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ミッドライズタワー多治見2022年秋竣工!商業施設や呉竹荘グループのホテルが入居!テナントは?

   

岐阜県多治見市本町にてマンション「ミッドライズタワー多治見」を含む「多治見駅南地区再開発事業」が進行中!

多治見駅南地区は「多治見駅周辺都市整備構想」の中で駅前顔づくりエリアとして位置づけられており、そこにマンションや商業施設、金融機関などのサービス施設が入居予定です。

この開発事業では、生活に必要となる機能だけでなく、プラスアルファの楽しみが生まれるようなまちづくりが進められています。

この記事では、多治見駅南地区再開発の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

多治見駅南地区再開発事業・事業(施設)概要について

それではまず、多治見駅南地区再開発事業の事業(施設)概要を紹介します。

事業名称 多治見駅南地区
第一種市街地
再開発事業
事業主 多治見駅南地区
市街地再開発組合
所在地 岐阜県多治見市
本町1丁目122番
敷地面積 約15,300㎡
建築面積 約9,100㎡
延床面積 約48,100㎡
建物構造 商業業務棟:地上3階
住宅棟:地上29階
駐車場棟:5層
宿泊施設棟:地上14階
用途 集合住宅
ホテル
店舗
設計・監理 株式会社大建設計
名古屋事務所
特定建設者 株式会社呉竹荘
商業
コンサルタント
株式会社
オーク計画研究所
事業推進
コンサルタント
株式会社
都市問題経営研究所
再開発組合顧問 株式会社
再開発研究所
事業費 約190億円

敷地面積は約15,000㎡と広大で、岐阜県内最大級の商業・住宅一体再開発プロジェクトとなっています。

施設のイメージは?

多治見駅南地区再開発施設は、白、黒、茶色などの落ち着いた色がベースのシックなデザインです。

エリアには広場も多く、開放感や自然を感じることができる造りになっています。

住宅棟は地上29階という高層マンションで存在感があり、今後多治見駅前の象徴的な建物となっていきそうです。

そのマンションにはガラス素材が多く使用されているので、重厚感がありつつも圧迫感のない、凛とした軽やかさも感じさせてくれます。

エリア内の構成は?

多治見駅南地区再開発の施設は、

  • 駐車場棟
  • 宿泊施設棟
  • 商業業務棟
  • 住宅棟

と、4つの棟で構成されています。

各棟の床面積は、下記のようになっています。

棟名 床面積
商業業務棟 約10,770㎡
住宅棟 約23,030㎡
駐車場棟 約14,250㎡
宿泊施設棟 約3,800㎡

住宅棟の横には、緑がいっぱいの「こもれび広場」が設けられるようです。

それでは各棟のフロア構成をみていきましょう。

駐車場棟

駐車場棟のフロア構成は以下のとおりです。

階数 用途
屋上 駐車場
2階〜5階 駐車場
1階 駐車場
駐輪場

駐車場は自走式で、1階には駐輪場も設けられるようです。

また駐車棟の駐車スペースの一部は、分譲マンション用として利用されるということです。

宿泊施設棟

宿泊棟のフロア構成は以下のとおりです。

階数 用途
屋上 屋外機械置場
2階〜14階 客室
1階 ロビー

宿泊施設棟には。呉竹荘が運営する「くれたけプレミアム多治見駅前(仮称)」が入居予定。

建物全体が宿泊施設専用に設計されており、テナントの入居予定は今のところありません。

商業業務棟

商業業務棟のフロア構成は以下のとおりです。

階数 用途
屋上 屋外機械置場
3階 商業施設
業務施設
うるおい広場
2階 商業施設
業務施設
風除室
デッキ広場
1階 商業施設
業務施設
防災センター

2階の平面図

2階には歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)が設置されていて、JR多治見駅から各棟へ便利に移動することができます。

またデッキ広場には緑も配置され、交通機関を利用して移動した後にひと息つける場所となりそうです。

3階の平面図

3階にはうるおい広場が設けられます。デッキ広場よりもさらに多くの緑が配置され面積も広いようですね。

お買い物の合間やお買い物後に休憩するのにぴったりの場所です。

商業施設のコンセプト

多治見駅南地区再開発の商業施設のコンセプトは、「ワンストップエンジョイタウン」。おしゃれが楽しめ、家族や友だちと楽しく過ごせる便利な商業施設です。

地域の人々の生活の利便性を向上させるとともに、百貨店のように魅力的でおしゃれなライフスタイルを提案してくれる施設になるそうです。時間と費用をかけて都心まで行かずとも、百貨店に入居しているようなブランド品を見て購入することができるのは良いですね!

また金融機関などのサービス機能も充実させることで、暮らしがもっと便利になるということ。

主婦や子ども、お年寄りや学生、交通機関の利用者、オフィスワーカーなど、この地を行き交う人々の多様性によって、まち自体が楽しいものとなりそうです。

住宅棟

住宅棟にはフージャースコーポレーションが運営する「ミッドライズタワー多治見」が入居します!

フロア構成は以下のとおりです。

階数 用途
屋上 機械室
ホバリングスペース
3階〜29階 住宅
1階〜2階 住宅エントランス
トランクルーム
借用電気室
屋内バイク置場
など

屋上にある「ホバリングスペース」とは、「火災などの災害活動時に建物の屋上で消防ヘリコプターなどがホバリングできる場所」のこと。

ヘリポートと違い、ホバリングスペース(緊急救助用スペース)には、離着陸することはできません。そのため、上空にとどまるホバリングによって災害活動を行うのです。

消防庁は各自治体に対して、

  • 高さ100mを超える高層ビルには緊急離着陸場の推進指導
  • 高さ31m超100m未満のビルには緊急離着陸場または緊急救助用スペースを設置

を行うとする基準を設けています。

マンションは「ミッドライズタワー多治見」が入居

住宅棟には株式会社フージャスコーポレーションが運営する分譲マンション「ミッドライズタワー多治見」が入居します。

こちらのマンションは、岐阜県初の超高層タワーレジデンスで、岐阜県で初めて内廊下設計が採用されました。そして、JR多治見駅や再開発の商業施設ともペデストリアンデッキ(歩行者デッキ)で直結しているため、アクセスも良好です。

共用部には、

  • オーナーズラウンジ
  • ゲストルーム
  • 内廊下
  • 車寄せキャノピー
  • 各階専用ゴミ置場
  • スカイテラス
  • フロントサービス

などが配置され、ラグジュアリー感を感じられます。

「キャノピー」とは、日よけ・雨よけの目的で建物出入り口の上部などに差し掛けられた屋根のこと。車寄せキャノピーは、自動車の乗り降りに使える屋根付きのスペースです。

間取りは47.25㎡〜129.31㎡とさまざまなプランが用意されています。プレミアムプラン(Lタイプ:4LDK、100㎡超)はすでに完売になっています!

ミッドライズタワー多治見の施設概要は下記のとおりになります。

所在地 岐阜県多治見市
本町一丁目122番
敷地面積 15,325.53㎡
建築面積 1,144.67㎡
建築
延床面積
23,448.21㎡
構造
規模
鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造
地上29階建
免震構造
総戸数 住戸225戸
(他に管理事務室1戸、
集会室、ゲストルーム2戸、
トランクルーム)
駐車場 225台
バイク置場 6台
(月額使用料:3,000円)
バイク置場
(小)
15台
(月額使用料:2,500円)
自転車置場 敷地内225台
(月額使用料:250円~750円)
竣工予定時期 2022年10月下旬(予定)
入居予定時期 2022年12月下旬(予定)
設計・監理 株式会社大建設計
名古屋事務所
施工 株式会社奥村組
名古屋支店
管理会社 株式会社
フージャースリビングサービス
売主 株式会社フージャースコーポレーション
旭化成不動産レジデンス株式会社
販売代理 株式会社フージャースコーポレーション

タワーマンションは、「耐震構造」「制振構造」「免震構造」がありますが、ミッドライズタワー多治見には、その3つの中で最も揺れを吸収し建物の損傷が少ない「免震構造」が採用されています。

ホテルには、くれたけプレミアム多治見駅前(仮称)が入居

宿泊棟には株式会社呉竹荘が運営する「くれたけプレミアム多治見駅前(仮称)」が入居します。

呉竹荘は1948年に割烹料理店から始まった事業。「土地・人・想い 共に生きる」をコンセプトにおもてなしの心を受け継いできています。

もともと割烹料理屋さんであったということもあり、特に「食でのおもてなし」に力を入れており、地元の厳選した食材を真心を込めて料理しているそうです。

呉竹荘は「ホテル呉竹荘」「くれたけイン」「くれたけインプレミアム」など、さまざまなホテルブランドを展開しています。

今回のホテルの場合、仮称ではありますが「プレミアム」という名前がついているので、呉竹荘グループの中でもラグジュアリーな部類のホテルになりそうです。

施設概要は以下のとおりです。

建設地 多治見市音羽町2
敷地面積 725㎡
建築面積 294㎡
延べ面積 3,801㎡
構造 鉄筋コンクリート造
階数 14階建
客室数 171室
基本設計 あい設計名古屋支社

入居予定のテナント一覧

多治見駅南地区再開発に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

アクセス情報(駐車場情報)について

多治見駅南地区再開発地は、岐阜県東濃地方多治見市に位置しています。電車や車でアクセスすることが可能です。

電車でアクセスする場合

電車でアクセスする場合の最寄り駅は、

JR中央線・太多線 多治見駅

です。駅から施設までは徒歩約2分です。

商業施設の2階とJR多治見駅はペデストリアンデッキで直結しています!

東京・大阪・名古屋から「多治見駅」までの所要時間は下記のとおりです。

  • 東海道新幹線:東京→名古屋(約1時間45分)
  • 東海道新幹線:新大阪→名古屋(約50分)
  • 中央本線:名古屋→多治見(快速約35分)

名古屋からは、短時間でアクセスすることができますね!

車でアクセスする場合

車でアクセスする場合は、「多治見」インターチェンジを利用します。

東京や大阪からの所要時間は下記のとおりです。

  • 東京→多治見 (東名高速道路ー(豊田JCT経由)〜東海環状自動車道)約5時間
  • 大阪→多治見 (名神高速道路ー(小牧JCT経由)〜中央自動車道)約2時間30分

駐車場について

駐車場の駐車可能台数は494台、駐輪可能台数は736台となっています。

オープン時期は?

多治見駅南地区再開発は、2022年秋に完成の予定です!

住宅棟(ミッドライズタワー多治見)の竣工は2022年10月下旬、入居予定は2022年12月下旬予定になっています。

着工は2020年の春。多治見市の市政施行80周年、中央線が多治見まで走って120年という記念すべき年に着工しました。

再開発区域の状況

2020年11月20日時点での多治見駅南地区再開発地の様子は下記のようになっています。

竣工までに約2年ほどあるので、まだまだこれからという感じですね。

まとめ

この記事では、多治見駅南地区再開発の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

岐阜県の多治見市は陶磁器やタイルの産地として有名で、虎渓山永保寺や神言修道院などの観光地もあります。

多治見駅南地区再開発ビルの商業施設と併せて訪れるのも楽しそうですね。


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