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楽しい仕事なんてない?つまらない仕事を変えるために僕がしたこと

   

女性

仕事がつまらない。楽しい仕事ってどんなだろう。

これっておそらく多くの人が考える共通の悩みと疑問ですよね。

僕の周りにも、「仕事は苦しいものである」という意識の人が結構大勢います。

これは日本人の労働観として、多分完全に刷り込まれてしまっている意識だと思います。

ここで辞書を見てみましょう。

「勤労」と「労働」という言葉の意味を調べてみました。

【勤労】

  1. 心身を労して仕事にはげむこと。
  2. 賃金をもらって一定の仕事に従事すること。

【労働】

からだを使って働くこと。特に、収入を得る目的で、からだや知能を使って働くこと。「工場で労働する」「時間外労働」「頭脳労働」

このようになっていました。

要するに労働というのは「収入を得る目的で、自分の時間を提供し、さらに自分の持つ体力や知識を使って仕事をすること」と言えそうです。

だから、仕事が終わったあとや、仕事のない週末・連休を楽しみに生活し、労働時間はじっと耐えているという状態です。

このような状態では、とてもではありませんが仕事を楽しめているとは言えないでしょう。

しかしこれが出来ないようでは、社会人として問題があるとみなされてしまいます。

これもやはり「勤労信仰」のようなものが根付いてしまっている日本の労働観によるものでしょうね。

でもたまに、「仕事が楽しくて仕方がない」という人がいます。

彼らの仕事は本当に楽しいのでしょうか?

仕事が楽しいという人がいるけど本当?

たまに、

「仕事が楽しい」

という人がいますね。

僕は、こういう人には2つのタイプがあると思っています。

それは、

  • 仕事が楽しいと思い込んでいるタイプ
  • 本当に仕事が楽しいと思っているタイプ

僕は、意外と前者の人が多いと思っています。

あなたがもし「寝ていてもお金が入ってくる状態」となったとします。

不動産収入がある状態ですね。

そんな状態でも、いま就いている仕事をしたいと思いますか?

これが一つの目安になると思います。

これを「YES」と言えるひとは、本当に仕事がたのしいと言えるでしょう。

でも、僕も含めて多くの人は、「NO」ではないでしょうか。

もし不労所得で一生安定的に大きな収入を得られるとなったらどうしますか?

旅行に行く、趣味に没頭するなど、自由に過ごすのではないでしょうか。

でも、次第やりたいことをやり尽くし、行きたいところにも行き尽くしてしまう。

そうなると人はきっと、社会奉仕活動をするなどの行動を取るのではないかと思います。

本当にやりたいことって、結局社会に必要とされている状態を得たい、ということになると思います。

この状態と比較して、今の仕事が本当に楽しいのか。

もし「そうではないな・・・。」と思うのであれば、それは「仕事が楽しい」と自分で思い込んでいる可能性がありますよね。

そうなんです。

「仕事が楽しい」と思う状態というのは、自分の存在価値を感じたくて、「仕事が楽しい自分」でいたくてそう言っているケースが有ると思うんですよねー。

じゃあ、仕事が楽しいって何なんでしょう。

僕は、サラリーマンの頃は完全に「自分に思い込ませて」いました。

仕事を楽しめる理由を何とか見出して、自分を言い聞かせ、表面上では仕事を楽しんでいるようでも、心の奥底ではやりたくない仕事を何とか楽しんでいるように思い込ませていたのです。

そして、それを周囲に「俺は仕事楽しいよ!」って言っていたわけですねー。

でもいま、僕は独立して、自分さえよければ(その仕事がなくなっても良ければ)、仕事を断ることができる立場になりました。

そうなったときに、サラリーマンの頃にやっていた仕事の多くを、やらなくなってしまいました。

これが一つの答えなのかもしれません。

今「仕事」が楽しいと思っている人は本当に幸せですよね。

それがたとえ自分に思い込ませている状態だとしても。

「仕事がつまらない。楽しくない。辞めたい。」

と思っているよりはずっといい状態です。

だから僕は、「楽しくない仕事はやるべきではない」と思っています。

仕事が楽しいと思えれば、人生は成功かもしれない

「仕事が楽しい」と思えている人は、ある意味人生の成功者と言えるかもしれません。

大学・高校を卒業してから普通のサラリーマンであれば60〜65歳まではずっと仕事をすることになります。

この間、仕事をする時間+通勤時間などで人生の1/3ほどは働いていることになります。

もちろん広告系やIT系などでもっと激務の人は、人生の半分ほどを仕事に費やすことになるでしょう。

この人生の非常に大きな割合を占める「仕事」の時間が楽しいかどうかは、人生の充実度に直結すると言っていいでしょう。

ここがつまらないとなると、必然的に労働時間を短縮しようとします。

また、就業後や週末・連休が人生のメインとなり、仕事がサブの扱いになっていくので、のめり込まなくなります。

こうなるとまず時間の提供が減るので単純に収入が減りますよね。

また、裁量労働で時間では評価が変わらないとしても、上司の評価は芳しくなくなり、これまた収入が伸びない原因となります。

もちろん余暇の時間に全てを賭ける!というのは、悪い選択肢ではありません。

しかし余暇をしっかり楽しむためにはそれなりにお金も必要になります。

これは「卵と鶏」の話になってしまいますよね。

楽しむためにはお金が必要であり、お金を稼ぐためには労働が必要。

結論としては、「仕事が楽しい」と思える環境づくりこそが最適な回答ということになりそうです。

楽しいかどうかのほとんどは職場の環境による

僕は、会社員の頃に従事していた仕事について、その仕事内容自体に面白いと思ったことは一度もありませんでした。

紙媒体の広告を来る日も来る日もクライアントの言うとおりに作り続ける日々。

クライアント自体も割と世間からは嫌われているような業種でしたし、周囲の人に堂々と胸を張って言えるような仕事内容だとは思っていませんでした。

最低限その仕事は「嫌だな」と思ってはいませんでしたが、楽しいとも思っていませんでした。

しかし総合的に考えると、僕は仕事を楽しんでいました。

仕事内容は楽しめないのに、仕事を楽しめていた。

これは完全に環境のおかげだったと思います。

僕の職場はそれなりにブラックだったんですけど、僕の部署にいたひとたちはそこそこみんな仲良く、楽しんで仕事に取り組んでいたように思います。

もちろんみんな、僕と同じように個々の仕事についてはちょっと嫌々やっている部分もありました。

でも、うまくチームで取り組むべき課題として捉えることに成功していて、

「ちょっと今週忙しいけど、みんなで乗り切りましょう」

的なやりとりを頻繁にできていたと思います。

また、業績によって割と給与や賞与にすぐに反映される仕組みが出来ていたので、しんどいながらもやりがいはそこそこにあり、仕事に前向きに取り組めるような職場でした。

また、部署の人間に「めちゃくちゃ嫌な人」といったタイプがいなかったのも良かったです。

やはり職場の悩みの多くは人間関係に起因します。

仕事がしんどくても仲がいい職場なら、割と苦にならないものですからねー。

やはり仕事を楽しめるかどうかは、職場の環境に大きく依存すると思います。

でも、職場は楽しいところばかりではありません。

多分いま仕事が楽しくないと思っている人は、職場の環境もそれほど良くないことが予想されます。

それでは、楽しい職場にするためにはどうすればよいのでしょうか。

仕事を楽しくするために僕がしたこと

僕はつまらない仕事を少しでも面白くするために、色々と工夫していました。

どんなことをしていたのか紹介しますね。

仕事を数字でゲーム化する

仕事をとにかく数字にしていました。

例えば、紙媒体の広告を1ヶ月で何本作ったのか。

サイズはどんな割合だったのか。

それがどのくらいの売上になっていたのか。

修正は一本の広告についてどのくらい繰り返されたのか。

こういったことを全部メモしてExcelに入力していき、統計情報として眺めていました。

例えば1ヶ月に何本作ったのか、という数値は継続的に見ていくことで自分の処理能力の向上度合いを測る指標にできますよね。

また一本の広告に何度修正が入ったのかを取っていくことによって、自分の作る広告の精度の高さがどうなのかを測ることができます。

自分の担当している一本あたりの売上と、1ヶ月の売上を数字で記録していくことによって、上司と給与や賞与の話になったときに、材料として提示できるようになります。

これらを1ヶ月が終わる度に比較して、割とニヤニヤしていましたねー。

自分の数字を客観的に見るのって、楽しいじゃないですか。

こういったことも、少しでも自分の仕事を楽しむ材料にしていました。

職場をリアルなシミュレーションゲーム化する

僕は会社への貢献とかはそれほど意識していなくて、ほぼすべて自分のために働いていました。

会社への忠誠心はまったくないと言っていい状態でした。

もちろん長くいたので、愛着はありましたけどね。

僕はいつか独立するかもしれないと思いながら仕事をしていたので、全部を自分の経験として取り込むという意識で働いていました。

心がけていたのは、

「給料をもらいながら練習させてもらえる」

ということですねー。

例えば、採用の面接もしていたんですけど、これも独立しているとそんなに機会がないと思うんですよね。

でも僕は、在職中に400人くらいは面接しましたし、その内の数十人を実際に採用して、「こういう人を採用するとこうなる」という経験を積ませてもらいました。

また、僕は社内で制作系の仕事をしていたのですが、「できれば打ち合わせに同行させてください」と担当営業さんにお願いして、できるだけ外に出てお客さんと打ち合わせをする練習をさせてもらいました。

このように、会社にいるからこそリスク無く出来る経験というものがあると思うんです。

これをできるだけ積極的にさせてもらうようにしていましたねー。

まあ、結局他人の会社ですからね。

何も勝手に動いているわけではないので、それで業績が悪くなったとしても、それは許可した上司の責任です。

そう思えば在職中に気楽に、できるだけいろんなことにチャレンジさせてもらうべきですよ。

会社への依存を弱める

もうひとつ心がけていたのが、「会社への依存を弱める」ということなんです。

会社員って、非常に危険な状態なんです。

どういうことでしょうか。

これは、会社員をお店に置き換えて考えると非常にわかりやすいです。

あなたが何らかのお店を経営しているとします。

会社員というのは、このお店のお客さんが1人しかいない状態です。

でもこのお客さんは毎日買いに来てくれて、自分が生活していけるだけの売上をこのお客さんだけで挙げている状態です。

これ、普通に考えればめちゃくちゃ不安定ですよね。

いまはそのお客さんが裕福だからいいんですけど、もし何らかの理由で使えるお金が減ってきたとしたら、それがあなたの生活に直結するわけです。

この不安定な状態を脱却するために、「依存を弱める」ことが重要になります。

言い換えると「依存先を1つから2つ以上に増やす」ということです。

お店で言えば、お客さんが1人しかいない状態から、複数のお客さんでいままでと同様の売上を作るわけです。

こうなると、たとえその中の1人のお客さんが来なくなったとしても、いきなり売上がゼロになることはありません。

そして他のお客さんがいる間に何とかもう1人お客さんを探して来ればいいのです。

これを会社員に戻して考えてみましょう。

会社員は会社からの給料に依存しきっている状態です。

この依存を複数にするということは、副業なり副収入を作るということですねー。

僕も経験がありますが、一時は副業が自分の給与を超えていた時期があります。

こうなると、会社への依存度が減り、非常にゆとりを持って仕事に取り組むことができるんです。

「いざとなったら辞めても大丈夫」

という状態は、会社員にとっても社員にとっても、非常に良い関係を築くことが出来ると思うんです。

会社は、社員におかしな条件で仕事をさせることができなくなります。

変なことしたらやめちゃいますからね。

となると、きちんと利益の出る事業で利益を出していく必要があるのです。

これが出来ない会社は、潰れちゃいます。残念ながら。

でも会社員は副収入があるので、会社が潰れたとしても落ちついて再就職の活動ができるというわけですねー。

会社員の会社に対する期待値が減るので、一見ドライに見えますが、非常に健全な関係が築けるのです。

いつでも辞められる準備をしておく

これは先程の「依存を弱める」ということにもつながります。

とにかく「この会社を辞めたらどうなるかわからず不安」と言う状況を無くすことが大切です。

もし業務上や人間関係のことで承服しかねることがあったときに、すぐに「退職」という選択ができるようにしておくのは非常に重要です。

もちろん簡単にやめたほうがいいとは思いません。

関係や業務を改善する最善の努力をした上で、どうしようもない状況になったらそれを我慢するのではなく、辞めるという選択肢を取れるようにしておくということです。

僕の管理職としての経験上、「このひと他にいい話があったら転職してしまうかもしれない」と思っていたら、変なことはできないんですよ。

もちろん職務上普通に要求はしますが、無理な依頼はやはりしなくなります。

となると、無理な依頼が発生しないように業務を改善するという流れになるわけですねー。

会社員側としても、他でも同じ給料がもらえるとわかっていれば、会社に対してある程度の要求ができるようになります。

もちろん常識的な範囲でとなりますが、その要求が聞き入れられなければ、転職してしまえばいいのですからねー。

こういったちょっとドライに見えるけど、実は良い関係というのは割とあるのです。

自立した大人同士の付き合いというわけですね。

これも実践してみてほしいなと思います。

さて最後に、「楽しい仕事」についてランキング形式で紹介してみたいと思います。

楽しい・やりがいのある職種ランキング

こちらで紹介するのは、転職サイトDODAの仕事満足度ランキングとなります。

1位 法務/知的財産/特許
2位 財務
3位 経営企画
4位 技術開発/部材開発/解析/調査
5位 管理会計/内部統制
6位 営業(MR)
7位 事業企画・新規事業開発
8位 人事
9位 秘書/受付
10位 分析/評価/品質管理/品質保証
11位 品質管理・品質保証・テクニカルサポート
12位 薬事
13位 不動産専門職(不動産開発/不動産運用・管理)
14位 ビジネスコンサルタント
15位 広告宣伝/広報/IR
16位 研究開発/R&D
17位 営業(総合商社)
18位 金融事務
19位 営業企画
20位 総務
仕事満足度ランキング2016(全90職種) |転職ならDODA(デューダ)

このように、専門職も非常に多くなっていて、僕から見ると現実的じゃないよなーって思います。

僕のような大した学歴もなく、新卒で中小零細企業に就職した人から見れば、上で挙げた職種に就職することってあまり現実的じゃないですよね。

何と言っても1位は「法務/知的財産/特許」ですからねー。。。。これ弁護士でしょ?って感じですもんねー。

まったくピンときません苦笑

やっぱり仕事って、職業だけで選ぶべきではないんですよねー。身も蓋も無いんですけどね。

仕事って出会いだとも思いますしねー。

会社のスタッフとも話したんですけど、やっぱり「楽しいかどうかは結局環境だよね」という結論に落ち着きました。

で、少しでも興味を持った仕事なら、取りあえず業界のことをちょっと調べてみればいいと思うんです。

僕の場合は、今の仕事を選んだ理由は「イヤじゃないから」というのが非常に大きくなっています。

仕事内容が最低限イヤじゃないという状況であれば、周囲の環境が楽しければ仕事を楽しく感じられるはずなんです。

もしあなたが、「今の仕事がつまらない、楽しくない」と思っているとしたら、ちょっと他の世界のことを視野にいれるのも良いかもしれません。

飛び込んでみたら楽しいことなんて多分たくさんあると思いますしねー。

最後に

この記事では、いま「仕事がつまらない」と思っている人に向けて、楽しい仕事ってなんだろう、仕事を楽しくするにはどうしたらいいんだろう、ということを書いてきました。

僕は仕事を楽しめている方ですが、目の前の業務は正直めんどくさいです苦笑

こうしてブログを書いている方が全然楽しい(汗)

でも、やっぱり生活していかなきゃいけないので、ずっとブログを書いているわけにも行きません。

どうせ1日8時間以上働くなら、少しでも楽しい方が良いじゃないですか。

人生の大部分を占める仕事。仕事が楽しくなると、人生も楽しくなるのは必然です。

この記事を読んで、あなたの仕事が少しでも楽しいものになれば、そのきっかけになればとても嬉しいです。

それでは、また!


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