THREE(スリー)青森市に2023年春開業!マンションはタカラレーベンが担当!テナント情報も!
青森県青森市新町一丁目に、複合商業施設「THREE(スリー)」がオープンします!
THREE(スリー)は「衣・医」「食」「住」が融合するビルで、商業施設とマンションが入居予定。本館と駐車場棟の2棟で構成されています。
開発は中三百貨店青森本店の跡地で行われており、事業の正式名称は「青森市新町一丁目地区優良建築物等整備事業」です。
グランドオープンは2023年春の予定!
この記事では、THREEの施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介します。
施設概要について
それではまず施設概要についてみていきましょう。
名称 | THREE(スリー) |
所在地 | 青森県青森市新町 一丁目7番地1 |
事業名称 | 青森市新町一丁目地区 優良建築物等整備事業 |
敷地面積 | 約5,000㎡ |
延床面積 | 約24,200㎡ |
建物構造 | 本館:地上14階 駐車場棟:地上5階 |
用途 | 店舗、集合住宅、駐車場 |
事業主 | 新町街づくり株式会社 |
事業開発 | MiK株式会社 |
マンション事業 | 株式会社タカラレーベン東北 |
設計 | 株式会社管野宏史建築設計事務所・ 工藤真人建築設計事務所 設計共同体 |
延床面積の詳細は下記のようになっています。
施設 | 延床面積 |
---|---|
商業施設(本館・駐車場棟) | 約9,400㎡ |
マンション | 約7,500㎡ |
駐車場 | 約7,300㎡ |
商業施設は本館と、駐車場棟の1階に入居します。
施設コンセプトは?
THREE(スリー)のコンセプトは、開発地に元々あった百貨店「中三(なかさん)」の良さを残しつつ、全く新しい環境や集う場所を作ること。
また複合商業施設を作ることで、中心市街地の活性化に貢献することです。
THREE(スリー)の名前は、「中三百貨店青森本店」の「三(=スリー)」に由来しています。
中三百貨店青森本店とは?
中三百貨店青森本店は、開発地で営業をしていた百貨店です。青森県青森市に本社を置き、青森県で百貨店を展開していました。
キャッチコピーは「ラブノースランド中三」。北の地を愛する中三(なかさん)という意味ですね。
中三は1986年(明治29年)に創業、1950年に株式会社中三呉服店として株式会社を設立し、1954年に株式会社中三に称号を変更しました。
その後郊外型ショッピングセンター内での百貨店の経営を目指すも失敗。2011年3月には経営破綻しました。
2015年2月に民事再生手続きの再建手続きが完了し、青森市の企業MiKが中三の全株式を取得し、子会社化しました。
また中三百貨店青森本店は1974年に建設された建物で老朽化が進んでおり、地震対策も不十分になっていました。
経営不振と建物の建て替えが必要という理由から、今回新しく「THREE(スリー)」が建設されることとなりました。
また青森本店の閉店に伴って、中三サテライト店が2019年5月にオープン。
場所は「本町一丁目」交差点の近く、柳町通り沿いです。
中三サテライト店は、「THREE(スリー)」開業後も引き続き営業する予定だということです。
施設のイメージは?
THREE(スリー)は本館と駐車場棟に分かれていて、どちらも白を基調とした爽やかなイメージ。
本館にはガラスが多用され、洗練されたデザインです。
高層階の住宅部分はグレーとベージュを使用し、ベランダにはガラスも使われているようです。
フロア構成は?
THREE(スリー)は
- 本館
- 駐車場棟
の2棟で構成されています。
それではそれぞれのフロア構成を見ていきましょう。
本館
本館のフロア構成は、以下のとおりです。
階数 | 用途 |
---|---|
5階〜14階 | マンション |
4階 | メディカル・ヘルスフロア |
1〜3階 | 物販・飲食フロア |
本館は商業施設と集合住宅が入居するビルとなります。
高層階には、株式会社タカラレーベン東北が手がける分譲タワーレジデンスが入居します。戸数は86戸になる予定です。
株式会社タカラレーベン東北は、株式会社タカラレーベンのグループ会社です。
駐車場棟
駐車場棟のフロア構成は、以下のとおりです。
階数 | 用途 |
---|---|
1〜5階 | 駐車場(226台) |
1階 | 食品マーケット |
駐車場棟には1階にのみ商業施設(食品マーケット)が入居します。
株式会社タカラレーベンとは?
株式会社タカラレーベンは、東京に本社を置く不動産総合デベロッパーで、全国に11社を抱えるグループ企業です。
事業内容は、
- 自社ブランドマンション「レーベン」・「ネベル」シリーズ企画・開発・販売
- 一戸建新築分譲住宅の企画・開発・販売
- 発電
- ホテル
- 建替・再開発
- 海外での不動産販売
などとなっています。
THREE内マンションの企画を担当する「株式会社タカラレーベン東北」は、このうちの
- 自社ブランドマンション「レーベン」・「ネベル」シリーズ企画・開発・販売
- 一戸建新築分譲住宅の企画・開発・販売
を担当しています。
企業理念は、「幸せを考える。幸せをつくる。」。人、暮らし、地域、社会の幸せについて誰よりも深く考え幸せを作ることを目的としています。
2020年に創業50周年を迎え、「ライフスタイルに、新常識を。」というグループスローガンが掲げられました。
常識にとらわれない住まいづくりが、「THREE(スリー)」内マンションの開発にどう生かされるか楽しみですね。
マンションブランドのうち、ネベル(NEBEL)は単身者・DINKs向けなので、THREEにはレーベン(Leben)が入居するかもしれませんね。
DINKs(ディンクス)とは?
DINKs(ディンクス)とは、Double Income No Kids(2収入、子供なし)の頭文字を取ったものです。
共働きで子供を作らない主義の夫婦やその生活観を意味します。Dinkyとも呼ばれています。
入居予定のテナント一覧
THREE(スリー)に入居予定のテナントの情報はまだ発表されていません。
プレスリリースによると、
- 1〜3階(本館)の物販・飲食フロア:セレクトショップやカフェ
- 4階(本館):クリニックやエステサロン
- 1階(駐車場棟):食品マーケット
が入居する予定となっています。
詳細が発表され次第、情報を更新していきます!
アクセス・駐車場情報について
THREE(スリー)は、中三青森本店の跡地になります。
最寄り駅は「JR青森駅」。
JR青森駅には、
- 奥羽本線
- 津軽線
- 青い森鉄道線
が乗り入れています。
駅から施設までは、徒歩で約7分となっています。
駐車場について
施設には駐車場棟が建設されています。自走式で226台の駐車が可能となる予定です。
オープン時期は?
THREE(スリー)は、2023年春にオープンの予定です!
開発スケジュールは下記のとおりです。
~2020年9月 | 解体工事終了 |
2020年11月~ | 建築工事 |
2022年12月 | 竣工 |
~2023年3月 | 内装・環境工事 |
2023年春 | グランドオープン |
まとめ
この記事では、THREE(スリー)の施設概要、施設コンセプト、入居予定のテナント、フロア構成などを紹介しました。
スーパーマーケットのほか、セレクトショップ、カフェ、エステサロンなどが入居するので、特に女性が訪れて楽しい施設になりそうです。
元々百貨店があった場所での再開発なので、入居するテナントのセレクションも百貨店寄りになっているのかもしれません。
オープンは2023年の春とまだまだ先ですが、楽しみですね!
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