杜の街グレース2021年夏に完成予定!岡山最高層マンション「杜の街グレース岡山ザ・タワー」もチェック!

岡山県岡山市に、住居棟、オフィス棟、商業施設などが一体になった「杜(もり)の街グレース」が誕生します!
この複合開発プロジェクトは“「杜の街グレース」第Ⅰ期プロジェクト”として進められており、完成は2021年夏を予定しています。
建設地はイトーヨーカドー岡山店跡地。岡山駅からも徒歩圏内の、利便性の高い広大なエリアです。
この「杜の街グレース」は、
- 「杜の街ヴィレッジ」…タワーマンション棟による住居エリア
- 「杜の街ゾーン」…商業・ヘルスケア施設、オフィス商業棟などの人が集うエリア
という2つのブロックで構成されています。
この記事では、「杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクト」全体の概要やコンセプト、岡山最高層になる予定のタワーマンション「杜の街グレース 岡山ザ・タワー」、その他施設の概要などをご紹介します。
杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクトの詳細
「杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクト」は、岡山市の大型商業施設だった「ジョイフルタウン岡山」内のメイン施設「イトーヨーカドー岡山店」跡地で進行中の、複合開発プロジェクト。
広大な敷地内で緑を中心にデザインされており、住居スペースや、オフィス棟、商業施設などが建設予定です。
「杜の街グレース」施設概要
施設名称 | 杜の街グレース |
住所 | 岡山県岡山市 北区下石井二丁目 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 |
用途 | 共同住宅 オフィス 商業施設 ヘルスケア施設 駐車場 |
「杜の街グレース」は、下記の2つのブロックに分けられます。
- 第一ブロック:「杜の街ゾーン」
- 第二ブロック:「杜の街ヴィレッジ」

では、それぞれのブロックについて、みていきましょう。
第一ブロック:杜の街ゾーン
「杜の街ゾーン」は、
- 商業・ヘルスケア施設棟
- オフィス・商業棟
- 店舗棟
- 商業棟 駐車場
が建設され、“人が集うゾーン”となります。
第二ブロック:杜の街ヴィレッジ
「杜の街ヴィレッジ」は、高層マンション「杜の街グレース岡山ザ・タワー」が建設される、人々の居住エリアになっています。
そして、それらの街の中心には「緑の回廊」となる“プロムナード”が設けられます。
施設コンセプトは?
「杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクト」のコンセプトは、
「杜と出逢い、杜と交わり、杜と暮らす。」
となっています。
そこには、岡山都心のエリアに、“緑豊かな環境に優しい街づくりを行う”という想いや、“新しい豊かさをこの街から考える”という想いが込められています。
そして、「杜の街グレース」をひとつの生命体として考え、人・街・杜が影響し合いながら成長・発展・変化し続けるサステイナブルな環境を作るということが、目的として掲げられています。それは、「歩いて楽しいまちづくり」「子どもに楽しいまちづくり」「世界に通じるミジュアリーナまちづくり」を目指すということです。
「ミジュアリー」とは、当プロジェクトの事業主である両備グループ代表兼CEOの小嶋 光信氏が作った造語で、
「ミドルクラス以上の生活で、ちょっと精神的にも文化的にも心豊かなラグジュアリーなライフスタイルを求めている顧客層」
という意味があるそうです。
施設のイメージは?

「杜の街グレース」は、旧イトーヨーカドー岡山店の広大な跡地に建設されています。敷地内には店舗棟、オフィス・商業棟などがありますが、どの施設も多くの緑が配置される予定です。
また施設内のタワーマンション「杜の街グレース岡山 ザ・タワー」は全面ガラス張りの高層ビルで、低層階は石造のような重厚なデザインとなっています。
デザイン監修は、水戸岡鋭治氏
「杜の街グレース」のデザインは、岡山出身の世界的有名デザイナーである水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏が、総合監修を務めています。水戸岡氏は、「杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクト」の事業主である、両備グループのデザイン顧問も務めています。
水戸岡氏は「毎日デザイン賞」など多くの受賞歴があり、過去にデザインを手掛けたものには、
- 九州内をめぐる豪華寝台列車「ななつ星in九州」
- 大阪ステーションシティ(8つの広場)
- 超低床路面電車「MOMO」
などがあります。
また、「おかやま夢づくり顧問」として、公共施設やサインもデザインをしており、岡山の街では至る所で水戸岡デザインを見ることができます。
岡山最高層マンション「杜の街グレース岡山 ザ・タワー」の詳細
杜の街グレースの、“杜の街ヴィレッジ”には「杜の街グレース岡山 ザ・タワー」が建設される予定です。
地上37階地下1階という超高層ビルで、岡山県で最高層の高さとなるそうです!
マンションには、
- 眺めの良いスカイラウンジ
- ゲストルーム
- シアタールーム
- コンシェルジュサービス
など、ラグジュアリーな設備やサービスが揃うそうです。
「(仮称)杜の街グレース オフィス・商業棟」の概要
オフィス商業棟は、地上10階地下1階のビルで、延床面積は23,773㎡になります。
オフィスはワンフロアあたり約600坪で、間仕切りが可能。3階には有効面積450坪の貸し会議室が設けられ、イベントにも対応予定ということです。
また、ケータリングや料理教室にも利用できるよう、ダイニングキッチンの設置も検討されています。
地下には自転車通勤を想定し、汗をかいた際の着替えにも便利な、ロッカールームとシャワー室が使える自転車置場が設置されます。また、樹木や植栽を立体的に配置した「ステップガーデン」など、個性的な空間のデサインがなされています。
では、「オフィス・商業棟」の概要をみていきましょう。
「(仮称)杜の街グレースオフィス・商業棟」の施設概要
施設名称 | (仮称)杜の街グレース オフィス・商業棟 |
所在地 | 岡山県岡山市 北区下石井 二丁目10–107 |
建物規模 | 事務所棟:地上10階 ガレージ棟:地下1階、地上3階 |
敷地面積 | 16,797.22㎡ |
延床面積 | 約24,103㎡ |
竣工年月 | 2021年2月(予定) |
入居時期 | 2021年7月(予定) |
OHK岡山放送本社が移転
また、こちらのオフィス・商業棟には、OHK岡山放送本社が移転を予定しています。
10階建てのビルのうち、OHKは8階〜10階の3フロアを所有するとのこと。2021年7月には本社機能を移転する予定となっています。
同社は、2014年に常時見学をすることができる「OHKまちなかスタジオミルン」をイオンモール岡山に開設しています。
そして、この「スタジオミルン」のように、杜の街グレースに移転後の本社も、開かれた施設として、多目的ホールが設置され、社会見学の受け入れも行われる予定です。
入居予定のテナント一覧
「杜の街グレース」に入居予定のテナント情報は、残念ながらまだわかりませんでした。
詳細が発表され次第、情報を更新していきます!
アクセス・駐車場情報について
「杜の街グレース」は、岡山駅と市役所の中間に位置する下石井エリアに位置しています。
最寄り駅は「JR岡山駅」で、徒歩12分という好立地です!
オープン時期は?
「杜の街グレース」は、2021年夏に完成予定です!
「杜の街グレース岡山 ザ・タワー」の竣工は、2021年8月予定で、入居は2021年12月からの予定になっています。
まとめ
この記事では、「杜の街グレース第Ⅰ期プロジェクト」の施設概要やコンセプト、「杜の街グレース岡山 ザ・タワー」や商業・オフィス棟の概要などをご紹介しました。
杜の街グレースの開発地は、ジョイフルタウン岡山の旧イトーヨーカドー岡山店跡地に建設されています。
ジョイフルタウン岡山は、1998年にJT岡山工場跡地にて開業しましたが、2014年にイオンモール岡山がオープンしたことにより業績が悪化。2017年2月に閉店になってしまったという過去があります。
今回の開発で、この土地がまた賑わいを取り戻した姿を見るのが楽しみですね!
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