【ネタバレ無し】「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」感想
2017/02/23
映画レビューアプリ「Filmarks」で友人が好評価していたのもあって前々からちょっと気になっていたこの映画、先日TSUTAYAで見かけて借りてきました。
とっても良い映画だったのでネタバレしない程度にレビューします。
ストーリーもいいけど全体の空気感がとてもハッピー
この映画、とにかく全体の空気感がとてもいいんです。
ストーリーはこんな感じ。
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
まあ物語自体はそんなに深い話でもないんですけど、俳優、色、音楽、脚本とすべてが合わさってとても良い雰囲気を醸し出しています。
キューバ音楽に乗って軽快に進んでいく物語は、ひとことで言うなら「ハッピー」そのもの。こんなに楽しい映画は久しぶりに見ました。
主人公のカール・キャスパーを演じるジョン・ファヴローは、主演だけでなく監督・脚本も手がけています。アイアンマンシリーズでもおなじみです。このカールがほんとにいいんですよ。人間味があって、優しくて、SNSに戸惑ったりして。大物評論家にぶちきれるシーンとか、とても良かった。あと友人で料理人のマーティンが合流した時も観てるこっちも嬉しくて、ホント笑顔になっちゃいます。
息子や元妻、元妻のお父さんとのやりとりも軽妙に描かれていて小気味いいです。なんか押し付けがましくないというか。
出てくる料理がどれもうまそう。深夜に観てても美味しいものが食べたくなってマズイ
僕がこの映画を観たのは食事を終えた後の夜10時ごろからだったのですが、キューバサンドが食べたくなっちゃって困りました。
とにかく美味しそうに映すんです。調理している時にバターを塗るシーンとか、鉄板に押し付けるシーンとか。
そんな映画なので、見るタイミングは夕食前がおすすめ。観た後は家族やカップルで美味しいものを食べに行きましょう。
作品データ
題名: シェフ 三ツ星フードトラック始めました
主演: ジョン・ファヴロー
監督: ジョン・ファヴロー
公開: 2015年3月31日
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冒頭の画像はシェフ 三ツ星フードトラック始めましたをキャプチャしました。
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