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関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業2029年度竣工!テナントには最高級レジデンスや高質なナイトクラブが!

   

神奈川県横浜市中区にて、関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業が進行中です!竣工は2029年度の予定!

開発地は旧市庁舎街区に面した一等地で、高級賃貸レジデンスなどが入居するようです。

この記事では、関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

施設概要について

それではまず施設概要についてみていきましょう。

事業名称 関内駅前港町地区
第一種市街地再開発事業
所在地 神奈川県横浜市中区
敷地面積 約7,700㎡
建築面積 約5,500㎡
延床面積 約88,500㎡(予定)
高さ 約150m(予定)
階数 地下1階・
地上31階建(予定)
用途 事務所
商業施設
ナイトクラブ
住居など

住宅、オフィス、商業施設などが入居する複合商業施設になります。

大きく分けて下記の3つの用途で使用され、面積は下記のようになります。

  • 住居機能……約13,000㎡
  • 観光・集客……約6,000㎡
  • 国際的な産学連携……約52,500㎡

国際的な産学連携施設に多くの面積が使用されるようですね!

準備組合とコンソーシアム構成企業について

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の準備組合とコンソーシアム構成企業は以下のようになっています。

  • 関内駅前港町地区市街地再開発準備組合
  • 三菱地所株式会社
  • スターツコーポレ―ション株式会社
  • 株式会社フジタ
  • 株式会社ケン・コーポレーション
  • 東急不動産株式会社

コンソーシアムとは共同事業体のことです。

企業、政府、団体などからなる団体で共同で何らかの目的に向かった活動を行ったり、共通の目標に向かって資源を蓄える目的で作られます。

三菱地所、スターツコーポレーション、フジタ、東急不動産はいずれも多くの再開発を手がけてきた企業です。

またケン・コーポレーションは外国人向け高級賃貸住宅の仲介サービスを起源とする会社です。

関内駅前港町地区市街地再開発準備組合について

この組合は、地域まちづくりの主体として、対象地域の再整備を目的とし、対象区域内の土地・建物所有者により結成された団体です。

概要は以下のとおりになります。

活動の
所在地
中区真砂町2丁目12号
関内駅前第一ビル2階
活動
対象地域
中区港町2丁目
真砂町2丁目
尾上町2丁目
の各一部

ブランドコンセプト(施設コンセプト) は?

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の施設コンセプトは、

横浜の中心 関内活性化の戦略拠点

です。

その戦略には、

  • ワールドクラスの機能導入
  • 世界一流の業務・産学連携
  • 最高級賃貸住宅
  • 高質なにぎわい
  • 横浜の各地域の魅力をつなぐエリアマネジメント
  • リスクに強く長期的な価値向上を具現化するALL賃貸スキーム

が含まれています。

ワールドクラス、世界一流、最高級、高質などのキャッチフレーズから考えると、世界レベルでの高級路線施設となるようですね。

施設のイメージは?

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業のビルは、全面ガラス張りでクールなイメージです。

旧市庁舎街区ビルのデザインとも調和していますが、比べると関内駅前港町地区再開発事業のビルは少し丸みを持たせたデザインのようにも見えますね。

高層階には展望台がありますが、最上階ではなく建物の途中に設置されているのが特徴的です。

低層階の商業施設にも大きなテラスのようなものと緑が配置されているので、来訪者や働く人の憩いの場となりそうですね。

フロア構成は?

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業のフロア構成は、以下のようになっています。

高層階 住居エリア
スカイラウンジ
(展望フロア)
中層階 関内グローバル
ビジネス拠点
低層階 高質なナイトクラブ
ベンチャー企業成長支援拠点
グローバルシェアキャンパス
横浜にまつわる食材等のミュージアム
商業施設「くすのきテラス」

関内グローバルビジネス拠点は、グローバル企業の本社の入居と研究開発拠点となる予定です。

また住居エリアは、グローバルに活躍する一流人材を呼び込む横浜初の最高級グレード賃貸レジデンスとなるそうです。

横浜には元々高級レジデンスが多数あると思いますが、それらを超える「横浜初」の最高級レジデンスということで期待が高まります。

低層階には「高質な」ナイトクラブも配置されます。ナイトクラブに行って、すぐに自宅に戻れるのはいいかもしれませんね。

その他にも

  • 横浜にまつわる食材等のミュージアム
  • 商業施設「くすのきテラス」

が入居するので、一般の買い物客や観光客でもにぎわう施設となりそうです。

入居予定のテナント一覧

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

プレスリリースから、商業施設の名前が「くすのきテラス」になることは分かっています。

また、高質なナイトクラブ横浜にまつわる食材等のミュージアムが入居する予定です。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

隣接地では横浜市庁舎街区活用事業も進行中

横浜市庁舎跡地

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の隣接地の「横浜市庁舎跡地」でも複合商業施設の建設が進行中です。

施設は新築棟と行政棟の2つの棟で構成され、新築棟は地上30階の高層ビルとなる予定です。

関内駅前港町地区再開発事業ビルと合わせてツインタワーとなるので、関内エリアのシンボル的存在となりそうですね。

複合商業施設内には、

  • イノベーションオフィス
  • 新産業創造拠点
  • ウェルネスセンター
  • 大学
  • ライブビューイングアリーナ
  • ホテル
  • 交通結節拠点
  • エデュテイメント施設
  • ライブ書店
  • くすのきモール
  • みなとテラス

といった施設がオープンする予定です。

低層階には

  • くすのきモール(新築棟)
  • みなとテラス(行政棟)

がオープンしますが、関内駅前港町地区再開発事業の「くすのきテラス」と名前が似ています

事業者は違いますが、一体感が出るように名前の雰囲気を合わせたのかもしれません。

隣り合わせで名前が似ているので、待ち合わせには向かなそうですね。

アクセス情報(駐車場情報)について

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の最寄り駅は、下記のとおりです。

  • JR「関内駅」
  • 横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」

敷地はJR関内駅、小野上町通り、旧市庁舎街区に囲まれています。

オープン時期は?

関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業は2029年度に竣工の予定です!

開発スケジュールは下記のようになっています。

2020〜
2022年度
都市計画協議
事業計画案検討など
2023年度 都市計画決定
2024年度 組合設立認可
2025年度 権利変換計画認可
建物解体・着工
2029年度 竣工

着工は2025年度とまだまだ先なので、スケジュールが変わる可能性もありそうですね。

まとめ

この記事では、関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

隣接する横浜市庁舎跡地複合施設と併せて、関内エリアがどのように変わっていくのかが楽しみですね!


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