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JR富山駅NKビル2022年春オープン!ホテルヴィスキオも!テナントは?

   

富山市の富山駅前にて、商業施設、ホテル、駐車場などが併設された複合施設「JR富山駅NKビル」の建設が進行中です!

このプロジェクトは「富山駅南西街区市有地活用事業」として進められており、オープンは2022年春の予定となっています。

このエリア周辺は、2015年3月に北陸新幹線が開業したことにより、交通環境が大幅に改善されました。

その後も人、文化、情報の交流を促進させるために、

  • 富山駅付近連続立体交差事業
  • 関連街路整備事業
  • 富山駅周辺地区土地区画整理事業
  • 自由通路整備事業
  • 路面電車南北接続事業

などの整備が同時に進められています。

また、今回のプロジェクト該当エリアである「富山駅南西街区」は、富山駅周辺整備事業において「賑わい拠点ゾーン」に位置付けられている場所でもあります。

この記事では、JR富山駅NKビルの施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

施設概要について

それではまず施設概要についてみていきましょう。

事業名称 富山駅南西街区
市有地活用事業
施設名称 JR富山駅NKビル
(仮称)
所在地 富山県富山市
明倫町32–11他
敷地面積 約7,930㎡
(市有地:約4,208㎡
民有地:約3,722㎡)
延床面積 約38,400㎡
構造 鉄骨造
12階建
階数 地上12階
用途 物販店
飲食店
サービス店
ホテル
温浴施設
駐車場
交番など
建物
設置者
JR西日本不動産
開発株式会社
施設
運営者
商業施設/駐車場運営:
富山ターミナルビル株式会社
宿泊施設運営:
株式会社ジェイアール
西日本ホテル開発

公共施設である交番の敷地面積は約100㎡、新幹線高架下に配置されます。県(警察)が事業者から直接土地を借り、自ら建設するということです。

富山駅周辺整備事業のコンセプトは?

JR富山駅NKビルを含む「富山駅周辺整備事業」のコンセプトは、

「えき」と「まち」の再構築を先導し、駅および駅前広場の整備を行う

ことです。

基本方針として下記の3点があげられています。

  • 県都富山の新たな顔を作る
  • 多彩な公共交通を快適につなぐ
  • 都市拠点としての機能をそなえる

それではひとつずつ見ていきましょう。

県都富山の新たな顔を作る

富山の歴史や自然が活かされた駅舎や駅前広場をデザインし、県都富山にふさわしい景観を作ります。

多彩な公共交通を快適につなぐ

南北に分断されていた市街地を一体化するまちづくりが推進中です。

北陸新幹線の整備が行われた際に在来線は高架化し、コンパクトな連続立体交差が作られています。

南北の市街地は高架下空間でつながり、LRTや歩行者動線も連続することで便利に行き来できるように。

また駅前広場をつなげる南北自由通路が整備されるため、電車利用者に限らない人々の南北の行き来を促進します。

さらに駅には3つのロータリーがあり、南北のロータリーでバス、タクシーを利用することが可能。西口は一般車専用の交通広場となる予定です。

LRTとは?

LRTはLight Rail Transit(ライトレールトランジット)を省略した呼び名で、路面電車の1種。

ただし昔ながらの路面電車とは違い、最新技術を駆使して作られた次世代型の路面電車です!

LRTは下記のような特徴を備えています。

  • 騒音や振動が少なく快適な乗り心地
  • 車両と乗り場(ホーム)の段差や隙間がほとんどない
  • 専用レール走行で、時間が正確
  • 洗練されたデザイン
  • 道路上走行のため、他交通手段への乗り継ぎが楽

下記は宇都宮市の清原工業団地内を走行するLRTのイメージです。富山駅周辺で整備されるLRTもこのような未来的なデザインになるのかもしれませんね。

都市拠点としての機能をそなえる

高架下などの空間を利用し、商業の活性化や文化の交流などの都市機能を充実させます。

JR富山駅NKビルのコンセプトは?

JR富山駅NKビルのコンセプトは、

市民と来街者と旅人が集い交わる、活力あふれる駅前空間の開発

です。

商業施設、ホテル、駐車場などが入居する複合商業施設となる予定です。

施設のイメージは?

JR富山駅NKビルは、高層階が低層階の一部(中心)に位置しているという少し変わった造りの建物です。

低層階は商業施設ですが、グレー、ホワイト、ブラウンを組み合わせた落ち着いた色合いとデザインになっています。

看板に「TRRACE TOYAMA」と掲げられているので、商業施設名は「TRRACE TOYAMA(テラス富山)」になるのかもしれませんね。

フロア構成は?

JR富山駅NKビルは12階建の建物です。フロア構成は以下のようになっています。

階数 用途
12階
〜4階
ホテル
温浴施設
飲食店
4階
〜1階
物販店
飲食店
サービス店
5階
〜1階
立体駐車場

宿泊施設、温浴施設、商業施設が入居した複合商業施設になります。

ホテルはヴィスキオ?

JR富山駅NKビルの12階〜4階にはHOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)が入居する可能性があります。

確定ではありませんが、完成イメージパースにヴィスキオのロゴが掲載されているため、可能性は高いのではないかと思われます。

HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)は2017年に誕生したJR西日本ホテルグループのブランド。ハイクラス宿泊主体型のホテルになります。

現在は大阪(客室400室)、京都(客室430室)、尼崎(客室190室)に3店舗を展開しています。

ブランドの誕生は2017年ですが、実際に1号店のホテルヴィスキオ大阪が開業したのは2018年になります。

ちなみにホテルヴィスキオ尼崎は、元々「ホテル ホップイン アミング」という名前で営業していましたが、同ブランド名に変更されました。

ブランド名である「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」はイタリア語で「宿り木」という意味

北欧の神話では幸福・安全・幸運をもたらす聖なる木とされて言われていることにちなんで、

「宿泊客が旅の疲れを癒して幸福を感じるとともに、旅の安全幸福をもたらす場となる」

という願いが込められています。

ロゴデザインは、ヴィスキオ(宿り木)の葉と実から発想を得たもの。

葉が実を包み込むような形は、宿泊客を両手で包み込み、旅の疲れを癒す手伝いをするホスピタリティーの姿勢を表現しています。

ロゴ上では「HOTEL VISCHIO by GRANVIA」となっていますが、グランヴィアとはJR西日本ホテルグループのいちブランドです。

「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」が宿泊特化型であるのに対し、グランヴィアは宴会場も配置された都市型ホテルです。

入居予定のテナント一覧

JR富山駅NKビルに入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

アクセス情報(駐車場情報)について

JR富山駅NKビルの最寄り駅は下記のとおりです。

  • 北陸新幹線「富山駅」
  • あいの風とやま鉄道「富山駅」
  • JR高山本線「富山駅」

JR富山駅NKビルに隣接しているので、駅からすぐにアクセスできます。

JR富山駅NKビル何には立体、屋上自走式駐車場が整備され、約400台駐車可能です。

オープン時期は?

JR富山駅NKビルは2022年春にオープンの予定です!

事業の開発スケジュールは下記のようになっています。

2018年
12月
基本協定締結
設計着手
2019年
12月
事業用定期借地権
設定契約締結、
事業用地引渡し、
工事着手
2022年
春頃
開業予定

まとめ

この記事では、JR富山駅NKビルの施設概要、施設コンセプト、オープン時期、フロア構成などを紹介しました。

ホテルはハイクラスのホテルブランド「HOTEL VISCHIO」が入居するようなので、商業施設にもハイクラスの店舗が登場するかもしれませんね。

1〜4階は商業施設、ホテル部分にも飲食店や温浴施設が入るようなので、かなりの店舗数になりそうです。

オープンは2022年と少し先ですが、どんなテナントが入居するのか楽しみですね!


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