ココイチグランドマザーカレーのスプーンの販促効果は？

ココイチのグランドマザーカレー、食べてますか？スプーン当ててますか？初めて食べてきたのを契機に、ちょっと販促効果的な側面から色々考えてみました。

グランドマザーカレーを初めて食べてみた

本日無性にカレーが食べたくなったので、家から最寄りのカレー屋であるココイチに行ってきました。

普段僕は「チキンにこみカレー+チーズ 4辛200g」か「ロースカツカレー 4辛200g」しか食べないのですが、ふと思い立ってグランドマザーカレーを初めて食べてみました。

豚肉のボリュームも結構あるし、普段はのらないジャガイモがあったりして、とっても美味しく食べられました。

深いココイチ愛を抱く僕ですが、いままで食べなくてごめんなさい。ココイチスプーンのキャンペンについて冷めた目で見ていてごめんなさい。という気分になりました。

人気の理由を考えてみた

さて、このグランドマザーカレーの人気の理由ってなんなんでしょう。

僕は昔からココイチが大好きで、人生に迷ってた時期にはココイチに就職して独立してやろうかと考えていたくらいです。

初めてココイチを食べたのは忘れもしない中学３年のころ。

通っていた中学から徒歩１分のところにココイチができたんですよね。そのころは1300gのカレーを食べるとポラロイド写真を撮られて店内に掲出されてましたよね。懐かしい。

そんな僕ですが、グランドマザーカレーを頼んだことがないが故に、このキャンペーン中の店内のグランマオーダー率の高さは結構興味があって、「みんな好きなんだなー」なんて遠巻きに見ている感じでした。

で、グランドマザーカレーの魅力って、僕が思うにそのイベント性なのかなと思いますね。やっぱり普段は食べられないということが一番大きいのかな。

またキャンペーンのスプーンプレゼントもわかりやすくていいですよね。家庭でも使えますしね。僕も欲しいですもん。

そして次に大きいのはジャガイモの存在かな、とも考えています。

僕はカレーにジャガイモはNO派です。特に家では。溶けるとカレーの味が変わってきますからね。

ですが、やはり家庭のカレーと言えばジャガイモと人参ですよね。ウチの母親の作るカレーにも入ってました。

ココイチには一緒に煮込むジャガイモはなく、メニューとして「やさいカレー」「野菜三昧カレー」が存在するのみです。

僕は普段のオーダーで「やさいカレー」と「野菜三昧カレー」を頼んでいるひとを見たことが無いので、人気はそれほど高くないことが伺えますが、実は「カレーにはジャガイモでしょう」と潜在的に考えているひとがこの機会に頼むのかな、と。

「イベント性」×「家庭の味」でついつい頼んでしまうと。

販促効果を考えてみた

さてこのキャンペーンの販促効果をちょっとだけ考えてみました。

まずグランドマザーカレーってどの程度売れてるの？ってことなんですが、頑張ってググったら数字が出てきました。

年	累計	販売数	売上（802円想定）
2005	972645	972645	780061290
2006	1798872	826227	662634054
2007	2933140	1134268	909682936
2008	3831828	898688	720747776
2009	5096769	1264941	1014482682
2010	5938069	841300	674722600
2011	6795519	857450	687674900
2012	7783855	988336	792645472
2013	–	開催せず	–
2014	9458232	1674377	1342850354

年別の累計が出ていたのですが、前年までの累計を引くことでその年の販売量が算出できます。

これによると、前々年にキャンペーンを終了して再開した2014年は約167万食で売上13億。ココイチの売上は単体で427億4,900万円。その中で13億って大きなウェイトを占めてますね。

すごいですね。さすがココイチ。桁が違いました。
そしてスプーンが当たる確率は、2014年で25万本／167万食ということで約15%。6-7回食べれば１本はもらえる計算になります。結構確率高いですね。

で、次に気になったのは、このスプーンを作るのにいくら使ってるんだということ。

どうやら燕市の株式会社トーダイという会社が受注しているようです。

そこのカタログの中に、ステンレスのマット仕上げの商品として「ステンライラック」というシリーズが有りますので、そのスプーンを参考にします。

この商品の販売価格が310円。

ココイチは一括発注の業販価格でしょうから、仮に200円だと考えたら25万本で5000万円。

意外と安い。

当然グランドマザーカレーキャンペーンで売上は増えるのでしょうが、普段なら他のカレーを食べている客がそのままグランドマザーカレーを食べることは当然考えられるので、純粋な売上だけでなく売上増加分から見て4000万円がどうなのかということと、プラスしてココイチブランドの認知向上だとかを考えて、トータルでメリットが大きいということでしょうね。

この時期にはSNSで「ココイチのスプーン当たった！」という投稿が見られるのも風物詩的な感じがありますしね。

まとめ

ということで、グランマ歴の浅い僕は、まだスプーンが当たったことが無いので頑張って当ててみたいと思います。

問題は低糖質ダイエットを意識しているのに、カレーって糖質の塊ですよね？

白米に小麦粉を使ったカレールー、さらにグランマの場合はじゃがいもがオンされています。

お腹が気になるアラフォーのおっさんには、なかなかハードルが高いです。

まあ普段抑えているカレーを食べる、良い言い訳ということで（汗）。

---

 - 食べたい・食べた カレー, ココイチ, 壱番屋