離婚か回避か。後悔したくない人に贈る決断前の3ステップ
2017/07/10

離婚をお考えの方。
迷いますよね。
言葉で言うほど簡単じゃないですよね。
ここ数年、周囲にも結婚だけでなく離婚をする人が増えてきました。
つい先日も、長い間相談に乗っていた友人がとうとう離婚。
そこに至るまではやっぱり大変でしたが、彼女は今、悩んでいる当時よりも随分と前向きに良い顔をしています。
最近離婚した友人
先ほどの友人も随分長い間悩み、やっぱり復縁、いや離婚と、二転三転繰り返していました。
その相談に乗る中で聞いている私も、今は違うんじゃないか、それはどうなの?なんて二転三転していました。
でも最後に決断をした話を聞いた時は、もうその答え以外思いつかないといった確信めいたものを感じました。
彼女が離婚を決めるまでに歩んだステップを紹介します。
①何故離婚を考えているか、迷う理由を挙げてみる
「離婚したい」と思う時、人は大体感情的になってしまっているものですよね。
しかし、真剣に離婚を考えているなら一度落ち着いて整理する必要があります。
何故あなたは離婚したいと思っているんでしょうか。
何が嫌なのか。
どんな所が合わないのか。
そしてその原因は何か。
そうやって考えているうちに2人の間の問題点が、洗い出されてきます。
何かヤダ!全部ヤダ!と思っていても、全て根本的な原因があって起きているって事はよくあります。
それが解決された時、他の事が気にならなくなった。なんてことも。
②目の前にあるドアを全て開けてみる
問題点が洗い出されたら、それに対して自分ができる努力は思いつく限り全てやってみましょう。
離婚を考え迷った時こそ、全力で回避策を実行してみてください。
別れる理由を全力で見つけたら、今度は別れなくて済む努力を全力でしてみるのです。
例えば、料理の味の事で喧嘩になるなら、相手に合わせて作り変えてみる。
うまく話し合いができずに喧嘩になってしまうなら、手紙を書いてみる。
お金の問題があるのなら、節約をしてみる。
浮気が許せないなら何故そうなったかを話し合ってみる。
などなど。
なんでも良いんです。
もしも不毛だとしても、その方法に少しでも可能性があると思ったのなら、とにかく思いつく事は全てやりきってみましょう。
こうして方法を探り、1つ1つ扉を開けていってみる事で、解決策が見つかる場合があります。
そして、それとは逆に、
何をしても離婚した方がいいんじゃないかと思った時。
全てのドアが離婚に繋がっていた時。
もう、他に方法が無い時。
その時はもう迷っても仕方ないのです。
もう方法が無いのなら、そこにとどまっても悩んで苦しみ続けるしかないのです。
泣いて悩んで一緒に暮らすより、別れて笑顔で暮らす方法を考えましょう。
③後悔する覚悟を決める
これはそもそも後悔しない為の話なので、少し矛盾してしまいますが、個人的には離婚して1つも後悔をしないという事はまず無いと思います。
1つも無い状態を待っていたら、その決断はできないでしょう。
最後に大事なのは、例え後悔したとしても、離婚後幸せに暮らす覚悟です。
生活を安定させる準備を整えるのも1つでしょう。
「出会いにも、経験にも感謝。」
それは間違いないと思います。
すべては自分を成長させてくれるチャンスです。
でも。何もせずに成長はできません。
困難や挫折を乗り越えて、成長に繋げられるのは自分の努力あってこそ。
それ無くして、結婚して離婚しただけでは単なるバツイチです。
離婚後に荒んだ生活を送ってれいれば、きっと、あの時ああじゃなかったら…こうしておけば…なんてタラレバを繰り返します。
でも、もしも別れてから楽しく過ごせていたら、
あんな辛い生活もう勘弁!離婚して良かった!
と、思えるのです。
むしろもう終わった事をダラダラ振り返る暇もないかもしれません。
時にふと思い出し、少しの後悔を反省に変えて、前より成長した姿で明日からの自分に向き合っていけば、いい勉強になったなって感じられるのではないでしょうか。
そのためにも、離婚後ある程度安定して人間的な暮らしが送れる環境は整えて別れた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
友人も、この3段階の階段を何度も昇ったり降りたりしながら答えを模索していました。
結果的に今、元気に笑っている彼女を見ると、本当に良かったなと思います。
彼女を見て思うこと。
婚姻中は、夫婦生活を続けるための努力を全力でしたこと。
そして離婚を決めたら仕事と家探しを全力でしたこと。
離婚後は仕事や趣味や友人との時間に邁進して全力で楽しんでいること。
これが後悔していないと言える秘訣だと思います。
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