宿駅前通りを、次のようにリニューアルする計画もされています。

  • 街路灯の改修
  • 表層の美装化
  • 車道を嵩上げしセミフラット化
  • 植栽堂の再配置
  • 景観に配慮した横断防止柵・ボラードの設置

歌舞伎町の回遊性の強化をし、計画地周辺の道路をリニューアルすることで、更に良好な観光ルートの形成を目指しています。

まとめ

飲食店や風俗店が密集する新宿・歌舞伎町。

日本最大規模を誇る繁華街・歌舞伎町に、さらなる発展・賑わいが期待されますね!

集客効果も同様に期待されると思います。

多様な大衆娯楽文化を世界に発信するステージとなる劇場、ライブホール、映画館の複合エンターテインメント施設、さらに宿泊施設を兼ね備えた超高層複合ビルの誕生。

なかなかこんな超高層複合ビルはないと思います。

2022年の完成が本当に待ち遠しいですね!


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