独立したからこそできる自由な仕事スタイル。海辺で仕事してきた
2017/02/23
先日一緒に事業を営む経営者の友人と海辺で仕事をしてきました。僕は「海は見るもの」派で、海水浴にはまったく興味がないのですが、海は大好きです。そこで以前からとてもやりたかったことのひとつ「海辺で仕事をする」を実行してきました。
海を見ながら仕事ができたら最高！と思い続けてもうすぐ2年
僕は海が好きなのですが、海水浴にはまったく興味がなく、ただただ眺めているのが好きなタイプです。しかも雨でも寒くてもいいのです。雨の海を車のなかからぼーっと眺めながら考え事をするのとかほんとにたまらないですよね。
でも最近は、というか子供が産まれてからというものそんな余裕のある生活は全く出来ず、それこそ会社員時代は遅くまで仕事をして、土日のどちらかは休日出勤、もう1日はこどもと遊んだり家族で出かけたりと、ひとりの時間がほぼない状態でした。
そして一昨年会社をやめて独立し、自分の会社を作ったのでようやくそういう時間も出来るだろうと思っていたのですが、これがまったくそんなことが出来ませんでした。とにかくがむしゃらに働いて売上をつくる。それだけしか考えませんでした。ですから、「土日のうちどちらか1日は仕事する」というスタイルは独立後もまったく崩していません。働いたらその分だけ会社の収益が増えるので、依頼がきたらすべて請けます。そうしていると、やっぱりどんどん自分の時間を削ってお金をつくる日々になってしまい、每日「海に行きたいねえ」という会話だけをするようになっていたのでした。
そして、そうこうしているウチに2年が経とうとしていて、その間平日に休んだのは1日もなく、夕方17時から飲みに行ったのが1日だけでした。
確かに独立して会社員を辞め、色々なものから自由になったのは事実ですが、ただの一度も海辺で仕事することができないというのはちょっと想像していませんでした。しかも海辺で「遊ぶ」でなく「仕事する」と思っているのにも関わらず。
しかし昨年末で大きめの案件が納まり、ようやく1月からすこしだけ自由な時間が増えてきて、「いまなら行ける！」と思い切って行ってきました。
いざ海辺で仕事をしたら楽しすぎた
さて当日、朝8時半にオフィスに行ってひとしきり仕事をしてから、経営者仲間と朝10時に名鉄名古屋駅で待ち合わせました。まずはコンビニで行きの電車で楽しむ燃料（ビールとつまみ）を購入。僕は少しならお酒を飲んでも普通に仕事ができるのですが、この日は自分だけで完結する仕事だけをやる予定でスケジュールを組んであるので、普通に飲みながら内海へ向かいます。
朝は指定席の特急が無かったのが想定外でしたが、二人がけの座席だったし、周囲はおじいちゃんおばあちゃんの旅行？客だけだったので、飲んじゃいました。行きの電車のなかで缶ビール二本。
そしてもちろん座る座席は最前列。
僕ともう一人の仲間は、年齢こそ違うものの名古屋駅から内海へ向かう途中にある同じ街で育ったので、ふたりで懐かしみながら車窓を眺めていました。もちろん男同士なのでゲスい話に華が咲いてましたが。
そうこうしながら1時間ほど電車に揺られていると内海駅へ到着です。そこで観光案内所があったので、受付の方に「海が見えるカフェはないですか？」と聞くことに。
もちろん事前に調査はしていくつかの候補を出していたのですが、プロの意見も聞いたほうがいいよね、ということで聞きました。結局僕らが認識していたなかの一つをオススメされたので、タクシーを呼んでもらって海辺のカフェに向かいました。
タクシーに乗ること10分ほど。「海が見える カフェ 内海」で検索すると見つけることができる「ノアノア」というお店に向かいます。海沿いの道にある綺麗なお店。早速お店に入ろうかと思いましたが、せっかくなので海辺をフラフラすることに。すっかりおっさん二人でデートです。
ひとりしきり海辺を楽しんだ後に、カフェに入ります。
窓からの眺めは相当いいのですが、仕事しだしちゃうと全然見ませんね。海。仕方ないです。自分の会社の社畜ですので。
ただノアノアさんは、正直価格設定も強気だし、その割には料理もそれほど、という感じではありましたが、まあ場所代ということで納得です。このロケーションであればお金出します。
もちろん電源やWi-Fiはないので、テザリング必須、バッテリーが無くなるまでしか仕事は出来ませんが、それより平日にもかかわらず結構混んでるので、長居できる雰囲気ではないですね。一杯ビールを飲んで、ランチを食べて、コーヒーを飲んだらタクシーを呼んでもらって内海へ向かいます。
さて内海海岸（正確には千鳥ヶ浜）の最寄りのコンビニで降ろしてもらい、更にビールを買い込みます。もう仕事ができるスペース探しは諦めて、名古屋のオフィスに戻ってから仕事しよう、という話になっていました。
おっさん二人でまたまた海岸線を歩き、防波堤の先まで行きます。その間ずっとゲスい話で盛り上がる姿はただのゲイカップルにしか見えなかったことでしょう。しかし話の内容は完全に中学生男子です。実際に同じ中学の先輩後輩なので、それもしかたのない事です。
ひとしきり海岸を楽しんだ後、内海駅まで歩いていき、名古屋行の電車に乗ってオフィスに戻りました。その後は海辺のカフェで仕事が捗らなかった分を取り戻すべく日付が変わるまでガッツリ仕事。でも気持ちはとても満たされたので、しばらく頑張れそうです。
まとめ
会社員を辞めて独立することのいいところの一つとして、オフィスに縛られずに仕事ができるということがあります。もちろんそれが出来ないビジネスを営まれている方には難しいのでしょうが、我々のようなWebやシステム、広告制作やそのディレクションを生業としている人は、割りと自由に仕事場を選べるわけです。
確かに色んな要因で仕事は捗らなかったのですが、これはおそらく初めての試みに浮かれてビールを飲み過ぎたのと、やはり慣れていないことが原因。これが当然のような働き方にすれば、きっとどこへ行っても仕事ができると思います。
多分、来月あたりにまた行ってくると思います。気分転換には最高のショートトリップでした。
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