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宇都宮東口地区整備事業施設2022年8月開業!カンデオホテルズやデュシタニホテルも!テナントは?

   

栃木県宇都宮市で「宇都宮東口地区整備事業」が進行中です。施設のオープンは2022年8月頃の予定!

施設はコンベンンションセンターや宿泊施設が入った複合商業施設となるようです。

この記事では、宇都宮東口地区整備事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

施設概要とフロア構成について

まず施設概要とフロア構成について見ていきましょう。

宇都宮東口地区整備事業では、

  • コンベンション施設
  • 交流広場
  • 自転車駐車場
  • 複合施設棟①
  • 複合施設棟②
  • 高度専門病院
  • 分譲マンション

という7つの建物から構成された大規模な施設が建設されています。

このうちコンベンション施設、交流広場、自転車駐車場は公共開発で、下記の4つ施設が民間開発となります。

複合施設棟① 商業,オフィス,
ホテル,駐車場
複合施設棟② 商業,ホテル,
駐車場
高度専門病院 脳神経脊髄
脊椎外科サービス
マンション 分譲マンション

それではそれぞれの施設の概要を紹介していきます。

コンベンション施設

コンベンション施設の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上4階
延床面積 約11,000㎡

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
4階 小会議室100人
3階 中ホール700人
ホワイエ
屋上広場
2階 大会議室300人
エントランスホール
1階 小会議室80人、
大ホール2,000人
ホワイエ

それでは、それぞれの施設の詳細を見ていきましょう。

大ホール(1階)

大ホールはシアター形式で約2,000人を収容できる施設。大規模な学会、式典、展示会、講演会、3×3大会などのイベントが開催される予定です。

可動間仕切りで2分割することができるので、会議と展示会を同時に行うなどの活用方法も可能ということです。

交流広場側にはスライディングウォールが設置されているため、交流広場と大ホールをひとつの空間として利用することも。

デザインコンセプトは、「大谷石と木のハーモニー」。

大谷石採掘場に刻まれたカットラインをモチーフにし、そこに木を加えることによって、リズミカルで高揚感のあるデザインとなっています。

小会議室(1階)

小会議室はスクール形式で8室、約45席のスペースになっています。企業研修やサークル活動などに活用することができます。

小会議室1〜4のデザインコンセプトは「東西ストリートに面した木の小会議室」。天井や壁に木材を使用されるので、温かみのある雰囲気になりそうです。

小会議室5〜8のデザインコンセプトは「白を基調としたシンプルな小会議室」。天井や壁は白で統一されていて清潔感のある雰囲気となるようです。

ホワイエ(1階)

1階のホワイエのデザインコンセプトは、「ブロンズのホワイエ」。和紙調のクロスやアルミパネル壁が使用され落ち着いた雰囲気になっています。

大会議室(2階)

2階の大会議室はシアター形式で2室、約300席規模となっています。

国際会議、学会、レセプション、株主総会、シンポジウム、各種試験などでの利用が想定されています。

可動式間仕切りで2室をつなげて利用することもできます。近くにはパントリーも配置されるため、ケータリングなどを利用した懇親会も行うことができます。

デザインコンセプトは、「白い布スクリーンの大会議室」。

白一色の空間をプリーツ加工が施された白い布で覆うことにより、柔らかい雰囲気を演出しています。

エントランスホール(2階)

2階のエントランスホールのデザインコンセプトは、「大谷石のホワイエ」。宇都宮市の象徴である大谷石の連続的な縦使いが印象的なデザインです。

中ホール(3階)

3階の中ホールはシアター形式で約700席規模になっています。会議、講演会、式典、音楽イベントなどの開催が想定されています。

横断幕などを吊すバトンやスクリーンも利用可能です。

デザインコンセプトは「木のドレープ」。壁や天井は木材でドレープのような流れが作られており、華やかな雰囲気になっています。

ホワイエ(3階)

宇都宮ホワイエ

3階のホワイエのデザインコンセプトは、「杜のホワイエ」。

南北をガラス張りにすることにより交流広場とのつながりを感じされるデザインになっています。

また壁に木材を使用することにより温かみのある「杜」をイメージさせるデザインになっています。

小会議室(4階)

4階の会議室はスクール形式で、3室、36席規模になっています。会議、商談会、学会などでの利用が想定されています。

また床にカーペットに変更することで、来賓の控え室などのおもてなしの場として利用することも可能です。

デザインコンセプトは「空と木の小会議室」。

天井と壁を木材仕上げにし、壁に開口部を設置することにより、交流広場や空とつながれる空間になっています。

交流広場

交流広場の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上3階
延床面積 約6,000㎡

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
3階 中ホールと連結の広場
(風のホワイエ)
2階 JR宇都宮駅直結の広場
(緑のテラス)
1階 LRT停留所直結の広場
(水のプラザ)

施設はスポットライトにもこだわってデザインされており、昼とは全く違った雰囲気を楽しむことができます。

それではそれぞれの広場の特徴を紹介していきます。

風のホワイエ

芝生の広場を中心とし、その周りには多くの樹木が植栽された広場です。四季の移り変わりや自然との触れ合いを楽しむことができます。

芝生広場では野外ミニコンサートなどが行われる予定です。また、中ホールのホワイエとの一体利用が想定されています。

緑のテラス

緑のテラスは木陰で過ごすことができるように配置された木々やベンチで、くつろぐことができる場所です。

商業施設のカフェと連携した空間になっており、外部エレベーターで「水のプラザ」へ、また階段で3階の「風のホワイエ」へ移動することができます。

水のプラザ

水盤やポップアップ噴水のある景観が美しい広場です。

水を止めることで、オープンカフェ、3×3大会、野外音楽イベントなどに活用することも可能ということです。

外部エレベーターで2階の緑のテラスにアクセスすることができ、大ホールとの一体利用も想定されています。

自転車駐車場

自転車駐車場の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上3階
延床面積 約3,900㎡

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
3階 自転車約300台
自動二輪車200台
2階 自転車約1,000台
1階 自転車約1,000台

上記の表のとおり合計2,500台の駐車が可能です。上下階へはサイクルコンベアを利用できるので、楽に移動することができます。

サイクルコンベアとは、自転車を乗り入れ口にセットすると自動的に搬送してくれるもので、一般的には人用の階段の隣に設置されています。

自転車と人が分けられているため、安全に移動することができます。機種によっては、利用者の歩行速度に合わせてコンベアが移動するものもあります。

複合施設棟①

複合施設棟①の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上14階
高さ 60m
延床面積 約41,000㎡

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
5階〜
14階
カンデオホテルズ
1〜
5階
商業施設
シェアオフィス
1〜
7階
駐車場

以下でそれぞれの施設のさらに詳しい施設概要を紹介します。

5階〜14階:カンデオホテルズ(CANDEO HOTELS)

宇都宮カンデオホテルズ

カンデオホテルズは4つ星のホテルチェーンで、関東から九州にかけて20以上のホテルを展開しています。

今回宇都宮に開業するカンデオホテルズは客室280室規模になる予定。大浴場や露天風呂も設置されるようです!

施設の所有者は住友商事・JA三井リース建物で「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が運営を行います。

またフロア構成は以下のようになっています。

階数 用途
14階 大浴場
露天風呂
VIPフロア
客室など
13階 ロビー
ブッフェレストラン
5〜
12階
客室

最上階のスカイスパから宇都宮市を一望しながらお風呂に入ることができるのは魅力的ですね。

1〜5階:商業施設、シェアオフィス

1〜5階は商業施設が入居します。

コンセプトは、

新たなライフスタイルを提案する都市型のショッピングセンター

です。

入居するテナントは20店舗ほどで、フロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
5階 飲食など
4階 電化製品など
3階 生活雑貨など
2階 飲食
生活雑貨など
1階 スーパーマーケット

また5階の一部には、実業家や経営者などが交流できるシェアオフィスが配置されます。

1〜7階:駐車場

1〜7階は駐車場になります。自走式で480台駐車可能で、30分以内の利用は無料です。

複合施設棟②

複合施設棟②の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上27階
高さ 120m
延床面積 約38,000㎡

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
6〜
27階
デュシタニホテル
1〜
5階
商業施設
駐車場

それでは、それぞれの施設の詳細を見ていきます。

6〜27階:デュシタニホテル

宇都宮デュシタニホテル

デュシタニホテルはデュシット・カラーズが運営する国内外富裕層・VIP向けの5つ星ホテルです。

フロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
27階 宴会場
26階 レストラン
(フランス料理)
会議室
25階 レストラン
(日本料理、タイ料理)
9〜
24階
客室
8階 ロビー
ラウンジ
カフェほか
7階 スポーツジム
(ホテル利用者)
レストラン(鉄板焼き)
6階 レストラン厨房

客室数は280室となる予定です!

1〜5階:商業施設、駐車場

1〜5階は商業施設や駐車場が配置されます。フロア構成は以下のようになっています。

階数 用途
5階 フィットネスクラブ
テナントオフィス
4階 フィットネスクラブ
3階 保育施設
クリニックモール
2階 地元金融機関
飲食、物販
1階 エントランス
1〜
5階
駐車場(57台)

保育施設や小児医療を中心としたクリニックモールが入居するので、特に子育て世代に便利な施設になりそうですね。

高度専門病院

高度専門病院の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上7階
高さ 45m
延床面積 約10,000㎡
診療科目 脳神経外科
心臓血管内科
放射線科
麻酔科
内科
病床数 100床

またフロア構成は下記のようになっています。

階数 用途
7階 託児所
6階 病棟
リハビリセンター
4〜
5階
病棟
3階 管理部門
手術部門
2階 外来部門など
1階 検査画像
治療センター

脳神経脊髄脊椎外科の高度専門病院です!

分譲マンション

宇都宮東口地区整備事業に入居する分譲マンションは野村不動産の高級住宅ブランド「プラウド」です。

北関東初整備ということです!

分譲マンション(プラウド)の施設概要は以下のとおりになります。

階数 地上15階
高さ 40m
延床面積 約10,000㎡

全戸110戸程度で、ファミリー層やシニア層向けの分譲マンションとなっています。

施設コンセプトは?

宇都宮東口地区整備事業のコンセプトは、

うつのみやの未来を拓く新たな魅力の創造・交流と賑わいの拠点

となる施設を作ることです。

宇都宮東口エリアは、宇都宮市の交通のかなめであるとともに、利用価値の高い市有地でもあります。

このメリットを活かし、公共と民間が役割分担をして「人・もの・情報」のコミュニケーションとにぎわいを創り出します。

施設のイメージは?

宇都宮東口地区整備事業は高層ビルが多く集まった施設です。

3階建ての大規模な交流広場には緑が多く配置されているので、ビル群の中でも自然を感じることもできそうです。

入居予定のテナント一覧

宇都宮東口地区整備事業に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

アクセス情報について

宇都宮東口地区整備事業の最寄り駅は「JR宇都宮」駅になります。改札から約200mでアクセスが可能です。

オープン時期は?

宇都宮東口地区整備事業は2022年8月にオープンの予定です!

まとめ

この記事では、宇都宮東口地区整備事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

公共と民間が一体になって進められているプロジェクトで、再開発にかかる費用は約455億円!かなり大規模な再開発となっています。

VIP向けの5つ星ホテルであるデュシタニホテルも入居するので、宇都宮のイメージが一気に変わりそうですね!


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