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豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)2021年秋開業!テナント情報など

   

東京都江東区豊洲にて「豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)」が進行中です!

オープンは2021年秋の予定!

豊洲は東京駅から4km圏内という便利な場所に位置しながらも、たくさんの緑や水辺でくつろぐことができる貴重なエリア。

首都高速晴海線の開通やBRT(バス高速輸送システム)の運行も予定されており、交通の便も良くなっています。

このような癒しと利便性が共存した豊洲エリアに、オフィス、ホテル、商業施設などが入った複合商業施設が開業します。

この記事では、「豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)」の施設概要、コンセプト、入居予定のテナントなどを紹介します。

施設概要について

それではまず豊洲六丁目4-2街区プロジェクト(仮称)の施設概要をみてみましょう。

プロジェクト名 豊洲六丁目
4-2街区プロジェクト
(仮称)
豊洲六丁目
4-3街区プロジェクト
(仮称)
所在地 東京都江東区豊洲六丁目4番
最寄駅 ゆりかもめ「市場前」駅
建築主 清水建設株式会社
設計 清水建設株式会社
施工 清水建設株式会社
棟名 オフィス棟
(4-2街区)
ホテル棟
(4-3街区)
敷地面積 約16,110㎡ 約8,340㎡
建築面積 約9,190㎡ 5,800㎡
延床面積 約89,100㎡ 約32,300㎡
高さ 約74m 70m
用途 オフィス、店舗、
交通広場、駐車場
ホテル、店舗、
駐車場
構造・規模 鉄骨造(免震構造)
地上12階、塔屋1階
鉄骨造地上14階
塔屋1階
着工 2019年3月上旬 2019年7月上旬
竣工 2021年8月 2021年8月

総事業費用は約600億円で、清水建設単独の開発事業としては、これまでで最大となるということです!

ブランドコンセプト(施設コンセプト) は?

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)のコンセプトは、

「TOYOSU BREATHE CAMPUS(トヨス・ブリーズ・キャンパス)」。

働く人のモチベーションや生産性を高める、クリエイティブなキャンパスのようなオフィスを創っていくことが目的です。

自分らしく自然体で働き、都市と自然と時代を呼吸する、そんな次世代のワークスタイルを発信していく場所が誕生します。

施設のイメージは?

オフィス棟は水辺に隣接した大型複合施設で、働く人のウェルネスに配慮した設備が充実しています。

交流やくつろぎの場となるカフェや野外のオープンスペース、ランニングや散歩のステーションなどが配置される予定です。

入居予定のテナント一覧

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)のテナント情報はまだ発表されていません。

清水建設の資料から、コンビニエンスストアの入居を検討中ということだけはわかっています。

詳細が分かり次第、情報を更新していきます!

フロア構成は?

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)は、

  • オフィス棟
  • ホテル棟

の2棟から構成されています。

フロア構成をそれぞれみていきましょう。

オフィス棟

オフィス棟のフロア構成は以下のようになっています。

階数 用途
屋上 屋上庭園
地上3階〜地上11階 オフィス
2階 エントランスホール
地上1階〜2階 店舗
地上1階 交通広場、駐車場

屋上には2つの屋上庭園が設置され、パントリーが計画されています。

海を見ながらランチを食べたり、屋外のワークスペースとして活用したりできる共用空間です。

商業施設は、地上1階〜2階部分になります。店舗数は多くなさそうなので、厳選された店舗が入居するのではないでしょうか。

ホテル棟

ホテル棟のフロア詳細はまだ公開されていません。

施設の用途がホテル、店舗、駐車場となっているので、ホテル棟にも商業施設が設置されるようです。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

オフィス棟にはアクティブアトリウムを配置

フロア中央のアトリウムは、フロア間のスムーズな移動をかなえるアクティブアトリウムになっています。

また下記のような設備が配置されていることにより、新しいアイデアがうまれやすい環境になっています。

  • コミュニケーションカウンター
  • シースルーコア
  • コラボレーションスペース
  • コミュニケーション階段

コミュニケーションカウンター

アトリウムの両端とコラボレーションスペースDに設置されたカウンター。

飲み物を片手にワーカー間でコミュニケーションを取り、アイデアを出し合うことができます。

シースルーコア

占有部分とアトリウムの間にはガラスサッシュが設置されています。

自然光が入り開放感がある空間により、コミュニケーションが生まれやすくなります。

コラボレーションスペース

入居しているさまざまな会社で働いている人が交流をできるスペース。4カ所に設置されています。

コミュニケーション階段

センターアトリウムに沿って設置された階段。この階段を利用して、上下階へ移動することにより、フロアを超えた交流が可能になります。

1フロア約2,000坪の大規模オフィス空間

オフィスは最大4分割できる、フレキシブルな空間になっています。

最上階の11階にはハイポテンシャルフロアが用意されており、スケルトン天井で開放感があります。

下記のような使い方ができ、創造性を活かせる空間になっています。

  • ショールーム
  • スタジオ
  • R&D
  • テストキッチン

また3階のポテンシャルフロアは、ヘビーデューティーゾーンで、床荷重対応は1,000kg/㎡になっています。

ホテル棟には「ラビスタ東京ベイ」が入居

ホテル棟には「ラビスタ東京ベイ」が開業する予定。水辺の空間と景観が生かされ、洗練された雰囲気となるようです。

ラビスタとは、「眺望・眺め」という意味と「出会い(アスタラビスタ)=また今度」の意味を持つ言葉。

季節によって変わる最高の眺めを楽しめるホテルということです。

客室は582室で、最上階には、

  • 大浴場
  • エステ
  • プール
  • アスレチック施設

が設置されたエリア最大規模のホテルになります。

日本初の都市型道の駅!豊洲MiCHiの駅がオープン

敷地内の交通広場の上部を約1,700㎡のデッキで覆い、来訪者の憩い・交流の場となる「豊洲MiCHiの駅」が設置されます。

豊洲MiCHiの駅のロゴについて

豊洲MiCHiの駅のロゴには、下記の意味が込められています。

ii デジタルツインと清水建設の
アイマークをイメージ
C 豊洲への思い
・Cordial  Contribution
・Collaboration
・Coordination
を表現
MiCHi カラーリングはシミズカラーを表現。
アルファベット表記により、
「道×未知=美地」をイメージ。
豊洲の道に未来の知恵が集まり、
美しいまちを創る

アクセス情報について

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)は、新橋や銀座にも近いベイサイドエリアに位置しています。

交通手段は、

  • 電車・地下鉄
  • BRT

となっています。

電車・地下鉄でのアクセス

電車・地下鉄でアクセスする場合の最寄り駅は下記のとおりです。

  • ゆりかもめ「市場前」駅徒歩1分(直結)
  • 東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩15分

ゆりかもめ「市場前」からは施設へは、歩行者デッキで直結しています!

ゆりかもめ「市場前」から各主要駅までの所要時間は下記のようになっています。

  • 豊洲駅まで……4分
  • 台場駅まで……13分
  • 新橋駅まで……13分
  • 銀座一丁目駅まで……9分
  • 有楽町駅まで……11分
  • 東京駅まで……13分
  • 品川駅まで……16分

BRTでのアクセス

BRTでアクセスする場合の最寄り駅は下記のとおりです。

東京BRT「(仮称)市場前」駅徒歩1分

BRTとは?

BRTはBus Rapid Transitの略でバス高速輸送システムを指します。

バスと言えば道路の交通状況に左右されやすく、時間が読めないところがあるものです。

しかしBRTは道路の整備などによって、路面電車と同等の定時性や輸送力を持っていることが特徴です。

コンセプトは、「地域を「つなぐ」-驚き、体験、にぎわい、変化」。

都心部と臨海部という2つのエリアをつなぎ、新たな路線価値を創り出すことを目的としています。

シンボルマークは、BRTの「B」をモチーフにしており、両エリアを表す2つの点をつなぐデザイン。

レインボーカラーのグラデーションで、利用者の驚きや新しい体験、地域のにぎわい、新しい変化を生み出す様子が表現されています。

停留所はバリアフリーになっており、車椅子でもスムーズに乗り降りできるようになっています。

また車両は単車両と連節車両があり、下記のように環境に優しい車両が採用されています。

  • 単車両……環境負荷物質を排出しない燃料電池車両
  • 連節車両……環境負荷物質の排出を低減したハイブリッド車両

2020年度からプレ運行、2022年度から本格運行が開始される予定です。

概要は以下のようになっています。

BRTプレ運行 BRT本格運行
環状第2号線
(築地区間)
地上部道路
(往復2車線)
本線トンネル
往復4車線
(側道 片側2車線)
表定速度 路線バス並み
(11~15km/h程度)
LRT・
新交通システム並み
(目標値20km/h以上)
運賃 路線バス並み
(大人220円)
路線バス以上
乗車方法 前扉から乗車
(一部試験的に
全扉から乗車を検討)
全扉から乗車
運賃収受 乗車時ICカード又は
現金で乗車時車内収受
(一部試験的に券売機
による乗車券事前販売を検討)
ICカード又は乗車券で
乗車時車内収受(券売機による
乗車券事前販売を予定)
車両 単車バス
(一部燃料電池バス)
連節バス
単車バス
(一部燃料電池バス)
連節バス
輸送力
(ピーク時)
約6便
約450人/時間
約20便
約2,000人/時間

車でのアクセス

車でアクセスする場合は、首都高速豊洲出入口を出てすぐです!

その他の移動手段

施設の待合スペースに隣接した場所にはタクシー乗り場が設置され、シェアサイクルポートも設置される予定です。

シェアサイクルとは?

シェアサイクルとは、自転車をほかの人とシェア(共有)するサービスです。

使いたい時間分だけ料金を支払って自転車を利用することができます。

施設の周辺エリアへの移動に便利ですね!

空港からのアクセス

空港から施設の交通広場まで高速バスが運行予定です。

所要時間は以下のとおりになります。

  • 羽田空港から……約20分
  • 成田空港から……約60分

駐車場情報について

豊洲六丁目4-2街区には、155台が駐車できる駐車場が配置される予定です。

内訳は下記のようになっています。

  • 平面駐車場45台
  • 機械式駐車場101台
  • 荷捌き駐車場7台
  • 障がい者用2台

豊洲六丁目4-3街区にも駐車場はあるようですが、詳細情報は発表されていません。

オープン時期は?

豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)は、2021年秋開業の予定です!

まとめ

この記事では豊洲六丁目4-2・3街区プロジェクト(仮称)の施設概要、フロア構成、コンセプトなどについて紹介しました。

さまざまな開発が進行して盛り上がっているベイエリアに、より一層にぎわいを生み出す複合商業施設施設になりそうです!


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