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BiVI新さっぽろ&プレミストタワー新さっぽろ2023年オープン予定!開発プロジェクトの全貌は?

   

新さっぽろ01

北海道札幌市厚別区「新さっぽろ駅」周辺地区にて(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクトが進行中です!

このプロジェクトでは「G街区」と「I街区」という2つの街区が開発され、商業施設・ホテル・分譲マンション・医療施設、大学などの建設が計画されています。

なかでも、大和リリースが展開する商業施設「BiVi新さっぽろ(仮称)」は北海道初進出ということで注目を集めています!

また、隣接して建設される分譲マンション「プレミストタワー新さっぽろ」は、同プロジェクトのメインとも言える超高層タワー。こちらも北海道で初めて駅に直結する分譲マンションとして目が離せません。

この記事では、「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」で誕生する、商業施設やホテル、分譲マンションなど、詳しくご紹介したいと思います!

プロジェクトの概要について

それではまず、「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」の概要についてみていきましょう。

概要について

プロジェクト名 (仮称)新さっぽろ駅周辺地区
G・I街区開発プロジェクト
所在地 G街区:札幌市厚別区厚別中央一条5丁目493–27
I街区:札幌市厚別区厚別中央一条6丁目493–12他
開発総
敷地面積
約55,700㎡(一部借地含む)
取得面積 49,263.08㎡
総事業費 約500億円

コンソーシアム(共同事業体)は7社で結成

「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」は、

  • 大和ハウス工業株式会社
  • 大和リース株式会社
  • 医療法人新さっぽろ脳神経外科病院
  • 医療法人新札幌整形外科病院
  • 医療法人記念塔病院
  • 学校法人札幌学院大学
  • 学校法人産業技術学園

の7社による共同開発です。

同コンソーシアムは、札幌市が進める「札幌市まちづくり戦略ビジョン」に基づいた「市営住宅下野幌団地」跡地の公募提案型売却に応募。

2017年3月に最優秀提案者に選ばれ、札幌市と公有財産土地売買契約を締結し、開発に着手することとなりました。

全体のイメージは?

「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」はI街区とG街区の2つの街区によって構成されています。

ここでは「G街区」「I街区」それぞれのイメージを見ていきましょう。

G街区のイメージ

新さっぽろ02

G街区には、大学と専門学校が配置される予定です。

緑がふんだんに配置されています。

I街区のイメージ

新さっぽろ01

I街区にも、公園やたくさんの緑が配置されています。

医療施設は清潔感のある白系統の建物、商業施設はカラフルなデザインとなるようです。

I街区とG街区の構成は?

続いては、それぞれの街区の構成をみていきます。

G街区

大学と専門学校のエリアG街区には、下記の施設が配置されます。

  • 札幌学院大学
  • 札幌看護医療専門学校

両学校とも2021年4月に開校予定です。

札幌学院大学

G街区には、札幌学院大学の「新札幌キャンパス」が開校します。

札幌学院大学は、1946年に札幌分科専門学院として開校した長い歴史のある学校です。

何度か学校名の変更があった後、1984年に現在の札幌学院大学に名称が変更されました。

今回「新札幌キャンパス」が開校することで、現存の「江別キャンパス」と2キャンパス体制となります。

新札幌キャンパスのコンセプトは、「多様なこと・ひと・もの(Diversity)」との「協働(Collaboration)」です。

新札幌駅に近接する街中にあることを活かし、

  • 人とコラボレーション(Human Collaboration)
  • 地域とコラボレーション(Local Collaboration)
  • 世界とコラボレーション(Global Collaboration)

ができるよう設計されています。

キャンパスには地域住民、ビジネスパーソン、行政職員が自由に利用できる開放された空間が配置されるということ。

地域住民は施設を利用するだけではなく、札幌学院大学の学生と共に解決したいと思う事柄でコラボレーション(協働)できる仕組みが作られるそうです。

地域、企業、住民団体等の課題をコラボレーションで解決することで、課題解決という実践的学びと社会貢献を同時にできるということですね。

うまく機能すれば学生も企業・住民団体もお互いに利益を得ることができる、素晴らしい仕組みです。

校内には社会連携センターが配置され、市民向けのコミュニティカレッジが開催されます。英会話や心理学講座などが行われるということです。

また図書館や食堂ホールは市民に開放された施設になります。

図書館には経済学、経営学、心理学の専門書を中心に約10万冊の蔵書が。

江別キャンパスと合わせると約70万冊の貸出しサービスを利用することができます。

食堂ホールでは、北海道の食材をぜいたくに使った豊富なメニューを学生価格で食べられるということ。

美味しいごはんを低価格で食べられたり、学生たちと交流できるのは楽しそうですね。

札幌看護医療専門学校

駅ちかで新たな医療を学べる専門学校です。

学科は、

  • 看護学科
  • 視能訓練士学科
  • 歯科衛生士学科
  • 臨床工学技師学科

が開設されます。

札幌学院大学との学術交流協定やフィリップス・ジャパン社との産学官連携プロジェクトが行われるということ。

人体や臓器など視覚情報を三次元化できる機器を使用して、仮想現実世界を体験できる医療教育システムが導入されます。

また、学生と厚別区民が一緒に学べる医療セミナーも実施されるそうです。

I街区

G街区からは少し離れた場所に位置するI街区には、下記の施設が建設される予定です。

  • ホテル
  • 医療施設
  • エネルギーセンター
  • 商業施設
  • 共用駐車場
  • アクティブガーデン
  • アクティブリンク
  • リンクガーデン

医療施設は4棟建設され、それぞれ下記の病院などが開発を担当します。

  • メディカルA:新さっぽろ脳神経外科病院
  • メディカルB:新札幌整形外科病院
  • メディカルC:記念塔病院
  • メディカルD:大和ハウス工業

また、ホテルと住宅は大和ハウス工業、商業施設と共用駐車場は大和リースがプロデュースします。

施設はアクティブリンクで接続

I街区にはアクティブリンク(屋内空中歩廊)が設けられており、施設同士を接続しています。

また、JR「新札幌駅」北側とG街区も空中歩廊でつなげる予定だということです。

季節や天候に左右されず移動できるのは、便利ですね。

続いては、I街区に建設される、分譲マンション、ホテル、商業施設の詳細についてみていきましょう。

分譲マンションは「プレミストタワー新さっぽろ」(I街区)

I街区内に建設される分譲マンション「プレミストタワー新さっぽろ」は、プロジェクトのメインとも言える超高層タワーになります。

プレミスト(PREMIST)とは?

プレミストは、ダイワハウスがプロデュースする分譲マンションのブランドです。

ダイワハウスは2021年3月時点で全国で約97,000戸に上るマンションを手がけてきています。

その中でもプレミストは、居住者が想い描くライフスタイルに応えるために生まれたブランド

ハウスメーカーとしてのノウハウをフル活用して、長く住めるの住まいに欠かせない性能を備えています。

快適性、安全性、管理体制、アフターサービスまで一貫体制で行われているので、快適に安心して暮らすことができるということです。

「プレミストタワー新さっぽろ」の施設概要

施設名称 プレミストタワー新さっぽろ
所在地 北海道札幌市厚別区厚別
中央1条6丁目493–37他
総戸数 220戸
事業者 大和ハウス工業株式会社
敷地面積 4,234.35㎡
建築面積 約1,310㎡
延床面積 約24,760㎡
建物高さ 約99m
構造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
階数 地上30階地下1階建て
施工会社 フジタ・大成建設特定建設工事共同企業体
工事完了日 令和5年5月中旬予定
入居予定 令和5年7月下旬予定

ホテルは「L’agent stay(ラ・ジェント・ステイ)」(I街区)

株式会社リアルエコノミー社によると、I街区に開業するホテルは「L’agent stay(ラ・ジェント・ステイ)」になる見通しとのこと。

大和ハウスのプレスリリースでは、下記の施設概要が発表されています。

事業者 大和ハウス工業株式会社
敷地面積 約2,420㎡
建築面積 約1,780㎡
延床面積 約14,300㎡
構造・階数 RC造・地下1階
階数 地上12階建て
部屋数 約220室

開業は2023年度となる予定です。

ラ・ジェント・ステイとは?

ラ・ジェント・ステイは、大和ハウス工業が建設、運営するホテルブランドのひとつ。

ラ・ジェントはシリーズ化しているようで、他にもラ・ジェント・ホテルやラ・ジェント・インがあります。

ヨーロッパ風、リゾート風、和風とさまざまなデザインのホテルが北は北海道から南は沖縄まで建設されています。

ラ・ジェント・ステイは、北海道内にすでに2店舗あり、新さっぽろで開業されれば3店舗目になるということです。

商業施設は「BiVi新さっぽろ」(I街区)

商業施設は「BiVi新さっぽろ(仮称)」が開店する予定です。

商業施設の施設概要の一部は発表されており、下記のとおりになります。

事業者 大和リース株式会社
敷地面積 約5,620㎡

開業は2023年度となる予定です。

BiVi(ビビ)について

BiViは大和リースが運営する複合商業施設です。2021年3月現在、仙台、南千住、つくば、福岡など全国に11施設を展開しています。

大和リースの中で都市型商業施設と位置付けられていて、仙台東口はアミューズメント系、南千住はスポーツ系など、それぞれコンセプトが設けられています。

BiVi新さっぽろ(仮称)はどのようなコンセプトになるのか、気になるところです。

プロジェクト全体のコンセプトに「産学連携」というキーワードがあるので、産学連携に関するコンセプトになるかもしれませんね。

BiViは、光り輝き(brilliant)と生き生き(vivid)という意味を込めて付けられた名称だそうです。

BiVi(ビビ)に入居予定のテナントは?

「BiVi新さっぽろ」に入居する予定のテナントはまだ発表されていません。

詳細が分かり次第、更新したいと思います!

アクセス・駐車場情報について

「新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」の街区へは電車、バス、車でアクセスすることができます。

それでは、それぞれのアクセス方法について紹介していきます。

電車でアクセスする場合

電車でアクセスする場合の最寄り駅は、下記のとおりです。

  • JR千歳線「新札幌」駅から徒歩4分
  • 地下鉄東西線「新さっぽろ」駅(4番出入口)から徒歩4分

主な駅までのアクセス時間は下記のようになっています。

  • 札幌駅まで 9分(JR千歳線直通)
  • 大通駅まで 19分(地下鉄東西線直通)
  • 新千歳空港駅まで 24分(JR千歳線直通)

札幌駅からは特別快速エアポートや快速エアポートを利用すると、たった1駅で新札幌駅まで到着します。駅近くで便利な立地ですね。

バスでアクセスする場合

バスを利用する場合は、「新さっぽろバスターミナル」を利用します。

下記のように各エリアとの間に多くの便が運行しています。

  • 札幌駅・白石区方面 131便
  • 高別市方面 207便
  • 清田区方面 52便
  • 北広島市方面 146便

合計1,300便を超える便があれば、どこからアクセスするのにも便利そうです。

車でアクセスする場合

車でアクセスする場合、最寄りのICは以下のとおりです。

  • 大谷地IC
  • 札幌南IC

どちらのインターチェンジからも、車で約10分なので、アクセスは良好です。

駐車場について

I街区内には共用駐車場が配置されます。駐車可能台数は、690台になります。

施設概要は以下のとおりです。

事業者 大和リース株式会社
敷地面積 約5,130㎡
建築面積 約3,240㎡
延床面積 約22,220㎡
工期 2020年4月
~2021年3月予定
構造 S造
階数 地上7階建て
駐車台数 690台

開業は2021年4月の予定です。

オープン時期は?

【プレミストタワー新さっぽろ】
…2023年5月に竣工

【ラ・ジェント・ステイ】
…2023年度

【BiVi新さっぽろ】
2023年度

となっています!
詳しい日時が分かり次第、更新します!

まとめ

この記事では、「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」の詳細を紹介しました。

「新さっぽろ駅」周辺の地域は、札幌市の一点集中型の都市構造から、分散された都市構造へとなるための「副都心」として位置づけられています。

そのため、エリア内にはJR・地下鉄・バスターミナルなどによる一大交通結節点として、公共施設や商業・業務機能が集積しています。

また現在開発中の街区内には、ホテル、商業施設、共用駐車場のほか医療施設4棟が建設され、隣接地には「子育て支援施設」もあります。

これらの既存の施設に加え、新しい施設が開業することによって、新さっぽろエリアの都市機能がより充実し、多くの人が集まる場所となりそうです。


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