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JR大阪駅西地区 新駅ビル2024年秋開業!梅三小路とアルビ大阪は閉館に!テナントは?

   

JR大阪駅西地区にて新駅ビルの開発が進行中です!開業は2024年秋の予定!

大阪駅周辺では「うめきた2期地区開発計画」などさまざまな大規模開発プロジェクトが進行しており、一体的なまちづくりが行われています。

JR西日本グループは、大阪駅を大阪の玄関口にふさわしいターミナル拠点にすべく、2011年には「大阪ステーションシティ」をオープン。それによってJR大阪駅周辺は、さらに賑わいを増しました。

今回の開発では1日約86万人の利用があるJR大阪駅の混雑緩和、回遊性の向上、地区全体をさらに価値ある場所とするために、

  • 新改札口整備
  • 高架下開発
  • 新駅ビル開発

の3つを基本とした整備計画が立てられています。

この記事ではJR大阪駅西地区 新駅ビルの施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを中心に、周辺エリアの整備についても紹介します。

JR大阪駅西地区 新駅ビル開発の概要について

それではまず、新駅ビル開発概要についてみていきましょう。

所在地 大阪府大阪市北区
梅田三丁目
延床面積 約59,000㎡
オフィス
賃貸面積
約23,000㎡
建物高さ 約120m
建物構造 地上23階、地下1階
事業者 大阪ターミナルビル
株式会社
設計 ジェイアール西日本
コンサルタンツ
東畑建築事務所JV
用途 事務所、商業施設、
駅コンコースなど

オフィス、商業施設、駅施設などが入居した複合商業施設です。

大阪駅西側・開発の目的は?

大阪駅西側の開発計画の目的は、

  • 大阪駅の混雑緩和を図る
  • 新たなバリアフリールート整備する
  • 西側地区へのアクセス性向上させる
  • 周辺地区との回遊性を高める
  • 地区全体のさらなる価値向上に寄与する

ことです。

上記を達成するために、下記の3つを中心とした整備が進められています。

  • 新改札口整備
  • 高架下開発
  • 新駅ビル開発

それでは、ひとつずつ紹介していきます。

新改札口整備

大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備、西側地区へのアクセス性向上のために、各ホームにアクセス可能な新たな改札口が整備されます。

大阪環状線ホームを西側へ延長、ホーム上の設備を西側の高架下に移動させることで、駅利用者が使用できるスペースが拡大します。

さらにバリアフリーの経路として、新改札口と各ホームをつなげるエレベーターとエスカレーターも整備されています。

混雑が解消されることで安全性が高まり、アクセスがスムーズになります!

高架下開発

新改札口の周辺には、延床面積約7,000㎡、店舗面積約3,000㎡の商業施設が誕生します。

さらに高架下にはバスターミナルが新設され、各方面へのアクセスがさらにスムーズになります。

商業施設やバスターミナルは2027年春頃をめどに、順次開業していくということです。

新駅ビル開発

3つ目は「新駅ビル」の開発です。新駅ビルは新改札口に隣接し、大阪駅西側地区の玄関口にふさわしいものになるということ。

オフィス、商業施設のほかに、広場などの憩いの場も配置される予定です。

JR大阪駅西地区 新駅ビルのイメージは?

JR大阪駅西地区新駅ビルは、商業施設部分もオフィス部分も全面ガラス張りのデザインです。

高層ビルですが圧迫感がなく、空とも調和していますね。

フロア構成は?

フロア構成は以下のようになっています。

地上9階~地上22階 オフィス
地上7階~地上8階 設備室など
地上6階 オフィスロビー
地上3階~地上5階 商業施設
地上2階 通路・広場など
地上1階 駅コンコースなど

商業施設は中層階(地上3階~地上5階)に配置されています!

新駅ビルの商業フロアはオフィスで働く人たちが利用しやすい飲食店などが集められたものになるということ。

新駅ビルに隣接し、ファッションを主体とする「ルクア大阪」との差別化を図る意図があるようです。

入居予定のテナント一覧

新駅ビルに入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

梅三小路とアルビ大阪閉館について

JR大阪駅西地区の開発に伴って、JR大阪駅西高架下で営業している

  • 梅三小路
  • アルビ大阪

閉館することとなりました。

それでは、それぞれの店舗の概要と閉店日についてみていきます。

梅三小路

梅三小路は株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネットが運営する商業施設で、飲食店やゲームセンターを中心とする専門店街です。

2005年9月に大阪中央郵便局旧局舎の隣にオープン。約15年間にわたって、通勤通学で駅を利用する人や周辺地域の住民に愛されてきました。

今回JR大阪駅西地区の開発によって惜しまれながらも閉館することに。閉館日は2021年1月22日(金)24時となっています。

完全閉館は24時になりますが、営業終了時間は各店舗によって異なります。詳細は下記のホームページで確認できます!

梅三小路|フロアガイド

閉館後、梅三小路内部通路の通行はできなくなるということです。

アルビ大阪

ALBi(アルビ)はJR西日本大阪開発が運営し、大阪駅高架下にあるアウトドア・ファッションの専門店街です。

2011年3月に営業を終了した旧ギャレ大阪の西館(ギャレウエスト)をリニューアルし、2011年6月にオープンしました。

2012年10月には旧ギャレ大阪本館の北側のエキマルシェ大阪内に女性向けのファッションのフロアも開業。

それぞれ「アウトドアのアルビ」、「ファッションのアルビ」と呼ばれていました。

今回JR大阪駅西地区の開発によってまずは、「アウトドアのアルビ」が2020年8月31日に閉店しました。

閉館後はルクア大阪内に「LUCUA OUTDOOR from ALBi」というアウトドアゾーンが登場。

「アウトドアのアルビ」で馴染みのある多数の店舗が出店しています。

「ファッションのアルビ」は2021年1月現在もまだ営業していますが、公式ホームページによると、2021年2月28日(日)に閉館するということです。

2020年1月2日(土)から最後のバーゲンがスタートし、閉館日まで続くようなので、お買い得商品を探しに出かけてみるのもいいですね。

アクセス情報(駐車場情報)について

JR大阪駅西地区新駅ビルの最寄り駅は「JR大阪駅」です。また2023年にはうめきた(大阪)地下駅が開業します。

「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅 新改札口」は地下でつながれ、エレベータとエスカレータを備えた改札内連絡通路が整備されます。

うめきた(大阪)地下駅は大阪駅の一部に

うめきた(大阪)地下駅は2023年春に開業しますが、開業するときは「大阪駅」として開業します。

ただしJR西日本のお知らせなどでは「うめきた(大阪)地下駅」という呼称を使用していくということです。

少し混乱しそうですね。

大阪駅の歴史について

大阪駅は初代駅舎が1870年代に建設されて以来、下記のように何度も建て替えが行われています。

1874年5月 初代大阪駅誕生
(大阪~神戸間の鉄道開業)
1901年7月 2代目大阪駅開業
1940年6月 3代目大阪駅開業
1979年12月 4代目大阪駅開業
1983年5月 アクティ大阪開業
(現サウスゲート
ビルディングの一部)
2011年3月 サウスゲートビルディング
増築部開業
2011年5月 ノースゲートビルディング
開業
大阪ステーションシティ
グランドオープン

大阪駅西地区新駅ビルを含め、JR大阪駅周辺で現在進行中の開発によって、また大阪駅の新たな歴史が刻まれそうです。

オープン時期は?

JR大阪駅西地区 新駅ビルは、2024年秋にオープンの予定です!

開発スケジュールは下記のとおりです。

2020年初 大阪ステーションシティ
駐車場連絡通路等
撤去工事着手
2021年春 新駅ビル工事着手
2023年春 うめきた(大阪)
地下駅開業
新改札口暫定
供用開始
2024年夏 新改札口供用開始
2024年秋 新駅ビル開業
2027年春まで 順次、高架下商業ゾーン
・バスターミナル開業

まとめ

この記事では、JR大阪駅西地区新駅ビルの施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

JR大阪駅西地区では新駅ビルのほかに、地上39階、高さ約188mの超高層ビルも建設されています。

西日本最大級のオフィススペース、約1200人を収容できる劇場、客室約400のホテルが入居する予定で、2024年夏開業の予定になっています。

これら2つの駅ビルを作ることで、2025年の大阪・関西万博に向けて、JR大阪駅周辺にさらに賑わいを作り出していくそうです!


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 - 行きたい・行った, 関西