クレファスのロボット教室で子供は理系に育つ?人気の理由と月謝
2017/04/25
どもです。サトウです。
うちの子はいま小学3年生。そろそろ公立に進むか、私立中学を目指すか決めなくては行けない時期ですね。。。
「子供の成長は本当に、本当に早い…。」
気がついたらあっという間に中学生になっちゃいますよね。
中学生になったら、今より勉強も部活も頑張って欲しいところ。勉強については将来の可能性を増やす意味でも、何とか伸ばしてやりたいです。
そしてやっぱり、自分の子供には将来の年収をアップさせるために、出来れば理系に進んで欲しいと思う親御さんも老いのではないでしょうか。
だけど、親である自分は超が付くほどの文系脳。どうやって理系に興味を持たせればいいのか。。。
と考えていたところに、ロボット教室なるものが最近人気だという情報を得ましたので、調べてみました。
大手のヒューマンアカデミーやエジソンアカデミーなどいくつか種類があるようです。
その中から、今回は「クレファス」というロボット教室についてご紹介します!
ロボット教室のクレファスとは
クレファスとは、株式会社ロボット科学教育が運営する、ロボット製作を通じて子供たちに理数系に対して興味・好奇心を喚起させてくれるロボット教室です。
クレファスという名前を英語で表記すると「crefus」となります。
その名前の由来は、「Create(想像する)」「Future(未来)」「Science(科学)」からCre・Fu・Sを取ってcrefusで、「未来の科学を想像する」という思いが込められています。
近年は子供たちの理科離れが叫ばれていますよね。
高学年になればなるほど、面白く無いといって興味関心が希薄になっていき、それが数学・理科といった理数系科目の学力低下につながっています。
そこで、高度な理数系の知識を楽しみながら習得できる教室として、クレファスはスタートしました。
アドバイザーに早稲田大学理工学術院・高西淳夫教授
教材やカリキュラムの開発は、早稲田大学理工学術院の高西淳夫教授がアドバイザーを務めます。
そして、マニュアル制作会社のイソガワスタジオ株式会社から五十川芳仁氏が加わって、わかりやすい教材の開発しています。
また、タフツ大学工業教育研究所のクリス・ロジャーズ博士らも携わっています。
カリキュラムは幼稚園年長、小学生から高教室生まで幅広く対応
クレファスのカリキュラムは幼稚園の年長から高教室生まで幅広い年齢に、体系的カリキュラムを提供します。
教材はレゴマインドストーム
クレファスで使用する教材は「教育用レゴマインドストーム」です。
開発はMIT(マサチューセッツ工科大学)、そしてレゴ社の教育事業部です。
ロボットを題材にして科学技術の基礎やプログラミングを学習することができます。
幼稚園年長・小学1・2年性のカリキュラム「Kicksジュニアエリート」
幼稚園年長・小学1,2年生用のカリキュラムとしては「Kicksジュニアエリート」が用意されています。
※幼稚園の年長は、新百合ヶ丘教室、青葉台教室のみとなります。
小学3年生から高教室生までのカリキュラム「crefus」
小学3年生から高教室生まではLEVELを3つに分けたカリキュラムとなっています。
小学生の間はLEVEL 1で基礎学習、プログラミングの基本、そして算数に、物理・電気の基礎を学びます。
LEVEL 1のブロンズ・シルバー・ゴールドの各ミッションを修了した生徒はLEVEL 2に進むことが出来ます。
さらに高度なプログラミングを学び、センサーを使ったロボット製作に取り組みます。
LEVEL 2でプラチナミッションを修了した生徒はLEVEL 3に進み、二足歩行ロボットを製作。メカトロニクスや機械力学、さらに高度なプログラミングを学びます。
そして最終的には理数系の大学へ進み、研究者や技術者、ロボット開発者への道を進みます。
ロボットとプログラミング
使用するロボットキットは「LEGO(r) Mindstorms(r) EV3」。
世界で最も汎用的に利用されているロボット教材で、ロボット競技で標準的に採用されています。
プログラミングは教育用EV3ソフトウェアで学びます。
これはドラッグアンドドロップによるアイコン操作で視覚的にプログラミングが可能となったものです。
中学生になるとRobotCというソフトウェアを使って、理工系大学の情報処理のようなプログラムを学びます。
国際的なロボット競技会「FLL」で世界へ
クレファスは、世界西田規模の国際的なロボット競技会、「FLL(FIRST LEGO League)」への参加が可能です。
FLLとはおよそ80ヵ国から、29,000チーム以上が参加するなど、国際色も豊かな大会。
以下の内容で開催されます。
- 自律型ロボットによるロボット競技攻略
- 子供たち自らが科学と未来を考える、プレゼンテーション競技
プレゼンテーションが大会の競技に含まれているのはとてもいいですよね。
クレファスの生徒さんのエピソード
ネット上には、クレファスの生徒さんにはこんなエピソードがあるようです。
「エアコンには温感センサーっていうのがついていて、室温が何度以上になるとエアコンのスイッチがオンになって何度以下になるとスイッチがオフにな るというようにフィードバックプログラミングが組み込まれているからだよ。ホラ!多分あの辺に温感センサーがついてるんじゃない。」と生徒さんが解説。
すると、回りのテーブルがざわざわと・・・「まだ小学生なのになんて優秀な!」とか、「まぁ、なんて賢いお子さんだこと。いったいどうすればそんな優秀な子供に育つんでしょう!」などなど感嘆の声が。
「ねえ、お父さん。なんで自動でヘッドライトが点いたり消えたりするか知ってる?ライトセンサーがついてるんだよ。どっかに。」 「ライトセンサー?」とお父さん。 「そう、ライトセンサーっていうのはね、光の明るさを数値化してコンピューターに情報提供するセンサーなんだよ。閾値(しきいち)が高ければスイッチオ フ、低ければ暗いって判断してヘッドライトのスイッチがオンになるんだよ。」と生徒さん。 「し、し、しきいち?」自分の子供がそんな難しい単語を知っていること自体に大いに驚いたお父さんでした。
クレファスの月謝・入会金・教材費など
クレファスは本格的なロボット教材「レゴマインドストームEV3」を利用するので、ちょっと高めの費用となってしまいます。
初期費用
項目 | 費用 |
---|---|
入会金 | 16,200円 |
ロボットキット | 56,160円 |
毎月の月謝など
項目 | 費用 |
---|---|
授業料 | 14,040円~ |
教材費 | 1,080円 |
維持費 | 1,080円 |
クレファスは全国・海外に64教室(2016年8月)
クレファスのロボット教室は全国・海外に64教室展開しています。(2016年8月現在)
各都道府県の教室数は以下となっています。
都道府県 | 教室数 |
---|---|
北海道 | 1教室 |
宮城県 | 1教室 |
新潟県 | 3教室 |
茨城県 | 3教室 |
群馬県 | 2教室 |
千葉県 | 2教室 |
埼玉県 | 3教室 |
東京都 | 13教室 |
神奈川県 | 6教室 |
静岡県 | 3教室 |
愛知県 | 14教室 |
大阪府 | 3教室 |
奈良県 | 1教室 |
広島県 | 1教室 |
徳島県 | 1教室 |
大分県 | 4教室 |
福岡県 | 2教室 |
ベトナム | 1教室 |
ちょっと高いな、と思った時や、近くにクレファスのロボット教室がない場合
クレファスのロボット教室、本格的にプログラミングまで学べて、ガッツリ取り組むには非常に良いと思います。
ただ、他の教室に比べてかなり料金が高いんですよね。教材費も授業料も高くなっています。
しかも、もう一つの問題は、全国に63校、海外に1校しかないので、自宅の近くにない場合は通うことが出来ないんですよね。
そんな時にオススメしたいのが、ヒューマンアカデミーのロボット教室です。
ヒューマンアカデミーのロボット教室は、全国に850教室以上。
もちろん近くの教室でも無料で授業を体験できるので、週末の子どもとのお出かけにもかなりオススメです。
実際に僕も子どもと一緒に行ってきて、感想を記事にしました
→ ロボット教室の料金は?ヒューマンの体験授業のリアルな感想
ヒューマンの公式サイトはこちらです。
※サイトから体験授業に申し込めない場合は、開催日程を問い合わせてみてください。
費用もヒューマンの方が安く済みますし、僕が体験した教室は先生もかなり熱心な方でした。
そしてセールスの類は殆ど無いです。体験後数日してから電話で「どうでしたか?」と一回だけかかって来ただけです。
もちろん当日は子供もいるので、勧誘は一切されませんでした。
ということで、もしお子さんがロボットに興味があるのであれば、暑い夏や寒い冬の週末レジャーとして、行かない理由はないかな〜と思います。
それでは、また!
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