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小日向文世の演技がハマり役過ぎる真田丸15話 秀吉の感想

      2018/07/18

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秀吉と信繁の関係性を描いた真田丸15話「秀吉」。

今回もかなり面白かったのですが、その感想をネタバレほぼ無しでご紹介します。

小日向文世の秀吉、予想以上にはまり役でした。今後が楽しみですね!

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今回のあらすじ

秀吉(小日向文世)は初めて出会った信繁(堺雅人)をなぜか連れ歩く。戸惑う信繁。実は秀吉は昌幸(草刈正雄)が上洛の命令に従わないことにいらだっていた。徳川家康(内野聖陽)が再び真田を攻めようとしていることに対し、上杉景勝(遠藤憲一)に昌幸を助けてはならぬと命じる秀吉。秀吉が正室の寧(鈴木京香)たち家族とともに無邪気にはしゃぐ裏で、自分の故郷と一族を窮地に追いやろうとしていると気づかない信繁は…。
あらすじ 第15回「秀吉」|NHK大河ドラマ『真田丸』
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/story/story15.html

何と言っても小日向・秀吉に尽きる

今回の放送は、誰がなんと言おうと小日向文世演ずる豊臣秀吉の圧倒的な存在感に尽きます。

小日向さんのファンを自認する僕ですが、配役を知った時から「完全にはまり役!」と思っていましたが、正直予想を上回るほどのハマりっぷりでした。

まず、秀吉ってもともと百姓の子ですが、その背景を表現するのがあまりにも自然でしたね。

僕は名古屋に住んでいるので、不自然な名古屋弁はかなり気になるのですが、今回の秀吉はほとんど名古屋弁を使いませんね。かなり好感を持ちました。

また、印象に残ったのは、そのカジュアルな言葉遣い。もう江戸っ子かとw

例えば、

「そうだよ?」

「めくってねえ」

「覚えてないとダメだからね」

という感じです。めっちゃカジュアルでしょ?

これが、秀吉の出自と今の身分のギャップをうまく表現していると思います。

また、秀吉と信繁、茶々が、現代で言う神経衰弱に興じているところで見せたあの冷酷な目つきも、後の暴君・秀吉の残忍性を想像させるに難くない演技ですよね。

この頃の秀吉は、気に入らない人間を殺しまくっている印象ですしね。

千利休や養子の秀次もそうですね。

茶々と視線を合わせていた馬廻りの家臣が来週あたり殺されそうな予感がしますね。。。

源三郎の描かれ方にも少し変化が

さて秀吉以外の登場人物も、益々個性豊かになってきましたね。

まず源三郎。

源三郎は真田丸では「平時の将」として描かれていくのでしょう。

実際には戦時にも有能であったのだろうとは思いますが、やはり徳川家と豊臣家・真田家に板挟みになりながらも家を存続した功績はとてつも無く大きいですよね。

併読している池波正太郎の「真田太平記」では、かなり有能な武将として描かれていて、信繁曰く「父などよりよほど有能」という感じで描かれています。

また、佐助と出浦についてはエンタメ担当として真田十勇士的な演出に。火遁の術にはびっくりしましたねw

大谷吉継はお馴染みの白頭巾ではない

あともう一つビックリしたのが、大谷吉継の容姿。

僕の中では、大谷吉継はその病気によって常に白頭巾を被っている印象だったのですが、おそらくこの頃はまだそこまでの症状ではなかったのでしょうか。

普通にイケメンな素顔を晒していて、かなり意外でした。

しかし大谷吉継は関ヶ原で敗れるまで、真田家にとってとても大きな影響を与えていくことになりますので、今後が楽しみですね。

その他登場人物も個性豊か

その他にも、相変わらず安請け合いして信繁を裏切ってしまうことになる遠藤憲一の上杉謙信や、名古屋弁を使って親しげに皆に接する鈴木京香が演ずるねね。

また山本耕史の石田三成も「めちゃくちゃ出来る男なだけに周りがバカに見える」感じをうまく出せていると感じました。

秀吉の養子となった秀次も、相当愚鈍な感じで描かれていて、ストーリーに良いアクセントを加えていると思います。

升の使い方に違和感

さてちょっと話がずれますが、升酒ってついつい角から飲んじゃいますよね。

でも実は平になっているところから飲むのが正しいようです。

真田丸では今回、福島正則と豊臣秀吉が升酒を飲んでいる場面がありましたが、どちらも升の角から飲んでいました。

これ、三谷幸喜が知らないわけ無いと思うんで、わざとの演出でしょうね。

こういったところも細かく見ていくと更に面白いですよね。

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NHK公式動画「5分で分かる真田丸~ 第15回「秀吉」~」

次回放送 16話「表裏」のあらすじ

秀吉(小日向文世)が上杉景勝(遠藤憲一)に真田への支援を禁じたと知った信繁(堺雅人)はショックを受ける。秀吉はその信繁を自らの護衛役、馬廻(まわり)衆に加える。信繁は秀吉と行動を共にするうち、秀吉が熱を上げる茶々(竹内結子)に気に入られてしまう。一方、家康(内野聖陽)は真田攻めの準備を終えようとしていた。昌幸(草刈正雄)は上杉に援軍を求めるが断られてしまう。故郷が絶体絶命の危機を迎える中、信繁は――。
あらすじ 第16回「表裏」|NHK大河ドラマ『真田丸』
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/story/story16.html

ネタバレほぼ無し!前回までの感想はこちら

真田丸は初回からネタバレ無しの感想を書いています。よかったらご覧ください!

真田丸 アーカイブ | S8 Works

ネタバレしまくり!第1話〜13話を一気に把握できるまとめ記事

まだ観ていなくてこれから観始める人のために、「ここは知っておいたほうがいいなー」というポイントを中心に、いままでの放送をざっくりと振り返ってみます。

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