大阪梅田ツインタワーズ・サウス2022年春開業!阪神百貨店が阪神梅田本店に!テナントは?
大阪府大阪市北区梅田にて「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」のⅡ期工事が進行中です。オープンは2022年春の予定!
ここは、大阪の中心である梅田の中でも一等地にあたり、日本の有数のビジネスエリアとして発展している場所でもあります。
このような好立地に建設されているオフィスビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」はどのようなビルになるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
また大阪梅田ツインタワーズ・サウス内には、百貨店「阪神梅田本店」も入居し、2021年秋にグランドオープンする予定です。
この記事では、大阪梅田ツインタワーズ・サウスの施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介していきます!
施設概要について
それではまず施設概要についてみていきましょう。
施設名称 | 大阪梅田 ツインタワーズ・サウス |
所在地 | 大阪市北区 梅田1丁目1番地 (地番表示) |
事業主 | 阪神電気鉄道株式会社 阪急電鉄株式会社 |
事業主 代行 |
阪急阪神不動産株式会社 |
基本設計 | 株式会社日本設計 |
設計 施工 |
株式会社竹中工務店 |
階数 | 地下3階 地上38階建 |
敷地面積 | 約12,200㎡ |
延床面積 | 約260,000㎡ |
高さ | 約190m |
構造 | 鉄骨造 (地下部: 鉄骨鉄筋コンクリート造) |
竣工 | 2022年春 全体竣工(予定) |
阪神グループによるビル建設プロジェクトで、地上38階という超高層ビルになります!
オフィスの概要
オフィスの概要は下記のようになっています。
基準階1フロア 貸室面積 |
約3,500㎡ |
天井高 | 2,900mm |
OAフロア | 100mm (床荷重300㎏/㎡) |
床荷重 | 500㎏/㎡ (ヘビーデューティー ゾーン1,000㎏/㎡) |
セキュリティ | 想定テナント区画ごとに カードリーダー標準装備 |
1フロア貸付面積は約3,500㎡で、西日本の中でも最大級を誇るオフィスとなる予定です。
ブランドコンセプト(施設コンセプト) は?
大阪梅田ツインタワーズ・サウスのコンセプトは、
- つながる梅田の中心
- おもてなしサービスのあふれるビル
- ウェルビーイングを実感
の3つで構成されています。
大阪梅田ツインタワーズ・サウスで働く人、一人一人が快適に過ごせるようなオフィス環境を作ることが目的となっています。
施設のイメージは?
大阪梅田ツインタワーズ・サウスは全面ガラス張りの近代的なデザインの建物です。
低中層部の屋上には屋上庭園が設置され、自然と触れ合いながらリラックスできるスペースも設けられています。
フロア構成は?
大阪梅田ツインタワーズ・サウスは地下3階、地上38階建てのビルです。フロア構成は以下のようになっています。
階数 | 用途 |
---|---|
11階 〜38階 |
オフィスゾーン |
12階 | 屋上広場 オフィスワーカー 専用フロア「WELLCO」 |
11階 | カンファレンスゾーン 「梅田サウスホール」 オフィスロビー |
地下2階 〜9階 |
百貨店ゾーン |
地下3階 | 駐車場 |
オフィスエントランスは地下1階と1階に設置されます。
それではぞれぞれのフロアについて紹介します。
オフィスゾーン
高層階(11階〜38階)には1フロア当たり貸室面積約3,500㎡のオフィス空間が整備されます。
必要に応じて柔軟なオフィスレイアウトができる造りになっています。
自然換気システムやLED照明を取り入れることで環境にも配慮し、エレベーターでのカードリーダー使用などでセキュリティも強化されています。
また最新の制振構造の採用や津波対策、非常時の地下水利用システムなどで防災機能も充実しています。
屋上広場
12階には屋上広場が設置されます。約1,000㎡の広々とした空間で多くの緑が配置されているので、休憩にぴったりのスペースです。
ビル内で働く人だけでなく、来訪者も利用することができます。また災害時には、一時避難スペースとして利用される予定です。
オフィスワーカー専用フロア「WELLCO(ウエルコ)」
12階には屋上広場に加えてオフィスワーカー専用フロア「WELLCO(ウエルコ)」が配置されます。
顧客との商談、ビル内で働く人同士の交流の場、コワーキングスペースなど、必要に応じてさまざまな活用法ができるスペースです。
フロア内にはオフィスコンシェルジュが駐在し、ビル内で働く人の健康や利便性の向上に貢献します。
またカフェでは栄養士が監修した体に良いランチや飲み物を販売。
弁当などの持ち込みも大丈夫なので、すべてのワーカーのスタイルにあわせて利用できるようになっています。
夜はパーティーや懇親会などの貸し切り利用もできるということです。
さらに眺めの良いフィットネスも完備。シャワーやロッカーも整備されるので、会社帰りに気軽に立ち寄って運動不足を解消することができます。
カンファレンスゾーン「梅田サウスホール」
11階には約4,000㎡のカンファレンスゾーン「梅田サウスホール」が配置。梅田エリアのビジネスの活性化や国際競争力を高めるために活用される予定です。
ゾーン内には大小2つの多目的ホールとホワイエが配置され、1,000人以上収容可能です。
また作業に集中したい時に便利なパーソナルワークスペースやミーティング・セミナーに活用できる貸し会議室も配置されます。
災害時には、帰宅困難者の一時滞在スペースとしても利用されます。
オフィスロビー
11階にはオフィスロビーが設置されます。オフィス専用のエレベーターにはオフィスロビーで乗り換えることができます。
オフィスロビーはギャラリーなどとしても利用され、来訪者にも開放されます。
百貨店ゾーン
地下2階〜9階には阪神百貨店が「阪神梅田本店」として生まれ変わり、移転オープンします。
こちらは、2018年よりⅠ期として部分的に開業していましたが、2021年秋に全面開業する予定です。
阪神梅田本店は品揃えの充実や快適な環境にこだわっており、一等地にふさわしい存在感のある百貨店を目指すということです。
またライフスタイルに関するさまざまなイベントも行われる予定です。
駐車場・駐輪場
地下3階は駐車場、地下2階は駐輪場となっています。1階のオフィスエントランスと地下3階には車寄せが設置されます。
また大阪駅前南エリアと各ビルの駐車場をつなげる「ダイヤモンド地下ネットワーク駐車場」と直結します!
周辺環境の整備について
大阪梅田ツインタワーズ・サウスの建設とともに、
- 地下
- 地上
- デッキレベル
の3層歩行者ネットワークが整備され、歩行者の利便性や快適性が向上する予定です。
これらにあわせて阪神大阪梅田駅の改良工事も行われます。
地下
地下の歩行者空間の整備内容は下記のようになっています。
- 大阪駅前の地下道の幅を広くする
- プロジェクト地周辺のバリアフリー化
- プロジェクト地周辺の地下道の整備
地上
地上の歩行者空間の整備内容は下記のようになっています。
- プロジェクト地周辺の歩道を広くする
- 歩道の美装化と日常維持管理
- プロジェクト地西側の敷地内広場の整備
デッキレベル
デッキレベルの歩行者空間の整備内容は下記のようになっています。
- 梅田新歩道橋の美装化と耐震性の向上
- プロジェクト地内通路(2階)の整備
入居予定のテナント一覧
大阪梅田ツインタワーズ・サウスに入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。
発表され次第、情報を更新していきます!
アクセス・駐車場情報について
大阪梅田ツインタワーズ・サウスは梅田の一等地に位置しており、アクセスは良好です。
最寄り駅は下記のとおりになります。
- 阪急「大阪梅田」駅より徒歩7分
- 阪神「大阪梅田」駅より徒歩1分
- 大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅より徒歩1分
- 大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅より徒歩3分
- 大阪メトロ谷町線「東梅田」駅より徒歩2分
- JR「大阪」駅より徒歩3分
- JR「北新地」駅より徒歩4分
各電車や地下鉄から簡単にアクセスすることができます!
主要エリアへのアクセス時間
大阪梅田ツインタワーズ・サウスから各主要エリアへのアクセス時間は下記の通りです。
電車利用時
電車を利用してアクセスした場合の所要時間です。
- 新大阪へ約4分
- 京都へ約30分
- 神戸へ約20分
空港バス利用時
空港バスを利用してアクセスした場合の所要時間です。
- 関西国際空港へ約50分
- 大阪国際空港へ約30分
オープン時期は?
大阪梅田ツインタワーズ・サウスは2022年春、全体開業の予定です!
計画地に以前あったビルの歴史や大阪梅田ツインタワーズ・サウスの工事のスケジュールは下記のようになっています。
1941年 | 大阪神ビルディング着工 |
1958年 | 大阪神ビルディング 第Ⅱ期増築 |
1962年 | 新阪急ビル竣工 |
1963年 | 大阪神ビルディング 第Ⅲ期増築 |
2014年 | Ⅰ期工事着工 |
2018年4月 | Ⅰ期工事竣工 (新阪急ビル、 大阪神ビルディング東側部分) Ⅱ期工事着工 |
2021年秋 | Ⅱ期工事竣工 |
2022年春 | 全体竣工・ オフィス開業(予定) |
増築や改装を繰り返しながら進化してきたビルであることが分かりますね!
まとめ
この記事では、大阪梅田ツインタワーズ・サウスの施設概要、施設コンセプト、オープン時期、フロア構成などを紹介しました。
大阪梅田ツインタワーズ・サウス内に新しくなってオープンする「阪神梅田本店」は、阪神百貨店の約90%の売り上げを稼ぎ出すと言われる主要店舗。
阪神百貨店が力を入れていることを間違いないので、新しく生まれ変わった阪神梅田本店がどのような店舗構成やデザインになるのか楽しみですね!
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