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【やってみた】夫婦喧嘩の仲直りには手紙が最適な理由

      2017/07/10

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「夫婦喧嘩は犬も喰わない」なんて言いますが、そりゃできる事なら誰しも喧嘩はしたくありませんよね。

「うちは一度も喧嘩した事が無い」なんておっしゃるご夫婦もいますが、かなり稀でしょう。
ほとんどの夫婦が必ず喧嘩は経験していると思います。

そして誰しもが、一秒でも早く仲直りしたいと願っているはず。

先日我が家もお恥ずかしながら喧嘩をしてしまいまして。

軽い気持ちで主人に手紙を書いてみたのですがこれが思った以上にかなりいい感じで仲直りできました。

そこで感じた手紙で仲直りする方法のメリットと、内容を書く際のコツをご紹介します。

喧嘩になってしまう原因

そもそも愛し合って同じ道を歩むと決め結婚したはずの夫婦が何故、夫婦喧嘩にいたってしまうのでしょうか。

方向性の違い?

そんなの他人同士ですもの。

誰といたって起きるでしょう。

全ての価値観が全く一緒の人間を探すのは無理です。

必ずどこかで違いは出てきますよね。

でも一緒にやってくにはそれを1つの方向にまとめなければいけない。

そのために必要なのが「話し合い」です。

日々何気ないイライラにも必ず根本に何らかの原因が存在しています。

案外この話し合いさえ平和にできれば、その果てにストレスの無い解決策を見いだせる可能性もおおいにあります。

しかし、お互いの意見がぶつかり合ってスムーズにいかず喧嘩になったり、話し合う事なく相手の日常の行動にイライラし続けて結局爆発してしまうんですよね。

手紙を書いた理由

我が家も先日、とってもくだらない事で喧嘩になってしまいました。

キッカケはもう何だったのかくだらなすぎて忘れてしまったんですが、根本に価値観の違いからくる原因があって、些細な事からお互いイライラをぶつけあってしまい、険悪なまま朝主人は仕事へ。

その時はほんっっっっっとムカつきまくってたんですけど、ちょっと時間が経つとその気持もピークの熱が去って、やっぱり仲直りしたいなぁ…という気持ちに。

何か良い方法はないかと模索しておりました。

「話し合い」と言っても普段仕事で忙しくなかなか直接会話する時間も無いし、LINEでダラダラと会話をする気にもなれず…。

ふと友人の超仲良しご両親のお話を思い出しまして。

そのご両親は、今でも時々手紙を書いていると言っていたんです。

そこで私も見習って、主人に手紙で仲直りを試みる事にしたのです。

渡してみた結果、「俺もごめんね」

主人は帰りが遅いので、その日は必ず帰ってきたら気付く様にダイニングの上に手紙をセットして眠りにつきました。

SMAPの”Best Friend”にも、「今夜、テーブルにメモを置いておくよ。”ごめんなさい”って小さく書くつもり」っていう歌詞がありますが、まさにそれでした。

私の場合は根本に少し話し合いが必要な原因があったので、小さくどころかガッツリ便箋二枚分書きましたけど。笑

根本解決せずに上辺で仲直りして、結局何度でも同じ喧嘩を繰り返すのは絶対嫌なんです。

一回目より二回目の方が「またかよ」って感じでよりムカつきますもん。

本当にただの痴話喧嘩程度ならSMAPパターンで全然仲直りできると思います(^^)

今のSMAPもきっと、もうごめんなさいなんてメモ1つじゃなんともいかない感じなのでしょう・・・あの頃に戻って欲しい・・・寂。

さてさて、翌朝起きた主人の反応はと言いますと。

「読んだわー。俺も言い過ぎたー。ごめんねー。」

勝利の鐘が鳴り響いたって感じでした。(心の中)

手紙がもたらすメリット

あんなに言い合いになってくっそむかついてしまったのに、案外あっさり平和が訪れた我が家。

手紙を書いて渡してのプロセスで、直接話し合うのと違ったいくつかのメリットに気が付きました。

失言が無い

直接の喧嘩が必要以上に大きくなってしまうことの原因の大部分を占めているのが「失言」ではないでしょか。

その点、手紙でわざわざ、「あ?うるせー!バカヤロー!」なんて書く人いませんから、余計な失言や言葉使いで喧嘩が大きくなる事はありません

落ち着いて問題に向き合える

1人で問題に向き合って考えていると、自分のペースで考えれるので感情的になったりしません。
そうする事で冷静に問題点が浮き彫りになってきて、原因がはっきりしてきました。

素直に謝れる

直接だとなかなか「ごめん」の一言が出ない人は意外と多いですよね。

それが手紙だと簡単に文字にして伝えられるから不思議なもんです。

素直が一番。

相手のコンディションが良い時に自分のタイミングで読んでもらえる

これ、結構一番のポイントだと思います!

同じ言葉1つでも、相手のコンディション次第で曲がって取られてしまったり、相手の聞きたくない時に一方的に話してイライラさせてしまう事ってありますよね。

平和な話し合いにおいてお互いが落ち着いたコンディションで向き合える事は超重要です。

書くときに押さえて置くべき5つのポイント

1.必ず自分が謝る部分を挙げる

喧嘩両成敗という言葉の通り、喧嘩になってしまた以上、必ず自分にも何かしらの悪い部分があるはずです。

例えそれが9:1でご主人が悪いとしても、その1を謝る気持ちが大切です。

人間は自分から先に相手の為に行動するのが苦手な生き物ですが、逆に相手に素直になられると、途端に自分もコロッと変われる事はよくあります。

そのためにはまず自分が先に非を認める。

「そんな事して相手が調子にのるんじゃ」と思うかもしれません。

でも大丈夫です!

その内容が小さければ小さい程、あなたがほぼ悪くない事も浮き彫りになりますし、そんな中でも先に素直に謝れるあなたはご主人の中できっと人間力を上げているはずです。

例)今朝は忙しい時間にあんな言い方してしまってごめんね。etc…

2.失言や行動の理由をしっかり説明する

言いすぎてしまった事やとってしまった行動の内容について説明をする事は大切です。

なぜそんな風に思ったのか、どういう気持で行動したのか、必ず理由があると思います。

喧嘩の場面ではそんな事はまず相手には伝わってないでしょう。

文章で伝える事で、ご主人の中でも気付く事や新しい発見があるはずです。

3.愛しているからこれからも一緒にいたいと伝える

Q.何故わざわざこんなめんどくさい手紙を書いているのか?

A.それは仲直りがしたいからです。

Q何故仲直りがしたいのか?

A.それはうまくやっていきたいから。

Q.では何故うまくやっていきたいのか?

つまりそういう事です。

「嫌いだから喧嘩したいわけじゃなくて、愛しているから仲良くやっていきたい。」

全ての言葉はこの大前提に向けた話し合いなはず。

そんなシンプルな感情が意外と普段伝える機会が無いんですよね。

でもまずこれを伝える事で、その後の言葉に耳を傾けれるキッカケになります。

手紙じゃないと言えないし、いい機会と思って伝えました。

4.その上で相手にどうあって欲しいかを伝える

ただの謝罪文を書きたいわけではないので、相手にどうあって欲しいのか、希望もちゃんと伝えました。

これがそもそも今回の喧嘩の親玉みたいな部分なのですが、1.2.3のプロセスを踏む事で相手の耳もだいぶ聞き入れやすくなっていますから。

今朝とは打って変わって、伝えやすくなっています。

5.何か思う事があれば聞かせて欲しいと、必ず最後にボールを渡す。

一方的な文章にしない為にも、相手の気持ちを聞きたいと伝えるのは大切です。

無口なご主人なら何も言わずに仲直りしたつもりって事もあり得ますけど、それこそ話し合いになってませんからね。笑

過度の期待は禁物ですが、何らかの反応をマイルドに要求できます。

最後に「長い話を聞いてくれてありがとう」なんてお礼をいうのも良いでしょう。

始まりは文通じゃなくて話し合いです。

今、話し合いで言うならご主人は、一歩的なあなたの長い言葉を黙って聞いてくれた状態にあります。

お礼を言われれば怒りもそうそう収まっている事でしょう。

まとめ

以上が我が家でやってみた手紙仲直り作戦の全貌です!

こうして読むとめんどくさく感じますが、実際これで仲直りできるなら、ダラダラと喧嘩してるより絶対ラクです!

お互いの関係にも進歩がありますし。

それに女子って昔学生の頃とか無意味にお手紙交換とか交換日記とかしてましたよね?

あれって男性にとっても書くのは面倒だけど読むのは嬉しかったりするみたいです。

あんな感覚で一度試してみるのも良いかもしれません!

話し合いのできる夫婦への道、応援しております!


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