S8(エスハチ)

エスハチ|仕事のことを中心に、幅広いトピックスを取り上げていく情報サイト

窮地に次ぐ窮地。昌幸の決断は?真田丸第9話 駆引の感想

      2018/07/18

ogp_image

今回も真田丸第9話「駆引」の感想を、ネタバレ一切無しで書いています。今回も主役は昌幸。それに寺島進や西村雅彦も大活躍。「黙れ小童(だまれこわっぱ)!!」も炸裂しましたね!

真田丸は俳優に本当に味がある人を揃えてるので、脚本だけでなく彼らの演技も楽しめますよね。

今回も相変わらず面白かったです。

いつでもどこでも真田丸を観るなら U-NEXT!
https://video.unext.jp

U-NEXT

今回のあらすじ

さて今回のあらすじです。

北条・上杉の双方を信濃から撤退させることに成功した昌幸(草刈正雄)は、自らが大名となるべきか、あるいは国衆たちによる独立国家を作るべきか、大きな決断を迫られていた。いずれにしても、反目する室賀正武(西村雅彦)の協力が不可欠であった。一方、信繁(堺雅人)は、手段を選ばない父への割り切れない思いが消えない。梅(黒木華)の一言をきっかけに、信繁は誰にも思いもよらない「命を損なわない戦」のための策を練る。

あらすじ 第9回「駆引」|NHK大河ドラマ『真田丸』より引用

窮地の連続をどうにか凌ぐシリアスな状況を描きつつ、恋バナを差し込んでくる三谷脚本

他の大河はそうでもないと思うんですけど、三谷幸喜の大河って、物凄いシリアスな場面の合間合間に意図的に軽い脚本を入れてくるように思います。

例えば今回だったら昌幸たちが有力国衆の出浦や室賀と話しているかと思いきや、長澤まさみや黒木華演じる女性との恋バナっぽい場面を入れ込んできますよね。

これはやっぱり色んな人が観るNHK大河ドラマという特性を、三谷幸喜ながらに考え尽くしてそうしてるのかな、とは思います。

「新選組!」のときもやはり軽いタッチの場面というのはチョクチョク入っていたように思いますし、それが受け入れられる人と、「大河はかくあるべし!」と思ってしまう人とで、三谷大河への評価が分かれるのかな、と思いました。

かくいう僕も、実は恋バナは特にいらないなあと思っているクチです。

というのも、ドラマの中では真田領を含む信濃の国を巡って周囲の有力大名がしのぎを削っている物凄い状況なわけです。

僕的には、恋バナを減らしてその辺りの描写をしてくれたらいいのに、と思わないことも無いですが、まあ真田丸ではその辺りの話題も大切な要素なんでしょうね。

出浦昌相を演じる寺島進の貫禄が凄すぎる

今週もすごい存在感を放っていたのが、出浦昌相を演じる寺島進です。

寺島進といえば、あの人相の悪さが特徴ですよね。カッコいいですけど、余りにガラが悪い。

そして真田丸では真田昌幸と並び立つ国衆として大きな存在感を放っています。

実際劇中でもまったく引けを取らない演じっぷりですが、実は寺島進は草刈正雄より10歳以上年下なんですよね。

それなのにあのベテラン俳優を向こうに回して堂々と演じる姿は、まさに寺島進という感じですよね。

この出浦昌相は、今後は真田の家臣として働いていくことになりますが、甲州透破(忍者)の統率者でもあるのです。そのあたりも今後描かれていくのでしょうか。

朝令暮改は当たり前。軽すぎる昌幸が最高

さて今回も昌幸の「軽さ」が最高でしたね。

朝令暮改を厭わない潔さ、僕は大好きですが、周りにいる真面目な人達はついていくのが大変ですよね。

実際の世の中でもそうですけど、人を動かす力や才能がある人ってやっぱり自分勝手ですからね。

でもそれを圧倒的な実力で認めさせてしまうんですよね。

ちょっと真田丸とはずれますが、そのあたりの考えはこの記事で書いていますので良かったら読んでみてください。

本田圭佑のミランでの役割に学ぶ。水を飲む人と水を運ぶ人

北条と徳川の関係性によって真田の運命が決まる

そして今回の放送の最後に、北条と徳川の間に大きな出来事が起こりました。

これによって真田はさらなる窮地に追い込まれていくわけですが、これをまた天才的とも言える立ち回りで、自分たちを有利な状況にもっていく昌幸は、本当にすごい武将だったんだな、と思います。

そしてこの時の立ち回りが、後々まで大きな影響を与えていくことになります。

このドラマが最終回に近づいてきた時に、あの時の立ち回りを後悔するのか否か。

いまから本当に楽しみですよね。

いつでもどこでも真田丸を観るなら U-NEXT!
https://video.unext.jp

U-NEXT

第10話「妙手」のあらすじ

最後に次回のあらすじです

北条と徳川との突然の和睦に、真田家はとまどっていた。信繁(堺雅人)と信幸(大泉洋)は浜松城に乗り込み家康(内野聖陽)とじか談判。真田のために新たに城を造るよう要求する。しかし、家康は真田にとって大切な沼田領を北条に渡せと言い出す。一方、梅(黒木華)から嬉しい知らせを聞いた信繁は奮起。真田家の苦境を打開するため、一度は裏切った上杉景勝(遠藤憲一)の心を動かそうと、単身で春日山城に向かう。

あらすじ 第10回「妙手」|NHK大河ドラマ『真田丸』より引用

前回までの感想はこちら

真田丸 アーカイブ | S8 Works

ネタバレしまくり!第1話〜13話を一気に把握できるまとめ記事

まだ観ていなくてこれから観始める人のために、「ここは知っておいたほうがいいなー」というポイントを中心に、いままでの放送をざっくりと振り返ってみます。

5分で読める!真田丸1〜13話のあらすじ、感想、視聴率


気に入っていただけたらシェアしていただけますと、とても嬉しいですm(_ _)m

 - テレビ , ,