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英語が話せなくてもHSBC香港に実際に口座開設した旅行記

      2016/10/08

先日、友人と盛り上がって香港にある銀行HSBCに海外口座をつくりに行ってきましたので、その詳細をレポートします。

この記事の結論は以下です。

  • 国際免許取得していくこと
  • 中学程度の英語力で大丈夫
  • 開設手続きをする支店選びだけは間違えるな
  • あと、香港の海鮮料理は絶対食べること

海外口座を持とうと思ったきっかけ

僕は13年間の会社員時代はひたすらに働き、独立してからも割りと寝る間も惜しんで働いてきました。また29歳のころに結婚した嫁は専業主婦では有りますが、派手な生活をすることなく節約上手な方でした。そんな感じで子供を二人育てながら坪84万円ほどの土地に中古の戸建住宅を購入しても、ふと気がついた時にはそこそこお金が貯まってきていました。

ただ、会社員時代にお金を任せていた僕の嫁は、「貯金することが大事」という田舎のご両親に育てられたためか資産運用などという発想はなく、学資保険や生命保険、住宅ローンはありながらもためたお金はすべて定期預金。これはマズイということになりました。いまは僕も一応経営者の端くれですので、周囲には資産運用を真剣に検討している友人経営者もいたりして、貯まったお金をどうしようかということを少しずつ考えていたのでした。

そんな時、友人のひとりが「日本の口座にお金入れてても仕方ない。どうもHSBCがいいらしいよ」という情報を仕入れてきました。

この記事を書いている現段階ではどのようにこの口座を使っていくか決めていないのですが、中国にとても詳しい友人とも前々から中国旅行に行こうと話していたこともあり、HSBCに口座をつくることを名目とした香港・中国弾丸旅行を敢行したのでした。

事前準備はほぼゼロ。これがまずかった。

さていざ香港に旅行に行くと言っても、僕はそのころとにかく忙しくて、事前の情報収集はほぼ出来ない状況。また同行する友人も同じような状況で、中国に詳しい友人だけを頼りにしていました。

実際飛行機や宿の手配も中国に詳しい友人にすべて丸投げ。僕は当日リュックサックに普段仕事で使っている装備(Mac Book Proを突っ込んだリュック)に2日分の着替えだけを入れて空港に向かうだけでした。

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中部国際空港についてから、予約してあったモバイルWi-Fiルーターを受け取り、しばらくゆっくりします。ホントは空港ラウンジに行ったことが無かったので行きたかったのですが、今回はみんなが行かない空気だったのでひとり行くわけにもいかず、サブウェイでビール飲みながらサンド食べてました。

そうこうしているうちに香港へのフライトの時間が迫ってきました。今回は中国通の友人の手配で格安ながらキャセイ航空に乗ることが出来ました。同行した友人曰く「キャセイはサービスがめちゃいいよ!」との事だったので楽しみにしていましたが、機内もなかなか快適で、食事もそこそこ美味しかったですね。

フライト自体は4時間ほど。基本的にはアルコールを楽しみながらずっとしゃべっていました。

初日 ホテルにチェックイン後すぐに最寄りのHSBCへ向かうもあえなく撃沈

さて香港国際空港に到着して、まずは一悶着。中国通の知人がツアー会社のひととの待ち合わせ場所を間違えて、探しに出たまま僕らの場所まで戻れなくなってしまいました。我々は友人と3人、待ちぼうけを食ってしまうという事態に。これは他のツアー客の方々に申し訳なかったですね。まあこの後他の方々に会うことは無かったのですが。

その後、気を取り直して香港国際空港からバスで香港島まで向かいます。その間香港人アテンダントが色んな案内をするのですがアニメで見るような「ザ・中国人の日本語」でとてもおもしろかったです。そして、香港で二泊することになる宿「アイクラブ フォートレス ヒル ホテル」に到着。待ち受けてくれていたのは3日間めちゃくちゃお世話になることになる、中国通の友人の、香港人ビジネスパートナー。このひとがめちゃくちゃいい人過ぎて、英国紳士教育を受けたひとのレベルの高さを思い知るのですが、それは後ほど紹介しようと思います。

これぞアジア!って感じでした

これぞアジア!って感じでした

さて、ホテルにチェックイン後、すぐに最寄りのHSBCに行きます。中国通の友人の見立てでは、「英語・中国語が堪能な自分がサポートできるし、事前の調査では免許証とパスポートがあれば問題ない」と、かなり楽観的に考えていたようで、実際「サクッと作って食事に行きましょう!」という感じでした。ただこれがドタバタの始まり。すべての見立てが間違えていました。

ま、事前の情報収集を怠った我々が一番の問題なのは言うまでもないのですが。

絶対に必要な英語力。そしてもうひとつ必須なのは国際免許証。そして頼りになる日本領事館

まず全員でHSBC North Point Branchへ歩いていきます。ホテルからは歩いて10分程。かなり人通りが多く、初めて歩く香港の街はとても刺激的でした。

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この頃は僕も「すぐ開設できちゃうんだろうな。」と思っていました。ただ軽く検索した限りでは相応の英語力がいるという情報は得ていたのですが、なにせ中国通の友人は中国語・英語が堪能な上に日中間ビジネスをサポートしているし、翻訳の仕事までしているわけですから、「ま、彼が言うなら大丈夫なんだろうな」という感じでした。

さてHSBCに着きます。そこで順番待ちのシートを取得して友人から順番に呼ばれていきます。一人目の友人が窓口で話している様子を見ていて、ひとつ目の誤解が判明します。

それは「断固として本人としか話さない」というものでした。同行の友人が横から口を挟もうとすると、担当のおばちゃんが「あなたは何も言ってはならない。本人が答えなくてはいけない」という旨のことを言っているというのです。

ここでのやり取りはすべて英語。HSBCの口座を解説するにはやはり英語力が必要だったのです。しかし一人目の友人も何とかできる限りの英語で粘ります。

そして二人目の友人が窓口に呼ばれていきます。彼はそこそこ英語が堪能なので、行けるだろうと思っていました。そうこうしているうちに続けて僕が窓口に呼ばれます。

僕は中学英語程度までしか出来ません。高校からは一切勉強してませんので。多少はわかるかなと思ったのですが、僕の場合は英語でやり取りする前の段階、書類を見せた時点で「We can’t accept.(だったような)」と言われてしまいます。

ここでふたつ目の誤解が判明。日本の免許証では住所確認が出来ないから認められないというものです。英語が堪能な友人、まだ粘っていた一人目の友人もすべて同じ理由で却下されていました。

これは正直想定外。一同「香港旅行がただの観光旅行になるのか。。。」とかなり暗い雰囲気につつまれます。

しかし先ほどのHSBCで中国通の友人がある情報を得ます。それは香港の日本領事館が住所証明書を発行してくれるというではないですか。

さっそく中国通の友人が日本領事館に電話をします。

そして、通常であれば中二日かかる住所証明書の発行を、何とかならないかと友人が交渉してくれて、なんと翌日にしてくれるというではありませんか!ありがとう、香港日本領事館!

今回の香港の度は2泊3日。初日はすでに夕方です。この時間だと日本領事館の開いている時間には間に合わないので、翌日の2日目に朝イチで領事館まで行き、3日目の朝イチに住所証明書を受け取って、その足で領事館最寄りのHSBCに行こう、となりました。この「最寄りの」がまた最後のドタバタを生むわけですが。。。

気を取り直してレイユームン(鯉魚門)。絶品海鮮料理は必食

さて、この時点では我々に出来ることはないので、気持ちを切り替えて夕食に向かいます。ここでアテンドをしてくれる香港人の方が本領発揮します。

彼は香港と中国の東莞で従業員500人規模のビジネスを営む一族。正確には彼の義理のお兄さんが社長を務めている。正直このクラスの方がめちゃくちゃ親身にアテンドしてくださった事自体が驚愕だったのですが、中国通の友人曰く「そういう文化」なのだそう。その代わり彼らが日本に来た時は全力でもてなすとのこと。

そんな彼が連れて行ってくれたのは香港で海鮮料理を食べるなら、という感じのレイユームン(鯉魚門)という場所。

鯉魚門ってどんな街? | キャセイパシフィック航空 | 香港スタイル

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ここでは、生簀に泳ぐ魚介を「アレとアレとアレ」という感じで選び、それを厨房で調理して食べるというもの。ここで食べる料理がホントにどれも美味しくて、香港を訪れたら必ず立ち寄りたいと思いました。特に巨大なシャコを揚げたもの。あれは衝撃的でした。

これが激旨だったシャコ

これが激旨だったシャコ

めちゃくちゃ楽しく食事をしたあと、香港人の彼が「観光もしておいたほうがいいよ」と言ってくれたので、夜景を見に行きました。

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よく見るやつですね。メッチャ綺麗でした。

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こんなとこにも行きました 「ニセモノーニセモノー」って声かけてくるw

そんなこんなで1日目は終了。翌日は朝から領事館へ向かいます。

二日目 領事館で手続きした後、どうすることも出来ないし中国へ!深センを超えて 東莞(ドングァン)へ

さて、2日目は朝イチで香港の日本領事館へ向かいます。この辺りはとにかく都会。香港は1,104平方kmという狭い土地に700万人が住んでいる世界有数の人口密集地域。ちなみに東京23区は622.99平方kmにだいたい900万人。東京はすごいですね。

このあたりはかなり都会的で洗練されていました

このあたりはかなり都会的で洗練されていました

さて香港の金融街っぽいところに日本領事館はあります。ビルの46階まで上がります。香港はエレベーターの待ち方が日本と違うように思われました。かなり脇のほうで待つのです。ちょっと距離を空けて目の前で待っていたら、香港人の彼に離れるように促されました。

さて、領事館で手続きです。昨日の話が通っているので、スムーズに進みます。「翌日にご用意します。」というお言葉もいただき、とりあえず一安心です。しかしこの時はこの証明書について言いがかりをつけられるとは思いもしませんでしたが、そのあたりは3日目のセクションで。

手続きが完了してからは、香港人の彼のお兄さんに会いに行くために、中国に入ります。深センを超えて東莞市へ、MTRという鉄道と高速道路を使って向かいます。

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ちなみにMTRに乗っていて思ったのは、香港のひとは老若男女ほとんど全員、スマホを使っています。ガラケーなんて見なかったんじゃないかな。日本の年配の方々はまだまだガラケーの人が多いですよね。まあこれは日本の携帯電話が独自の進化を遂げたことによる弊害なのでしょうね。

それと、MTRでは香港から深センまで行くのですが、深センに近づくに連れて人々の洗練度合いが落ちていくのも面白かったですね。香港の人はホントに普通におしゃれな人が多いです。大都会。

国境警備隊に怒られiPhone没収!?

さてそんなこんなで深センに着きます。僕らは中国通の友人の助言で、イミグレーション(出入国審査)が空いているという落馬洲駅から深センに入ります。

ここで観光客である僕は、持っていたiPhoneで写真を撮りまくっていたのですが、審査カウンター近くでもパシャパシャ撮っていたところ、国境警備隊が寄ってきてiPhoneを指さし、「今撮った写真をすべて消せ」と怒られました。

この時はホントに冷や汗をかきました。というのも、もちろんiPhoneも大事なのですが、背中のリュックには仕事道具のMac Book Proが入っていたのです。「ひょっとして没収とかされちゃう?ネタ的には超面白いけど仕事できなくなる!」と思っていたものの、特に調べられもせずに済みました。しかしさすが社会主義国家と思い知った出来事でした。

激ウマ広東料理と20年物の紹興酒

さて深センの出入国管理を無事通過した後は、迎えの車に乗って一路東莞(ドングァン)市へ。深センから東莞市まではだいたい70km程度あります。これ普通に電車の方が早いんじゃないの?と思ったのですが、直通の電車がないようで、6時間以上かかるっぽいです。その距離を高速道路で走ります。

初めて走る中国の高速道路は、以前行ったアメリカのそれに近かったです。道幅といい周囲の景色といい、似てました。大味なんですよね、やっぱり。周囲の建物も大きいし。

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1時間強くらい?走ったところで東莞市に着きました。822万人が住んでいることもあって、建物は大きいものの、かなり都会です。やはりアメリカ(フロリダ)に近いなあ、という印象を持ちました。

さてここで香港人の彼のお兄さん一味(いろんな関係者が出迎えてくれたので、敢えて一味とw)と一緒に食事を楽しみます。

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おそらく高級な広東料理と20年物の紹興酒。とにかくすべてが美味しかったわけですが、とりわけ印象に残ったのは野菜。野菜の味がいちいちしっかりしていました。こんなに「野菜の味がする野菜」って食べたことないってくらいでした。僕らが知っている中国の姿は本当にごく一面なんだなあと痛感させられました。本当にすべてがおいしかったです。

この辺は30年前の日本ぽい

この辺は30年前の日本ぽい

食事を終えて、なぜかお兄さんの家(職場付近の高級な別宅)にお邪魔してしばし歓談した後、深センを経て香港へ向かいます。ちなみにお兄さんは日本語がお上手でしたので、会話もとても楽しめました。

お兄さんの家の窓からの眺め

お兄さんの家の窓からの眺め

香港まではおそらく2時間以上車を走らせたと思います。途中で入国審査があったのですが、パスポートを渡して、車に乗ったまま懐中電灯で照らされて終わり。なんだこのあっけなさ。まあ一応中国同士なので、そんな感じなのかなと勝手に納得していました。

まさに「食い散らかした」w

まさに「食い散らかした」w

そして香港へ戻ってからも酒宴です。今度はローカルな大衆酒場みたいなところで広東料理三昧。ここでもどれも美味しかったですが、印象に残ったのはなんといっても鳩。鶏よりはちょっと癖があるのですが、おいしかったですよ。お兄さんが「香港の街には鳩がいないんだよ。食べちゃうからw」と言ってましたが、冗談なのかほんとなのかわからなかったですね。

The Peakからの眺め。

The Peakからの眺め。

その後観光名所である「The Peak」にみんなで行きました。ものすごく綺麗でしたが、深夜12時近かったこともあって、香港人の彼は「もっと早い時間だったらもっと綺麗だよ」と言っていました。その後ホテルへ戻って、最寄りのセブン-イレブンで買ったビールを日本飲んでから就寝。

ザ・ピーク | Hong Kong Tourism Board

最終日 二度の(ほぼ)門前払いと三度目の正直で無事口座開設後、駆け足で帰国

さて最終日。この日は領事館で住所証明書を受け取ってから、同ビルにあるHSBCに行きます。ただその前に朝起きてホテルのロビーに集合して、フリーで提供されているコーヒーを飲みながら質問に英語で答えられるようにみんなで予習です。まあこれ全然役に立たなかったんですけどね。

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予習が終わって、トラム(路面電車)に乗り込んで領事館へ向かいます。その道すがら香港の街並みを見ていたのですが、本当にエネルギッシュな街だなと思いました。またぜひ行きたい。

日本領事館で住所証明発行し、同ビルにあるHSBC Exchange Square Branchへ

さて日本領事館へ着いたら住所証明書を受け取ります。いくつか書類に記入したように思いますが、ちょっと覚えてないです。ごめんなさい。でも当たり前だけど日本語通じるし、めちゃくちゃ安心感あります。そして10時に用意しておきます、と言われていたのですが、日本人は絶対30分前には用意してるはずと読んでちょっと早めに向かいましたが、案の定準備出来ててすぐに受け取ることが出来ました。

その後、同ビルにあるHSBC Exchange Squre Branchへ移動。このあたりは欧米人がかなり多くて、エリートビジネスマンがたくさんいる印象でしたね。

HSBCに入り、中国通の友人が「口座を開設したいんだけど」と伝えてくれて、一人づつ別室へ呼ばれます。

ここで最大のネックになったのは、英語。

要は「あなたの英語力では口座を開設することはできない」と、ほぼ門前払いでした。正直香港のひとの英語って日本人にはかなりわかりやすいと思うんですよね。欧米人の英語よりかなりはっきり発音してくれるので。ただ、それでも正直全然わからなかったですね。とにかく「その英語力では開設できない」とのことでした。

しかしここで諦めるわけにはいきません。なんと大胆にもHSBC本店へ向かいます。

HSBC Hong Kong Office

HSBC Hong Kong Office。ものすごく近代的なビルに十分なスペースが取られていて、明らかに場違いでした。そして窓口でひとりずつ「口座開設したい旨」を英語で伝えます。

しかし窓口のおねーさんにもかなり怪訝な顔をされます。とにかく英語がわからないから。そして「あなた達は友人だろう?」と英語が堪能な友人を先頭に3人でまとめて対応されまさした。「これは行けるのでは?」と思ったのもつかの間。ここでも「開設できない」と言われることになります。理由はなんと、日本領事館で取得した住所証明では不十分だということ。しかも複数枚の書類をまとめて閉じてあって、「一連の書類すべてを証明する」旨が記してあるにも関わらず「これでは最初の1枚しか証明されていない」という無茶な言いがかりでした。

ただ、まあ彼らからすれば適当な理由を探しただけな気がします。仕方がないととりあえず銀行を出ます。

しかし僕には最後の望みがありました。

Ocean Centre Branch

最後の望み、それはネットで「簡単に解説できる」という記事のあった、HSBC Ocean Centre Branchに行くというもの。

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1日で三店舗を回るとは夢にも思っていませんでしたが、ここまで来たら諦めて帰るわけにはいきません。逆に言うと、Ocean Centre Branchに行ってだめなら諦めがつくというものです。

船で対岸に渡り、目的の支店へ。ここは初日に夜景を見に来たところです。こんな気持で再度訪れるとは全く思っていませんでした。

支店に入ると、これまでとは明らかに、本当に明らかに対応が違います。「ここの支店は日本人に親切で、とても開設しやすい」というネットでの情報は本当なのか!?高鳴る期待に胸を踊らせて呼び出されるのを待ちます。

そして遂に自分の番です。女性のスタッフに個室に呼び出され、丁寧なゆっくりとした英語で、パソコンの画面を見せてくれながらめちゃくちゃ親切に対応してくれます。僕が彼女の英語を理解していない時は手元の紙に書いてくれたりします。なんだこの対応。っていうかなんだこの支店間のダブルスタンダード。びっくりだ。

はじめからOcean Centre Branchに来ていたら、こんなに精神的なダメージを受けずに済んだのに。

というわけで、しばし手続きをして、無事口座開設完了。しかも親切に付き添いありで口座のアクティベーションについても教えてくれたり、ネットバンキングの手続きをしてくれたりします。

ほんと感謝。

その後、3時間後のフライトに向けて大急ぎで香港国際空港へ向かうのですが、その途中で香港での最後の食事です。街なかの大衆的な料理屋さんでカレーやらチャーハンやらをかき込むのですが、そこで香港人の彼が「これは食べといたほうがいいよ」とマカオスタイル?のエッグタルトをごちそうしてくれました。

エッグタルト、うまいです

エッグタルト、うまいです

これ日本に帰ってからも食べましたけど、現地のはめちゃくちゃうまかったですね。もちろん現地で食べてるのでプラシーボかかってる可能性はありますけど、とにかくうまかった。

そして無事空港から日本に向けて飛び立ち、3時間半後には中部国際空港に着陸。名鉄とJRを使って無事帰宅。バタバタだったけど、とても充実した3日間でした。

帰国 セキュリティデバイスでの設定後にAdvanceAccountからPersonalAccountにダウングレード

さてここからは補足的な内容。

帰国後に色々な書類が送られてくるのですが、インターネットバンキングをするために、送られてきたセキュリティデバイスでログインしなければいけません。

また、僕らが解説したAdvance Accountは、たしか300万円ほど入れていないと維持費がかかってしまうとかで、Personal Accountにダウングレードしなければいけません。

ただ、それは他のサイトに書いてあるように書類をDLしてプリントアウト、必要事項を記入して国際郵便で送るだけで済んでしまいます。僕もすでにダウングレードしましたが、とても簡単でした。送るときは紛失とかがいやなので、EMS(国際スピード郵便)を使いました。追跡もできますし、届いたかどうかも通知してくれますので、ある程度安心できます。その後数週間で香港から、パーソナルアカウントのキャッシュカードが届きます。

まとめ

さてとても長くなりましたが、香港HSBCに英語ができないひとが自力で口座開設するとこうなるよってことがおわかり頂けたかと思います。

とにかく行くまでが忙しすぎて何も調べられなかったのと、中国通の友人にまかせっきりだったのがが全てでは有りますが、とても苦労しました。しかしそのおかげでこんな記事も書けるわけですし、一生に一度の思い出もつくれました。

みなさんが香港HSBCに口座を作る場合は、とにかく国際運転免許証を持っていく。英語が苦手ならOcean Centre Branchに行くということだけ覚えておいていただければ、あとは何とかなるのではないかと思います。

Photo credit: Steve Webel via VisualHunt / CC BY-NC-ND


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