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【書評】ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座

      2017/02/23

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先日出版された、人気ブロガーかん吉さんの著書「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」を読みましたので、その感想を書いていきます。

かん吉さんのブログは、Webに関わる様々な仕事をしたり、ブログを運営されているのであれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

わかったブログ

例えば検索結果から「人気ブログの作り方」に関する記事をクリックしたり、あるいはSNSで誰かがシェアした記事を読んでみたり。

僕もそんな中のひとりでした。

ブログ運営を開始してはや10ヶ月。

アクセス数の伸びに行き詰まりを感じていたさなかの出版で、思わず手にとって1日で読み切っちゃいました。

もちろん、僕は一応Webや広告でメシを食っているので、知ってることが多かったのは事実です。

しかし改めて人気ブログを運営している人の手法を一気に読むことで気づくことも多く、非常に参考になりました。

それでは書評に移りますので、よかったら読んでみてください。

ブログ運営にちょっとした行き詰まりを感じた人に読んで欲しい

この本を読んだ時感じたのは、僕のようにブログの伸び悩みを感じている人に読んで欲しい本だということです。

ブログ運営って、アクセス数だけを求めていけば、どうしてもトレンド系の記事に手を出してしまいます。

もちろんそれも一つの手段だし、まったく否定する気はありません。しかし永遠にトレンドを追い続けるのも非常に辛いのは想像しやすいですよね。

僕は、できれば普遍的なキーワードで多くの流入を得て、ある程度安定的なアクセスを目指すべきだと考えています。

かなり難易度が高いのはわかっていますが。

最近のブログの状況的に、ちょっとアフィリエイト記事を多く投入してしまったことで検索からの流入が減りつつある時期でした。

運営方針は都度変えていますが、もう少しアクセス数を稼ぐ必要があると思っていた時に、この本に出会ったのです。

普遍的なキーワードで多くの安定したアクセスを得るために何が必要なのか。

このことを見直す良い機会になりました。

アクセス数がイマイチ伸び悩んでいる人は、本書で改善に着手できるところを見つけて、1つずつ実行していくしかないですよね。

既にブログやサイトを運営されている方にとっては、備忘録的に使える本だと思います。

SNSの利用が必須なのはわかっているけれど。。。

僕は、このブログについては「SNSの個人アカウントを使わない」ということを徹底しています。

理由はいくつかあるのですが、自由な文章を書きたいこと、トピックスも様々なもの(自分のリアルなキャラクターとはかけ離れたこと)を扱いたいこと、さらには誰にでも可能な再現性をもたせたいことが主な理由です。

こうした運営方針の場合、FacebookやTwitterの本アカウントを使ったバズ施策は打ちづらくなりますので、本書でのSNS連携については

参考になるけど実施できない

というもどかしさを感じています。

1からTwitterアカウントを育てるのもなかなか難易度が高いですしね。

このあたりは僕のブログの課題ですが、以前実名で運営していたブログでははてブ経由でバズったこともあり、重要性は認識しています。ですので、特に理由がない場合は積極的にSNSを利用するべきです。

やっぱりSNSを使わないと非常にバズりにくいのは間違いないですしね。

ということで皆さんには是非本書に書いてあるSNS施策を実行して欲しいところです。

具体的な施策を真似ることで踊り場を抜け出す

さて、次に本書の中で気になった部分の中から、特に参考になったところについて書いていきます。

言われれば分かっていることでも、日頃なかなか意識しなくなってしまうことも多いので、チェックリストを作って記事作成時に見返したいところです。

次の文章へ送っていくことが文章の使命

これはある程度長文がいいよ、と言われている昨今、非常に重要なことではないかと思います。

やはりブログは最後まで読んでもらってこそです。

冒頭のリード文も重要ですが、本書で書かれているように、「次の文章を読ませること」を意識して書いてみようと思いました。

これで滞在時間が伸びれば、おそらく記事の評価が上がっていきますよね。ひいてはドメインが強化されることにつながりますし(Googleは否定していますが)。

また、読まれているということはシェアされる可能性も増えるわけですから、やはりブログは最後まで読んでもらうことを意識して書くべきです。

本文の締め方について

僕は、普段記事を書く時、KWを選定したら、

  1. h1
  2. h2を3〜4
  3. まとめ

と言う感じで構成し、その見出しに即した文章を入れていくというイメージで進めています。

しかしいつも困るのはまとめです。

まとめ次第で文章の「読後感」が変わるのは僕も感じていたところ。

今までは冒頭の要約に近いものを書く場合が多かったのですが、それよりは、あとがきようなものだったり、かん吉さんのブログの「今日のわかった」的な文章で、読み終えた人の頭の中が整理されるようにしたいところです。

体裁だけでもある程度決め打ち的に書けると、運営が楽になりますし、更新意欲をできるだけ下げずにクオリティを維持することが出来るのではないでしょうか。

これも試していこうと思います。

成長している話題に乗る

「成長している話題に乗る」ことも、やはり意識していくべきところだと改めて感じました。

ブログがある程度大きなアクセスを集めるようになった後であれば、それほど意識しなくてもいいのかもしれません。

しかしこのブログはまだまだ月間60,000PV程度なんです。

やはり世の中の関心事について書くことで、より多くの人の読んでもらえることもあるでしょう。

過去には都知事辞任について書いたことで、かなりアクセスを集めることができました。

それがトレンドに乗った話題だとしても、誰も来ないよりは他の記事を読んでもらえるきっかけになります。

ただ、よくあるトレンドブログのように、誰でも書けるような内容では、おそらく一度訪れてそれ以後はまた検索結果に表示されるまでは来ない、という状況になると思います。

そこで重要なのがやはり自分の考えを述べるということでしょう。それには話題にするモノやコトに対する愛が必要。

どんな記事を書くにしても、思いや愛は不可欠だと思いました。

記事が書けない時は4行日記フォーマット

これまでブログを更新してきても、記事がかけないことは多々ありました。

もちろん僕のブログは基本的には自分の主張を発表する場というよりは、Webマーケティングについての実験の場という意味合いが強かったことも関係しています。

検索ニーズを測りながらキーワードを選定し、それについて調べ、勉強した上で書いていましたので尚更です。

しかし、一番ダメだと思うのは、やはり頭で考え込んでしまって手が止まってしまうことでしょう。

手が止まってしまうくらいなら、主張でも何でもいいから更新するべき。

その際にこの4行日記フォーマットは有用だと感じました。

この方法であれば、今日起きたことをリストに書き出せばその分だけ記事が書けます。

ただし、更新だけが目的になってしまってはいけないので、これというものを決めて、そこについてはある程度深く掘り下げて書く必要があると思います。

そのことを踏まえつつ利用すれば、記事を書くきっかけにはなり得ると思うのです。

このブログ運営してきた10ヶ月間、何に一番苦労したかというと、やはり継続です。

SNSを利用しないことでダイレクトな反応を得られない。

ただ単純にPV数などを見るしかない。

もちろんたまにアフィリエイト報酬が入ったり、AdSenseの売上を確認してモチベーションを維持していますが、なかなか辛いときもあります。

そういった時に少しでも負担を少なく更新できる仕組みを作るのはいいですよね。

これも皆さんにオススメしたいことのひとつでした。

まとめ

この記事では、人気ブロガーかん吉さんの著書「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」についての書評を書きました。

他にも様々なブログ運営についての情報をかき集めていますが、結局はそうして得た情報を実際に試し、結果を見て改修して次の改善プランに活かしていくしか無いわけです。

本書は、かん吉さんが長い時間と膨大な執筆量を経て得た経験からの知見が詰まった本です。

これを読んだからと言ってすぐに自分のブログのアクセス数が向上するとは思えません。

しかし、それでも読むべきだと思います。

この本に書いてあることを実行して、その結果を見る。

そうすることでこの本が真に役立つものとなっていくのでしょう。

この書評記事でも、早速本書を読んで得た知識をいくつか取り込んでいます。

ブログで結果を出したければ、こうして運営し続けていくしか無いのでしょうね。

それではまた!


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