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未経験からデザイナーになるには?転職を会社社長・専門講師が指南

      2017/07/20

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どもです。S8です。

この記事にたどり着かれた方は、

「未経験だけど、デザイナーになりたい。。。」

と思っている方だと思います。

僕は、Webや紙媒体のデザインやマーケティング面のサポートを基幹業務とした会社を経営しております。

そして、週に1日だけ専門学校で非常勤講師としても勤務していて、就職事情なんかにも少しは情報があります。

また独立以前は、広告のデザイン会社で採用担当なんかもしてまして、延べ400人くらいは面接していると思います。

こんな経歴があるので

「未経験からデザインの仕事に転職したいんだけど、どうしていいかわからない」

という皆さんのお役に立てることが書けるんじゃないかなと思ったんです。

それでは、未経験からデザイナーになるための近道についての記事、お読みください。

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この記事を書こうと思ったきっかけ

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先日、最近ウチに入社してくれたスタッフと話していたんです。

このスタッフは、実際に社会に出てからデザイナーに転職した経歴を持っています。

前職もデザイン事務所で、家庭の事情でウチの会社に移ってきました。

そのスタッフが

「“未経験からデザイナー”って、どうしたらなれるのか情報が全然ないんです」

って言うんです。

ああ、そうかもしれないなーと。

思い返せば僕も、グラフィックやWebの専門教育を受けてきたわけではないんですよね。

でも、グラフィックやWebデザインの仕事で会社を経営している。

こんな状況で、今までに採用の面接も400人以上してて、実務未経験で応募してきた人もたくさん見てきたんです。

もちろんその中には採用した人もいました。

そういった人たちが、少しでも行動を起こせるように、背中を押せないかな。。。と思ったんですよね。

自分の進みたい道に進むことができたり、なりたい自分になれるように、お手伝いがしたい。

このジャンルなら、僕にでも何か書けることがあるんじゃないかなと。

そんな気持ちでこの記事を書こうと思ったんです。

デザイナーといっても色々

さて、デザイナーって、皆さんはどんな職業を思い浮かべていますか?

なんかオシャレっぽいですよね。都会的なイメージ?

「未経験からの転職」ということを考えると、多くは印刷物やWebサイトのデザインをすることを思い浮かべるのではないでしょうか。

実は、その他にも、デザイナーという職業にはたくさんの仕事や業界があります。

例えば、建築デザイナー、ファッションデザイナー、インテリアデザイナー、ゲームデザイナーなどなど。

ちなみに僕が専門学校で学んでいたのはプロダクトデザインでした。

同級生には車メーカーのホンダに就職した人もいましたし、車関連の会社で車両のパーツデザインをしているひともいます。

このように、デザイナーといってもホントにたくさんの専門分野があって、それぞれ未経験からの転職のしやすさがぜんぜん違うんですよね。。。

それでは、転職のしやすいデザイナーってどんな業界なのでしょうか。

未経験からの転職で現実的に転職が可能なのは?

僕が思うに、未経験から転職できるのは、現実的に考えればグラフィック・デザイナーとWebデザイナーだと思います。

もちろん他の分野でも本人の努力次第で転職は可能だと思います。出来ないことなんてそれほど多くないと思っています。

ただ、難易度の違いは明確に「ある」と思っています。

まず、間口の広さが違いますよね。

グラフィック・Webデザイナーの状況

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グラフィックやWebのデザインの状況を説明します。

多くの場合、広告代理店やクライアント(依頼企業)からの外注先として、規模の小さいデザイン会社やWeb制作会社に仕事が依頼されます。

「独立するのに資金が少なくても大丈夫な業界」ということあり、小規模な企業がほとんど。

特にデザイナーという「人」に依存する業種ですから、規模を大きくしてしまうとデメリットも大きくなりますしね。人数が増えると「質」を維持するのが難しい。。。

そういった状況ですから、必然的にデザイナーは小さい会社に就職することが多くなります。

小さい会社というのは、待遇面や業績の不安定さで離職も多くなります。

ということは、求人募集をかける機会も多くなるわけですね。

下のような求人サイトでデザイナー職を見てみると、他の業種に比べて、グラフィックやWebの求人は多いですよね。

リクナビNEXT

グラフィック・Web以外のデザイナーの状況

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それに対して建築デザイナー、ファッションデザイナー、インテリアデザイナー、ゲームデザイナーなどはどうでしょうか。

会社によってもちろん違いはあると思いますが、やはりグラフィックやWebとはプロジェクトにかけるお金が全然違います。

発生する責任がより大きく重いので、多くの場合は社内に雇用したデザイナーが担当することが多くなります。

企業の規模が大きくなり安定感があるので、従業員の立場としても離職が少なくなります。

そうなると求人はほぼ新卒だけ、もしくは経験者のみとなるわけですね。

ここに、グラフィックやWeb以外のデザイナーに、未経験から転職することの難しさがあるわけですね。

未経験からのグラフィック・Webデザイナー転職は現実的に可能

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上記のようなことから、グラフィック・Webデザイナーは、比較的未経験からの転職へのハードルは低いと思います。

実際に僕も何人か採用してますからね。間違いないです。

また友人にも「実務未経験だったけど就職できた」という人が結構います。

経験から来る実感ですが、「未経験からデザイナー」というのは、現実的な目標だと言えます。

ただ、沢山の人を面接してきたり、専門学校で就職前の学生を教えている僕が思うのは、「デザインの仕事」を履き違えちゃっている人が多い、ということですね。

あなたがデザイナーとして転職したいと思ったきっかけは何でしょうか。

会社員時代に面接をしていて、かなり多かったのは

「イラスト描けます」

という人でした。

 

 

ごめんなさい。イラストの仕事、そんなにないんです。。。。

あっても、経験があって、案件のタッチに合わせられる外部のイラストレーターさんにお願いしちゃうことがほとんどです。

社内でイラストだけ描いてもらうわけには全然いかないんですよね。。。

こういった人はだいたい採用されないです。デザインとイラストレーションの違いはしっかり認識してください。

また、専門学校でWebデザインを教えていて多いのは

「キレイにカッコよくつくることがデザインである」

と思っている学生が多いんですよね。。。

僕、Webデザインを教えているのにもかかわらず、「見た目を整える意味でのデザイン」を教える時間は非常に少ないんです。

そんなものは数をこなせば上手になるよ、と言っています。

それよりもっと大切なことがあると教えます。

Webサイトの制作は、通常以下の工程を経ていきます。

  1. お客さんが何らかの課題を感じる
  2. その課題はWebで解決できるのではないかと考える
  3. Web制作会社や代理店に相談する
  4. それらの会社のディレクターや営業がヒアリングする
  5. Webでの課題の解決方法を提案する
  6. 受注する
  7. 再度企画して、実行のプランを策定する
  8. Webサイトの構成を決める
  9. Webサイトの画面設計をする
  10. デザインする
  11. HMTL/CSS/JSやCMSで構築する
  12. 運用の準備や設定をする
  13. 公開して運用を開始する
  14. 改善点をみつけ修正をしながら育てていく

この中で純粋なデザインって10だけです。

もちろんランディングページなどの例外もありますが、継続的な運用を前提としたWebサイト制作において、デザインというのは計画や企画、目的の最終的な表現ということです。

専門的知識までは持たないとしても、1〜9、11〜14以降を意識してデザインする必要があるということですね。

なので、

「綺麗でオシャレなWebサイトのデザインがしたい!」

という人は、ちょっと認識を改めておく必要があります。

その「綺麗でオシャレなデザイン」の下に隠れていることを理解した上でないと、きれいなだけのWebサイトが出来上がってしまうということですね。

こういった考え方に「こだわってしまっている」人は、採用される可能性が少なくなってしまうことを覚えておいてください。

それでは、転職に必要なスキル・技術、知識や資格などはどんなものがあるのでしょうか。

見ていきましょう。

持っていると転職に有利な技術(スキル)や知識、資格など

未経験からWebやグラフィックのデザイナーに転職するのにはどんなスキル(技術)・知識、資格が必要なのでしょうか。

それぞれ詳しく挙げていきます。

技術(スキル)編

まずは技術(スキル)から見ていきましょう。

一般にグラフィックデザインというのはAdobeのツールを利用して作ることが多くなっていますね。

実際に、紙媒体のデザインであれば、Adobe以外のソフトを使っている会社は皆無だと思います。

それでは、Adobeのソフトの中でどんなものを覚えれば良いのでしょうか。

Illustrator(イラストレーター):通称イラレ

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リーフレットやポスターなどの1枚モノの印刷物や、看板などのデザインは主にAdobe Illsutratorを利用することがほとんどでしょう。

イラストレーターは、本来はロゴや2Dのキャラクターデザイン等を作るのに適したソフトでしたが、日本ではレイアウトソフトとして利用されていることも非常に多いですね。

紙を含むリアルな「モノ」のデザインツールとして、必須のソフトになっていますので、絶対に操作方法を覚えておきましょう。

次はPhotoshopについて見ていきましょう。

Photoshop(フォトショップ):通称フォトショ

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Photoshopは、もともと写真の加工や合成に使われているソフトでした。

イラストレーターと同様、Webが僕達にとってまだまだ身近でない時代から、デザインのデファクトスタンダードとして確固たる地位を確立していましたね。

フォトショップで加工、合成などした画像を、イラストレーターやクオークで配置して出力、というのが一般的な流れでしたね。

それがいつしかWebデザインの標準的なソフトとして進化していきます。

なぜフォトショップがWebデザインのスタンダードとなっていったのか。

それは、一つにはボタンに立体感を出すなどのエフェクトがかけやすかったことが挙げられます。

そしてもう一つは、単位がピクセルだったことも重要な要素だったでしょう。

過去の話を詳しく述べるのは避けますが、こういった背景によって、Webデザインにおけるフォトショップの地位は絶対的なものとなっています。

多くのWeb制作会社で、Photoshopをデザインツールとして採用していますので、Webデザイナーを目指すのであれば、操作方法習得が必須のツールとなります。

注意したいのは、Web制作ツールとしての使い方と、写真合成の使い方では、操作方法や利用するツールが大きく違います。

ですから、目的に合わせて操作方法を習得する必要があるということです。

次にエディトリアル(雑誌やページモノの冊子)デザインに必須のツール、Indesignについてみてみましょう。

InDesign(インデザイン)

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インデザインは、ページモノの冊子や雑誌、書籍などをデザインするのに必須のツールとなります。

イラストレータやフォトショップのファイルを配置することができ、ページの管理や文字組みに強い力を発揮します。

僕はページもののデザインをする機会は殆どありませんが、印刷系のデザイナーであれば覚えておくべきソフトの一つでしょう。

ページ数が多くなってもキビキビと軽い動作で動くことが求められますので、画像や文字の加工機能は少なくなっています。

たまに、イラストレーターでページもののデザインをすることもあります。

しかし、ページ数が8ページを超えるくらいからデータの重さが気になるようになってきますので、できれば避けたいところですね。

デザイン事務所への就職・転職を目指すのであれば、実務レベルで使えるようになっているとアドバンテージとなるかもしれませんが、DMやチラシ、ポスターのデザインが主な会社だと、使う機会は殆ど無いかもしれません。

就職したいと思った会社に、思い切って聞いてみるといいでしょう。

Adobeのソフトは他にもたくさんありますが、基本的にはイラストレーター、フォトショップ、インデザインの3つがメインとなってきます。

他にはLightroomなどが使用頻度が高くなりますが、使わなくても大丈夫です。Photoshopで代替できます。

こういったソフトの使い方は、やっぱり専門学校で習うのが速いです。

DTPでもWebでも必須のスキルとなるので、一度検討されるのも良いかもしれません。

自分で独学で学ぶより早く覚えてしまいたい!と言う人は、まずは資料請求してみてください。

ヒューマンアカデミーのDTP講座

ヒューマンアカデミーのWebデザイン講座

次にWebデザインに必須のスキルについて見ていきましょう。

WebデザインをするならHTMLとCSSの基礎的な技術は必須

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ウチの会社は、全体の仕事の中でWeb制作の仕事がかなり大きなウェイトを占めています。

しかし元はと言えば、僕は紙や看板などの、所謂印刷系メディアのデザインしかできませんでした。

Webの仕事を業務の中心に持っていく過程で、色々と覚えなくてはいけないことがありました。

その中でも、「Webデザイン」をするのであれば、HTMLとCSSの基礎知識は必須と言えるでしょう。

いまであればHTML5とCSS3ですね。

正直な所、HTMLコーディングを一切経験したことがない人のつくるデザインは、「Webデザイン」ではなくて「DTPのデザイン」であることが非常に多いです。

HTMLを扱うプロ(マークアップエンジニア)が

「うわー、このデザインデータDTPだーーー。。。(怒」

と嘆いているところを何度か見ています。

そんなデータを、僕のようなDTPとWeb両方理解している人間が最適な形に修正することもあります。

ただ、時間を含むコストの面でそれはできるだけ避けたいところ。

やはりデザイナーがHTMLとCSSを使ったレイアウトを理解した上で、デザインするのが理想です。

このHTMLも、やはりプロに教えてもらうのが習得への早道なのは間違いありません。

先程紹介した専門学校でもしっかり教えてくれるようですよ。

ヒューマンアカデミーのWebデザイン講座

必須ではないものの、出来るといいブラインドタッチ

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みなさん、ブラインドタッチできますか?

ブラインドタッチはデザイナーとしてのスキルというより、いまや社会人としてのスキルと言えそうです。

僕も、以前のDTP中心の職場にいた頃は、ブラインドタッチが出来ませんでした。

正直それほど必要性を感じていなかったんです。

ただ、ある時ふと習得しようと思いました。メールや資料作りなんかで文字を打つ量が増えてきたんですよね。

そして、一ヶ月後には何とかブラインドタッチが出来るようになっていました。

もちろん今はもっと高速にタイピングができるようになっています。

このブラインドタッチ、なぜ覚えておくといいか解説します。

ブラインドタッチとは、

「字を書く時の鉛筆の握り方」

のようなものだからです。

鉛筆の握り方は、人それぞれ若干の違いはあれど、だいたい同じように親指、人差し指、中指で握りますよね。

この握り方がおかしいと、おそらく字を書く速度も遅くなりますし、きれいな文字も書けません。

これと同じように、キーボードでタイプする際にブラインドタッチが出来ていないということは、そのキーボードを正しく使うことが出来ていないということですね。

とにかくタイプスピードが違いますし、ミスタイプも増えます。画面見ながら打てないから当然ですよね。

それでは、なぜタイプスピードが必要なのか。

デザイナーでも何でもそうですが、仕事をするにあたっては、関係する人たちとのコミュニケーションが重要です。

そのコミュニケーションの主軸が、今はチャットかメールになっているからですね。

僕は会社経営をしていることと、ディレクション業務をしていることから、一日の殆どをメールとチャットをしながら過ごしています。

ここでブラインドタッチが出来ないのは、非常に致命的といえます。

まずどんどん流れていくチャットツールのコミュニケーションに置いて行かれます。

また、メール一通書くのにも時間がかかります。

こういったことを意識しなくて済むのは、ゆっくりと仕事に向き合うことのできる、ベテランのデザイナーだけではないでしょうか。

やはりスピードというのは常に求められますよ。

デザイン以外の時間のスピードを速くすることで、デザインに向き合う時間を確保することができるという側面もあります。

ということで、一度覚えてしまえば、キーボードが今まで以上に便利な道具となるブラインドタッチは、是非習得しておきましょう。

知識編

次に、実務未経験からデザイナーとして転職するにあたって必要な知識を見ていきましょう。

印刷系のデザインを目指すなら、印刷の知識が必須

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紙やその他の印刷物をデザインする仕事をするのであれば、最低限の印刷の知識は必須です。

まずはRGBとCMYKの違いは最低限押さえておかなくてはいけません。

RGB、CMYKとは、色の空間の種類ですね。

RGBは主にWebや映像など、ディスプレイで表現する場合に用いられます。

対してCMYKは印刷物などに表現する場合に用いられます。

詳しい解説をしてしまうと、それだけで1記事書けてしまいますので割愛しますが、デザインで色を扱う場合の基本中の基本といえます。

「RGBはそれ自体が光るもの」「CMYKは光が当たって見えるもの」と覚えておくといいでしょう。

CMYKで印刷された印刷物なんかは、暗いところでは見えませんよね。

逆にRGBのものは強い日光の下だと見づらくなりますね。

それぞれ、用いられる場所が違うことに注意しましょう。

使うツールのショートカットキー

デザインのツールはAdobeのソフトを利用することが多い、と書きました。

このAdobeのソフトを使う際に是非覚えてほしいのが、各ツールのショートカットキーです。

これは本当に網羅的に覚えておきましょう。

ツールの切替もショートカットがあるのですが、これを便利に使えるようになると、本当に仕事が早くなります。

転職するまでに可能な限り覚えましょう。転職した先での評価も絶対に上がります。

現役のデザイナーでも覚えていない人は非常に多いですしね。

また、ショートカットはアドビソフトだけでなく、メインで使うソフトのものは覚えるようにしましょう。

それにMac自体のショートカットも覚えましょう。

ショートカットを使うには、常に左手の親指が⌘キーに乗っている状態にすると良いですね。

習慣づけることが大切です。

仕事道具であるパソコンの知識もある程度欲しい

何でもそうなのですが、仕事道具にはできるだけ詳しくなりましょう。

今では、デザインにパソコンは欠かせません。

手を使ってラフを書いたり、イラストを書いたりすることもありますが、基本的には最終的にパソコンでデジタルデータとして扱って、仕上げていくことがほとんどです。

その際、パソコンの調子が悪いといった時に、基本的な対処ができるようになりましょう。

女性のデザイナーに多いのですが、パソコンが苦手、というのは克服したいところです。

デザイナーにとってのMacは、料理人にとっての包丁、美容師にとってのハサミ、野球選手にとってのバットやグローブです。

この商売道具に対して無頓着というのは、仕事をする人間としてちょっと無責任だよなーと思います。

何でも自分で出来るようになる必要はありませんが、修理や調整のプロに依頼する必要があるかどうか判断できるくらいには、知識を持っておく必要がありますね。

次にデザイナーとして転職するにあたって必要な資格があるのかを見ていきましょう。

資格編

未経験からデザイナーとして転職するにあたって、必要だったり有利だったりする資格はあるのでしょうか。

答えは、

「有利なものはあるけれど、必要なものは無い」

と言っていいでしょう。

デザイン系の資格に「DTPエキスパート検定」「DTP検定」「JWDA WEBデザイン検定」などがあります。

400人以上を面接してきた僕の経験をお話しますと、実際に資格を持っていた方は何人もいました。

しかし、資格を持っている人を採用したことはありません。

これは、資格を持つことがダメなわけではないのです。

資格はあるけど実力がない人は、やっぱり採用できなかった、ということです。

確かに資格があると、期待値は上がります。

「お、しっかりやられてきた人なんだな」

となりますよね。

ただ、期待値が上がるということは、デザインの実力が伴わなければ、そのギャップも大きくなってしまうということです。

「資格持ってるけどいまいちだね~」

になっちゃうんですよね。

これは僕の個人的な考えですが、デザイナーにとって資格というのは、自分がその分野についてしっかり勉強して、その成果を測るためのものだと考えたほうが良いでしょう。

「資格を持っているから採用!」

ということはほぼ無いと思います。

それでは次に、これらの知識や技術の学び方を考えていきましょう。

学校?独学?それぞれの転職までの道のり

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デザインの知識や技術を学ぶにはどういった方法が最も良いのでしょうか。

これは人によって違ってくるかとは思いますが、僕自身やいままで面接/採用してきた人たち、更には今雇用しているスタッフや周囲のデザイン関連職の友人、さらには専門学校での講師経験を踏まえて解説してみます。

専門学校へ通う場合

まず、僕も講師を務めている専門学校へ通う場合を見ていきます。

専門学校は、色々な種類があります。

まず全日制のものと、社会人向けの夜間のものとありますね。さらに通信制のものもあります。

僕が講師を務めているのは2年制の全日制専門学校です。

そして僕が通っていたのも、学科は違いますが全日制の専門学校でした。

周囲の友人を見ても、こういった専門学校を卒業してデザイン職についている人は多いです。

全日制の専門学校のメリット

全日制の専門学校に通うメリットはいくつかありますね。

まず、2年などまとまった期間、しっかりとデザインを学ぶことができるということです。

現在デザイン以外の仕事をしている人にとっては非常に魅力的な状況となります。

僕の専門学校時代の同級生にも、一度大手の車メーカーの現場に就職したものの、その会社を辞めて専門学校に入り直した人がいました。

この同級生は、何と本田技研二輪R&Dセンターにデザイナーとして就職しました。

しっかりと勉強することができるので、こういった可能性もありますね。

また、就職サポートの体制が整っていることも挙げられます。

専門学校というのは、就職実績によって経営が成り立っているので、学生の就職には非常に力を入れます。

企業からの募集も数多く来ますし、就職できる可能性はかなり高くなるでしょう。

全日制の専門学校のデメリット

そんないいことばかりのような全日制専門学校ですが、もちろんデメリットもあります。

まず、全日制の専門学校に通うのは、やはりその費用面で非常に大きな負担となることが挙げられます。

大体年間100〜120万円くらいはかかってきます。

プラスして交通費や教材費、更にはMacを買う費用などが追加されますね。

また、学生版でかなり安く購入できますが、Adobeソフトの費用も必要になってきます。

それに、仕事をしながら通うことは事実上不可能です。

すでに社会人として働いている以上、2〜3年分の生活費などの費用を貯金して、さらに学費などを払い続けるのは非常に大きすぎる出費といえます。

もちろん気合と根性で乗り越えることも出来るかもしれません。

しかし、行きたい専門学校から実家が遠い、年齢的に2年のブランクは厳しいなどの理由で、転職の為の勉強として、全日制の専門学校を選択できる人は少ないのが実情ではないでしょうか。

前述のホンダに就職した同級生も、何とか両親に頼み込んで家賃だけ出してもらって、学費は夏休み・冬休みにガテン系バイトを全力でやって稼いでましたね。。。

転職、ということを考えると、もう少し短い期間で学べる学校の方が適しているかもしれません。

社会人向けの専門学校を見ていきましょう。

社会人向けの専門学校のメリット

夜間や週末に学ぶことができるのが、社会人向けの専門学校のメリットです。

忙しい社会人でも、自分だけで学ぶより遥かに効率的にデザインのスキルや知識を身につけることが出来るでしょう。

また、同じような境遇で頑張っている仲間と出会えるのも良いところといえます。

もちろん「仕事が忙しい」という自分に対する言い訳と隣り合わせですから、自分で自分を律することが必要になってきます。

しかし、一度就職するなどしてから奮起して通うわけですから、高校を卒業してから何となく通っている全日制の専門学校生よりは、意欲的に学ぶことが出来るのではないでしょうか。

ぶっちゃけて言うと、高卒で入った専門学校生で意欲を持って学んでいる生徒は、1割もいないと思います。

自分の専門学校時代もそうでしたし、今教えている学校でもそうです。

「これ勉強しとくと役に立つからやっとけよー」と言って、やる子はほぼいません。

社会人向けの専門学校のデメリット

社会人がデザイナーへの転職のために学ぶ場所として、良い環境となり得る社会人向けの専門学校ですが、やはりデメリットはあります。

まずは学ぶ期間が短いことで、どうしても知識や技術の習得が難しくなりがちです。

絶対的に必要になるのは、独学との掛け算ですね。

専門学校で学んだことを、自分でしっかりと復習し、実際に実践してみることが非常に重要です。

デザインの技術や知識は、「短い期間に学びっぱなし」で身につけられるようなものではありません。

必ず振り返って見直して、自分に定着させることが重要です。

さらに、わからないことは自分から講師にガンガン質問して行く姿勢も重要です。

 

少なくない金額を自分に投資するわけですから、真剣かつ慎重に検討して欲しいところです。

ヒューマンアカデミーのDTP講座

ヒューマンアカデミーのWebデザイン講座

 

完全に独学で学ぶ場合

学校などに通わず、完全に独学でデザインを学ぶ場合、その方法は以下の3つになるでしょう。

  • 本やインターネット
  • セミナー
  • すでにデザイナーとして働いている人に教えてもらう

これらを順に説明していきましょう。

本やインターネットでデザインを学ぶ

デザインを学ぶことが出来る本や、インターネットサイトは多いです。

全くの未経験であれば、本を手にとるのが良いでしょう。

「はじめての〜」とか「誰でもできる〜」などのタイトルのもので大丈夫です。

これらの本をまず購入しましょう。独学で学ぶ場合、書籍代をケチってはいけません。

専門学校に通うことの数十分の一の費用で済むわけですからね。

もし「無駄だったな」と思う本に出会ったとします。

しかし「無駄だった」と分かる程度に成長しているわけです。

それを把握することが出来たと捉えましょう。

「初めて〜」系のデザイン本をクリアしても、何冊か読んで、実践することが大事です。

そのような本を一冊読んで課題を作ったからと言って、デザイナーになれるわけがありません。

とにかく覚えた知識を活かして、デザインをしましょう。

一番いいのは友人の結婚式なんかの招待状でしょうか。そういったものをどんどんデザインしましょう。

この時点では、お金なんてもらってはいけません。とにかく数をこなすことが重要です。

また、そういったものを作る場合、最初は絶対にダサいものを作ってしまいます。

でも、依頼してくださる人は期待しているわけです。

この期待に応えるために、徹底的に人のデザインを参考にしましょう。

広く世に出るものでは無く、極めてプライベートなものである招待状等であれば、詳細に参考にしても咎められることはありません。

とにかく人のデザインを参考にして、デザインそのものでなく表現されているセンスや技術を盗んでください。

きっとあなたは“天才ではない”はずなので、自分の中にあるものだけで表現しようとしてはいけません。

あなたの作品を見たいのではなく、綺麗な招待状を期待しているのですから。

また、インターネットには「学ぶためのサイト」がたくさんあります。

特にWebデザインはネットで学ぶ環境がかなり整っていると言えます。

有名なWebデザインのブログなんかはしっかりとチェックしましょう。

以下に僕がWebデザインを勉強している時に参考にさせてもらっていたサイトを紹介します。

Webクリエイターボックス
PhotoshopVIP
コリス
株式会社LIG(リグ)
バンクーバーのうぇぶ屋
Webデザインレシピ
ホームページを作る人のネタ帳
Webクリエイターズマニュアル

他にもたくさんありますが、取りあえずこの辺りを読んでいきましょう。

またHTMLやCSSを学ぶのにもインターネットのサービスと使うと良いでしょう。

僕が使っていたのはドットインストールです。

HMTL、CSSの基礎はこれを学べば大体わかると思いますし、応用編なんかも充実しています。

またJavaScriptなんかも学ぶことが出来ますので、やる気さえあれば様々な技術の基礎を身につけることが出来るでしょう。

さらに、良いデザインを見る、真似ることは非常に重要です。

特にWebデザインは、その時時の主流のテイストがあります。これらを追いかけることも大切です。

そういった時に、Webデザインまとめサイトが役に立ちますよ。

FWA
I/O 3000 | Webデザインギャラリー
ズロック|Webデザインのリンク集
【S5-Style】Webデザインのリンク集・ポータルサイト

他にもたくさんのまとめサイトがありますので、自分が気に入るところを探してみるといいと思います。

「Webデザイン まとめ」などで検索すると良いでしょう。

次は、セミナーで学ぶ方法を考えていきます。

セミナーで学ぶ

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僕は、セミナーで学ぶのはそれほど得策だとは考えていません。

なぜなら、1時間のセッションで学べることは、その登壇する人のブログやFacebookやTwitterの発信を追いかけていればほとんど手に入るからです。

また、登壇する人が本を執筆していたとすれば、尚更でしょう。

セミナーでは膨大な時間をかけて書いた本の、ほんのエッセンスを話すだけです。

これは僕が何度もセミナーに参加して、確信していることです。

セミナーに出たからと言って、得られるものは少ないのは間違いないです。

ひょっとしたら最新の情報が得られるかもしれませんが、そんなものはすぐにインターネットで発見できるでしょう。

それでは、セミナーに出席することは全く意味がないのか。

そんなことはありません。

次に説明する「すでにデザイナーとして働いている人から学ぶ」にもつながってくることですが、出会いの場としては非常に重要な役割を果たします。

デザインやWeb関連のセミナーであれば、多くの場合、セミナー本編のあとに懇親会と呼ばれる飲み会が開かれます。

ここには既に現場でバリバリと活躍しているデザイナーが多く参加しています。

こういった人とつながるのは非常に有効なので、積極的に参加しましょう。

僕もWebを学び始めた当初は、セミナーに積極的に参加していました。

いまではそれほど参加しませんが、いま一緒に仕事をしている人脈は、セミナー参加で築いたと言っても過言ではありません。

デザイナーもコミュニケーション能力が重要なのですが、こういった場で積極的に話しかける練習をするといいと思います。

話しかけられる方も、同じ業界にいる人を無碍(むげ)に扱うことも少ないでしょうし、とてもいい出会いがあると思いますよ。

ただ、人を不快にさせないように、最低限のマナーだけは守ってくださいね。

次は、こうして出会った人に、知識を分けてもらうための行動を説明します。

すでにデザイナーとして働いている人から学ぶ

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あなたの周囲に、既にデザイナーとして働いている人がいれば話は早いですよね。

でも、多くの場合そんな人は周囲にいないと思います。

友だちの友だちにいるかな、とかでしょうか。

ただ、先程紹介したセミナーに参加して、ちょっとだけ積極的になれば、絶対に人脈はつくれます。

僕がそうだったのですから間違いありません。

当時の僕は、Webに関してはホントに素人でしたからね。それでも一緒に懇親会などで会うことが多くなってくると、やはり次第に仲良くなるんですよね。

SNSで連絡をとりあうようになって、いつしか一緒に飲みに行ったり、遊んだりすることもあるでしょう。僕も最初の頃は、Web業界の人と登山に行っていました。

ここで注意してほしいのが、知り合った人にいきなり「教えて!」と言ったところで、余程でない限りはデザインのことを教えてくれません。

なぜなら、教える側にメリットが無いからです。

その人も頑張って得た知識や技術です。メリットも無いのに提供してくれるはずがありません。

だから、まずやるべきことは、ちゃんと友だちを作ることです。

友だちだったら、知っていることはだいたい教えてくれます。

間違えてはいけないのは、教えて貰う人を作るのではなく、友だちをつくってその友だちに教えてもらう、ということです。

僕は今でもそうですが、わからないことを聞ける環境を作り続けています。

今は会社経営をしているので、当然費用を支払って顧問的な感じで教えてもらえるようにしているわけですね。

独立して会社経営をしているのにも関わらずそういった環境を作っているわけですから、これから学ぶ段階にある人も、そういう環境をつくることは非常に重要ということがわかってもらえると思います。

お金を払うかどうかは別問題ですが、たまに食事をごちそうするくらいの御礼はしましょう。

さて、学ぶことが出来たと仮定して、転職するための準備はどのようにすればよいのでしょうか。

そのあたりを見ていきましょう。

学んだあと実際に転職するために

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ある程度基礎知識や基礎技術が身についてきたら、転職を考えますよね。

「そろそろイケるんじゃない?」

って思いますよね。

ちょっと待って下さい。

最後の仕上げとして、実践で鍛えてみませんか?

今は「クラウドソーシング」という便利なサービスがありますからね。

代表的なのはランサーズとクラウドワークスです。

このあたりのサービスに登録して、仕事に応募してみましょう。

ひょっとしたら仕事として受注できるかもしれません。

応募形式のものは採用されなかったら報酬がもらえないだけで、応募は自由です。

ホントに素人レベルの人、たくさんいますからね。恐れることはありません。

で、やっぱり採用されないと思うんですよね。応募しても。

そしたらそこで折れるんじゃなくて、もっと頑張ってみればいいんです。

どうせ就職したらそんなこと山ほど経験しますからね。

熱意があれば絶対に出来るはずです。

そしてひょっとしたら採用されてお金をもらえるかもしれないんです。

こんな良い仕組み無いですよ。

ただ、クラウドソーシングは、あくまで修行として考えてください。

プロのデザイナーの立場からすると、あまり良い仕組みではないとも思っています。

やはり素人と玉石混交になっちゃうことで、値段がかなり安く買い叩かれるんですよね。

デザインの価値をしっかり感じている会社は、普通クラウドソーシングには仕事を出しません。

「いいデザイン」というのは依頼者のことを理解し、コミュニケーションを取った上でないと出来ないんです。

その依頼者が抱える課題を解消するデザインが必要なわけで、ただカッコいいキレイなものは、何の解決もしてくれませんからね。

だからクラウドソーシングで万一そこそこ稼げるようになったとしても、やはりきちんと就職することをおすすめします。

就職したことのない人は、基礎的な知識が欠けている場合が多く、潰しがまったく利きませんよ。

ポートフォリオは絶対に必要

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そんな感じで多少なりとも「仕事」としてのデザインに向き合ったら、次は就職の準備をしましょう。

デザイナーとしての就職で絶対的に必要なのは「ポートフォリオ」です。

ポートフォリオとは、自分が今までに制作したものをファイルにまとめて採用担当者に見てもらうためのものです。

重要な事なのでもう一度いいますが、絶対に必要です。必ず作ってください。

専門学校に通っている人は、ポートフォリオの作り方も教えてもらうことが出来るでしょう。

でも、独学の人でも大丈夫です。

あなたは、デザインの仕事をしていこうと思っているわけですよね。

だったら「自分が依頼者」だと思って、自分の実績や自分のことを最もよく見えるツールを、自分で考えて作ればいいんですよ。

決まりきった形なんて無いんです。

もちろん独りよがりはいけません。きちんと情報収集はしましょう。

それでも、決まりきった型にはまったポートフォリオより、主張のあるポートフォリオのほうがいいでしょう。

印象に残りますし、「自分がクライアント」の仕事だと捉えて真剣に取り組むべきなんですよね。

Webサイトを作った経験があるなら、ちゃんとサーバーを借りて、アップして、URLを担当者にメール等で送りましょう。

自分を売り込むセールスツールですからね。手を抜いてはいけません。

就職活動・転職活動は営業と同じです。

商品は自分。

こう思えばやるべきことが見えてきますよね。

ポートフォリオが完成したら、応募について考えていきましょう。

落ちて当たり前!恐れずに応募する

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あなたはデザイン業界では全く実績の無いひとです。

でもデザイン事務所や制作会社の求人情報の多くは「経験者」を求めているわけです。

そして、デザイン業界は離職も頻繁ですから、既にデザイナーとして実績を積んでいる人たちと戦う必要があるわけですね。

なので、あなたは応募しても

落ちて当たり前

なんです。

だから、恐れずに応募しまくるしか無いんです。

何社も何社も応募していれば、絶対に面接まで進める会社が出てきます。

何を隠そう、僕が採用担当だった頃は、余程のことが無い限りは全応募者と会っていました。

未経験者を含め、会社に貢献してくれる人の採用について、すべての可能性を排除したくなかったからですね。

そして、未経験者を採用したことも一度や二度ではないですからね。

面接まで進むことができれば、可能性はグンと広がるでしょう。

ポートフォリオに加えて、人柄で勝負できますからね!

それでは面接について考えていきましょう。

面接ではとにかく元気に!

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これも実際に僕がそうだったのですが、採用担当は即戦力が欲しいのは確かです。

特にデザインの現場は、人を育てる余裕がないところも多いです。

ただ、それすらを凌駕する人柄と可能性を見せることで、採用に至ることは結構ありますよ。

実際に僕も

「実績はないけど、この人と仕事したいなあ」

と思って採用したことは何度も、何度もあります。

経歴や作品では他により良い人がいたけれど「一緒に頑張っていけそうだな」と思える人と仕事がしたいものなんです。

採用担当者が現場にいるのであれば尚更です。そしてデザインの現場では、そういったことがほとんどでしょう。

他の応募者が仮に経験者だとしても、ぶっちゃけリクナビなどの求人サイト経由で応募している時点で、それほど凄いデザイナーではありません。

きちんと仕事ができてコミュニケーションが取れるデザイナーは、人脈のつながりで転職していきます。

それが出来ていない時点で、勝ち目は大いにあると思っていいですからね。

希望を持っていきましょう。

でも、忘れてはいけません。

あなたは素人に毛が生えた程度。基本的に落ちて当然、ダメ元ですからね!

求人サイトには登録する?

僕は、まずは求人サイトに登録することをおすすめします。

というのも、今はまだイメージできないかもしれませんが、実際の求人情報を見ることで、デザイナーに求められていることは何か、どんな会社がどんな条件で募集しているのかといったことを事前に知ることができるからですね。

これを見ると「うわぁ、ハードル高そう・・・」と思うかもしれません。

それでもどうせいつかは挑むわけですから、やはり事前に知識や情報を得ておいたほうがいいでしょう。

こういったサービスに登録すると、オススメの求人なんかをメールで通知してくれたりしますので、情報収集にはピッタリです。

もちろんある程度自身がついて、いざ応募!となってからも役立つことに変わりはありません。

リクナビNEXT

リクナビネクストは、僕が前職時代に、採用担当として最も多用していた求人サイトです。

運営するリクルート社は転職業界の第一人者。やはり実績もあるので、利用している会社が多いのが魅力ですね。

エージェントには登録したほうがいい?

僕も会社員時代に転職エージェントに登録したことがあります。

この仕組は、エージェントが「売れそうだ」と思ったら、他には出ていない求人情報を出してくれることは有ります。

また、様々なアドバイスをくれたり面接のセミナーを紹介してくれたるすることはあるでしょう。

ですので、取りあえず登録して話をするだけでも、やっておいて損はないと思います。

マイナビクリエイター

このマイナビクリエイターは、クリエイティブ職専門のエージェントサービスです。

派遣会社に登録するのはどう?

派遣会社、未経験からのデザイナー転職の場合は、オススメできません。

というのも派遣会社も商売ですから、スキルの高い実績のある人から高単価で売り込んでいきますからね。

素人に毛が生えたような人を優先して紹介してくれることはまず有りえません。

僕が会社員のとき、派遣社員の方に来てもらったことがありました。

でも、やはりデザイン職の派遣社員は、他にアート系だったりでやりたいことがあるけど、仕事はしないといけない。そして、どうせならMacを使って、それほど嫌じゃない仕事で稼ぎたい。

こういった動機でデザイナーとして派遣されてくる人が多かったです。

で、思うのが、デザインはアートではありません。

デザインは、ビジネスに直結する仕事です。

だから、アートよりの思想を持っている派遣社員さん、多くの場合デザインの能力は低いことが多かったですね。

デザイナーとしてキチッとやっていきたいのであれば、やはりキチンと就職することをおすすめしますよ。

就職してから、将来自分が思い描くデザイナーになるために

さて、何度落ちても、応募して、ようやく就職できたとします。

でもそこがゴールではありません。デザイナーとして生きて行くには、就職してからが本番です。

この段階ではようやくプロのデザイナーと名乗る資格を手に入れた、という程度です。

ここから本当に大切なことを書いていきます。

未経験から経験者になることが重要

まずは何はともあれ、「未経験」から「実務経験者」になることが非常に重要です。

これは次の転職にめちゃくちゃ有利に働きます。

未経験の壁を乗り越えれば、多分感覚的には10〜20倍程度の可能性の広がりがあるでしょうね。

それくらいデザインは現場主義の業界です。

この「未経験」から「実務経験者」になるには手段を選んではいけません。

超ブラック企業でも良いです。

転職を前提にした就職で問題ないのです。辞めることが前提で経験をもらうと考えれば、大体のことは耐えられます。

就職した会社がブラック企業だった場合でも、お金をもらいながら素人からプロになる勉強をさせてもらえるわけです。

そして、そこで学ぶことが全くなくなったら、躊躇なく辞めましょう。ブラック企業にずっといる必要はありません。

ひょっとしたら正社員じゃなくて、契約社員とかアルバイトでも良いかもしれません。

経験者にはなれますし、実務未経験よりはよほどいいですよ。本当に。

とにかく未経験からの初めてのデザイナーとしての就職は、転職を前提に全力で学ぶつもりで働いてください。

あ、「辞めるつもりです」とかは絶対言っちゃダメですけどね。

上司がめちゃくちゃ冷たくなって、会社に居づらくなりますからね。

このサイト、未経験からの求人がたくさん載ってました。デザイン系もいくつかあったので、よかったら見てみてください。

未経験からの転職ならWORKPORT


常に学び続けることが必須

デザイナー、というか社会人であればすべての人に言えることですが、自分が、なりたい自分でいるためには、常に学び続けることが必須です。

どんな状況でも学ぶことは周囲に溢れています。

人間は学ぶことを辞めた途端に、退化し始めると思います。

そしてつまらない人間になっていき、何も残すものもなく老いていくわけです。

せっかく、自分がなりたかったデザイナーとしてのキャリアの第一歩を踏み出そうとしているわけですから、常に全力で学ぶ姿勢を忘れずに、進化し続けてください。

そうすれば、きっと楽しい仕事が舞い込んできて、刺激的な毎日を送れるようになります。

僕がいま現実に実践してることですので、間違いないです。

状況は刻一刻と変わる。変化を恐れず楽しむこと

学ぶ姿勢を持っていれば大丈夫だとは思いますが、これも重要な事です。

状況は本当に刻一刻と変わります。

変わらないことなんてほとんどありません。

例えば数年前まではスマホがこんなに人々の生活の中心になるなんて思いもしなかったわけです。

いまって、殆どのことがスマホでのコミュニケーションを中心に考えられてますよね。

こういった世の中の変化を常に楽しみ、対応していくことがとても大切です。

実際に僕の仕事も、以前は印刷系の仕事が多かったのが、今やWeb関連の仕事がほとんどです。

これが印刷系の仕事に固執していたら、今頃どうなっていたかわかりません。

変化を楽しみ、対応する

ダーウィンさんも似たようなこと言ったとか言わないとか。

この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
そうではない。
最も頭のいいものか。
そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ

これも常に心がけてください。

まとめ

未経験からデザイナーに転職するために、制作会社経営でデザイナー、もと会社員で採用担当で専門学校講師の僕が、ガッツリしっかり書いてみました。

これ、結構参考になると思うのですがいかがでしょうか。

あなたがなりたい自分になれることを願って。

それではまた!

投稿者プロフィール

S8
S8
13年間の社畜生活を経て2014年独立した広告屋。Webを中心としたマーケティング全般に携わっています。IT・Web・ガジェット大好き。
2児の父でお酒と音楽とスポーツを愛する40代♂

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