小学校教師実践・勉強しない子供が自然とやる気になる方法!
2017/07/10

子供の将来の事を考えると、勉強は出来るに越したことないですよね。
それが出来れば全て良しとも思いませんが、勉強ほど全員が通る道もありません。
出来たらきっと将来の道がぐんと広がるだろうと思います。
でも子供達、なかなか進んで勉強しませんよねー。
お友達と遊んだほうが当然楽しいし、やりたい事が他にたくさんありますからね。
私自身、今5歳と2歳になる子供を育てていますが、上の子はそろそろ字の読み書きを覚えて欲しいな・・・と日々思ってはいるのですが、実際は公園に行ったりお出かけして遊びたい気持が勝ってしまって、なかなか向き合えないでいるんですよね。
周囲の小学生の子供を持つ友達も、勉強させたいけど学校が終わったらすぐ遊びに行っちゃうんだよねーとよく話しています!
姉は小学校の先生
私の姉は10年ほど小学校の教師をしています。
超仕事人間で、仕事しかしないで過ごす毎日をみていると、妹ながらある意味将来が心配でしたが、先日無事に結婚致しました(笑)
そんな姉ですが、お仕事はやはりとても良くできる様です。
毎年担任が変わる中で、保護者の方たちから来年も先生に見てもらいたいと言われたり、子供が授業が楽しい楽しいと言って勉強する様になったと毎年学年末にお手紙をもらったりして嬉しそうにしています。
順調に出世もしていて、教育委員会からあらゆる場面でお呼び出しがかかっているので、きっと評価もされているのでしょう。
そんな姉が、どんな授業をしているのか聞いてみました。
授業の用意はスーパーマーケットで準備!
生魚を買ってきてさばいて解剖を見せてから料理をする
夜電話がかかってきて「スーパーでさばいてない魚買ってきて!」と言われた事がありました。
理科の生物の範囲の時に、魚を目の前で一緒に解剖しながら、器官の説明などをしたみたいです。
生臭い匂いにきゃーきゃー騒ぎつつも、テストの結果がとても良かったと言ってました。
体操服を着てポートボールをして、重力と放物線の勉強をさせる
これも理科の実験として。
物理の範囲の時ですね。
理科なのに体操服を着て運動場で身体を動かしながら、実際のボールの動きを見て、重力や放物線を理解させていく。
とりあえず遊びの延長みたいで楽しいですよね。
物質の変化はべっこう飴で!
これも理科の実験です。
アルミ箔のカップにお砂糖を入れて、溶けてきた所で爪楊枝を入れて固めるとべっこう飴になりますよね。
実際に作って、食べて、それから皆でお砂糖と熱によって起きた物質の状態変化について話したりするそうです。
味覚まで使った授業は子供にとってはすっごく印象に残っていたみたいで、作文に書いてくれた子もいたみたいです。
ご褒美シールを集めさせる
姉が10年間毎年かかさずに続けているのが、ご褒美シールGETシステムです。
これは日常的にお手伝いを進んでやってくれた子や、テストで良い点数が取れた子、全回のテストから大幅に点数をあげた子、友達に優しく出来た子など、ジャンルを問わずあらゆる場面で褒めるキッカケとしてあげているみたいです。
高学年になっても結構一生懸命集めてくれるらしく、学年末に何か大きなご褒美に変えているみたいです。
小学生はまだまだかまって欲しくて褒められたいんだなーって痛感させられましたね。
楽しかったら頑張れるんですね。
日常の何気ない出来事に絡める
姉は小学校の教師なので全教科指導していますが、専門の専攻は理科なので、やっぱり自然と理科の授業の評判は良いみたいです。
好きで得意な事が上手に結果に繋がるのは大人も子供も共通なんですねー。
理科の実験なんだけど、日常の何気ない遊びやお料理などの行動にフォーカスを当てて実践する事で、お勉強させられてる感が全く無いんでしょうね。
「難しい!!!!」という感覚を持ってしまうと人って苦手意識に変わってしまってやらなくなっちゃいますからね。
遊んでる様な感覚で自然と勉強ができているって、親としては相当ありがたいです。
因みに元素記号とかの暗記要素が強い範囲の勉強が嫌いな子は多いと思うのですが、先日名古屋市科学館に行ってきた時にその辺りの展示を見てきました。
大きな元素記号のモニュメントみたいなものがあって、日常生活にあふれているものを使って”物質”について紹介されていたりして、肌で感じるものがあり、この範囲の勉強がつまらない子には一度行ってみるとかなり意識が変わるんじゃないかな?!と感じました。
自分の子供が理科の暗記が好きじゃなかったら絶対に連れて行こうと思っています!
確実に行く前よりは楽しくなると思うし、教科書の文字で見ているよりインパクトが残って覚えやすく感じてくれるんじゃないかな。
まず科学館自体がかなり子供にとっては遊び場になるし、入場料も安いからとってもオススメのスポットです!
ロボット教室で工作しながら学べる
名古屋市科学館は、週末に子供たちを遊びに連れて行ってあげられる場所を探して行ってみたのですが、その他にも色々行った所や行きたい所について書いたので良かったら参考にしてみて下さい!
我が家は毎週末お出かけする先がネタ切れになっていて、あまりお金を使わずに楽しく遊べる所を探していました。
そこで見つけたのがヒューマンアカデミーの「ロボット教室」の無料体験です。
「ロボット教室」体験授業受付中
名古屋市科学館に行った時も「ロボット教室」開催の告知がされていたのですが、こっちは参加費用が17,000円もするらしく、我が家はちょっと値段で断念です。。。
ロボット作りを通して「てこの原理」や「摩擦の力」などの理科の知識を学べるらしいのですが、まさに姉の実践している授業とコンセプトは同じだなーと。
遊びの延長から自然に勉強に興味が持てる方法がハマって理科が得意になってくれたら嬉しいですしね。
それに自分の子供が学校や習い事の場面でどんな風に過ごしているのかってなかなか普段は授業参観くらいでしか観られないので、そういった意味でも新鮮な気持でいいなーと思います。
あと、先生が教えてくれている所を見守っているのは体力的にも楽で子供が喜んでくれるなら一石二鳥だなって。
会社の社長が息子さんを週末に体験に連れて行くらしく、今とても感想聞けるのが楽しみなので、また書こうと思います。
ヒューマンアカデミーのロボット教室は、全国に約500校拠点があるので自宅の近くを選べるのですが、無料体験の予約をした際にはもうすでにいっぱいだった校舎も結構あったらしく。
尚更期待。。。
質問にもとても丁寧に答えてくれて、かなり感じが良かったと言ってたので、気になる方は良かったら問い合わせしてみて下さい。
完全無料でロボットも持ち帰れるみたいで、その場で有料のコースに申し込みすることはまずないらしいので。
まとめ
姉の授業でも一年を通してテストの結果などに推移はもちろんありますが、やっぱりこういった実験を行って肌で体感させたものは、成績にも顕著に現れると言っていました。
特に普段やらない子ほど、結果が出やすく感じるとも。
やっぱり楽しく遊びの延長で向き合ってくれたら、勉強も自然に伸びるんじゃないかなーとつくづく思います。
勉強も習い事も同じですが、苦手意識を植え付けない様に、親として良い提案をしていってあげたいなーと思います。
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