奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のライブと消費行動
2017/02/23
明日(というか既に今日)は実は「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」というバンドのライブに行く予定です。音楽業界ではCD売れないとか配信だと利益でないとか色々と景気の悪い話がありますが、僕もご多分に漏れずここ最近ライブに行く回数が増えています。
で、今回のライブ参加から自分の消費行動が昔と変わってるのを実感したので、その辺りについて書いてみます。
ライブの予約が先
この「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」というバンド、ズバリ「奇妙礼太郎」というボーカルが中心のバンド。音楽的嗜好は人それぞれなのでまあその辺りは置いておきますが、とてもいい味を出しているアーティストさんです。
余談ですが、最近は日本語の音楽しか聞かなくなってきました。やっぱり年を重ねてきてスッと心に入ってくる日本語詞が気持ちいいいです。
さてこのアーティストのことは、もちろんMTVやスペースシャワーTVなどで存在は知っていましたが、「この人いいなー」程度で音源を買ったりはしておらず、特に意識をせずにいました。
そんなある日、普段から追っかけているアーティストのライブ情報を見ていた時にふと思い出して「奇妙礼太郎」で検索してWebサイトを訪れ、そこにライブ情報が掲載されているのを発見します。で、急にライブに参加したくなってしまったのです。
そこからはいつも一緒にライブに行く友人にSNSで「このアーティストのライブがあるんだけど行かない?」と声をかけ、応じてくれた友人の分を含めてチケットを購入した、という流れ。
音源購入は後で
僕はフジ・ロック・フェスティバルなんかにも参加するのですが、こういったフェスの場合たくさんのアーティストが出演するので、当然知らないアーティストもいます。そうなるとひと通り検索してYoutubeで音源をチェックし、気になるステージを見に行けるようにスケジュールを組んだりします。しかし、それほど良く知りもしないアーティストの単独ライブに行くなんて、ちょっと前の僕には考えつかないようなことです。
ライブに行くことが決まってから、ようやく音源を買いました。iTunes Storeでダウンロード購入。そして「やはり良い」と確信してYoutubeでも検索して動画を見る、といった行動を取りました。
ここのところ意識せずにこういう行動を取るようになっていましたが、ちょっと振り返ってみるとこれ結構面白いなと。微妙にAISASとも違う行動で、弱い動機ながら購入まで至り、その後調査して本番に臨むという感じ。
ちょっと昔なら雑誌などから情報を得て、興味を持ったら音源をレンタルしてきて好きになり、やはり手元にCDが欲しいし応援する意味も込めて音源をいくつか購入し、聴き込んだ末にライブへ行く。ライブはもっと特別というか、ファンにとっては聖地巡礼のようなものだったように思います。
やはりきっかけはテレビ
こんな感じでやっぱり昔とは購買まで至る経路が変わってきているなと自分のことながら思ったわけですが、とは言ってもきっかけはテレビだったんですよね。有料チャンネルですが。僕普段殆ど見ないんですけど、やはりテレビはすごいなあと。
僕の知り合いに情熱大陸に出演された著名な方がいらっしゃるのですが、その方も「情熱大陸の後は格段に反応があった」と仰っていましたし、消費行動がネットによって変化を産んでも、テレビオワコンみたいな言われ方をしていても、やはりテレビはすごいですね。
というようなことを考えながら、明日のライブに臨みたいと思います。
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