経験者が語る子供の習い事の費用と効果|ピアノ・水泳・英語
2017/08/16
子供が成長してくるにつれて、そろそろ習い事を始めさせようかなって考えますよね。
しかし種類が多すぎて、何から始めればいいのかわからない方、多いのではないでしょうか?
楽しく続けて欲しい気持ちと、せっかくお金をかけて習わせるなら、将来本人の約に立って欲しいって気持ち。
どちらも親の本音としてありますよね。
私自身、幼少期にかなり沢山の習い事をしてきました。
今、娘がもうじき5歳になるタイミングなので、そろそろ習い事を始める時期になったのかな?と考えています。
どんな基準で習い事を選ぶのか。
自分の経験を通して感じた事、娘の習い事選びの際に大事にしているポイントと、それぞれのメリットをまとめてみました。
辞めたいと思いながら通っていた幼少期
私の両親はかなり教育熱心な方だったので、幼稚園の年中さんになった頃から少しずつ習い事をする事になり、多い時で週に8つ程詰め込んでいる時もありました。
姉と私と妹の三姉妹で、姉が既に自分より二年早く同じ習い事を始めていたので、自然と自分も時期が来れば同じ様に通う事になっていきます。
だから子供にしては比較的ハードな日々を送っていたのではないでしょうか。
学校から自宅までの通学路が2km以上離れていて、一番遠いエリアの学区だったので、家に着くと玄関にランドセルを置いてそのまま習い事に向かっていました。
ちょっと家でゆっくりしたいなーって毎日思っていたので、たまに熱を出して学校を休めるのが嬉しかった記憶がありますねー。
でも本当は、帰ったら玄関にランドセルを置いて、そのまま友達と遊びに行きたかったのが本音でした。
自分の知らない間に、習い事に申し込みがしてあったので、言われた通りに義務として通う感覚でしたね。
正直言うと、ずっと辞めたいなーと思いながら通っていたものも沢山ありましたね。
勿体無い!
ハードでも楽しんで通う子もいる
先日娘の習い事について考えていた時に、職場の社長とちょうどそんな話題になり子育ての先輩に相談してみました。
社長の息子さんも、4つか5つ習い事をしているそうで。
ほとんど毎日習い事の予定が入っているらしい・・・。
それだけ聞けば同じく「ハードですな!」って感じなんですよね。
しかし、私との致命的な違いが。
何と、息子さんはどれも楽しいから辞めたくないって、自分の意思で続けているそうなのです。
衝撃でしたね〜。
そこで冷静になって振り返った時、ランドセルを置いて公園で駆けまわって遊ぶのも物理的にはなかなかハードじゃない?って事に気付きました。
違いは、本人が選択しているか否か、そして、どうしても行きたくない時には行かなくても良い自由がある。
そこなんじゃないのかと。
必ず無料体験に行って本人の意思を確認
社長のお宅では、必ず申し込み前に無料体験に参加させているそうです。
一緒に行って楽しんでいる姿を見ると、家庭内だけでは見えない子供の新しい一面に気づいて勉強にもなるからとても良いっておっしゃってました。
それで本人が通いたいと言えば基本的には申し込むと。
先生にも、「基本的には本人が楽しめる事だけやらせてもらえたら良いです」って意思を伝えているそうです。
その結果が、5つも通っていても辞めたくないって。
素晴らしいですよね。
だって息子さんだってランドセル置いて遊びにいく時間はそんなに無いはずなのに。
それよりも習い事で学ぶ事の方が楽しいと思えているわけですからね。
ただ遊びたいんじゃなくて、自発的に楽しい事がしたかったんだなーって当時の自分の気持ちに気付かされました。
本人にとって楽しめていれば、無理強いしなくても続くし、糧になってくれるんですよね、きっと。
現に、帰ったら友達と遊んでいる子達は、勉強やピアノとは違うけど、地元のいろんな事を知っていたり、遊びを通して得る知識を自分より沢山持っていて何だか逞しかった様に思います。
比較すると本当に将来に役立つものが見えてきた
そこで気づいたのが、自分の意思で楽しんでいる子供と、義務の様にやってきた子供を比較する事で、楽しく続けさせるコツと、本気で将来に役立つ習い事がわかるんじゃないかな〜って。
私自身、義務的とは言えど、基本的にはものすごく真面目にサボらず一生懸命取り組んではいたので。
苦しみながら続けたけどその後大人になっていく中で、役に立ってくれた事も沢山あるし、両親に感謝している事もありますしね。
そんな経験を元に、習い事を振り返ってみます!
習い事の種類・費用・効果・感想・メリット
書道
書道教室は、私が小学校の1年生か年長さんになったタイミングで、姉と同時に始めました。
毛筆と硬筆、両方。
基本的には座ってお手本を見ながら字を書いて、ある程度たまったら先生に直して貰ったり褒めてもらったり。
そんな地味な感じなので内容自体は強烈に楽しいというものでも無いですが、姉や友達と隣に座って遊んでる様な感覚だったので、通うのが苦では無かったです!
そして、学生時代の受験やバイトの面接、大人になってからの就活や職場でも、全ての経験を通して字が綺麗に書けるというのは、得しかしないです!!
程度に差はあれど、デッサンなんかと一緒で、書けば書くほど上手くなりますからね。
書道家とか目指しているわけじゃなければ、簡単に効果が得られる習い事ではないでしょうか。
そして、始めるのが早いと、より高いレベルで習得出来るものでもありますね。
姉はある程度自分で字が書ける様になってから習い始め、私は字を覚え始めると同時に始めたところ、私の方が書道基礎が身についている様に思います。
お手本が無くてもある程度、書道らしい文字が書けますし、直筆の毛筆で年賀状や祝儀袋を書くのも全然苦になりません。
これは子供たちが嫌じゃなければ習わせたいですね。
できて得する場面が単純に多いので。
役に立ったと感じてます。
そして、子供の頃に習う分には月謝も比較的安いんですよね。
安い所で週1〜2回で、ひと月の月謝が3,000円くらいだったりします。
これが大人になると一転してお金のかかる習い事に。
母は自分の字がコンプレックスで、大人になってから近所の書道教室に通っていますが、協会に払う費用だったり、認定試験のお金とか、書道の会合に参加が必須だったりと、簡単に数万飛んで行く事が多発してますからね。
そしてなかなか普段のペン字は癖が抜けず上達しにくいみたいです。
子供の頃に習わせてくれた事、感謝しています。
メリット
- 字が上手になる
- 単純に印象が良い
- 履歴書などの評価が上がる
- 祝儀袋や年賀状、手紙などで困らない
- 職場内で手書き文字が必要な時に需要がある
- 書道コンクールなどに入賞して成績アップにも繋がる
- 集中力がつく
- 一画ずつ場所や形を考えながら書くので、造形力や構想力が培われる
- 毛筆の筆運びは強弱が必要になるので、手先の器用さにも繋がる
学習塾
学習塾は、ある程度週に通う回数が必要な習い事ですよね。
学校の週5日に渡って進んでいく5教科の授業に対して、予習復習をしてテスト対策をするものなので、週一回ではなかなか効果が追いつかないでしょう。
だからこそ、子供の意思尊重が相当大切な習い事だと思います!
個人的には第一位です!
なぜなら、私は小学校の入学式の数日前に自分が学習塾に通う事を知りました。
それを知った瞬間はショックで号泣した事をはっきり覚えてます!
週3回。1時間半くらいかな?
平日のほとんどをお家以外で、しかも遊び以外で、過ごすのか!!!と。
朝から晩まで勉強してる様な気持ちになってましたね。
更に学校も塾も宿題があるので、これに加えて自宅で机に向かう時間も必要になります。
学習塾こそ、本人が楽しんで自主的に臨んでいる事が必要です。
一歩間違ったら勉強嫌いになってしまいますからね。
バレエのお稽古が嫌いなのと、勉強が嫌いなのとでは、将来への影響力がだいぶ違うと思うのです。
では効果はというと、人工的ながら一年生の最初の時点で、クラスの中でも勉強が出来る側にいたというのはいい経験になりました。
学校の授業でやる事は事前に塾で習っている事なので、当然全部知ってるから、出来るんですね。
そこに自主制はナイですけどね。
それでも勉強が苦手だと思った事は一度も無かったのと、自分に合う勉強方法が早い段階で見つかったので、自主学習方法も時間をかけない割に効率的でした。
100点取ったり通知票の成績がすこぶる良い時は、自分へのご褒美というか、達成感は小さいながらありましたし。
勉強ができない側にいるという事への抵抗がその時点で作られたので、これは今でも仕事の際などに向上心の1つとして役立っています。
先生や環境も良かったのでしょう。
小さな個人の塾だったので、マンツーマンに近いくらい視野が行き渡っているので、できてるフリは通用しません。
そして見てくれるのが経営者の塾長なので、バイトが適当に監視してるなんて軽いものじゃなかったですし、どこが苦手とか得意とか、しっかり見極めてくれていましたね。
最近の塾、個別指導型が流行っていますが、優秀な先生ならそれってとても良いと思います。
もしも子供に習わせる時は、やっぱりその塾が進路でどの程度成果を上げているかと、講師の採用基準なんかは絶対に確認します。
算数の公式や元素記号が将来何か約に立つの?って考えてしまうと英語や水泳よりも直接的じゃないんですが、勉強ほど全員が通る人生の門も他にありません。
その中で得意な側でいるのか、苦手意識を持つのかで、人生の選択肢が大きく違ってくると思うのです。
その分月謝もなかなか値を張ります。
塾によって設備管理費があったり、週に通う回数も様々なのでなんとも言えない所ですが、小学生だと平均として15000~20000円くらい掛けている人が一番多い様です。
学校の勉強。
ノイローゼになる程重要な事ではありませんが、出来れば苦手意識は持たせない様にしてあげたいですね!
メリット
- 学校の成績が上がる
- 勉強が出来る側にいる事で、物事に対して出来ないままでいる事への抵抗が出来て向上心に繋がる
- 志望校の進路が広がる事で優秀な人や環境に出会いやすくなる
- 理系が得意になると高収入の専門職を選択出来る
- 国語の勉強への読解力がつく事で会話力にも繋がる
そろばん
そろばんは算数の授業で役に立ちます!
やっているとそうでないのでは、暗算の速度が桁違いに速くなりました。
個人的には算数苦手だったんです。
数字への苦手意識は今でもかなり。
でも、小3でそろばんを始めて、暗算が苦じゃなくなると、算数の授業に得意なものが出現するので、やる前よりも得意な意識が出たというか、授業が楽しくなったと思います。
これも友達が一緒に通っていたから、終わってから遊べるのが大きかったですね。
ある程度まで出来る様になったら、ものすごい桁数の掛け算とか割り算とかマニアックな領域になってきて、たまたま両親への交渉に成功して辞められたんですが、あのまま続けていても日商とか、将来履歴書に書ける資格になったので、それはそれで役に立ったというか、箔が付いたでしょう。
ただ、暗算の基礎が得意になっている時点で日常的にはかなり便利なので、十分効果ありました。
今でも公民館とか小さな寺子屋みたいなそろばん塾を時々みかけますが、月謝は平均すると5000円くらいなのかな?
これは都会と田舎でも開きがありますが。
私の場合は週に2回くらい行っていた様な気が。
これに関していうと、週一回でも効果はあると思います。
自宅で親が遊び道具の一貫として付き合ってあげたりとかしてたら尚更。
訓練の積み重ねなので、通う回数が多いほうが上達は早いですけどね!
メリット
- 頭の中にそろばんの目が思い浮かぶのが習慣になり、計算が速くなる
- 算数の成績が上がる
- そろばんの目を思い浮かべながら暗算する事で記憶力も上がる
- 机に向かい黙々と行うので集中力がかなりつく
- 日常的にも計算が出来ると電卓が無い場面などでなにかと便利が多い
- 簿記などの将来的に役に立つ資格にも繋がる
ピアノ
ピアノは年中さんから小4まで通っていました。
これが自分史上最も辛かった習い事第一位です!
何故か?
参考にならないかもしれないのですが、とにかく先生が怖いんですよ。。。
間違えると指の関節を鉛筆で叩くんでんですけど、痛いし怖いし。。。
でも泣いて帰ると家で怒られるし、練習してこないと先生ももっと怒るんだけど、ただでさえ忙しいのにたまに出来る暇な時間に嫌いな事を練習する気にはまったくならなくて・・・。
お恥ずかしい話、辞めるその時まで音符も読めずに終わりましたね・・・ははは。
ただ、ソルフェージュといって、先生が弾いたピアノの楽譜をドレミで当てていく授業だけは感覚的な問題なのでとても得意でした。
あれ、自分の子供だったらうまく活かしてあげたかったな〜と思うところです。
絶対音感とまで行かないかもしれないけど、当時は相対音感が相当発達していたわけですからね。
しかし、まったく効果がないというわけではありません。
それでもクラス内だとやってないよりは確実に得意なので、音楽の授業で苦労はしなかったです。
音楽の成績はピアノ教室のお陰で上がりました。
ただ、火曜日には腹痛を起こし、辞めた後は二度と鍵盤に触れなかったです!!!!
やっぱり習い事ってあくまで単なる練習なので、そこで失敗してはいけないっていう緊張感が張り詰めているのは大間違いなのです。
そして実はそんな私も、最近になって20年振りにピアノを弾きたいと思う瞬間があり、ちょっと練習しています。
昔から大好きな曲があって、その一曲だけでいいから、通して演奏出来る様になりたいって思ったのです。
自分の好きな曲なら、誰に教わるでもなく自分で何とか練習したいと必死に時間を作ろうとするんですよ。
因みに社長は、先生に「本人がやりたい曲をやらせてあげて下さい」と伝えています。
バイエルとかの退屈な楽譜じゃなくて、アニメや歌謡曲など自分が好きな曲を演奏出来る様にしてくれと。
これ、ホント大事ですよね!
今だって、毎日イヤホンで音楽聴いているけど、全部演歌か詩吟でいけと言われたら、まず聴かないでしょう。
子供にとってのクラシックと歌謡曲ってそれくらい違いますよね。
月謝は7000円〜9000円くらいでしょう。
その他にも発表会があると別で参加費用がかかったり、試験を受ける受験料などがかかったりと、少々お金はかかります。
メリット
- 左右違う楽譜を演奏する事で手の運動能力が発達する
- 1つの楽譜を演奏出来きる様になるまでに、練習を何度も重ねて完成させる為、コツコツとゴールに向かって取り組む力がつく
- リズム感がよくなるので、歌やダンスなどの得手不得手にもいい影響がある
- 音符だけじゃなくあらゆる記号や拍子を把握するので、楽譜が読める事で頭が同時に沢山の情報を整理出来る様になる
体操
これは最近娘が習い始めました!
マット運動とか、鉄棒とか、跳び箱とか、要は小学校の体育の授業でやる事を習っています。
私がめちゃくちゃ運動音痴で、体育の授業大嫌いだったんですが、娘に同じ匂いを感じまして・・・。
年中さんからやっとけば、流石に小学校入った時に、ギリギリ「普通」に入れるのではないかという目論見です。
とにかく学生時代に苦手意識を植え付けない様に。
周りと比べると要領は良くないし、なかなか簡単にはいきませんが、先生がうまくおだてながらチャレンジさせてくれているので、楽しんでやれている様です。
自宅で教えるとすぐ泣いて諦めちゃうんですが、皆と一緒に体操服を着て出来るっていうだけで楽しく出来てるので、いかに習い事にメンタルの運び方が大切かを感じます。
たまたま先日、運動のインストラクターをしている友人から、「運動神経は5歳から8歳の間に急成長するからそこで伸ばしてあげて」と言われました。
そのタイミングを逃すと、もう基本的には難しいと。
そこで基礎的な運動神経を発達させられれば、あとは得意な子は勝手に伸びるくらいだそうです。
自分自身の事を振り返ると、幼少期かなり身体が弱かったので、その辺りが一番大人しくしてました。
どうりでその後どれだけ努力しても人並み以下を抜け出せないわけですね!
うちの子が習っているところは週に1回で6000円です。
その他道具代とかいろいろかかりますが、運動が得意だったら将来の趣味の幅がかなり変わってくると思うので、楽しんで行って来い!って感じですね。
通っている保育園の保育延長でそのままお友達とやれるから、楽しく出来そうだなーと思って決めましたが、案の定、終わった後一緒に帰ったりして楽しそうです。
メリット
- 体育の成績が良くなる
- 将来身体を動かす趣味が持てる
- 身体に柔軟性がでて、怪我をしにくい子になる
- 集団行動や礼儀が身につく
英語
英語は姉が幼稚園の頃から習っていて、私は小3の一年間だけ通いました。
幼稚園から小6くらいまで通っていたけど、しゃべれる様にはならなかったですね〜。
語学はやっぱりバイリンガルを目指すならどっぷりいかないとあんまり効果ないのかなー?と周りのパパさんママさんとも話します。
私は一年間で英単語のスペルがかなり頭に入ったので、英語の成績には役に立ったけど、今語学力としてどうかと言われたら、外人さんがいるお店で友達になって楽しく身振り手振り交えて教わってた時が一番英会話機能を発達させられてました。
やはり語学って日常ですね。
今は子供たちは保育園で一週間に1回だけ英語の授業があるのですが、とても楽しい様で。
家でも寝る前に、英語の歌が流れる本を一冊歌っておやすみをしてます。
1歳の息子でも段々歌う様になってきたので、「英語=楽しい」って印象が残ってくれるといいなって。
月謝は5000円から9000円と開きがありますが、年齢が上がるとともに値上げされる傾向です。
メリット
- グローバル社会において英語が話せる事で将来の可能性が世界に広がる
- 英語の授業の成績が上がる
- 耳がよくなる
- 多くの言語に触れる事で視野が広がる
スイミング
これ、子供には絶対にどこかのタイミングで習わせたいと思っているものの1つです!
自分がかなりカナヅチで、泳げないの本当辛かったんですよねーーー。。。
小学校のプール指導とか、泳げる前提で始まるじゃないですか。
人間そんな自然に泳げないから!!!って苦しんでました。
これはもう泳げる様になったら即辞めてもらってもいいので是非通わせたいです。
出来れば優しい先生に教えてもらいたい。。。
溺れる恐怖とか味わったらもう水自体がNGになってしまうかもしれないですしね。
ちなみに社長の息子さんは既に目標の泳ぎは全部出来る様になってるんですって。
もちろん楽しくやっているそうです。
月謝は6000円前後といった感じですね。
送迎バスを使うか否かでも値段が変わってきます。
メリット
- プール指導の時に苦労しない
- 身体が鍛えられて風邪をひきにくくなる
- 呼吸循環器の働きがよくなり、ぜんそくが軽減される
- 浮力の中で身体を動かす事により、空間認識能力が上がる
絵画教室
これは小6の時に一年間だけ通いました。
絵を描くこと自体は幼少期から記憶のある限りずっと好きでやっていて、友達が習っていたので気まぐれに始めてみたって感じでしたね。
色んな画法を知るキッカケになったし、先生が描いていく様子を観ているのは勉強になりました。
ただ自分でも描いてた分、通ったから画力や感性が上がるという感覚は無かったです。
例えば絵を描く習慣が無い人が、幼少期に習うのは、感性を培う良い機会になるでしょう。
でもある程度大人になってから、苦手だった人が突然、絵画の感性が育つというのはなかなか難しいですね。
でも絵画もコツがあるというか、生み出す力を養うのは難しいとしても、画法を学ぶ事で今までよりも上手に描ける様にはなります。
デッサンとかはもう枚数重ねれば重ねるだけ上手になるので、確実に画力は上がりますし。
荒削りで我流だったものを、プロ目線に育ててくれますね。
絵画教室が楽しいと感じると、美大に行く進路選択をしている人も沢山いました。
職業に繋がるものとは言いがたいですが、楽しい人生を送る要因の1つにはなるでしょう。
月謝は子供の場合、週に1回で4000円〜といった感じ。
画材などは別料金ですが、一回教わるのに1000円〜くらいだったらお値打ちに感じますよね。
私が通っていた所は月謝5000円でした。
メリット
- 色彩感覚やセンスが身につく
- 紙とペンさえあればどこでも出来る生涯の趣味が持てる
- 美大に進学する選択肢がもてる
- クリエイティブな感覚を培う事で発想が豊かになる
- 本格的に学ぶと一日では完成しないものが多い為、コツコツ向き合う力がつく
- 手先が器用になる
楽しめている時の特徴
以上が今までやってきた習い事のレビューです。
全体を通して楽しめていれば自然に続くというのは歴然ですね。
楽しむ方法を考えた時、やっぱり自分で望んで選択しているっていう事が第一条件でしょう。
そして、つまらなかったらイヤイヤやらなくても辞めていいよって選択も与えてあげる事ですかね。
逃げ場の無い緊張感って気持に余裕がなくなって続かない原因になってしまいます。
将来の仕事に役立つのは?
習得する事で、学生生活や社会に出てから確実に役立つのは、挙げた中だと書道・学習塾・そろばん・水泳とかですかね。
英語とかと違って習得するのが簡単ですし、使う場面が確実に訪れます。
感性を培う習い事は、やはり早めに始める方がいいかもしれませんね。
多感な幼少期に一番伸びる部分ですし。
お勉強は大人になってもやればやっただけ身になるものなので、とにかく楽しく続けさせてあげる事が大切なんだと思います。
やっぱり勉強は全員が通る道、出来て損なしです。
自分の経験から考えても、どの習い事も、環境ひとつ違っていたら好きで続けていたような気がするんですよね。
勉強が得意だったのも、優秀な先生に学べたからのなのかもしれません。
どんな環境に出会うかで、人生の趣味や特技が大きく変わってくる事は間違いないですよね。
そして、やっぱりどうせなら、習い事が将来の職業選択にいい影響を及ぼしてくれるといいなー…というのも本音です。
仕事柄、周りにソフトウェアエンジニアさんとか、プログラマーさんが沢山いらっしゃるのですが、専門職の中でもこの辺りの需要は相当にアツいなーと痛感します。
仕事が溢れて手が足りなくて、皆金銭的にも潤っている。
手に職があるからいつでも独立して1人で食べていけるという状況も、これからの社会を生き抜いていく力として相当羨ましいです!
そしてみんなやっぱり当然のように英語が話せる。。。
最近の習い事は無料体験が充実している
最近はどの習い事も無料体験を実施しているところがとても多いので助かりますよね。
なかなか説明だけでは実際の様子が伝わらないし、どんな環境で学んでいるのか、親としても知っておきたいです。
単純に、外で頑張っている姿を見れるのは嬉しいし。
体験させて、本人に、続けたいかの意思確認をするのは絶対必須だな…と感じます。
社長の息子さんは実際に無料体験に行き、とても楽しそうにしていた事からプリスクールの入学を決めた部分も大きいようです。
先生も全然強制的な勧誘は無く、子供はとても楽しく遊んで自然に英語に触れていたとか。
息子さんが行ったスクールを聞いたので、そちらも紹介しておきますね。
まとめ
あくまで習い事は、何も知らない無知な状態の子供たちに対して、親が選択肢を提示して、本人がやりたいと思った事を応援していくスタンスがいいと感じました!
楽しくなかったら辞めていいんだという、気楽な気持があると、逆に楽しく続けさせてあげられるのかもしれませんね。
「習い事=遊びの一貫・延長」そんな風に感じてもらえたらいいなーと、思います。
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