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J1順位予想2019!愛と偏見にまみれたJリーグファンが解説者気取りで語る

      2019/08/06

今年もついに、Jリーグの開幕まであと僅かとなってきましたね。

開幕戦は2/22(金)19:30キックオフの、セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸。

ようやくここから、長いシーズンが始まります。

こんにちは。三度のメシよりサッカー好きなサトウです。

サトウ

今年もJリーグの移籍活性化に大きな貢献をしてくれたDAZNをフル活用してJリーグを見まくる所存です。

このサイトでは毎年予想を行っているのですが、今年も全力でガチ予想していきます。

 

ちなみに僕は名古屋在住なので当然グラファン。

昨シーズンのグラ、調子の波が激しすぎてハゲそうでした。そもそもすこしハゲてますけど。

あなたの贔屓チームはどうでしたか?

川崎ファンの方は最後の最後に優勝を果たし、最高でしたよね。そろそろ対策・攻略をされそうな気もしますが、どうでしょうか。

一方広島ファンの方は最後ずっっこけちゃった感があるのではないでしょうか。城福監督、来シーズンは立て直せるのでしょうか。心配です。

2/17に行われたゼロックススーパーカップでは、川崎が浦和を下して初優勝しました。

ここまで見ると「川崎今シーズンもつえーなあ!」なんですけど、リーグは34節の長丁場ですからね。

途中で失速したり、といったことも当然有りえます。

個人的にはACFで早々に敗退したチームが、リーグでは有利になると思ってますが、ファンの皆さんの気持はいかがでしょうか。

前置きはこのくらいにして、早速順位予想に入っていきましょう!!

DAZN公式サイト
https://watch.dazn.com

順位予想

異論、認めます。

大いに認めます。

この順位予想とした論拠は、このあとの各チームごとに解説していきます。

まずは超偏見に満ちた予想順位表をご覧ください。

予想順位 クラブ 2019ACL 2018順位
1(2020ACL) G大阪 9↑
2(2020ACL) 浦和 5↗
3(2020ACL) 川崎 参加 1↓
4 神戸 10↑
5 名古屋 15↑
6 FC東京 6→
7 清水 8↗
8 札幌 4↓
9 鹿島 参加 3↓
10 C大阪 7↘
11 横浜 12↗
12 湘南 13↗
13 広島 参加 2↓
14 大分 J2↑
15 仙台 11↘
16(降格) 松本 J2↑
17(降格) 鳥栖 14↘
18(降格) 磐田 16↘

は?ガンバ?

ってなりますかね。なりますよね。

でも予想したらこうなっちゃったんですから仕方ない。

それではみなさんの声を無視して、ゴリゴリ解説していきます!!

DAZN公式サイト
https://watch.dazn.com

1位:ガンバ大阪

宮本体制2年目でタイトル奪還なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 9位
ルヴァンカップ ベスト8敗退
天皇杯 2回戦敗退

2019年の目標

ACL出場

監督

宮本 恒靖(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 田尻健(金沢)
DF キム・ヨングォン(広州恒大)
青山直晃(ムアントン・ユナイテッド)
高尾瑠(関西学院大学)
MF 矢島慎也(仙台)
田中達也(熊本)
奥野耕平(G大阪ユース)
FW 呉屋大翔(徳島)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 鈴木椋大(千葉)
DF ファビオ(未定)
初瀬亮(神戸)
西野貴治(讃岐)
ペ・スヨン(讃岐)
MF 二川孝広(枚方)
泉澤仁(ポゴニ・シュチェチン)
井出遥也(山形)
森勇人(水戸)
妹尾直哉(長野
FW 一美和成(京都)
平尾壮(町田)
長沢駿(仙台)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-2-2-2

ポジション 選手名
GK 東口順昭
DF 左SB:藤春廣輝
CB:キム・ヨングォン 三浦弦太
右SB:オ・ジェソク
MF ボランチ:今野泰幸 遠藤保仁
サイドMF:倉田秋 小野瀬康介
FW アデミウソン ファン・ウィジョ

寸評

昨季のガンバ大阪は正に浮き沈みの激しいシーズンでした。

昨季は開幕ダッシュに失敗し、レヴィー・クルピ前監督のチーム戦術が浸透せずに降格圏内を彷徨い、シーズン途中でチームOBの宮本恒靖氏を監督に据えた結果、終盤はチームタイの9連勝をマークして残留を果たすという、まさにサポーターをやきもきさせたシーズンだったといえるでしょう。

しかし裏を返せば9連勝できたということはタレントがいなければなかなかできないこと。

今季は宮本監督が最初から指揮を執ることでACL出場権獲得が目的とはいえ、優勝も狙える陣容が整ったといえるでしょう。

これまでガンバ大阪が開幕ダッシュに失敗していたのは開幕前の準備が上手くいかなかったことに尽きます。

理由はまずACLとの兼ね合いが多かったため、十分な準備期間が取れなかったこと、そして昨年はクルピ前監督におけるチームマネジメントの拙さが原因でした。

しかし今回は昨年の天皇杯に早々に敗退したために休養期間が十分に取れたこと、そして始動日が例年より早くそれだけ準備期間を多く確保できたことにより、シーズンを戦う上での素地が固まるであろう期待が大きいことがあげられます。

そして他のライバルチームに比べリーグ戦に集中できること。

よって序盤戦をうまく乗り切れれば陣容からみて上位で終える可能性が高いといえるのです。

補強面においては兼ねてからCBが人材難ということもあり、タイのムアントンユナイテッドより実績のある青山直晃選手、中国の広州恒大より韓国代表のCBであるキム・ヨンギュン選手を獲得。

CBについては補強の成果はあがったとみていいでしょう。

しかし懸念すべきはボランチ。

ベテランの遠藤保仁選手、今野泰幸選手は健在ですが、いずれも30代後半でシーズンを通して好パフォーマンスを求めるのは酷というもの。

昨季活躍できなかった矢島慎也選手や宮本監督期待の高宇洋選手の成長に期待したいところですが、果たしてうまくいくかは監督のマネジメント次第といえるでしょう。

今季の注目選手

矢島慎也選手

昨季は鳴り物入りで浦和より加入したものの、クルピ前監督と折り合いが悪く、仙台へ貸し出される等、まさに踏んだり蹴ったりのシーズンでした。

しかし宮本監督の評価は高く、レンタルバックできたことに彼への期待度の高さが伺えます。

勿論リオ五輪代表でボランチを務めただけに能力は高く、遠藤保仁選手とはタイプは違うものの宮本監督の戦術にうまくハマれば本人にとって飛躍の年になる可能性は十分。

まずは試合にでて存在感を示してほしいところでしょう。

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2位:浦和レッズ

名将オリヴェイラ監督の元で13年ぶりのリーグ制覇なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 5位
ルヴァンカップ プレーオフ敗退
天皇杯 優勝

2018年の目標

リーグ優勝

監督

オズバルド・オリヴェイラ(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 石井僚(浦和ユース)
DF 鈴木大輔(柏)
山中亮輔(横浜FM)
岩武克弥(明治大学)
大城蛍(浦和ユース)
MF 汰木康也(山形)
池高暢希(浦和ユース)
エヴェルトン(FCポルト)
FW 杉本健勇(C大阪)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 榎本哲也(富山)
DF 平川忠亮(引退)
MF 菊池大介(柏)
武富孝介(湘南)
伊藤涼太郎(大分)
FW 李忠成(横浜FM)
オナイウ阿道(大分)
ズラタン(未定)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-3-2-2

ポジション 選手名
GK 西川周作
DF 槙野智章 マウリシオ 岩波拓也
MF アンカー:青木拓也
サイドMF:山中亮輔 橋岡大地
中央MF:柏木陽介 長澤和輝
FW 興梠慎三  武藤雄樹

 

寸評

昨季の浦和は天皇杯を制したものの、肝心のリーグ戦ではスタートダッシュに失敗し、監督を交代。

現在のオリヴェイラ監督の元でなんとか5位に食い込み、ACL出場権を何とか確保できたシーズンでした。

今季はACLとリーグ戦、両タイトルの奪還を見据え、例年になく大幅補強を敢行。

柏から鈴木大輔選手、横浜から山中亮輔選手、C大阪から杉本健勇選手を獲得。

特に杉本健勇選手はこれまでの浦和にはいない高さのあるFWで、攻撃のバリエーションを増やせる意味で良い補強といえるのではないでしょうか?

あと柏から入団した鈴木大輔選手は海外での経験も豊富であることから、特にACLでは出番が増える可能性は高いと思います。

対人プレーの強さには定評があるだけにスタメンを取れる実力は十分あるといえるでしょう。

そして面白い存在が山形から加入した技巧派ドリブラーの汰木康也選手。

彼のドリブル突破は必見で久々に見る者を沸かせてくれる選手でスーパーサブとしての利用価値はあるでしょう。

外国人も昨季は怪我で活躍できなかったマルティノス選手、ナバウト選手の復帰、ファブリシオ選手、新加入のエヴェルトン選手、守備の要のマウリシオ選手と粒ぞろいでターンオーバーも出来るほどの人材を揃えているのも強みですね。

あとはやはりオリヴェイラ監督のマネジメント次第。

鹿島で数々のタイトルを取ってきただけにその手腕が注目されます。

今季の注目選手

杉本健勇選手

浦和が長らく待望した大型ストライカー。

高さが売りではあるが、裏へ抜けてのスピード、シュートの多彩さも豊富で他の日本人ストライカーにはないものをもっている期待の選手。

一昨年は22ゴールをあげており、能力の高さは疑いないが、怪我をしやすいのが玉に傷。

彼がチームにフィットできれば興梠慎三選手、武藤雄樹選手らの負担も減ることから今季の浦和のカギを握るキーパーソンといえるでしょう。

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3位:川崎フロンターレ

リーグとACL両制覇なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 優勝
ルヴァンカップ ベスト8敗退
天皇杯 ベスト8敗退
ACL グループリーグ敗退

2019年の目標

リーグ優勝

監督

鬼木 達(3年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 藤嶋 栄介(山口)
DF マギーニョ(ヴィラ・ノヴァFC)
ジェジェウ(パラナ・クレーペ)
馬渡和彰(広島)
MF 山村 和也(C大阪)
原田虹輝(昌平高校)
FW レアンドロ・ダミアン(SCインテルナシオナル)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK ポープ・ウィリアム(大分)
DF 板倉滉(マンチェスター・シティ)
エドゥアルド(松本)
エウシーニョ(清水)
ダビナス・ジェファーソン(岐阜)
武岡優斗(甲府)
MF 菊池大介(柏)
武富孝介(湘南)
伊藤涼太郎(大分)
森谷賢太郎(磐田)
田坂祐介(千葉)
三好康児(横浜FM)
FW 赤﨑秀平(名古屋)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-2-3-1

ポジション 選手名
GK チョン・ソンリョン
DF 左SB:車屋紳太郎
CB:谷口彰悟 奈良竜樹
右SB:マギーニョ
MF アンカー:青木拓也
サイドMF:山中亮輔 橋岡大地
中央MF:柏木陽介 長澤和輝
FW レアンドロ・ダミアン

寸評

昨季はリーグ戦では連覇を果たしたものの、国内カップ戦では敗退し、ACLでは何のインパクトも残せず敗退する等、王者と呼ぶにはまだ物足りなさが残る結果ではありました。

今季の目標は全タイトル獲得。

特にACLは、鹿島、浦和とタイトルを取っているだけにタイトルに挑む本気度は一番でしょう。それは補強面において現れました。

これまで川崎は大物外国人とは縁がなかったのですが、今回は元ブラジル代表のレアンドロ・ダミアン選手を獲得。

これまで川崎の攻撃には高さがないとの批判に応える形での獲得になりました。とにかく体がでかくてヘディングで得点がとれるのが彼の魅力。

川崎のプレイスタイルにはまれば、得点王争いにも顔を出せる逸材といっていいでしょう。

そしてC大阪から同じく高さで攻守に利く山村和也選手、サイドアタッカーとして広島の馬渡和彰選手、ブラジルからマギーニョ選手と、ある意味レアンドロ・ダミアン選手を活かせることができる選手を獲得。

国内制覇に万全の体制でのぞむことができるようになりました。

問題はシーズン序盤。ACLとの兼ね合いでコンディションがどうなるのか、リーグを制覇するには総合力の高さが問われることになるでしょう。

 

今季の注目選手

斎藤学選手

昨年はすったもんだの末に川崎に入団したものの怪我が長引き、殆どチームに貢献できていませんでした。

しかし今季の川崎はレアンドロ・ダミアン選手を活かす意味でサイドアタックの重要性は増すことから、左ウイングが本職の斎藤学選手にはチャンスは必ず訪れる筈。

怪我さえ問題なければ持ち前のドリブルスピードは健在なだけにチームの大きな戦力となってくれるでしょう。

ある意味今季の川崎を占う意味でキープレイヤーともいえる選手です。

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4位:ヴィッセル神戸

悲願のACL出場権獲得なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 10位
ルヴァンカップ プレーオフ敗退
天皇杯 ベスト16敗退

2018年の目標

ACL出場権獲得

監督

ファン・マヌエル・リージョ(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 伊藤元太(松山工業高校)
DF 西大伍(鹿島)
初瀬亮(G大阪)
小林友希(神戸ユース)
MF 山口蛍(C大阪)
ウェスクレイ(セアラーSC)
中坂勇哉(CFペララーダ)
FW 小川慶治朗(湘南)
ダビド・ビジャ(ニューヨーク・シティFC)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK
DF 北本久仁衛(シモークFC)
伊野波雅彦(未定)
ティーラトン(ムアントン・ユナイテッド)
アフメド・ヤセル(アル・ドゥハイルSC)
高橋峻希(柏)
山口真司(長野)
MF 藤田直之(C大阪)
松下佳貴(仙台)
小林成豪(大分)
FW 大槻周平(山形)
ハーフナー・マイク(バンコク・ユナイテッド)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-1-2-3

ポジション 選手名
GK 前川薫也
DF 左SB:初瀬亮
CB:宮大樹 大崎玲央
右SB:西大伍
MF アンカー:山口蛍
サイドMF:三田啓貴 郷家友太
FW イニエスタ ダビド・ビジャ ポドルスキ

寸評

おそらく他のサポーターも神戸との対戦を心待ちにしているのではないでしょうか?

間違いなく今季のJリーグで注目を浴びるチームがヴィッセル神戸でしょう。

昨季は10位に終わりましたが、シーズン途中から世界的スーパースターのイニエスタ選手が加入。

そしてシーズン終了後早々にスペイン代表のストライカー、ダビド・ビジャ選手の加入を発表し、来季への期待を膨らませたまま、今シーズンを迎えます。

ビジャ選手が加入したことで、イニエスタ選手、ポドルスキ選手の攻撃トリオが怪我なく開幕を迎えられるのも大きいですが、彼らをサポートするクオリティの高い日本人選手の存在も忘れてはいけません。

C大阪から日本代表の山口蛍選手、G大阪から東京五輪世代の初瀬亮の加入もそうですが、一番大きいのは鹿島から西大伍選手の加入。

ます鹿島での勝者のメンタリティを持っていること、サイドバックでありながらゲームメイクに長けている等、最強外国人の攻撃トリオをサポートするのに最適な選手だと思います。

ただ問題は両CBがJ1での経験が浅いこと。

ただ宮大樹選手、大崎玲央選手ともサイズは欧州選手並みにあるだけに監督が我慢して使っている点は考慮しているであろうが、若干不安な点ではあるでしょう。

あと攻撃陣には昨季ブレイクした若手の郷家友太選手やスピードスターの古橋亭梧も控えており、彼らをどう攻撃陣に組み込んでいくかにも注目ですね。

いずれにしろこれだけの個性派選手達をリージョ監督がどうマネジメントしていくのか、監督の采配にも注目したいところですね。

今季の注目選手

ダビド・ビジャ選手

コアなサッカーファンなら誰でも知っている元スペイン代表のストライカーです。

スペイン代表の黄金期においてはフェルナンド・トーレス選手とツートップを組み、代表での99試合59得点は歴代ナンバーワンの実績を誇ります。

ダビド・ビジャ選手の特徴はなんといっても得点パターンの豊富さ。

サイズは並だがヘディングでのゴールも多く、ペナルティボックス内で活きるリアル・ストライカーといっていいでしょう。37歳という年齢は気になりますが、昨年のアメリカ・メジャーリーグサッカーで15ゴールをあげており、得点感覚は衰えていないとみていいでしょう。

果たしてJリーグにおいてどれだけゴールをあげられるか注目したいですね。

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5位:名古屋グランパス

風間体制3年目でタイトル奪取なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 15位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 3回戦敗退

2018年の目標

ACL出場権獲得

監督

風間八宏(3年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK
DF 吉田豊(鳥栖)
千葉和彦(広島)
藤井陽也(名古屋ユース)
MF ジョアン・シミッチ(リオ・アヴェFC)
マテウス(大宮)
米本拓司(FC東京)
杉森孝起(町田)
伊藤洋輝(磐田)
成瀬竣平(名古屋ユース)
相馬勇紀(早稲田大学)
渡邉柊斗(東海学園大学)
FW 赤崎秀平(川崎)
榎本大輝(東海学園大学)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 楢崎正剛(引退)
DF ホーシャ(グアラニFC)
新井一耀(千葉)
内田健太(甲府)
MF 深堀隼平(ヴィートリアSC)
八反田康平(鹿児島)
FW 玉田圭司(長崎)
佐藤寿人(千葉)
松本孝平(マルヤス岡崎)
松岡ジョナタン(相模原)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-4-2

ポジション 選手名
GK ランゲラック
DF 左SB:吉田豊
CB:丸山祐市 中谷進之介
右SB:宮原和也
MF ボランチ:小林裕紀 米本拓司
サイドMF:前田直輝 マテウス
FW ジョー ガブリエル・シャビエル

寸評

今季のJリーグの鍵を握るチームになるのではないでしょうか?一番順位が予想し難いチームだと思われます。一気に飛躍するか、中途半端に終わるか・・

低迷の要因は得点はとれるが、その分失点も多いという非効率さが要因でした。予想外の失点の多さに昨季後半はフロントもようやく守備の選手を補強に動き、何とか残留できたという結果でした。

今季は楢崎正剛選手、佐藤寿人選手、玉田圭司選手らベテランが抜け、代わりに同じくベテランの吉田豊選手が鳥栖から、千葉和彦選手、FC東京から米本拓司選手が入り、失点を減らす意味では有望な選手が入った印象です。

しかし攻撃の補強にも抜かりのないのがさすが名古屋といったところでしょうか。

大宮からチャンスメイクに定評のあるマテウス選手、ポルトガルのクラブからゲームメーカータイプのジョアン・シミッチ選手を獲得。

共にボールポゼッションに長け、風間監督の志すサッカーにはまれば面白い存在になりそうです。

あとは風間監督がこれだけ個性の揃ったメンツをどうマネジメントしていくのか。

守備を固める戦術はとらない監督であるだけに、果たしてどこまでJリーグをかき回せるか注目のチームであります。

今季の注目選手

米本拓司選手

ボールを奪えるMFとしてどんなチームからも重宝される選手が名古屋へ移籍加入。

中盤の守備の弱さが名古屋のウィークポイントだっただけに彼が普段のパフォーマンスを発揮すれば、名古屋の失点減に直結するはず。

最近ボールを奪える日本人選手がリーグ全般をみても希少なだけに名古屋で一皮向ければ自然とチーム成績は上向いていくでしょう。

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6位:FC東京

長谷川体制で殻を突き破れるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 6位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 ベスト16敗退

2018年の目標

ACL出場権獲得

監督

長谷川健太(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 児玉剛(山形)
DF 中村拓海(東福岡高校)
渡辺剛(中央大学)
MF ナ・サンホ(光州FC)
ユ・インス(福岡)
アルトゥール・シルバ(CAヴォトゥポランゲンセ)
宮崎幾笑(新潟)
久保建英(横浜FM)
FW 田川亭介(鳥栖)
ナッタウット(バンコクユナイテッドFC)
ジャエル(グレミオ)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 大久保択生(鳥栖)
廣末陸(山口)
DF 柳貴博(山形)
山田将之(町田)
MF 米本拓司(名古屋)
田邉草民(福岡)
平岡翼(栃木)
ジャキット(バンコクユナイテッドFC)
リッピ・ヴェローゾ(未定)
梶山陽平(引退)
FW リンス(甲府)
前田遼一(岐阜)
富樫敬真(横浜FM)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-2-2-2

ポジション 選手名
GK 林彰洋
DF 左SB:小川諒也
CB:森重真人 チャン・ヒョンス
右SB:室屋成
MF ボランチ:高萩洋次郎 橋本拳人
サイドMF:大森晃太郎東慶悟
FW 永井謙佑 ディエゴ・オリベイラ

寸評

例年なら大型補強でJリーグのオフシーズンを賑わしていたFC東京ですが、今季はややおとなしい印象があります。

しかし裏を返せば毎年チームを作り直してきたということ。

今季は長谷川体制2年目の継続ということで、これまで培ってきた組織力と堅守速攻をベースにACL出場権獲得を目標にしたいところでしょう。

それでも補強の顔ぶれは粒ぞろい。

韓国人のナ・サンホ選手とユ・インス選手は共にサイドアタッカーで、サイド攻撃を重視する長谷川監督の好みに合うだろうし、長身FWのジャエルはともかく、鳥栖から移籍した東京五輪世代の田川亭介選手は期待をもてる選手。

同じく復帰した久保建英選手とは同世代であるだけにコンビプレイを期待するファンも多いのではないでしょうか?

いずれにしろ長谷川監督は何らかのタイトルをもたらしてきた監督で、今季は飛躍の年になるか、それとも例年どおりに終わるのか選手の奮起にかかっているといえるでしょう。

今季の注目選手

田川亭介選手

鳥栖が生み出したスター選手で、満を持してのFC東京への移籍。

持ち前の速さが売りで調子に乗れば恐い存在だが、鳥栖ではFWの層の厚さに阻まれ、なかなか出場機会を得られませんでした。

FC東京は長身FWにおいては人材が豊富ですが、スピードタイプのFWには事欠いており、間違いなく出場機会は増えるはず。

ここでアピールして東京五輪のFW争いに一歩先んじておきたいところでしょう。

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7位:清水エスパルス

タレントが充実し、更なる上位を狙えるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 8位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 3回戦敗退

2018年の目標

トップ5

監督

ヤン・ヨンソン(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 高木和徹(千葉)、梅田透吾(清水ユース)
DF ヴァンデルソン(アトレチコ・パラナエンセ)
エウシーニョ(川崎)
MF ヘナト・アウグスト(パルメイラス)
楠神順平(山形)
中村慶太(長崎)
西澤健太(筑波大学)
FW

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 植草裕樹(引退)
新井栄聡(金沢)
DF フレイレ(湘南)
角田誠(長崎)
呉少聰(広州恒大)
MF 枝村匠馬(栃木)
増田誓志(ソウルイーランドFC)
村田和哉(柏)
白崎凌兵(鹿島)
清水航平(広島)
兵働昭弘(引退)
FW クリスラン(SCブラガ)
ミッチェル・デューク(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
長谷川悠(長崎)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-2-2-2

ポジション 選手名
GK 六反勇治
DF 左SB:松原后
CB:ファン・ソッコ ヴァンデルソン
右SB:エウシーニョ
MF ボランチ:竹内涼ヘナト・アウグスト
サイドMF:河合陽介 金子翔太
FW ドゥグラス 北川航也

寸評

昨季はヨンソン体制1年目でありながら、堅守速攻をベースに、久々の一桁順位に食い込んだ清水エスパルス。今季はACL出場権獲得も視野にトップ5入りを目標に掲げました。

昨季の好成績の要因はドゥグラス選手、フレイレ選手といった外国籍選手が揃って好パフォーマンスをみせたこと、そして金子翔太選手、北川航也選手ら若手選手の成長でした。

2人以外にもCBの立田悠悟選手、松原后選手らはまだ伸びしろがあり、チームの平均年齢が若いのもエスパルスの強みといえるでしょう。

例年なら好成績をあげた裏返しとして、選手の引き抜きもありました。

しかし今回は主力ではフレイレ選手と白崎凌兵選手の2名に留め、最小限に抑えられたのは大きいでしょう。

あとは新しく加わったブラジル人3選手のパフォーマンス次第。

エウシーニョ選手は日本でも実績があって計算はできるが、残り2人は未知数なのでヨンソン監督の腕の見せ所に期待ですね。

今季の注目選手

北川航也選手

昨季は13ゴールをあげ、アジアカップの日本代表にも選ばれた清水サポーターの期待の星。

速さと決定力が魅力でストライカーとしての才覚がようやく花開いたいったところか。

ドゥグラス選手との2トップはJリーグでもトップレベルですが、肝心のドウグラス選手が体調不良で序盤戦を欠場する公算が大きく、まさに本人にとっては真価の問われるシーズンになるといっていいでしょう。

北川選手の奮起に期待したいですね。

DAZN公式サイト
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8位:北海道コンサドーレ札幌

ミーシャ体制2年目で更なる躍進なるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 4位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 ベスト16敗退

2018年の目標

ACL出場権獲得

監督

ミハイル・ペトロビッチ(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK
DF 中村桐耶(札幌ユース)
MF ルーカス・フェルナンデス(フルミネンセ)
中原彰吾(長崎)
中野嘉大(仙台)
檀崎竜孔(青森山田高校)
FW アンデルソン・ロペス(FCソウル)
鈴木武蔵(長崎)
岩崎悠人(京都)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK
DF 河合竜二(引退)
菊池直哉(福岡)
田中雄大(秋田)
横山知伸(未定)
永坂勇人(未定)
MF ジュリーニョ(未定)
稲本潤一(相模原)
兵藤慎剛(仙台)
三好康児(横浜FM)
FW 都倉賢(C大阪)
宮吉拓実(京都)
内村圭宏(今治)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4ー2-1

ポジション 選手名
GK ク・ソンユン
DF 福森晃斗 宮澤裕樹 進藤亮佑
MF ボランチ:深井一希 荒野拓馬
サイドMF:中野嘉大 駒井善成
セカンドトップ:チャナティップ アンデルソン・ロペス
FW 鈴木武蔵

寸評

昨季は2年目でのJ1、広島と浦和で采配を振るったペトロビッチ監督の招聘と大胆にチーム改革を断行した結果、ACL出場にあと一歩という4位でシーズンを終え、チーム史上でも例をみないほど歴史的なシーズンを送ったといえるでしょう。

となると、今季の目標はACL出場権獲得とのことで例年以上に補強に着手。

昨季活躍した都倉賢選手と三好康児選手こそ抜けたものの穴埋めとして長崎から鈴木武蔵選手、京都から岩崎悠人選手、仙台から中野嘉大選手と実績ある3人を加え、攻撃陣に更なる厚みを加えることができました。

鈴木武蔵選手はワントップもこなせるのでジェイ選手不在でも対応できます。

また中野嘉大選手、駒井義成選手両選手は、左右両サイドからの切り崩しが得意なので攻撃のバリエーションが増えるのも相手には脅威に写るでしょう。

しかしペトロビッチ監督が掲げるサッカーが独特であるのも事実で、新戦力選手はまずはミシャ・サッカーに慣れることが先決。

本領を発揮するのは夏あたりといったところか?

あとは守備陣をどう整備するのか?失点数を減らせれば悲願のACL出場も夢ではなくなるでしょう。

今季の注目選手

鈴木武蔵選手

セレッソ大阪へ移籍した都倉賢選手の穴埋めとして長崎から加入した今注目のストライカーです。

長崎ではチームは最下位になってしまいましたが、鈴木武蔵選手自身、2桁ゴールという結果をだし、満を持しての移籍で札幌でも期待度は高まっています。

鈴木武蔵選手の特徴は大柄に似合わずスピードがあること。

以前は決定力に欠ける時期もありましたが、昨季の活躍で自信を取り戻した模様。まだ若いだけに彼のプレイぶりはサポーターの期待を集めてくれそうです。

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9位:鹿島アントラーズ

センターライン不在をどう乗り切るか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 3位
ルヴァンカップ ベスト4敗退
天皇杯 ベスト4敗退
ACL 優勝

2019年の目標

優勝

監督

大岩 剛(3年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK
DF ブエノ(徳島)
関川郁万(流通経済大学柏高校)
佐々木翔吾(鹿島ユース)
MF 白崎凌平(清水)
平戸太貴(町田)
有馬幸太郎(鹿島ユース)
名古新太郎(順天堂大学)
FW 伊藤翔(横浜FM)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK
DF 西大伍(神戸)
昌子源(ツールーズ)
三竿雄斗(大分)
MF 小笠原満男(引退)
杉本太郎(松本)
久保田和音(岡山)
田中稔也(群馬)
FW ペドロ・ジュニオール(フォルタレーザEC)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-4-2

ポジション 選手名
GK クォン・スンテ
DF 左SB:山本脩斗
CB:犬飼智也 チョン・スンヒョン
右SB:内田篤人
MF ボランチ:レオ・シルバ 三竿健斗
サイドMF:安部裕葵 遠藤康
FW 鈴木優磨 セルジーニョ

寸評

もしかしたら今季の鹿島アントラーズはこれまでにない程困難なシーズンになるのかもしれません。

理由は2つ。ひとつめはこれまでチームの中心だった小笠原満男選手の引退、昌子源選手、西大伍選手の移籍。

彼ら3人は鹿島を支えた屋台骨だっただけに他選手の移籍によるダメージとは訳が違うのは想像に難くないでしょう。

2つ目はACLの存在。

昨季はACLを制覇し、今季も出場権は得たものの、予備戦からのスタートで例年より早くチームを仕上げなければならず、ACL予備戦を戦ったチームは例外なくそのシーズンは苦戦を強いられます。

FC東京しかり、ガンバ大阪しかり、昨年はACL予備戦を戦った柏レイソルはJ2降格を強いられました。

しかも補強状況をみると獲得できた即戦力は横浜から伊藤翔選手と清水の白崎凌平選手のみ。

ACLのタイトル防衛を過剰に意識し、下手して二兎を追ってしまうとかなり厳しいシーズンになる可能性は大きいと思われます。

あとはCB昌子源選手の穴埋めはどうなるのか?

強い鹿島には必ず優れた鹿島生え抜きのCBがいただけに不在の中、誰が守備のリーダーとして君臨するのか現時点ではみえてこず、課題は沢山あるのが現在の鹿島アントラーズの現状でしょう。

しかしそんな中でも入団か1~2年から出場機会を与えられ、結果を出してきたのも鹿島伝統の強み。

大学サッカー界トップレベルの名古新太郎選手、冬の高校サッカー選手権で注目された関川郁万選手と未知数ながらタレントはいるので彼らが台頭すれば新しい鹿島アントラーズをみせてくれるかもしれないですね。

今季の注目選手

白崎凌平選手

清水エスパルス生え抜きのプレイヤーで走力とテクニックを兼ね備えた。いかにも鹿島が好みそうな中盤のアタッカーですが、チームの期待は大きく今シーズンの鹿島のキープレーヤーになる選手かもしれません。

現在の鹿島は鈴木優磨選手にかかる比重が大きく、彼が不在となればチームの攻撃力はたちまちダウンしてしまうでしょう。

安部裕葵の成長は大きいけど彼一人ではまだ荷が重いだけに、白崎選手の働きが鹿島の浮沈のカギを握ると思われます。

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10位:セレッソ大阪

今シーズンは土台作りにあてるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 7位
ルヴァンカップ ベスト8敗退
天皇杯 ベスト16敗退
ACL 予選リーグ敗退

2019年の目標

上位進出

監督

ミゲル・アンヘル・ロティーナ(新任)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 園謙太朗(福岡)
DF
MF 藤田直之(神戸)
奥埜博亮(仙台)
レアンドロ・デサパト(CRヴァスコ・ダ・ガマ)
丸岡満(山口)
FW ブルーノ・メンデス(デポルティボ・マルドナド)
都倉賢(札幌)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 永石拓海(山口)
DF 酒本憲幸(鹿児島)
茂庭照幸(マルヤス岡崎)
森下怜哉(栃木)
田中裕介(岡山)
庄司朋乃也(大分)
MF 山口蛍(神戸)
山村和也(川崎)
チャウワット(バンコク・グラスFC)
オスマル(FCソウル)
喜田陽(福岡)
前川大河(福岡)
沖野将基(秋田)
FW 杉本健勇(浦和)
米澤令衣(鹿児島)
岸本武流(徳島)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-1-2-3

ポジション 選手名
GK キム・ジンヒョン
DF 左SB:丸橋祐介
CB:山下達也 マティ・ヨニッチ
右SB:松田陸
MF ボランチ:レアンドロ・デサパト
攻撃的MF:ソウザ 清武弘嗣
FW 高木俊幸 都倉賢 柿谷曜一朗

寸評

一昨年はルヴァン・カップと天皇杯の優勝、リーグ戦3位と素晴らしい成績を残しながら、昨季はACLとの兼ね合いに失敗、中途半端な成績に終わったセレッソ大阪。

今季はカップ戦優勝に貢献したユン・ジョンファン監督を更迭し、東京ヴェルディで指揮を執った名将、スペイン人のロティーナ氏を招聘。

巻き返しの一年となります。

しかもこれまでの主軸であった、MFの山口蛍選手、山村和也選手、FWの杉本健勇選手が移籍し、大幅に戦力ダウン。

代わりに神戸から藤田直之選手、札幌から都倉賢選手を獲得して何とか穴埋めはしたものの、昨季とは全く異なるチームになる可能性は高いと思われます。

しかしこれまでの堅守速攻のサッカーから、おそらくスペインらしくポゼッションを高めた攻撃サッカーを志向する筈で、いきなり優勝争いに加わるかといえば少し難しいかも。

まずは今季は残留を目標にし、来季に勝負をかけるといったほうが現実的でしょう。

今季の注目選手

都倉賢選手

30歳を過ぎてもなお進化を続けるストライカー。

これまではJ2では点が取れるがJ1ではなかなか結果を出せないとの評価が続いていたが、札幌にてようやくその才能を開花。

J2時代に32ゴール、J1で21ゴールとjリーグでもトップレベルのストライカーに成長し、30代にしては破格のオファーでセレッソ大阪に移籍しました。

若い頃は身体能力を生かしたアクロバティックなプレイが特徴でしたが、年齢を重ねるにつけシュート精度がアップ。

守備にも貢献する等、今ノリにノッテいる状態と言えるでしょう。

新天地でのセレッソでも果たして得点を量産できるか注目したい選手です。

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11位:横浜F・マリノス

堅守マリノスを取り戻せば上位進出も

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 12位
ルヴァンカップ 準優勝
天皇杯 ベスト16敗退

2018年の目標

上位進出

監督

アンジェ・ポステコグルー(2年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 朴 一圭(琉球)
DF ティーラトン(ムアントン・ユナイテッド)
広瀬陸斗(徳島)
高野遼(甲府)
MF 三好康児(川崎)
椿直起(横浜マリノスユース)
FW 李忠成(浦和)
マルコス・ジュニオール(フルミネンセ)
エジガル・ジュニオ(ECバヒア)
山谷侑士(横浜マリノスユース)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 鈴木彩貴(長崎)
DF 中澤佑二(引退)
山中亮輔(浦和)
生駒仁(北九州)
西山大雅(青森)
MF 中町公祐(未定)
久保建英(FC東京)
オリヴィエ・ブマル(未定)
吉尾海夏(仙台)
堀研太(秋田)
FW ウーゴ・ヴィエイラ(未定)
伊藤翔(鹿島)
富樫敬真(町田)
和田昌士(秋田)
町野修斗(北九州)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-1-2-3

ポジション 選手名
GK 飯倉大樹
DF 左SB:ティーラトン
CB:ドゥシャン、チアゴ・マルチンス
右SB:松原健
MF アンカー:扇原貴宏
攻撃的MF:天野純 大津祐樹
FW 遠藤渓太 李忠成 仲川輝人

寸評

ポステコグルー監督1年目の横浜の評価は賛否両論わかれるといったところでしょうか?

攻撃的サッカーを掲げたとおり、得点力は大幅に増え、リーグ2位の得点を記録。

しかし逆に失点数が大幅に増え、かつての堅守のマリノスの面影が消えてしまうといったマイナス面が大きく浮かんでしまったシーズンでもありました。

今季もおそらく攻撃サッカーを貫くはずで、メンバーもブラジル人ストライカーを2名、浦和から李忠成選手、川崎から東京五輪世代の三好康児選手を獲得し、攻撃陣のタレントには目を見張るものがあります。

しかし上位にいくには失点数を減らすのは必須。

今季は相手も研究してくるだけにいかに攻守のバランスを安定させるかが躍進のカギとなるでしょう。

あとはマルコス・ジュニオール選手とエジガル・ジュニオ選手のブラジル人コンビ。

彼らがいかにポステオグルー監督のサッカーに早くフィットできるか、フィットが遅くなればゴールゲッターに不安が残る陣容なだけに横浜は苦戦を強いられるかもしれません。

今季の注目選手

扇原貴宏選手

セレッソ時代から期待されたアンカーで、いまやすっかり横浜の顔として定着しました。

中盤の底から配給されるロングパスが売りだったが、昨季は守備力が向上し、一人でアンカーを任せられる等、ポステコグルー監督の信頼が熱いことが伺われます。

おそらくポステコグルー監督が掲げるサッカーの肝がアンカーであるだけに、ここが安定しないと苦戦を強いられるでしょう。

扇原選手の働きぶりは今シーズンもマリノスの行方を左右するといってもいいでしょう。

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12位:湘南ベルマーレ

カップ戦タイトル獲得の味をしめ更なるステップアップを

昨シーズンの成績

J1リーグ:13位 勝点41 10勝11分13敗 38得点 43失点

ルヴァンカップ:優勝 天皇杯:ベスト16敗退

2019年の目標

J1残留

監督

曺 貴裁(8年目)

移籍動向

IN:

GK:松原修平(群馬)

DF:フレイレ(清水)、デュマス(フラメンゴ)、小野田将人(今治)、福島隼斗(大津高校)

MF:古林将太(仙台)、武富孝介(浦和)、中川寛斗(柏)、レレウ(アトレチコMG)、柴田壮介(湘南ユース)、鈴木冬一(長崎総合科学大学附属高校)
FW:指宿洋史(千葉)、大橋祐紀(中央大学)

OUT:

GK:キム・ミンジュン(福島)後藤雅明(金沢)

DF:アンドレ・バイア(未定)、パク・テファン(未定)、石原広教(福岡)、岡崎亮平(琉球)、島村毅(引退)

MF:前田尚輝(いわき)、高橋諒(松本)、藤田征也(徳島)、小林祐介(柏)、石川俊輝(大宮)、ミキッチ(未定)

FW:端戸仁(東京ヴェルディ)、高山薫(大分)、小川慶治朗(神戸)、和田響稀(青森)、イ・ジョンヒョブ(釜山)

 

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-2-1

ポジション 選手名
GK 秋元陽太
DF 左ST:大野和成
リベロ:坂圭祐
右ST:山根視来
MF ボランチ:秋野央樹 菊池俊介
サイドMF:杉岡大暉 岡本拓也
FW 梅崎司 武富孝介 山崎凌吾

寸評

昨季は5度目のJ1挑戦で無事残留を果たしました。

おまけにルヴァンカップ優勝という湘南にとってはじめてのタイトルを獲得し、予想以上の成果を遂げた湘南ベルマーレ。

Jリーグ初期を除けば、まだ2期連続の残留を果したことはなく、今季は新たな壁に挑むシーズンとなります。

曹貴裁監督も8年目を迎え、チームコンセプトはできあがっているだけに、あとはあらゆる局面で先手を取るサッカーに磨きをかけていくかになりますが、果たして・・?

補強選手もJ1で実績のある清水のフレイレ選手や、浦和の武富幸介選手を獲得していますが、外国籍選手については今年も未知数のまま。

湘南がステップアップするには外国人選手の活躍が不可欠とみているだけに、外国籍選手の成績がパッとしなければ残留争いの順位で終わる可能性が高まるかもしれません。

あと気になるのはストライカーがいないこと。

湘南のサッカーのワントップはポストタイプのFWが多く、今回も長身FWとして指宿洋史選手を獲得しています。

彼にストライカーの役割を期待しているのかもしれませんが、果たして期待に応えられるのか注目の選手です。

今季の注目選手

武富孝介選手

2014年以来、5年振りの湘南復帰。

2014年の湘南といえば圧倒的な強さでJ2を勝ち上がったチームの中心的選手で、サポーターからすれば待ちに待った復帰として歓迎されていることでしょう。

昨季は殆ど出番はありませんでしたが、攻撃的ポジションならどこでもこなせるマルチぶりが特徴で監督からすれば使い勝手の良い選手。

2シャドウの位置で今季も存在感を示してくれるでしょう。

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13位:サンフレッチェ広島

ACLとの両立をうまく乗り切れるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 2位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 ベスト16敗退

2019年の目標

ACL出場権獲得

監督

城福 浩(2年目)

移籍動向

IN:

DF:エミル・サロモンソン(IFKヨーテボリ)、井林章(東京ヴェルディ)、高橋壮也(岡山)、荒木隼人(関西大学)

MF:清水航平(清水)、野津田岳人(仙台)、松本大弥(広島ユース)、東俊希(広島ユース)

FW:ドゥグラス・ヴィエイラ(東京ヴェルディ)、皆川佑介(熊本)

OUT:

GK:増田卓也(町田)

DF:千葉和彦(名古屋)、馬渡和彰(川崎)

MF:フェリペ・シウバ(セアラ)、森崎和幸(引退)、長沼洋一(愛媛)、川村拓夢(愛媛)

FW:ティーラシン(ムアントン・ユナイテッドSC)、工藤壮人(山口)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-2-1

ポジション 選手名
GK 林卓人
DF 佐々木翔 水本裕貴 野上結貴
MF ボランチ:野津田岳人 青山敏弘
サイドMF:柏好文 和田拓也
セカンドトップ:川辺駿 柴崎晃誠
FW パトリック

寸評

サンフレッチェ広島の昨季の2位という成績はコアなサポーターからみても望外の結果だったのではないでしょうか?

昨季の広島は前半戦においては、川崎を除き、有力チームが軒並み出だしにつまづいたため、広島だけが勝ち進む、まさに独走状態が続きました。

後半失速したものの前半戦の貯金がモノをいい、2位という好成績につながりました。

しかし今季はシーズン序盤においてACL、しかもACL予備戦との兼ね合いで、二兎を狙うなら昨季のような開幕ダッシュは望めないでしょう。

清水から清水航平選手、仙台から野津田岳人選手といった元広島の選手たち、東京Vから実力者の井林章選手、ドゥグラス・ヴィエイラ選手と獲得。

総合力は確かにアップしたので上位を狙う体制は整ったものの、逆に厳しいシーズンに終わる可能性もないとはいいきれないでしょう。

昨年、降格した柏はACLの予備戦を戦っていたのですから・・ チーム力からすればACL、国内どちらかに専念したほうがいいように思いますが、果たして・・

今季の注目選手

ドゥグラス・ヴィエイラ選手

タイ代表のティーラシン選手が抜けた後に加入したストライカー。東京ヴェルディで長らく実績を残しており、大柄な割にはスピード、パワーに優れ、技術だけならパトリックを上回るものもあり、パトリック不在でも十分に穴を埋めれる選手として期待は大きいでしょう。

特にシーズン序盤はACLとの兼ね合いでハードな日程になるだけに出番には事欠かないはずで、本人にとって飛躍の年になれるか注目していきたいですね。

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14位:大分トリニータ

久々のJ1で存在感を示せるか?

昨シーズンの成績

大会 成績
J2 2位
天皇杯 2回戦敗退

2019年の目標

J1残留

監督

片野坂 知宏(4年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK ポープ・ウィリアム(川崎)
小島亭介(早稲田大学)
DF 庄司朋乃也(C大阪)
MF 坂井大将(新潟)
三竿雄斗(鹿島)
小塚和季(甲府)
島川俊郎(甲府)
伊藤涼太郎(浦和)
小林成豪(神戸)
高畑奎汰(大分ユース)
長谷川雄志(宮崎産業経営大学)
ティティパン(バンコク・グラスFC)
FW 高山薫(湘南)
オナイウ阿道(浦和)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 修行智仁(今治)
DF 那須川将大(松本)
岸田翔平(水戸)
ウイリアン(鹿児島)
山口真司(神戸)
MF 國分伸太郎(北九州)
清水拓己(江原SC)
姫野宥弥(群馬)
宮阪政樹(松本)
野上拓哉(市原)
黄誠秀(引退)
FW 林容平(秋田)
川西翔太(岐阜)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-3

ポジション 選手名
GK 高木駿
DF 福森直也 鈴木義宣 庄司朋乃也
MF ボランチ:丸谷拓也 小手川宏基
サイドMF:高山薫 松本玲
セカンドトップ:小林成豪 三平和司
FW オナイウ阿道

寸評

6年ぶりにJ1で闘う大分トリニータ。

一時はJ3降格を経てからの昇格なだけに、これほど短期間でのJ1返り咲きは地元も驚きだったのはいうまでもなかったでしょう。

そして今回の大分はJ2で76得点をあげた攻撃サッカーが特徴で、J1でも注目のチームであります。

監督の片野坂知宏氏はJ1初挑戦ではありますが、大分を率いて6年目を迎え、コーチとしてG大阪、広島でタイトルをもたらす等実績豊富な指揮官です。

そして昨季は特にスター選手もいない大分にあって、どこからでも点が取れ、2桁得点スコアラーを4人も出すといった攻撃サッカーが、果たして念願のJ1でどこまで通用できるのかが最大の見所といっていいでしょう。

補強面でもJ2で実績をあげた選手山口のオナイウ阿道選手や甲府の小塚和季選手といった伸び盛りの選手をJ1他チームとの争奪戦の末迎え入れられたのは、大分の攻撃サッカーがそれだけ評価されているということ。

まずは片野坂監督の手腕に注目したいところですね。

今季の注目選手

藤本憲明選手

全国的には無名の選手であるが、JFLから一歩一歩階段を上ってきた苦労人のストライカーです。

しかしJ3の鹿児島時代から得点力の高さには定評があり、初挑戦のJ2で12ゴールをあげ、大分のトップスコアラーになる等過去2度のJ3得点王が伊達ではなかったことを自ら証明してくれました。

彼の持ち味は得点感覚の鋭さ。

果たして初のJ1でどれだけ輝けるか、大分のイチオシとして注目してはいかがでしょうか?

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15位:ベガルタ仙台

攻撃陣のてこ入れは必須

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 15位
ルヴァンカップ プレーオフ敗退
天皇杯 準優勝

2018年の目標

一桁順位

監督

渡邉 晋(6年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK
DF シマオ・マテ(無所属)
照山颯人(成立学園高校)
MF 兵頭慎剛(札幌)
飯尾竜太朗(長崎)
石原崇兆(松本)
吉尾海夏(横浜FM)
松下佳貴(神戸)
田中渉(桐生第一高校)
道渕諒平(甲府)
FW 長沢駿(G大阪)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK イ・ユノ(福島)
DF 板倉滉(川崎)
小島雅也(金沢)
MF 菅井直樹(引退)
奥埜博亮(C大阪)
古林将太(湘南)
中野嘉大(札幌)
矢島慎也(G大阪)
野津田岳人(広島)
佐々木匠(山口)
差波優人(未定)
FW ラファエルソン(未定)
ハーフナー・マイク(神戸)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-2-1

ポジション 選手名
GK シュミット・ダニエル
DF シマオ・マテ 大岩一貴 平岡康
MF ボランチ:椎橋慧也 兵頭慎剛
サイドMF:関口訓充 蜂須賀孝治
トップ下:ハモン・ロペス 石原直樹
FW 長沢駿

寸評

昨季は厳しいシーズンになると思われた仙台でしたが、前評判よりずっと余裕をもって残留できました。

一桁順位を目指す意味では満足できないとはいえ、最低限の成果は残せたといっていいシーズンでした。

これは前半戦に勝ち点を重ねられたのが大きく、前半戦で12ゴールをあげた西村拓真選手の活躍が仙台を早々にJ1残留に導いた立役者といっていいでしょう。

逆に彼がいなければどうなっていたかと思うとサポーターからすれば思い出したくないかもしれないですね。

しかも守備の中心の板倉滉選手、攻撃の中心であった中野嘉大選手、野津田岳人選手が抜けたのは大きなマイナスで、新加入選手の顔振れからみても全て穴埋めができたとはいえない陣容。

しかし昨季は異なるフォーメーションでシーズンを乗り切るなどシーズンを闘う上での柔軟性がでてきただけに、既存選手の成長も含め、6年目となる渡邉監督の手腕に注目したいところです。

今季の注目選手

長澤駿選手

Jリーグでも屈指の高さをもつFWで、ガンバ大阪において一定の成果を残してきました。

昨季は不完全燃焼に終わったが、空中戦の強さとクロスに併せる技術はJでも屈指の実力の持ち主として知られています。

仙台は伝統的に長身FWを上手くつかいこなしており、長澤選手はまさにピッタリの選手といえるのではないでしょうか?

仙台の残留には長澤選手の得点力にかかっているといっていいでしょう。

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16位:松本山雅

2度目のJ1の目標は何といっても残留

昨シーズンの成績

大会 成績
J2 優勝
天皇杯 3回戦敗退

2019年の目標

J1残留

監督

反町 康治(8年目)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 田中謙吾(長野)
DF エドゥアルド(川崎)
溝渕雄志(千葉)
那須川将大(大分)
服部康平(栃木)
大野佑哉(阪南大学)
山本龍平(四日市中央工業高校)
MF 杉本太郎(鹿島)
宮阪政樹(大分)
塚川孝輝(岡山)
高橋諒(湘南)
町田也真人(千葉)
米原秀亮(熊本)
FW レアンドロ・ペレイラ(シャペコエンセ)
榎本樹(前橋育英高校)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 鈴木智幸(東京ヴェルディ)
永井堅梧(徳島)
DF 武藤友樹(引退)
星原健太(藤枝)
下川陽太(愛媛)
安川有(未定)
アブリン(ゲイラン・インターナショナルFC)
MF 小松漣(金沢)
山田満夫(沼津)
石原崇兆(仙台)
岩間雄大(栃木)
岡本知剛(熊本)
志知孝明(水戸)
FW ハン・ヨンテ(鹿児島)
三島康平(熊本)
ジネイ(未定)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-3

ポジション 選手名
GK 守田達弥
DF エドゥアルド 橋内優也 今井智基
MF ボランチ:藤田息吹 塚川孝輝
サイドMF:高橋諒 田中隼磨
トップ下:町田也真人 前田大然
FW レアンドロ・ペレイラ

寸評

昨年は初のJ2優勝で文句なしのJ1昇格を果した松本山雅FC。

今年は2回目にてJ1での舞台を闘います。

過去2015年にJ1を闘ったことがあり、健闘はしたものの1年でのJ1降格となりました。

今季のミッションは勿論J1残留。

ここは松本なりに、過去最強といえる補強を敢行しました。

反町監督は2015年シーズンもJ1で指揮を振るったことがあり、各ポジションに万遍なく即戦力を獲得できたのは大きな成果といえるでしょう。

特に川崎からエドゥアルド選手、湘南から高橋諒選手、千葉から町田也真人選手の獲得はJ1レベルと遜色なくチーム力は確実に上向いたといっていいでしょう。

あとはワントップの新外国人レアンドロ・ペレイラ選手はブラジルでも評価が高いCFとの触れ込みもあり、果たして期待に見合った活躍が出来るのか注目といったところですね。

今季の注目選手

前田大然選手

すっかり松本の顔となった東京五輪世代の看板選手です。

特に今季は前線に新規加入選手が多いため、期待度はこれまで以上に高いでしょう。彼の持ち味はスプリントの加速度の速さ。

わかってても止められない速さなだけに特にペナルティエリア周辺でファウルをもらうだけでもサポーターは湧き上がるほどの人気があります。

ただJ1では初舞台となるだけに果たして持ち味が通用するのか?

J1でもチャンスに貢献できれば東京五輪での舞台もみえてくるだけにサッカーファンならぜひ注目してほしい選手です。

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17位:サガン鳥栖

下手にチームカラーを変えるとやばいかも

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 14位
ルヴァンカップ 予選リーグ敗退
天皇杯 ベスト8敗退

2018年の目標

J1残留

監督

ルイス・カレーラス(新任)

移籍動向

IN:

ポジション 選手名(前所属)
GK 大久保択生(FC東京)
キム・ミノ(輔人高校)
DF ニノ・ガロヴィッチ(ディナモ・ミンスク)
カルロ・プルシッチ(アシュドッドFC)
MF ファン・イサック・クエンカ(CFレウス)
原輝綺(新潟)
樋口雄太(鹿屋体育大学)
FW 石井快征(鳥栖ユース)

OUT:

ポジション 選手名(移籍先)
GK 権田修一(ポルティモメンセ)
赤星拓(引退)、ファンティーニ燦(引退)
DF キム・ミンヒョク(全北現代)
ジョアン・オマリ(アル・ナスルSC)
乾大和(長崎)
吉田豊(名古屋)
MF 河野広貴(東京V)
水野晃樹(未定)
加藤恒平(未定)
FW 池田圭(FELDAユナイテッド)
田川亭介(FC東京)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:4-4-2

ポジション 選手名
GK 大久保択生
DF 左SB:三丸拡
CB:ニノ・ガロヴィッチ 高橋祐治
右SB:小林祐三
MF ボランチ:高橋義希 高橋秀人
サイドMF:小野裕二 イサック・クエンカ
FW 金崎夢生 フェルナンド・トーレス

寸評

サガン鳥栖の問題点はチーム戦力のバランスの悪さに尽きるでしょう。

昨年は明らかにFWが人材不足のままスタートした結果、案の定得点力不足で低迷。

慌ててフェルナンド・トーレス選手ら、有望なFWを獲得したものの、今度はFWが過多になってパスを出せるMFが足りずにギリギリまで残留争いを演じました。

まさにドタバタしたシーズンを送ってしまったといっていいでしょう。

しかしサガン鳥栖が残留できたのはJ1でも2位という守備の堅さのおかげであったのは衆目の一致するところ。

そんな中、今季はスペイン人のカレーラス氏を迎え、新たにチームを再建する道を選びました。

しかしチーム再建は容易ではありません。理由は多くの選手がチームを離れたこと。

昨季の堅守を支えた古参の吉田豊選手、キム・ミンヒョクがチームを離れたのも痛いが、最も痛手なのが、昨季のJ1残留の立役者、日本代表GKの権田修一選手の移籍。

彼の後釜としてFC東京より大久保拓生選手が加入しましたが、彼と同様のパフォーマンスを求めるのは少し酷かもしれません。

そしてカレーラス監督の就任で最も懸念されるのが、サガン鳥栖伝統の堅守が崩れる可能性があること。

おそらく彼はチーム改革に乗り出すはずで、攻撃的サッカーを目指す可能性は大。

スペインでも有数のテクニシャンであるクエンカ選手の獲得は正に期待の表れ。

しかしそれに伴う代償として失点数がが増えて低迷すれば、昨季以上に厳しいシーズンになるかもしれません。

おそらくカレーラス監督が目指すサッカーが開花するのは2年後とみるべきでしょうが、果たしてJ1の座にいることができるか。

とにかく今シーズンも残留が基本路線であるのはいうまでもないと思います。

今季の注目選手

原川力選手

昨年もサガン鳥栖の司令塔として獅子奮迅の働きぶりでしたが、今シーズンも正にサガン鳥栖攻撃活性化の重責を担う重要な選手。

パスワークもさることながら、セットプレーの精度が売りで得点力の低いチームの中で彼が欠けるとチームは苦しくなるでしょう。

しかしカレーラス監督の指導次第ではさらに化ける可能性もあり、前線の選手、そして新加入のクエンカ選手とうまく融合できれば、チーム成績も上がっていくでしょう。

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18位:ジュビロ磐田

ベテラン頼みだと今シーズンは厳しいかも

昨シーズンの成績

大会 成績
J1 16位
ルヴァンカップ プレーオフ敗退
天皇杯 ベスト8敗退

2019年の目標

J1残留

監督

名波浩(6年目)

移籍動向

IN:

DF:石田崚真(金沢)

MF:森谷賢太郎(川崎)

FW:ロドリゲス(シェリフ・ティラスポリ)、中山仁斗(山形)、

OUT:

MF:伊藤洋輝(名古屋)、松浦拓弥(横浜FC)

予想フォーメーション&レギュラーメンバー

フォーメーション:3-4-2-1

GK カミンスキー
DF 新里亮 大井健太郎 高橋祥平
MF ボランチ:山田大記 田口泰士
サイドMF:小川大貴 櫻内渚
トップ下:大久保嘉人 中村俊輔
FW 川又堅碁

寸評

一昨年が6位と結果をだしただけに昨年の16位はまさに不本意の一言。

原因はけが人の多さ。

頼みの外国人選手がGKのカミンスキーを除き、軒並み怪我で殆ど戦力にならなかったのは大誤算としかいいようがありませんでした。

今季の補強状況をみても即戦力は川崎から移籍した森谷賢太郎選手のみ。

確かにボランチとして計算が立つ選手ではありますが、戦力的には物足りなさは否めず、今年も中村俊輔選手や大久保嘉人選手頼みでは今シーズンも下位低迷は避けられないといったところでしょうか。

しかし今季は外国人選手、特にチャンスメーカーのアダイウトン選手、アンカーのムサエフ選手が開幕から元気なのは心強く、彼らの復帰が新戦力ともいえるだけに戦力としてはプラスマイナスゼロといったところでしょう。

しかし磐田が順位を上げるには若手選手の台頭は不可欠で、特に東京五輪世代の小川航基選手にはサポーターからの期待は大きいです。

今季の注目選手

小川航基選手

ジュビロ伝統のストライカー、中山雅史、高原直泰、前田遼一といった名だたるストライカーの後継者として鳴り物入りで加入。

しかし怪我の多さでなかなかシーズンを通して働けないのが悩ましいところです。

左右両足、頭でも点を取れる本格的なストライカーだけに、今季こそは結果を残して彼自身、飛躍の年としたいところでしょう。

東京五輪世代のエースストライカーとして期待が大きいだけに尚更ですね。

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予想まとめ

2019年のJ1リーグをチーム別に紹介しました。順位ははっきりいってどうだっていいです。しかし今シーズンは見所がたくさんあり、DAZNマネーの影響で夏の補強にも例年なく目が離せなくなりそう。

今シーズン、果たして笑って終われるチームはどこか、降格の憂き目を見るチームはどこなのか、サッカーファンの皆様、今年もJリーグを思いっきり楽しみましょう。

さてここからは、いまやJリーグ観戦には欠かせないDAZNについて解説していきましょう!

DAZN公式サイト
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DAZN(ダゾーン)とは

この一見しただけではなんと読むのかわからない「DAZN」というサービス。

ドコモのテレビCMで堤真一が「ダゾーンだぞーん?」と連呼しまくったおかげでかなり定着したように思います。

そう、ダゾーンと読みます。

字面だけ見たら「ダズンじゃないの?」って思いますよねえ。ホント外国人の感覚はよくわかんないです笑

このDAZN、世界有数の動画配信サービスであり、スポーツ配信を専門的に扱っています。

日本ではJリーグの放映権を取得し、そのためにJリーグが大変に潤いましたね!

これによりJリーグの各クラブでは移籍も活発になり、海外の大物外国選手獲得にもつながりました。

とにかく、いま世界でも最も視聴されているスポーツ配信サービスであり、その勢いは日本でも止まらない状況になってきていますよ。

日本でサッカーを観るならDAZN一択という状況に

さて、先程「世界で最も視聴されているスポーツ配信であり、日本でも勢いが止まらない」と書きました。

その象徴が、やはり2017シーズンからのJリーグ放映権独占取得でしょう。

Jリーグファンであれば、基本的にはサッカーファンであることが多く、日本人所属チームが増えてきている海外サッカーも観たいと思うのが当然の流れですよね。

特にセレッソ出身の香川とか、グランパス出身の吉田や本田など、過去にJリーグに所属していた選手の活躍を観るのは嬉しいものです。

現在Jリーグをテレビやスマホ、タブレットなんかで観戦しようと思ったら、DAZNの契約をする以外に方法が無いんですよね。

ですから、日本のサッカーファンとしてはDAZNを契約しないという選択肢はありえないと思います。

スポナビライブがサービス提供を終了することが発表され、ますますDAZN一択となってしまいましたね!スポナビライブのコンテンツは基本的にDAZNに移管されるようです!

海外リーグの配信もさらに充実

海外のサッカーリーグといえば、

  • イングランドのプレミアリーグ
  • スペインのリーガ
  • ドイツのブンデスリーガ
  • イタリアのセリエA
  • フランスのリーグアン

の5大リーグでしょう。

非常に強豪チームが多く、チャンピオンズリーグの優勝チームもほぼこのあたりのリーグから排出されますよね。

特に資産家が投資対象としてチームを買収することが増えてからは、番狂わせが起きづらくなってきました。以前モウリーニョ率いるポルトが優勝したことがありましたが、こういったことはなかなか難しくなっていますね。

さて、この5大リーグを全部観られるスポーツ配信サービスは、DAZNだけなんです。

以前はプレミアリーグとスペイン・ラ・リーガはスポナビライブだけの独占配信でしたが、いまではそれらの放映権も取得してしまいました。

1ヶ月無料でお試しできる!

DAZNは、1ヶ月の無料期間がついてます。

この間に配信される動画の品質などをしっかりチェックして、継続利用するかどうかを決められるわけですね!

僕は普通に大満足してますが、やっぱりテレビより画質が落ちるのは事実。

でも、映画じゃないんだから、スポーツにそこまで高画質は求めないですよね。それに今後ネットワークの速度や映像の圧縮技術が発達すれば、さらに高画質になっていくことは間違いないですからねー。

とにかく無料で試せるわけですから、取り敢えずダウンロードしちゃって、試してみるのがいいと思いますよ。

DAZN公式サイト
https://watch.dazn.com

DAZNの料金

DAZNの料金は非常に明快です。スカパー!などと違って、契約したらすべての配信をすべて観ることができます。

  • 一般ユーザー:月額1,750円
  • ドコモユーザー:月額980円

これ、安くないですか?

その中で救済措置を出してくれるのはホントにありがたい。

スポーツファンが趣味に使う金額としては非常にお手頃であり、これによって毎週末の生活が彩られるわけですから、正直に言いまして契約しない手はありません。

DAZNで観られるスポーツは?

DAZNでは、とにかくたくさんのスポーツが見られます。

世界で最大のスポーツ配信企業ですからねー。さすがです。

ざっと見てみましょう。

野球

  • プロ野球(巨人主催試合以外の全試合)
  • MLB

サッカー

  • Jリーグ
  • 欧州サッカーリーグなど

これは後で詳しく書きます!

その他

  • Vリーグ(バレーボール)
  • Bリーグ
  • モータースポーツ(F1など)
  • ラグビー
  • 総合格闘技(UFC)
  • WWE
  • テニス
  • アメリカンフットボール(NFL)
  • ゴルフ(PGAツアー)
  • ダーツ
  • 卓球
  • 陸上
  • 自転車競技(ジロ・デ・イタリア)

次に特に注目を集めるであろう、野球とサッカーリーグを見ていきましょう。

野球の配信内容

野球は、スポナビライブとのコンテンツ統合によって、大きく充実しました!

巨人主催試合以外の全試合配信が実現しましたよ!

2018/2/16の日経新聞に「DAZN、プロ野球11球団の全試合を配信」というニュースもでていましたしね。

英パフォームグループでスポーツ動画配信サービスを運営するDAZN(ダ・ゾーン)は16日、2018年からプロ野球11球団の全試合などを配信すると発表した。東京都内で記者会見したジェームズ・ラシュトン最高経営責任者(CEO)は「DAZNがプロ野球の新しい本拠地になる」と語った。

DAZNはプロ野球の広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズのホーム試合を配信してきた。18年シーズンは福岡ソフトバンクホークスや阪神タイガースを含む11球団の全試合を放映する。巨人のホーム試合は対象外。プロバスケットボール・Bリーグの試合や、一部試合の放映だったスペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」の全試合も放映する。

追加すると発表したコンテンツは、ソフトバンクが運営しているスポーツ動画配信サービス「スポナビライブ」で放映していたものが中心。同社がスポナビライブのサービスを5月に終えることに伴い、DAZNが引き継ぐ。スポナビライブは新規申し込みの受け付けを停止している。

ラシュトンCEOは「DAZNは日本のスポーツの本拠地を目指す。野球がコンテンツのラインアップを完璧にする」と説明した。

プロ野球ファンなら契約しない理由がなくなっちゃいました。

DAZN公式サイト
https://watch.dazn.com

 

サッカーの配信内容

  • UEFAチャンピオンズリーグ(2018-19から)
  • UEFAヨーロッパリーグ(2018-19から)
  • 日本・Jリーグと昇格プレーオフ
  • ドイツ・ブンデスリーガとカップ戦
  • イングランド・プレミアリーグとカップ戦
  • スペイン・リーガとカップ戦
  • イタリア・セリエAとカップ戦
  • フランス・リーグアンとカップ戦
  • アルゼンチン・プリメーラディビジョン
  • ベルギー・ジュピラープロリーグとカップ戦
  • オーストラリア・Aリーグ

なんとチャンピオンズリーグの配信も決まっているんですよ!!!!これはやばい。

正直サッカーに携わる職業の人、例えばサッカーライターなんかでも全部観るのは不可能だと思います。

これだけのリーグ・カップ戦が月額1,750円で見られるわけですからねー。

昔のサッカー中継環境を知っている人からすると、ほんとにいい時代になったものですよね。

DAZN公式サイト
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DAZNを視聴できる端末はスマホだけじゃない

DAZNの素晴らしいところは、すでに「なんでも見られる」という状況になっていることだと思います。

もちろんスマホは当然。パソコンやタブレットも当たり前。

DAZNは現在、以下の端末で見られます。

タブレット

  • Amazon Fire タブレット
  • Android
  • iPad

スマートフォン

  • Android
  • iPhone

受信機(セットトップボックス)

  • Apple TV
  • Amazon Fire TV, Fire TV Stick
  • Android TV(Air Stick含む)
  • Google Chromecast

インターネットTV

  • ひかりTV

スマートTV

  • LG Smart TV
  • Panasonic Smart TV
  • Sony Smart TV
  • TOSHIBA Smart TV

ゲーム機

  • PS3
  • PS4
  • PS4 Pro
  • Xbox One
  • Xbox One S

これを無視できるならスポーツファンとは言えない!と思う

数年前まではネット配信でスポーツを観るのは現実的ではありませんでした。

やはりかなり画質が悪い印象がありましたし、実際そうでした。

しかし通信の圧縮技術の進歩や、受信環境が整ったことによって、もはやテレビとそれほど遜色ない品質で受信が可能になっています。

いまや放送でサッカーを観る時代は終わりと迎えようとしています。

だってネットのほうが、いつでもどこでも安く、好きな試合を好きなだけ見られるわけですからねー。

その中でも、サッカーを観るならやっぱり今ならDAZN一択でしょう。

一ヶ月無料視聴もできちゃいますからね。

まずは手元のスマホで試してみて、よかったらAppleTVなんかで自宅テレビで観る環境を整えるといいと思います。

DAZN公式サイト
https://watch.dazn.com

今から来シーズンの開幕が楽しみで仕方がありませんよね!

それでは、また!

Jリーグ見るなら他に方法はない。DAZN公式サイト


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