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うめきた2期地区開発事業2024年先行まちびらき!2027年度に全体開業!テナントは?

   

大阪府大阪市で「(仮称)うめきた2期地区開発事業」が進行中です!全体開業は2027年の予定!

大阪府には先行して行われている開発事業「グランフロント大阪」があります。この開発経験を活かし、うめきた2期地区開発事業を進めていくということ。

うめきたや大阪府だけでなく、関西そして世界をリードするようなまちづくりが行われています。

この記事では、うめきた2期地区開発事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。

施設概要について

それではまず施設概要についてみていきましょう。

「うめきた2期地区開発事業」は北街区と南街区に分かれており、それぞれに賃貸棟と分譲棟があります。

また北街区と南街区にまたがってと都市公園が配置されています。

それではそれぞれの棟の施設概要を見ていきましょう。

北街区・賃貸棟

北街区・賃貸棟の施設概要は以下のようになります。

敷地面積 約8,400 ㎡
延床面積 約69,200 ㎡
階数 地上 27 階
地下 3 階
高さ 約150m
用途 ホテル
商業施設
中核機能

北街区・分譲棟

北街区・分譲棟の施設概要は以下のようになります。

敷地面積 7,320 ㎡
延床面積 約 85,000 ㎡
階数 地上 47 階
地下 1 階
高さ 約176m
用途 住宅

南街区・賃貸棟

南街区・賃貸棟の施設概要は以下のようになります。

敷地面積 約 25,260 ㎡
延床面積 約 320,000 ㎡
階数 地上 39 階
地下 3 階
高さ 182m
用途 ホテル
オフィス
スパ
MICE
商業施設など

南街区・分譲棟

南街区・分譲棟の施設概要は以下のようになります。

敷地面積 約 5,170 ㎡
延床面積 約 93,000 ㎡
階数 地上 51 階
地下 2 階
高さ 185m
用途 住宅

都市公園

都市公園の施設概要は以下のようになります。

敷地面積 約 45,000 ㎡

都市公園にはたくさんのみどりが配置された

  • リフレクション広場
  • うめきたの森
  • ステッププラザ

が整備され、10,000人規模のイベントが行われる一方、都心で自然を感じられる貴重な場所となりそうです。

フロア構成は?

うめきた2期地区開発事業は大きく分けて北街区南街区に分かれているので、それぞれ紹介していきます。

北街区のフロア構成

北街区は賃貸棟分譲棟で構成されています。

それではそれぞれのフロア構成を見ていきましょう。

賃貸棟

賃貸棟のフロア構成は以下のようになっています。

用途 階数 概要
ホテル 10F
〜25F
人々の交流の場となる
ライフスタイルホテル
中核機能 3F
〜9F
うめきた地区の新産業創出
・産学官民交流拠点
商業 1F・2F 「みどり」や中核機能、
ホテルと連携した商業機能。
店舗面積約 3,000 ㎡

分譲棟

分譲棟のフロア構成は以下のようになっています。

用途 概要
住宅 約600戸の
ハイグレード
都市型住宅

南街区のフロア構成

南街区は賃貸棟と分譲棟で構成されており、賃貸棟はさらに西棟東棟に分かれています。

それではそれぞれのフロア構成を見ていきましょう。

賃貸棟・西棟

賃貸棟・西棟のフロア構成は以下のようになっています。

用途 階数 概要
ホテル 2F
28F〜38F
大阪の都市格を高める
5つ星級のスーパーラグジュアリーホテル
オフィス 6F
〜27F
総貸室面積約 90,000 ㎡
基準階面積約 4,100 ㎡の
大規模オフィス
MICE 4F 国際集客・交流に資する大ホール、
小ホール及び会議室を整備
商業 B1
〜3F
「みどり」と融合し、
まちの賑わいを創出する商業機能

大阪市では供給が足りていないと言われている富裕層向けのスパーラグジュアリーホテルが開業します。

賃貸棟・東棟

賃貸棟・東棟のフロア構成は以下のようになっています。

用途 階数 概要
ホテル 5F
〜27F
ビジネスから観光まで
幅広いニーズを取り込む
アップスケールホテル
オフィス 5F
〜17F
総貸室面積約 19,000 ㎡、
基準階面積約 1,500 ㎡の
中規模オフィス
都市型スパ 3F・4F レジャーからウェルネスまでを
対象とした都市型健康増進施設
商業 B1
〜2F
西棟低層部商業と合わせた店舗。
面積約 12,500 ㎡

施設内にはスパが開業するので、仕事帰りに疲れを癒すのにもぴったりですね。

分譲棟

分譲棟のフロア構成は以下のようになっています。

用途 概要
住宅 約 600 戸の
ハイグレード
都市型住宅

開発事業者一覧

うめきた2期地区開発事業の開発事業者は下記のJV9社です。

  • 三菱地所株式会社(代表企業)
  • 大阪ガス都市開発株式会社
  • オリックス不動産株式会社
  • 関電不動産開発株式会社
  • 積水ハウス株式会社
  • 株式会社竹中工務店
  • 阪急電鉄株式会社
  • 三菱地所レジデンス株式会社
  • うめきた開発特定目的会社

また設計と運営事業者は以下の6社になります。

  • 株式会社三菱地所設計
  • 株式会社日建設計
  • 有限会社 SANAA 事務所
  • Gustafson Guthrie Nichol Ltd(米国ランドスケープアーキテクト)
  • 株式会社日比谷アメニス
  • 阪急阪神不動産株式会社

ブランドコンセプト(施設コンセプト) は?

うめきた2期地区開発事業は「みどりとイノベーションの融合拠点」をコンセプトに、下記への取り組みを行っています。

国際競争力のある都市機能をもたせる

国内外の大手企業などを誘致できる最先端オフィスを整備し、子育て支援施設も配置されます。

また、みどりを活かした商業施設を整備し、ハイグレードな都市型住宅も建設されています。

中核機能としては、ライフデザイン・イノベーションに関するプラットフォーム施設、イノベーション施設が開業。

隣接している「グランフロント大阪」の「ナレッジキャピタル」などとの連携を図っていくということです。

施設内にはMICEやコワーキングスペース、SOHOなどの施設が作られます。

ホテルは、

  • スーパーラグジュアリーホテル
  • ライフスタイルホテル
  • アップスケールホテル

の3つのカテゴリーのホテルが導入される予定です。

歩行者ネットワークを作る

うめきた2期地区開発事業では施設と周辺施設の回遊性を高めるために、下記のようなデッキが整備されています。

  • 園路から梅田スカイビルへと接続するデッキ
  • 北街区の賃貸棟とグランフロント大阪北館を接続するデッキ
  • 立体広場から西口広場部分のデッキ

また立体広場から西口広場部分の地下ネットワークが整備される予定です。

公共空間の整備

うめきた2期地区開発事業地内には、たくさんのみどりが配置されます。

中心となるのは南北の街区にまたがって作られる都市公園。民間の宅地や西口広場と合わせて8ha規模となります。

コンセプトである「みどり」と「イノベーション」の融合のための機能も公園施設内に配置されるということです。

次世代まちづくりのモデルとなる

地域冷暖房システムや自然エネルギーを活用してエネルギーマネジメントを行い、二酸化炭素の排出を削減させる取り組みが行われています。

また帯水層蓄熱などによりピーク電力が削減されます。

帯水層蓄熱とは、地下水を多く含む地層(帯水層)から熱エネルギーをとり出して、建物の冷房・暖房を効率的に行う技術のことを指します。

省エネルギー、二酸化炭素排出削減、ヒートアイランド現象などの緩和対策として期待されている技術です。

大型の地震や津波発生時でも建物の機能を維持できるような技術も導入され、災害発生時には避難場所としても活用される予定です。

持続的な都市環境を作る

都市公園内などにさまざまなイベントを誘致することで、持続的ににぎわいを創り出すことが計画されています。

また、グランフロント大阪などの周辺エリアの施設と一体的なエリアマネジメントが行われます。

施設のイメージは?

うめきた2期地区開発事業は都心を象徴するような高層ビルで構成されていますが、みどりも多く配置されていて自然や四季を感じることができる場所です。

入居予定のテナント一覧

うめきた2期地区開発事業に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。

詳細が発表され次第、情報を更新していきます!

うめきた2期情報発信拠点:UMEKITA BASE by UR

UMEKITA BASE by URは、うめきた2期区域の中心にできた情報発信拠点兼カフェです。

うめきた2期地区のさまざまな情報を知ることができ、カフェではコーヒー、ジュース、お酒、焼き菓子などを楽しむことができます。

また立ち入り禁止の工事エリアを探索するツアーが行われたり、「みどりの演奏会」というフリーコンサートも行われます。

設置してあるピアノは誰でも自由に演奏して良いということなので、得意な人は挑戦してみるのも楽しそうですね。

ただ公式サイトによると、2020年7月23日から新型コロナウィルス感染拡大の状況を考慮して、営業が休止されているようです。

早く再開されるといいですね!

▶UMEKITA BASE 公式サイト

アクセス情報について

うめきた2期地区開発事業開発地の最寄り駅はJR大阪駅です!

うめきた(大阪)地下駅が2023年春に開業

2023年春にはJR西日本が「うめきた(大阪)地下駅」を開業する予定です。当駅には「関西特急はるか」も停車!関西圏の新たなターミナル駅となります。

「うめきた(大阪)地下駅」ができる事で、関西国際空港や新大阪駅へのアクセスが大幅に向上します。

2031年には「なにわ筋線」が開通する予定で、難波エリアともつながります。

さらに将来的には阪急電鉄「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」の開通が計画されています。

開通後は「うめきた(大阪)地下駅」から十三・新大阪方面へとつながる予定です。

オープン時期は?

うめきた2期地区開発事業は2024年夏頃に先行まちびらき、2027年度に全体開業される予定です!

開発スケジュールは下記のようになっています。

時期 スケジュール
2020年4月 都市計画決定
2020年度下期 民間宅地着工
(南街区、北街区)
2024年夏頃 先行まちびらき
(一部民間宅地および
一部都市公園)
2027年度 うめきた2期地区
全体開業
(民間宅地および都市公園)

まとめ

この記事では、うめきた2期地区開発事業の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。

うめきた2期地区開発事業は敷地面積が北街区、南街区合わせて9,000㎡以上という大規模なプロジェクトです。

全体開業は2027年度とかなり先になりますが、2024年には都市公園などの一部の施設が先行してオープンします。

2024年でもまだまだ先のことになりますが、都市公園ではさまざまなイベントも行われるようなので、楽しみですね!


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 - 行きたい・行った, 関西