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初めての美容院で失敗しない選び方&行きつけを見つける方法

   

Hairdresser has cut the long hair of women

今行ってる美容院、満足していますか?

Aちゃん

満足なわけでもないけど無難だから通ってる。だけどたまには他に行ってみたい。

そんな風に思いながらも、初めてのサロンで失敗されるのが怖くて踏み出せない人、多いのではないでしょうか。

私もそうでした。

しかし果敢に失敗を繰り返し、苦節10年。

ようやく行きつけサロンを見つけて、「おまかせ!」の一言で満足して帰れる様になっています!

やっぱりこれが一番ですよ。本当に快適。楽!

たまたまですが、私の友人には美容師さんが結構います。

20人以上はいるのかな。

美容院選びが苦手な人の為に、失敗しないコツと、行きつけを見つける方法を友人の美容師さん達のコメントを交えて紹介していきたいと思います。

あと、名古屋周辺にお住まいの方には、記事の最後におすすめの美容院を載せておいたので、良かったら参考にしてみて下さい。

美容師さんの裏側と本音

先程も言った通り、私の周りには、偶然にも美容師をしている友人が沢山います。

  • 専門学生だった頃からの友人
  • 途中で転職をして美容を離れた友人。
  • 売れっ子スタイリスト。
  • いつまで経っても下手っぴさん。
  • 独立してサロンオーナーになった友人。
  • コンテストで毎度入賞出来る人。

など、本当に様々。

彼らを見ていて、美容師として挫折や成長していく姿も目の当たりにしました。

講習モデルとしてついていった事も。

その中で、「この人に切ってもらいたい!」と思う事もあれば、正直「あそこのサロンには行くまい。」と感じた事も沢山ありました。

美容師さんって、上手くても下手でも、そこそこオシャレに気を使える人が多いので、私たちはついつい美容の事なら何でもできるって錯覚を起こしやすいんですよね。

でもそれは技術のあるなしとはあまり関係ないです。

もちろんファッションセンスがある方が、きっと今後の技術の伸び率はいいかもしれません。

ただ言葉は悪いですがアシスタント時代なんて、本当に素人以下の状態でサロンに立ってる人も沢山います。

時にはオシャレでもなく、ひどい私服と髪型でサロンに降臨している事も。

(下手っぴな知人の1人は3年間サロン内で”おそ松”って呼ばれていた事を送別会で聞かされました。おそ松な美容師、論外です。)

そして彼らも自分がまだまだと感じてる時から、お客さんに入り、講習で2回位しか練習してない技術もプロとして施したりしているのです。

「パーマ苦手!」とか、「あのお客さんの言うことわかりづらい!」と言っている事、よくあります。

もちろん夜遅くまで残業代も出ずにサロンで練習もしてますけどね。

やっぱり職人仕事は、最初のうちは本番も練習のうちだったりします。

何が言いたいのかというと、“美容師さん”と名が付けば「髪の事なら何でもお任せ!」というサロンの演出にごまかされない事。

その思い込みは美容院選びの際にはまず捨てましょう!

美容院を決める主なキッカケ4つ

ではどうやってサロン選びをすればいいのでしょうか。

  • 知人からの紹介
  • フリーペーパーで見つける
  • 街でカットモデルとして声を掛けられる
  • 通りすがり

一般の多くはこの4パターンではないでしょうか。

そしてこの中で一番リスクが低いのは知人からの紹介です。

一番リスキーなのはカットモデルです。

そして無難なのがフリーペーパー。

ではそれぞれの方法で失敗しないコツを紐解いていきます。

知人からの紹介で失敗しない!

自分の周りの人がどこの美容院で髪を切っているか知っている人って意外と少ないですよね?

なんとなく、どこのサロンで切ってるのかを詳しく聞くのって遠慮してしまいがちなのです。

私も髪型の話になっても、どこで切っているかまで詳しく教えてって言われた事はよっぽどの仲じゃないと無いかもしれません。

しかし、これはとっても勿体無い!

自分から見て理想的な髪型の人、いつも素敵だなって感じる人が周りにいるのなら積極的に聞いてみるべきです。

というのもそれってヘアカタログでいちいち探すものが既に目の前に並んでるのと一緒。

あなたの理想の髪型も、それを作ってくれる人も見つかったも同然なのです。

とにかく正直にその素敵な髪型を褒めましょう!

そして自分がサロン探しに難航している旨を打ち明け、できれば紹介してもらえないかと話してみるべしです。

それでダメなら仕方ないけど、意外と褒められた相手も嬉しいでしょうし。

そしてその際に重要なのが、担当スタイリストさんまでしっかり確認しておく事。

これが紹介の最大のメリットでもあります。

普通にツテが無く美容院に入店したら、スタイリストの良し悪しなんて絶対わかりませんよね。

しかし、美容院探しって要するに”美容師探し”。

同じ美容院に行ったからといって、違う人に施術されたら仕上がりは当然違います。

(勿論良い美容師さんがいるサロンは、設定している「合格点」が高い可能性はあります。)

この件に関して友人の美容師A君のコメント

「正直『◯◯さんの紹介でAさんにお願いしたい』と言われれば、自分への評価が嬉しいし、◯◯さんの顔にドロを塗るわけに行かないから余計頑張る!
あ、けどいつも頑張ってますよ!そこは誤解無く!笑」

だそうです。

彼はその流れの紹介で彼女もゲットしてますから。

どんだけ嬉しいかよくわかります。

ちなみに好きなタイプは、きゃりーぱみゅぱみゅ益若つばさだそうです。

私は究極に悩んでた時は、道行く人や初めて行った服屋の店員さんとかにも平気で聞いてましたね。

そのくらい、素敵な髪型の人に通っているサロンを聞くのは、行きつけサロンを見つける一番の近道です。

その際には、「自分と趣味が似てそうな雰囲気」を嗅ぎ分けてました。

趣味が合う人の「良いと思うもの」なら共感できる可能性が高いし、友達だと「あのサロン、何か合わなかったー」の一言が言いづらいですからね。

フリーペーパーで失敗を避けるコツ

さてさて、そうは言っても素敵な髪型の人が周りにいない方や、表沙汰にせずにひっそり探したい方もいるでしょう。

実際に多くの新規入客のキッカケはフリーペーパーや通りすがりが多いらしいですから。

そういうものなのでしょう。

ではフリーペーパーでサロン選びをする際のコツを紹介します。

普段の料金設定が高いサロンは狙い目

料金単価が高いサロンは、高くてもお客さんがリピートしてくれるから価格が守れているという証明だったりします。

いくら街中は家賃が高いからカット料金も高いといえど、技術が伴っていなければあっという間にお客が来なくて潰れてしまいますから。

レベルの高いスタイリストさんが揃っている可能性は非常に高くなります。

でもいきなり高級サロンに飛び込むのはちょっと怖いですよね。

フリーペーパーの割引を使って試せるのはとっても美味しいお話です。

実際、私も今の担当美容師さんとの出会いはこれでした。

この件について、行きつけの美容師Bさんのコメント

「アシスタントからスタイリストデビューするまでの道のりはなかなか長くて険しくて大変でした。毎日の様に深夜まで練習してましたね。ただ、先輩は本当に勉強になる人ばっかりでしたね〜。常にサロンの皆も講習にいって勉強していたし、自分の基礎はあそこで磨きました。結果的にはあの貧乏時代があってこそですわ!」

余談ですが、彼は毎日閉店後の練習とビールを忘れませんでした。

気になるサロンはヘアカタログを見るべし

ホットペッパーにはサロンのスタイリストがカットしたスタイルが載っています。

その中で好きなスタイルがあれば、予約の際に担当スタイリストを聞いて指名してしまいましょう。

できればサロンのHPも見てみましょう。

HPにスタイルブックを載せてるサロンも多々あります。

これで「知人の紹介パターン」最大のメリットである”担当美容師直接指名”をクリア出来るのです!

勿論知人は実際に目で見て沢山動いた後の姿、ヘアカタはプロがバッチリ作りこんで最高の瞬間を撮った中の写りの良い一枚なので、「思ってたんと違う」が起きる可能性は少し上がります。

それでも実際にそのスタイルを作った人に切ってもらえるのであれば、その方が絶対に良いです。

「えーそんな事確認して会ったことも無い人指名するの?!」と思う人もいるかもしれません。

そこで友人美容師C君のコメント

「むしろサロンはその為に、スタイル撮影して載せたりしてるんで、全然問題ないです!知り合いでもないのにカットを見て指名してくれるなんて相っっ当嬉しいです。」

美容師さんにとっては来店のキッカケになって欲しくてやってる事なので、願ったり叶ったりですよ。

ヘアサロン【ホットペッパービューティ】

通りすがりで気になったサロンがある

通りすがりの店に入るのはなかなかリスキーです。

前情報が料金くらいしかありませんからね。

最低限

  • スタイリストのファッションや髪型のセンス
  • 出てくるお客さんの髪型
  • 流行ってるか否か

くらいは様子を見たほうがいいでしょう。

街でカットモデルとして声を掛けられる

地下鉄の駅とか、服屋の近くとか、よく若い美容師さんが声掛けていますよね。

一度切ってもらった事があります。

無料で切ってもらえるから当時、金欠学生の私にとってはおいしく感じました…。

が、しかし、一言で言えば全くオススメしません。

安い話には裏がある。

当然ですよね。

彼らはまだスタイリストデビューを許されていないアシスタントさん。

仕上げはスタイリストが見てくれると言われても、切った髪は戻ってきませんから。

特にショートカットはお願いしちゃダメです。

もしやるなら最低でもロング仕上げ

まだ失敗されても上手な人に直してもらう事ができます。

友人美容師Dさんのコメント
「正直その頃はかなり技術も給料も低いんで、あくまで無料で勉強させてもらうっていう感覚でした。ウィッグ代も馬鹿にならんのです…。

私も結局他のサロンでエクステを付ける事になりました。

“最低でもカラーモデルかロング仕上げ”これに尽きます。

高い勉強料だったなー…。

過信せずに最大限努力した姿で来店

さて、入店のキッカケに関わらず、初めて行くサロンでやっておくべき事を紹介します。

雑誌や携帯のヘアカタを持っていく

例え友達から紹介での来店だとしてもです。

理想像を具体的に持参する事は大切です。

もしも理想像が決まっていなくて、「とにかくお任せしたい」という気持ちがあっても、初回からそれをやるのは相当にリスキー。

迷っていたとしてもせめて2回、できれば3回目以降にしましょう。

自分でもわからない自分の理想を、相手が勝手に読み取って形にしてくれる可能性は相当低いので。

まずは置きに行く。

理想の髪型を持っていくか、自分の今までやった事のあるスタイルを伝えて技術を確認してください。

友人美容師Eさんのコメント

「正直、時間の限られたカウンセリング中ではどうしたいのかはっきりわからず、サロンに置いてある雑誌のどれを見せても理想像が見つからない時があります。即時に似合う髪型を見つけ出してカット出来る人もいますが、それはかなり熟練のスタイリストじゃないと厳しいかも。伝えたい事は言葉や形にしてくれないとわからないですよね〜。」

彼女は今月の誕生日に、彼氏にカルティエのリングをおねだりしたらしいです。

やっぱり言葉や形にしてくれないとわからないからね。

普段の自分が想像しやすい服装で出かける

スタイリストは全体の雰囲気を見て、その人に似合う髪型を提案していきます。

当然そこに服装は大きく影響します。

ガーリーな服装の子にはモードっぽいショートとかまず提案しません。

何事も「まずは見た目から」。

普段の自分の趣味が現れた私服で行くと、相手も髪型をマッチングさせやすくなります。

自分のイメージに髪型をセットしていく

これは整髪剤をつけていくか迷ってやめとく人もいると思うんですが、やはり初めての場合は出来るだけ普段の自分が良いと思う姿で来店するべきだと思います。

その中でここをもう少しああしたいこうしたい、こういった所が悩みだと伝えればわかりやすいですよね。

そこからスタイリストも、その人の普段の自力スタイリング力を判断したり、似合ってるとか、似合ってないとか、色々割り出していくのです。

まずは基本ベースを示した上で、そこからはお互いの会話や画像などの資料で足し算引き算して行きましょう。

お直し期間を利用する

ショートの人はちょこっと長めで仕上げてもらうのも裏ワザです。

これはそこまで大声でオススメする気はないのですが、私はやりました。笑

ショートでいきなり攻めたスタイルってちょっと勇気がいるので、やや長めで仕上げてもらってちょっと様子を見るのです。

そして上手いと思ったら保証期間内にお直ししてもらう。

友人美容師Fさんのコメント

「意外とお直しって沢山いらっしゃるので、一度くらいあってもクレーマーとは思わないです!失敗が怖いからこの位の長さにしとこうと思ったんですけど、すごい上手なんで勇気を出してバッサリお任せしたいです!とか言われたらむしろ嬉しさすらありますよね〜。」

よっぽどのひどい失敗がなければ三度目までは様子を見る

行きつけのサロンを見つけるにはやっぱりこれ。

よっぽどの理由が無ければ、何度か同じサロンで同じスタイリストに担当してもらってみましょう。

私自身が同じサロンに5年以上通って痛感していますが、やっぱり人間接触する時間や回数が長くなればなるほど相手の事がわかってきます。

好きなスタイル、嫌いなスタイル。

生えグセ。

どの程度自分でお手入れする人なのか。

なかなか1回で完璧につかめる事はありません。

でも2回、3回と重ねていくうちに、自分自身もスタイリストの得意なスタイルや癖が読めてきます。

その中で違うと思えばまた他を探すし、マッチすればどんどん分かりあえていくので見事行きつけサロン発見です。

3回目までというのは、1回目が良くて、2回目にイマイチだなと感じたら、「前々回がとても好きだったので今回はあれでお願いします。」と伝えてみて下さい。

それで一回目のスタイルが全然再現されなければ、ひょっとしてたまたま成功したビギナーズラックだったかもしれないし、しっかり再現されればそのスタイリストはあなたの趣味をまた1つ理解出来た状態にあります。

行きつけスタイリストBのコメント

「最初来た時は意識高い系ブリーチカラーでした。サロンの皆が担当したくないって言うので頼られ弱い僕がやる事になったんです。前回他のサロンでとんでもないミスされてたらしく。完全にこだわりの強いクレーマーがきたのかと思って気を使いまいしたー。今となっては髪の事は本当にお任せしてくれる様になりました。代わりに僕の失恋話とか、勝手に説教してくるんで、逆にめんどくさい。」

行きつけの美容院は1回にしてならず。

因みに私の周りは、親・姉妹・叔母・友人・職場の上司、見事に全員がB君のサロンでお世話になっています。

「SAGA佐賀」みたいですね、クラス半分同じ床屋。

彼は出会った頃はお勤めの美容師さんでしたが、今では自分のサロンを経営していて、立派なオーナースタイリストさんになっています。

決してゴリ推ししたわけでもなく、私の髪型を見て、みんな「紹介して」と言うので、自然に全員が通う事になっていきました。

皆見事に満足していて、一度彼に担当してもらって他の美容院へ移っていった人は1人もいません。

しかも独立して5年、今ではなかなか予約が取りにくいくらいの大繁盛ですが、一度も広告を出した事が無いんです。

全て口コミでここまで広がったんですって。

すごいですよね。

それでも出会った頃と丁寧な接客や美容への姿勢は全然変わらず。

忙しくても毎回しっかりとしたカウンセリングをしてくれて、技術はどんどん上手になっていってます。

仕事がちゃんとしてる人って、人間性もちゃんとした人、やっぱり多いですよねー。

初心を忘れない姿勢は個人的にとても勉強になってます。

そうじゃないとここまで安心して周りにも紹介できない。

口コミでここまで広がったサロンはやっぱりそうそうあるもんじゃないので、彼はホントに今まで出会った中で1番素晴らしいスタイリストですね!

同じ名古屋周辺にお住まいで、なかなか美容院探しに難航している方は、一度彼に切ってもらうといいかもしれません。

合う合わないはもちろんあると思いますが、少なくとも私とその周囲の老若男女たちはもう他の美容院にいく事は誰も考えてないくらいお気に入りサロンです。

遠い人だと県外や知多半島からもわざわざ通っているくらいですからね。

知り合いにおすすめが聞けない人は、ホットペッパーで検索するのもいいと思います。

私も彼との出会いはホットペッパーでしたからね!

ヘアサロン&スタイリスト検索サイト

ヘアサロン【ホットペッパービューティ】

その際は、是非この記事の「フリーペーパーで失敗を避けるコツ」の章を参考にして見て下さいね。

ホントにサロン探しに困っている人の参考になれば幸いです。


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