柳ヶ瀬グラッスル35｜2022年度オープン！ライオンズ岐阜プレミストタワー35が入居！テナントは？

2020/10/19

岐阜県岐阜市柳ヶ瀬にて「高島屋南地区第一種市街地再開発事業」が進行中です！オープンは2022年度の予定！

2020年8月には再開発ビルの名称も「柳ヶ瀬グラッスル35（やながせぐらっするさんじゅうご）」に決定しました。

この記事では、柳ヶ瀬グラッスル35の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

施設概要について

それではまず施設概要についてみていきましょう。

施設名称	柳ケ瀬グラッスル35
事業名称	高島屋南地区第一種市街地再開発事業
事業主体	高島屋南市街地再開発組合
所在地	岐阜県岐阜市徹明通2丁目神室町2丁目金町4丁目日ノ出町2丁目
敷地面積	約6,500㎡
延床面積	約58,000㎡
建物構造	地上35階、地下1階
高さ	約130m
用途	マンション商業施設駐車場公益的施設など
事業コンサルタント	株式会社都市研究所スペーシア
基本設計工事監理	株式会社青島設計
商業コンサルタント	株式会社ジオ・アカマツ
特定業務代行者	戸田建設株式会社
参加組合員	株式会社大京大和ハウス工業株式会社

住宅、商業施設、公益施設などが入居する複合商業施設です！地上35階建の超高層ビルとなる予定です。

施設コンセプト（事業目的）は？

柳ヶ瀬グラッスル35の事業目的は、「柳ヶ瀬を活性化させる」ことです。

高島屋南地区が位置する柳ヶ瀬は岐阜の中心商店街として栄えてきました。

しかし名古屋市内の商業開発や岐阜市郊外に大型店がオープンしたことなどによって、岐阜近鉄百貨店などの代表的店舗が相次いで閉店。

商業環境は厳しいものとなりました。

にぎわいを復活させるために、さまざまなイベントが企画されたり、ワンコインバス「柳バス」を巡回させたりなどの試みが行われています。

しかし完全に商業環境が復活したとは言えない状況。また柳ヶ瀬地区は建物の老朽化が進行し、火災が起こった場合には大惨事になる可能性もある状態です。

そのため商業を活性化させ、にぎわいを復活させるとともに、災害に強いまちづくりを行うことが必要となりました。

平成15年には柳ヶ瀬が「都市再生緊急整備地域」の指定を受けることに。

平成19年には高島屋南地区第一種市街地再開発事業が「岐阜市中心市街地活性化基本計画」に位置づけられました。

このような流れから柳ヶ瀬グラッスル35の開発は、柳ヶ瀬活性化の起爆剤として期待されるものとなっています。

再開発ビル名（柳ヶ瀬グラッスル35）の由来

再開発ビル名（柳ヶ瀬グラッスル35）は公募によって決定されました。命名者は長崎県在住の60代の男性です。

グラッスルは、

GLASS(ガラス)
GRASS(緑)
CASTLE(城)

を掛け合わせた造語で、それぞれ

GLASS：清流長良川のようなビルのガラス張りの壁面
GRASS：自然豊かな岐阜をイメージさせる施設内の緑
CASTLE：岐阜城のように、まちなかにそびえる新たな城（ランドマーク）

という意味が込められています。

柳ヶ瀬グラッスル35の「35」については明言されていませんが、建物が地上35階建であることから来たのではないかと思われます。

施設のイメージは？

柳ヶ瀬グラッスル35の高層部分は縦ラインを強調したデザインで、色合いは岐阜県の色彩が意識されています。

ベースカラーに濃いグレー、アクセントカラーに白を合わせあたモノトーンの色彩です。

低層部分には連続したガラスサッシやガラス手すりを採用して横ラインを強調。長良川を流れる水のきらめきを表現しています。

エレベーターホールはビル北側の外周に配置されており、16階以上から金華山や岐阜城などを眺めることができます。

フロア構成は？

柳ヶ瀬グラッスル35のフロア構成は、以下のようになっています。

階数	用途
5階～35階	分譲マンション
3階	公益的施設（子育て支援施設など）
4階	公益的施設（健康・運動施設）
1階〜2階	商業施設
1階〜8階	駐車場 (自走式立体駐車場)

商業施設は1階〜2階に入居し、高層階の分譲マンションは「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」となっています。

分譲マンションは「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」

2020年10月に高島屋南地区第一種市街地再開発の高層分譲マンションの名称が決定し、「ライオンズ岐阜プレミストタワー35」となりました。

同マンションは「柳ヶ瀬グラッスル35」の5階〜35階に位置し、株式会社大京、大和ハウス工業株式会社の共同事業です。

岐阜県内で最大総戸数となる335戸を有する共同住宅となる予定です。

マンションの概要は下記のようになっています。

所在地	岐阜県岐阜市徹明通二丁目 18(地番)
構造	鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
規模	地下1階、地上35階
総戸数	335戸 (地上5階〜35階、権利者住戸36戸を含む)
専有面積	46.90㎡〜156.32㎡
間取り	1LDK〜4LDK
駐車場	303台
着工	2019年10月
竣工	未定
入居開始	2023年3月予定
売主	株式会社大京大和ハウス工業株式会社
設計施工	戸田建設株式会社

間取りは約60タイプあり、最上階には岐阜城、金華山、長良川が眺められる100㎡超のトップグレード住戸が6戸用意されています。

また25階には岐阜市内を一望しながらパーティーを行えるスカイラウンジ、6階にはゲストが宿泊できるホテルのようなゲストルームが用意されています。

セキュリティシステムには大京オリジナルの「クワッドロックシステム」が設置されており、岐阜県防犯優良認定マンションに認定済みです。

クワッドロックシステムとは、マンションのエントランスから玄関までの4重のセキュリティのことを指します。

再開発に伴う店舗移転について

高島屋南地区第一種市街地再開発に伴い、高島屋南地区で営業していた店舗は移転しています。

店舗移転先一覧は下記の通りです。

鳥倉総本店
江崎模型
オギウエサイクルセンター
扇施療院
グリューネ
Sisu
絹屋
ファインスカイ
ラ・クワランタ
ルイ
美容室クリッパーズ
大福屋
PIAT
ASH
スナックドン
柳ヶ瀬 Gomyway Gallery
Bhang Lassi(旧カレーの文化屋食堂)
ミッドリア(旧みどりや)
いしぐれ珈琲
サムズアップジャパン
たんぽぽ
エスプリファム
中央出版市民パソコン教室
坂井田傘店
丸満
一楽

入居予定のテナント一覧

柳ヶ瀬グラッスル35に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます！

アクセス情報(駐車場情報)について

柳ヶ瀬グラッスル35（ライオンズ岐阜プレミストタワー35）の最寄り駅は下記のとおりです。

名鉄名古屋本線「名鉄岐阜」駅下車徒歩11分
ＪＲ東海道本線「岐阜」駅下車徒歩13分

電車の駅から施設までは少し距離がありますね。

オープン時期は？

柳ヶ瀬グラッスル35は2022年度にオープンの予定です！

高島屋南地区第一種市街地再開発事業（柳ヶ瀬グラッスル35）の経緯は下記のようになっています。

昭和62（1987）年度	岐阜県商店街振興組合連合会による活性化にむけた提案
平成11（1999）年度	高島屋南地区まちづくり協議会の設立
平成14（2002）年度	高島屋南市街地再開発準備組合の設立
平成23（2011）年度	都市計画決定
平成26（2014）年度	組合設立認可
平成27（2015）年度	都市計画変更
平成30（2018）年度	権利変換計画認可工事着手
令和4（2022）年度	竣工予定

まとめ

この記事では、柳ヶ瀬グラッスル35の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

柳ヶ瀬グラッスル35の再開発事業は東海圏最大級の住宅、商業、公益施設の複合再開発です。

30年以上の歳月をかけて計画、推進された事業がとうとう実現しようとしています！

入居店舗数はまだ明らかにされていませんが、1階〜2階のすべてが商業施設となるようです。どのようなテナントが入居するのか気になるところです。

再開発に伴って開発地区内の店舗は移転しているので、お出かけの際は記事内の「店舗移転先一覧」を参考にしてくださいね。

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