JR横浜タワー2020年内に開業!NEWoMan(ニュウマン)やT・ジョイが入居!
2020/06/01
神奈川県横浜市にJR横浜タワーが開業します!開業は2020年内の予定!
もともとは2020年5月30日に開業の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開業が延期されました。
JR横浜タワーは、
- NEWoMan横浜
 - CIAL横浜
 - T・ジョイ横浜
 
という3つの商業施設から構成されており、隣接して「JR横浜鶴屋町ビル」も開業する予定です。
またJR横浜タワーの開業に合わせて、待ち合わせ場所などに利用できるスペースもオープンします。
この記事では、JR横浜タワーの施設概要、コンセプト、フロア構成、入居予定のテナントなどについて解説します。
施設概要について
まずはJR横浜タワーの施設概要を紹介します
| 施設名称 | JR横浜タワー (ジェイアールヨコハマタワー)  | 
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区 南幸一丁目1番2号ほか(地番) 神奈川県横浜市西区 南幸1丁目1–1(住居表示)  | 
| 敷地面積 | 約8,700㎡ | 
| 延床面積 | 約98,000㎡ | 
| 高さ | 135m | 
| 階数 | 地下3階、地上26階 | 
| 用途 | 商業施設、オフィスなど | 
| 建築主 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 
| 施工 | 株式会社 竹中工務店 東京本店  | 
| 着工 | 2016年4月1日 (2015年10月19日着工式)  | 
| 開業 | 2020年内予定 | 
JR横浜タワーは地下3階、地上26階の高層ビルで、商業施設や官民が連携した観光案内所などが入居する予定です。
また、近隣には「JR横浜鶴屋町ビル」が開業準備中で同時期にオープンする予定になっています。
ブランドコンセプト(施設コンセプト) は?
JR東日本は、グループ全体の経営ビジョンとして「変革2027」を掲げています。
ヒトを起点とした価値やサービスの創造を通して、
- 住みやすく
 - 働きやすく
 - 訪れる価値がある
 
まちづくり(くらしづくり)を目指しています。
JR横浜タワーの開業は「変革2027」の一環として開業が進められています。
施設のイメージは?
JR横浜タワーは地下3階、地上26階のビルですが、12階建てのビルと26 階建のビルがつながっているような構造になっています。
外から見るとL字型になっています。
入居予定の商業施設は?
JR横浜タワーに入居予定の商業施設は下記のとおりです。
| 階数 | テナント | 
|---|---|
| 1階~10階 | NEWoMan横浜 (ニュウマンヨコハマ)  | 
| 地下3階 ~地下1階  | 
CIAL横浜 (シァルヨコハマ)  | 
| 8階~10階 | T・ジョイ横浜 (ティージョイヨコハマ)  | 
それぞれの概要についてはのちほど紹介します!
フロア構成は?
JR横浜タワーのは地下3階、地上26階の高層ビルで、
- NEWoMan横浜(ニュウマンヨコハマ)
 - CIAL横浜(シァルヨコハマ)
 - T・ジョイ横浜 (ティージョイヨコハマ)
 
という3つの商業施設やオフィスなどが入居します。
フロア構成は以下のようになっています。
| 階数 | 用途 | 
|---|---|
| 屋上 (12階)  | 
うみそらデッキ | 
| 12階 ~26階  | 
オフィス (STATION SWITCH)  | 
| 11階 | 機械室 | 
| 8階 ~10階  | 
T-JOY横浜 | 
| 3階 | 横浜駅周辺 総合防災センター  | 
| 2階 | 観光案内所 | 
| 1階 ~10階  | 
NEWoMan横浜 | 
| 1階 ~4階  | 
アトリウム | 
| 地下1階 | 中央通路 | 
| 地下3階 ~地下1階  | 
CIAL横浜 | 
建物は、12階建のビルの一部にオフィスエリアがくっつけられている構造なので、「うみそらデッキ」は屋上ですが12階になります。
11階は機械室なので、店舗などはありません。
それでは各施設の概要をみていきましょう。
NEWoMan横浜(ニュウマンヨコハマ)
NEWoMan(ニュウマン)はルミネ(LUMINE)が運営する商業施設で新宿にも店舗があります。NEWoMan横浜は2号店になります。
メインターゲットは、
- 30〜40代
 - 上質で本物志向の大人の女性
 - ハンサムOL
 - ファッショニスタ
 - 自分の力で選び取る力のある“エクレクティックな女性たち”
 
ということ。「新しい経験を、新しい街の、新しい女性たちへ」がコンセプトとなっています。
新宿の店舗には約100店舗が出店していますが、横浜店にはそれを少し超える115店舗がオープンする予定ということです。
CIAL横浜(シァルヨコハマ)
2011年3月に営業が終了した駅ビル「シァル」が新しく生まれ変わって復活します。
入居予定のテナントは全部で61店舗、そのうちの17店舗はフードコート内に入居するということです。
施設概要は以下のとおりになります。
| 施設名称 | CIAL横浜 (シァル横浜)  | 
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区 南幸1丁目1–1  | 
| 営業時間 | 10:00〜21:00 (一部ショップを除く)  | 
| 構造 | 鉄筋コンクリート造 | 
| 延床面積 | 約8,000㎡ | 
| 店舗面積 | 約3,700㎡ | 
| 店舗数 | 61店舗 (44店舗+ フードホール内17店舗)  | 
T・ジョイ横浜 (ティ・ジョイヨコハマ)
T・ジョイは2000年に設立されたエンタテインメント・コンプレックス(シネマコンプレックス)で、東映グループのひとつになります。
オンラインチケット予約サービス「KINEZO」があり、スマホからもアプリ「キネパス」を利用することで簡単に映画のチケットを購入することができます。
T・ジョイ横浜は映画の鑑賞に加え、
- ライブ感が楽しめる演劇などの実演
 - 講演会
 - コンクール
 - 発表会
 - 各種イベント
 
なども行われる新しい形のシネマコンプレックスとなるようです。
JR横浜タワーに出店する店舗と連携することで、さまざま惣菜やスイーツなどを食べながら映画を見ることもできるようになるということです。
施設概要は以下のとおりになります。
| 施設名称 | T・ジョイ横浜 | 
| 住所 | 神奈川県横浜市西区 南幸一丁目1番1号 JR横浜タワー8階  | 
| アクセス | 横浜駅直結 「JR横浜タワー」内  | 
| WEBサイト | https://tjoy.jp/t-joy_yokohama (KINEZO予約可能)  | 
| スクリーン数 | 9 | 
| 合計席数 | 1,230席 | 
| 車椅子席 合計数  | 
18席 | 
DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)も導入されます!
DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)とは?
ドルビーシネマは、映像と音響のパワフルな技術と優れたシアターデザインを組み合わせることにより、さらに魅力的なシネマ体験ができるシステムです。
ハイダナミックレンジ(HDR)映像の実現により、鮮明な色彩を楽しむことができます。
また「ムービングオーディオ」で音が3次元空間を駆け巡り、まるで映画のストーリーの中に自分がいるような気分になれるということです。
アトリウム(1〜4階)
アトリウムは1〜4階にまたがり、4層吹き抜けの開放的な空間です。歩行者ネットワークの起点でもあるので、多くの人たちが行き交う場所となる予定です。
アトリウム内には、
- 超大型ビジョン
 - ライブステージ
 - 街のラウンジ
 
などの施設が設置されています。
超大型ビジョン
アトリウムの壁面には、約5mx9mの超大型ビジョンが設置されます。
プロモーション用に使用されたり、ライブステージと連携させるという利用法が想定されています。
ライブ感のある映像を流すことで、アトリウム全体に活気が出そうですね!
ライブステージ
アトリウムの2階にはライブステージが設置されます。ライブやトークショーなどが行われる予定です。
街のラウンジ
アトリウムの2〜4階には「街のラウンジ」が設置されます。
コンコースや駅をで入りする電車を見下ろすことができるので、電車好きの人も楽しめるスポットです。
またライブステージもここから見ることができます。
観光案内所(2階)
アトリウムの2階には横浜市による「観光案内所」が設置されます。横浜観光でどこに行くか迷ったときはここで相談できます。
案内所の前にはラウンジがあるため、ゆったりとした気分で休憩を兼ねながら情報集めをできるスポットです。
外国人観光客にも対応していて、日本政府観光局が認定する制度で「カテゴリー3」の案内所になります。
「カテゴリー3」の主な基準は、
- 常時英語による対応が可能
 - 加えて2カ国語以上の言語での案内が可能
 - 全国レベルの観光案内が可能
 - 原則年中無休
 - Wi-Fiがある
 - 外国人来訪者の多い立地
 
となっています。
常時3カ国語での案内が可能で、全国的な観光案内ができる施設ということですね。
屋上広場「うみそらデッキ」(12階)
12階には横浜港や横浜ベイブリッジが一望できる屋上広場が設置されます。
屋上広場内には桜や紅葉がきれいな木々が植えられ、季節や自然も楽しめるスポットです。
日没後は広場がライトアップされるので、良い雰囲気の中で1日の疲れを癒せそうです。
ベンチ、テーブル、カウンターなどが設置されるので、簡単な食事をする場所にも利用できそうなところも良いですね。
また、「YOKOHAMA」の文字のオブジェが設置されるので、観光客の写真撮影スポットとしても人気になりそうです!
横浜駅周辺総合防災センター(3階)
3階には約200㎡規模の横浜駅周辺総合防災センターが設置されます。
大規模災害が起きた場合に、横浜市の災害対策本部やJR横浜タワーの防災センターと連携して活動するための拠点となります。
災害時には滞留者10,000人、帰宅困難者3,000人が受け入れられる体制を整えるということです。
災害時以外にも横浜駅周辺の防災に関する会議や訓練などで使用される予定です。
ワークスペース「STATION SWITCH」(12〜13階)
12〜13階には法人や個人を対象としたワークスペースである「STATION SWITCH」がオープンします。
ワークスペース内には、
- 会員制の個室
 - ブース席
 - ラウンジ席
 
などが設置され、いろいろな働き方に対応した施設となっています。
「STATION SWITCH」という名称には、
気軽に立ち寄る駅で新しい働き方や生き方の気づきを得てほしい
という想いが込められているということです。
SWITCHには「(思いがけない)転換」という意味があるので、「STATION SWITCH」に立ち寄ることではっと気づきを得るということだと思います。
スイッチのようにパチっとモードを切り替えられるという意味も込められているのかもしれませんね。
歩行者ネットワークが回遊性を高めている
JR横浜タワーは周辺エリアの施設とをつなぐ歩行者ネットワークがしっかり整備されていて回遊性が高められています。
メイン経路は、
- 鉄道駅(東急東横線・みなとみらい線改札口前(地下2階))
 - 周辺施設(相鉄ジョイナス(地下1階〜地上3階))、横浜モアーズ前(地下1階))
 - 鶴屋町方面(きた西口広場)
 
となっており、スムーズな移動ができるようになっています。
またJR線中央北コンコースから地下1階に繋がる新たな改札が設置され、改札の名称は「シァル改札」となります。
さらに近隣に同時期にオープン予定の「JR横浜鶴屋町ビル」をつなぐデッキの整備も行われています。
アクセス情報について
JR横浜タワーは、横浜駅直結です!
JR横浜駅にはJR、地下鉄、私鉄が乗り入れており、それぞれ下記のようになっています。
JR
JRの乗り入れ路線は下記の通りです。
- JR東海道本線
 - JR東海道本線
 - JR東海道本線
 - JR横須賀線
 - JR湘南新宿ライン
 - JR湘南新宿ライン
 
地下鉄
地下鉄の乗り入れ路線は下記の通りです。
- 横浜市営地下鉄ブルーライン
 
私鉄
私鉄の乗り入れ路線は下記の通りです。
- 横浜高速鉄道みなとみらい線
 - 京急本線
 - 相模鉄道本線
 - 東急東横線
 
オープン時期は?
JR横浜タワーは2020年内にオープンする予定です!
もともとは2020年5月30日に開業の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開業が延期されました。
オープンは新型コロナウイルスの状況次第なので、はっきりした開業日はまだ発表されていません。
発表され次第、情報を更新していきます!
まとめ
この記事ではJR横浜タワーのコンセプト、入居予定のテナント、施設概要などについて紹介しました。
ニュウマンやT・ジョイなど大型の商業施設がいくつも入った複合商業施設なので、横浜駅周辺がさらににぎやかに進化しそうです!
JR横浜タワーのように新型コロナウイルスで開業を延期している施設は多いので、コロナが収束したあとはオープンの嵐になりそうですね。
JR横浜タワーの近隣では「JR横浜鶴屋町ビル」も開業を延期している状態です。
この2つの複合商業施設はデッキでつながっているので、開業後は併せて楽しみたいですね!
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