【体験ブログ】和痛分娩も痛かった!それでもおすすめする理由
2017/08/31
この記事を読んでいるあなたは、これから出産を控えられている妊婦さんやそのご家族の方だと思われます。
自分が実際にそうでしたが、費用や効果の問題、事故などのリスクを考えて、普通分娩にするか迷われている方は結構多いのではないでしょうか?
また「無痛分娩」という言葉と比べると和痛分娩は一般的でない事から、違いがよくわからなかったりしますよね。
私は現在二児の母で、1回目は普通分娩、2回目は和痛分娩を体験しました。
周りからは「2回目の出産は安産が多いから、和痛にするだけもったいない」と言われつつも頑固に選んだ和痛分娩。
賛否両論あるようですが、私は和痛分娩にして本当に良かったと思っています。
少し費用は上がる事は事実ですが、一回目に普通分娩を経験しているからこそ、払うだけの価値は完全にありました。
先日、仲の良い友人から妊娠の報告と出産方法について相談を受けた時も、やっぱりおすすめしちゃいましたね。
ただ、周りに経験者がいない方もまだまだ沢山いらっしゃるんじゃないでしょうか?
特に妊娠すると、「痛い事も我慢してなんぼ」という雰囲気から、病院で「どのくらい痛いんですか?」といったような不安を口にできない空気があります。
あれって不思議ですよね。
妊娠した途端、“痛い”という部分には突然フォーカスを当ててはいけない雰囲気になる。
歯医者の治療や盲腸の手術なら当然麻酔を使うのに。
実際にお産の痛みは歯科治療とは比になりません。
死なない事が不思議なくらい、人生で1番痛かったです。
私も妊娠中
「お母さんになるんだから、ちゃんと痛い思いして普通に産まなきゃだめだよ。」
とか
「和痛にするのにまだ痛みが不安なの?大丈夫でしょ?」
というような事を言われました。
その時は、自分を情けなく思うな瞬間もありましたが、全て終わった今だからこそ言いたい!
- 我慢するから良いってもんじゃない!
- 母であろうが人!痛いものは痛い!
どんな方法であれ、愛情に差はありません。
事実私が、普通に産んだ子も、和痛で産んだ子も、同じだけかわいいですから。
これは未経験ですが、無痛でも帝王切開でもそうでしょう。
恥じる事ではありませんし、一回目に普通に産んだ自分が、無痛分娩の人より立派だと思った事もありません。
でもそれを大きな声で言いにくい雰囲気がある。
芸能人のブログみたいに、お産や子育てを「かわいい・幸せ」でしか表現できないこの状況、妊婦だった頃にとても違和感を覚えたのです。
「現実をありのまま表現する人がいてもいいんじゃない?」って。
というわけで、和痛分娩に関する全ての知識と経験をメモとして残しておこうと思いました。
- 和痛分娩のメリット・デメリット
- 和痛分娩による陣痛開始から出産までの経緯
- 全体を通した痛みの推移
- おすすめする理由
などなど。
個人的な意見ではありますが、自分の姉妹や大切な友人が妊娠した時にガチでお話する内容ですので、宜しければ参考にして見て下さい。
和痛分娩とは?自然分娩・無痛分娩との違い
自然分娩というのはその名の通り、”陣痛から出産まで全て自然のままに任せて進める”方法です。
それに対して和痛と無痛には麻酔薬が使われます。
明確な定義が無く、病院によって少し差があるようですが、私が病院で受けた説明をお話しますね。
私の出産いた医院では、無痛分娩=完全無痛。
“陣痛開始から出産まで、全て痛みが無く、完全無痛で進めるお産”を意味する事が多いようです。
予め出産予定日が決まっていて、その日に陣痛促進剤という薬を投入し、人工的に陣痛を起こさせます。
完全無痛の場合、最初から麻酔が効いているので、一度も痛みを感じる事はありません。
それに対して和痛分娩は、普通分娩と無痛分娩の間に位置します。
自然に破水や陣痛が始まるのを待ち、子宮口がある程度開いた時点で麻酔薬を投入します。
ではまず、和痛分娩の具体的な方法を紹介していきます。
和痛分娩の方法は?
和痛分娩の方法は、大きく分けるとこの6段階です。
- 自然に陣痛が来るのを待つ
- 痛みレベルがじっとしていられる程度のうちに、背中に麻酔用の管を入れる
- 子宮口が6センチ開くまでは麻酔無しで陣痛に耐える
- 6センチ開いたら管から麻酔を投入
- 完全に赤ちゃんの頭が降りてくるまでは麻酔を足し続けてくれる
- 赤ちゃんが下りてきたら、自然にいきんで出産
と、こんな感じでした。
病院によっては和痛と言えど、陣痛促進剤であらかじめ決められた日に出産をするところも多いようです。
これは、主に病院側の事情です。
日本はまだまだ麻酔科医が不足していて、いつ来るかわからない陣痛に備えて、人材を備えておくのは大変。
だからあらかじめ麻酔科医の先生がいるとわかっている日に、促進剤を入れてお産をするのです。
欧米諸国では6割以上が無痛や和痛で出産するのに対して、日本ではまだ8割が普通分娩を選ぶ理由はこういった裏事情もあるのです。
私が出産した病院は「より自然に近い状態で、痛みを和らげてお母さんがリラックスしながらお産を迎える」という方針でした。
実際に、自然に陣痛が来るのを待つから、先生は常にスタンバイしておかなければいけないのでお仕事は大変そう。
そんな環境でお産できた事はとてもラッキーだったと思っています。
とりあえず今回は私の体験した和痛分娩で話を進めていきますね。
ただ、やっぱり完全無痛と比較すれば痛いですよ!
途中までは麻酔無しですからね。
和痛分娩の麻酔方法は、カテーテルという管を背中に刺す方法です。
これについてはリスクや経過の説明に関わってくるので詳しく解説します。
カテーテルって?
「硬膜外麻酔」といって、骨髄のすぐ近くにある硬膜の外側を狙って、チューブの付いた針を背中に刺します。
すると背中に管が通った状態に。
その管に麻酔を注入する事で、背中から全身に麻酔薬が行き渡るのです。
いわゆるブロック注射とかと同じですね。
刺す時にずれてしまうと骨髄を傷つけてしまう為、ちょっと刺す瞬間は緊張。
最初に先生がマーカーペンで背中にマーキングをして、看護師さんに体をガッチリ抱え込まれて固定されます。
緊張はするけど、そこは無になって任せてしまえば一瞬。
それ自体は耐えられる痛みです。
陣痛と比較したら屁でもないので、これにビクビクする必要は無いと思います。
これを友人に話したら、
「せっかく費用をかけるのに、結局痛いの!?」と若干ショックを受けてました。
まぁまぁ、そのお気持ちはわかります。
でも、自然分娩と和痛分娩を経験した私からすると、和痛には和痛なりのメリットがありました。
次にもし3人目を産むとしても、完全無痛より和痛にするかもしれません。
では、そのメリットをお話していきます。
和痛分娩のメリットは?
- 普通分娩と比較すると、圧っっっ倒的に痛みが軽減される
- 無痛と比較して、麻酔の量が減る
- 痛みが少ない分、体力の消耗が少ない
- 最後の瞬間は感覚がわかるので、いきみやすい
一つずつ説明していきますね。
1. 普通分娩と比較すると、圧っっっっ倒的に痛みが軽減される
これはもう言うまでも無いほど、比になりません。
痛みに関しては後ほど詳細に説明しますが、普通分娩の痛みは本当に尋常じゃない。
「みんな乗り越えて生きている」とはいうけど、尋常じゃない。
痛いのって、死ぬ事とは関係ないんですよね。
お産の時、痛みでは人は死ねない事がよくわかりました。
もし男性に
「今すぐ死刑」と「陣痛7日間の刑」どちらを選ぶ?
と聞いたら、きっとほぼ全員が後者を選ぶと思いますが、
確実に7時間もしないうちに「もう死にたい」と言うはずです。
それが途中から痛み0になるわけですから、ありがとう和痛分娩です。
2. 無痛と比較して、麻酔の量が減る
完全無痛の計画分娩と比較すると、
- 自然に陣痛が来るのを待つ→ 陣痛促進剤を使わない
- 6センチ開くまで待つ→ 6センチ開くまでは麻酔無し
というわけで、単純に薬の量が減ります。
3. 痛みが少ない分、体力の消耗が少ない
陣痛が起きても、子宮口が開いていなかったり、赤ちゃんがまだ下りてこない時には、思いっきりいきむ事ができません。
どんなに痛くても、痛みにこらえて我慢。
その時間の体力の消耗は凄まじい。
人によってはそれが24時間以上続くわけです。
もしかしたら3時間で終わる人もいるかもしれませんけどね。
いずれにせよ、産後のお母さんは赤ちゃんのお世話で、妊娠中よりももっと大変。
少しでも陣痛の苦しみは短い方がいいです。
4. 最後の瞬間は感覚がわかるので、いきみやすい
完全無痛では無いので、最後に赤ちゃんを産む時しっかりといきむ事ができます。
麻酔が効きすぎていたり完全な無痛を選択すると、いきむ感覚がわからなくて、分娩時間が長くなってしまう事もあるようです。
その点、私の体験した和痛分娩は、最後はしっかりと感覚がある状態だったので、まったく問題なくいきめました。
というか、普通分娩の時よりも少しだけ冷静でいられるので、上手にいきめましたね。
普通分娩の陣痛は痛すぎて、上手も何も、自分がどんな状態でいればいいのかよくわからなかったです。
以上がメリットです。
ではその反面どんなデメリットがあるのか気になる方も多いのでは。
次に和痛分娩のデメリットを挙げて行きますね。
デメリット
和痛分娩のデメリットはこちらです。
- 事故のリスク
- 完全なる無痛ではない
- 誰でも受けられる処置ではない
1. 事故のリスク
まず第一にこれを考える方は多いですよね。
「赤ちゃんに何か悪い影響は無いの?」
とか
「死亡のリスクが高まるんじゃ?」
など。
最近、無痛分娩をした妊婦さんが死亡してしまった悲しい事故もありましたしね。
考えられるリスクは、
- カテーテルを刺す際に失敗して骨髄を損傷する
- 麻酔が効きすぎて呼吸困難になる
こういった事が考えられます。
先日の大阪であった死亡事故も、麻酔の効きすぎによる呼吸困難が原因でした。
ただ、直接的な原因は、呼吸困難では無く、病院がその後に適切な処置をしなかった為、亡くなってしまったそうです。
実際、年々無痛分娩は増加しているのに、妊婦の死亡率は変わっていません。
私は一回目は大学病院で普通分娩、2回目はクリニックで和痛分娩を経験していますが、処置のずさんさで言えば大学病院はひどいものでした。
ずっと放置されていたせいで医師不在のまま子供が出てきてしまい、医療事故の一歩手前、赤ちゃんが死んでいてもおかしくない状況でした。
そして二人目の和痛分娩のクリニックは、かなり麻酔の扱いなどにも慣れていて、本格的な陣痛が始まれば必ず誰か看護師さんが側にいれくれます。
大事なのは、その病院の先生やスタッフの状態をしっかり見極めて納得して決める事だと思います。
2. 完全なる無痛ではない
子宮口が6センチ開くまでは普通に陣痛がきますし、最後の方になると上手にいきむ為に麻酔を足さなくなるので、しっかり痛みがあります。
和痛分娩は、一瞬たりとも痛い思いをしないという意味ではありません。
特に子宮口が開きにくい人は、痛みを感じている時間も長いです。
私は2回とも、6時間以上は麻酔無しでした。
3. 誰でも受けられる処置ではない
和痛分娩は誰でも受けられるものではありません。
実際に私は、一人目の時から和痛を選択していましたが、予定外の普通分娩になりました。
その後出産した友人も同じです。
私の場合だと、赤ちゃんがお腹の中であまり大きくならなかったのが原因です。
2,000g以下だとすぐにNICUに入らないといけないのですが、和痛分娩のクリニックにはNICUがありませんでした。
※NICU=乳児用の集中治療室
そのため急遽、大学病院に転院になったのです。
大学病院は、普通分娩か、普通に産めない状況の時のみ帝王切開になります。
和痛分娩も無痛分娩も、最初から選択肢にはありません。
追加費用を払ってでも和痛分娩が良かった私は大ショックでした。。。
友人の場合は、あらかじめ決められた予定日に陣痛促進剤を使って陣痛を起こすはずが、予定日よりも早く自然に陣痛が来てしまい、麻酔科医の先生がいなかった為、普通分娩になったのです。
こういう事もよくあるので、希望していても必ず受けられるわけじゃないんですよね。
ちなみに私の出産費用はこんな感じでした。
費用は?
通常の出産費用 47万円 + 和痛分娩費用 3万円です。
合計50万円。
そのうち42万円は「出産育児一時金」として返ってきます。
直接支払い制度を使えば、退院の際のお会計の時点で42万円が差し引かれた請求金額になります。
大学病院で普通に産んだ時も、50万円近くかかったので、あまり大差なかったですね。
ただ、全国的にみると無痛にする費用は、「+3万円〜15万円」と、結構差があるみたいです。
そこは出産を検討されている病院で確認してみて下さいね。
ではここからは、実際に経験した痛みの具合とお産の経過を解説していきます。
どのくらい痛いの?
まずはお産の経緯を時系列で説明しますね。
破水〜出産までの時系列
- pm10:00 破水 ここからずっと前駆陣痛が続く (※不規則な出産につながらない陣痛)
- am7:00 カテーテルを刺す
- pm20:00 子宮口6cm開いてようやく麻酔投入 ずっと麻酔を足し続ける 途中で寝ていた
- am6:30 感覚が戻ってきて、激烈な痛みに変わり始める もう麻酔は無し。 いきむ!
- am7:20 出産成功!
こんな感じです。
お産は記録上9時間という事になっていますが、破水と前駆陣痛をあわせると2日ほどかかりました。
二人目はあっという間なんて嘘!
一人目と変わらないか、それよりも大変でしたよ。
人によりますが、本当に和痛にして良かった…。
ではその際の痛みの大きさを、数値で表現してみました。
(※あくまでも個人的感覚)
痛みの推移
最後のお産の痛みをMAX1000として、全行程の痛みを数値で表現すると、
こんな感じです。
途中0になります。
因みに普通分娩はこんな感じ。
比較すると、300〜500までの痛みが0になり、ラストの破壊力が1割ほど減少する感じです。
両者の違いを一つのグラフにまとめてみました。
オレンジが普通分娩・青が和痛分娩です。
さて、これだけ見てると、「やっぱりそこそこ痛いじゃん!」と感じた人も多いとおもいます。
それでは普通分娩の経験と比較して、和痛分娩にする費用対効果を考えてみました。
費用対効果は?
和痛や無痛にする事で発生する費用は、3万円〜15万円ほどと、かなり開きがあります。
私の場合は3万円だったので、迷う事なく和痛という感じでしたが、15万円ともなると迷うところだと思います。
しかし!それでも自分だったら和痛にします!
一回目の普通分娩の時、「この痛みを0に出来るんだったら20万円でも払える!」と思っていた記憶がはっきりあるのです。
※もちろんお金が有り余っているわけではありません。
子宮口が6センチ開いた後も、5時間くらい陣痛が続いたという時間的要因もあると思います。
だから二人目の時に、「もし6センチ開いてから1時間で全部終わったらもったいないかも」と一瞬迷いました。
だけど結果的に9時間もかかったので、本当によかったです。
というか、普通分娩の直後は、もう痛いから出産したくなかったです。
生みたくなかった。。
実際に、体力消耗しすぎて、次の日トイレに立ち上がったら、そのまま意識を失って倒れてしまいましたしね。
10時間以上悶え苦しんでいるわけですから、フラフラです…。
では最後に改めて、私が和痛分娩をおすすめする理由をまとめました。
おすすめする理由
- 痛みに耐える時間が短くなるので、体力を産後の育児に残しておける
- 費用以上に痛くなくなるメリットの方が大きいと思う
- 陣痛促進剤などを使う完全無痛と比較すると、和痛分娩は自然に近い
- 精神的な余裕がある
とにかく産後は眠れない日々が続きます。
その上おっぱいが上手く出ずに、乳腺炎になるかもしれません。
みんなサラっと言ってるけど、とにかくどれも痛くてしんどいです。
こんな事ばかり言ってると、不安を煽ってしまうかもしれませんが、芸能人のブログで伝わってくるような、幸せと愛情だけでは無いのも現実。
痛くて、眠れなくて、泣いて、大変なのです。
「じゃあそれを少しでも楽に、余裕を持って楽しいものにするには?」 と考えた時、私は和痛分娩を選びました。
本当に途中5時間、600の痛みが0ですから。。。(※個人感覚数値)
寝れるなんて、一回目に立会してくれた主人もびっっくりしてました。
決して甘えじゃなくて、翌日以降の為の体力温存です。
まとめ 病院選びは大事!
繰り返しになりますが、無痛分娩や和痛分娩の件数は年々増加していますが、出産による妊婦の死亡率は変わっていません。
それが直接の死因になる確率は非常に低いし、そもそも出産は、普通に産んでも命がけです。
和痛にしても、普通にしても、大切なのは病院選び。
和痛分娩を受ける為に2箇所の病院を検討しましたが、病院次第でこちら側への姿勢は相当違います。
一つの病院は、麻酔科医が不足している事から、ここ3年間1件も和痛の処置をしていないという事で一気に選択肢から外れました。
信頼できて、なんでも話せるドクターの元、できれば和痛分娩の症例が豊富な病院を選ばれる事をおすすめします。
これはあくまで我が家の事例ですが、二人目は、和痛分娩で生まれて、私の体の事情からほぼ粉ミルクでした。
それでも三歳になった今、保育園の同じクラスの中で、誰よりも背が高くて元気いっぱいにかけまわっている豪快な息子です。
今妊娠されてるあなた。
これから生まれてくる赤ちゃんを少しでも穏やかな気持ちで迎えられますように。
あと、分娩方法と少し話は逸れるのですが、妊娠線の対策はしっかりされていますか?
出産経験者として、これから出産を控えている方には、少しでも早く妊娠線クリームで保湿する事をおすすめします。
一度出てしまうと一生お腹にあの肉割れ模様が残ってしまいますからね。
私は超初期からずっと塗っていた結果、全く妊娠線がでませんでした。
産後の感想として、絶対でなくて良かったと思っているし、周りにも絶対妊娠線対策は薦めています。
これについて詳しくまとめた記事もあるので、これから出産を控えている方は是非読んでみて下さい。
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