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酒井高徳・伊藤達哉 2017-18ハンブルガーSVの展望・順位予想

   

みなさん1963年にブンデスリーガが始まってから一度も2部リーグを経験したことが無いクラブはどこか分かりますか?

バイエルン・ミュンヘンではありません。バイエルン・ミュンヘンは1963年のスタート時は2部だったのです。

何を隠そう、実はハンブルガーSVだけなのです。

ブンデスリーガ優勝3度、チャンピオンズリーグも1度優勝しています。

なんか55年も1部を維持している割には少ない気もしますが、ドイツでも屈指の名門クラブです。

高原直泰が長く在籍したことで、日本人にもお馴染みのクラブだと思います。

高原はその後、沖縄SVというチームを作っています。ハンブルガーSVから影響されたんでしょうね。

そんなハンブルガーSVですが、今シーズンも日本人選手が在籍していますね。

まずは日本代表のサイドバックを支える酒井高徳。

彼は昨シーズンの途中からチームのキャプテンを務めています。

そして、突如として現れたもう一人の日本人選手、伊藤達哉が現れました。しかもレギュラーポジションを掴みかけていますね〜。

この二人については後ほど触れていきます。

1970~80年代は強豪チームでしたが、それ以降はずっと低迷してました。

しかし何故かブンデスリーガに残留し続けるという、謎の力を持ったクラブです。

今後、再び黄金期は来るのか。

または今シーズンついに二部に降格してしまうのか。

この記事では、ドイツの古豪ハンブルガーSVの今シーズンの戦いを占いたいと思います!

マルクス・ギズドル監督ってどんな人?

昨シーズンより監督としてマルクス・ギズドル監督が就任しています。

彼は選手としてはドイツの下部ディビジョンでミッドフィルダーとしてプレーをしていました。トップディビジョンでの経験はありません。

しかし、指導者として才能を発揮します。

ドイツ4部リーグの監督などを経験し、その後ホッフェンハイムのセカンドチームの監督に就任。

その後シャルケ04のアシスタントコーチとなり、今度はホッフェンハイムのトップチームの監督に就任。

選手としての実績は無いにも関わらず、監督としてブンデスリーガの舞台にたどり着いた人物です。

下部リーグやセカンドチームでの経験があるので、若手育成に定評があります。

ホッフェンハイム時代は、今やドイツ代表でバイエルン・ミュンヘン所属のニクラス・ジューレ、現在ドルトムントで活躍しているジェレミー・トリアンなど若手選手を積極的に起用して育てています。

そんな彼が監督だったからこそ、今シーズンの伊藤達哉のトップチームデビューがあったのだと思います。

昨シーズンは14位と低迷し、今シーズンも第9節現在の時点で16位。

開幕前、ブックメーカーの今シーズン初めに首になる監督のオッズで1位となっており、こんなに褒めたけど明日には首になっているのかも・・・苦笑

今シーズンの戦術

ハンブルガーのシステムは4-2-3-1です。

ディフェンスに関してはとにかくラインを低く設定しています。

しかし簡単にボールをゴール前まで運ばれて、ペナルティーエリア内に7人8人の選手がいるにもかかわらず、パスを繋がれて結局シュートを打たれて失点・・・

それが最近のお決まりパターンですね・・・苦笑

攻撃はサイドを起点に展開し、逆サイドの選手が中へ切り込みフィニッシュを狙います。

ボールを持ったらとにかくサイドへそれを徹底している様に見えます。しかし中の枚数が少なく2~3人しかペナルティーエリアに入ってこないことが多いんですよねー。それにより、どうしても攻撃が停滞してしまいます。

今シーズンは開幕から2連勝!

しかしその後第9節現在7試合勝利無し・・・。

その間2得点14失点・・・。

いいところを探したけど本当になかった・・・(T_T)

でもまだまだシーズンは始まったばかりこれからきっと巻き返してくれるはずです。多分。

放出ばかりだった夏の移籍市場

主な放出選手は元ドイツ代表ゴールキーパーのレネ・アドラーがマインツへ移籍してしまいました。

彼が抜けたことは明らかに戦力ダウンとなっています。この穴をなんとか埋めることが、チームにとって最重要課題となっています。

スイス代表のDFヨハン・ジュルーはトルコのアンタルヤスポルへ移籍。

左サイドバックのマティアス・オストルツォレクはハノーファーへ移籍しました。

昨シーズンは30試合出場し5得点を上げたオーストリア代表のFWミハエル・グレゴリチュはアウグスブルクへ移籍します。

ボルシアMGから元ドイツ代表のアンドレ・ハーンを獲得しますが、目立った補強はそれだけ。

昨シーズンはレンタルで加入していたキリアコス・パパドプーロスの残留には成功しますが、ハンブルガーはここ数年レギュラーとして活躍していた選手たちを放出します。

特にディフェンス陣の今シーズンは大幅な戦力ダウンとなっていますよねー。。。

ハンブルガーSVは毎試合5万以上の観客動員を誇る人気クラブです。

しかし、多額の負債を抱えています。一時期はドルトムントでも話題になったのですが、なんでこんだけ客が入っているのに負債を抱えるのですかね・・・?

ビジネスの才能ないんですかね苦笑

そんな状況なので、当然今シーズンも選手の補強なんかにお金を使うことなんか出来ません。

借金をしっかり返済しないといけないのだから・・・

でも二部に落ちちゃったらどうなっちゃうんだろう・・・

ますますマズイですよね。

あ、でも降格したほうが色々ドラスティックに変えられるといえば、そうなのかも。

突如現れた救世主!!!伊藤達哉とは

伊藤達哉は1997年生まれの若干20歳です。

若い!

ポジションは主にウイングとして出場しています。

例えるならば、Jリーグを観ている方なら分かると思うのですが、コンサドーレ札幌のタイ代表選手チャナティップのようなプレースタイルです。

身長166cmと小柄な身体を活かした細かいドリブルでボールをキープします。

そして正確なパスを前線に供給します。

運動量も豊富で、常に相手が嫌がるところに顔を出しています。

とにかく良い選手です。もう惚れちゃいますよ!!!

彼は柏レイソルユース時代UAEで開催されたアル・アインインターナショナルジュニアチャンピオンシップで、ハンブルガーSV相手にマンオブザマッチに選ばれる大活躍チームは準優勝し、伊藤達哉は大会MVPに選ばれたのです。

この大会で伊藤達哉に惚れちゃったハンブルガーは一年後に伊藤の獲得に動きます。

その理由はFIFAの規定では18歳にならないと海外移籍が認められないからです。18歳になって間もない2015年7月13日に移籍が発表されました。

その後ハンブルガーの下部組織で順調に成長し、今シーズン第6節のレバークーゼン戦に後半途中出場でブンデスリーガデビューを果たします。僅かな出場機会でしたが、しっかりアピールをし、第7節のブレーメン戦には今年は先発の座を勝ち取ったのです。

運動量は豊富なのですが、どうしても後半には足が止まってしまっています。そして、シュートが余り上手く無いです。課題はまだまだありますが、徐々にハンブルガーに欠かせない選手になりつつあります。

クラブを今シーズン残留に導いて、日本代表にも選ばれて、将来的にはビッグクラブに高額の移籍金で移籍して、チームの負債を減らして欲しい・・・

今シーズンのブンデスリーガでとても楽しみな選手です。注目です!!!

キャプテン酒井高徳

酒井高徳は、日本人の父とドイツ人の母のニューヨーク生まれ、現在ドイツ在住の日本代表ともうグローバル過ぎます!!!

そんな彼は、何と昨シーズンの途中からチームのキャプテンに就任したのです。ブンデスリーガで初めて日本人でキャプテンに任命されます。

ポジションはサイドバックです。

両方の足から精度の高いクロスを上げることが出来、シュツットガルト時代はフリーキックのキッカーを務めてたこともあるほどキックの精度には定評があります。

ハンブルガーでは昨シーズンから中盤のボランチでプレーする機会が増えてきていますね。このコンバートは成功し、プレーの幅を広げました。選手としてもキャプテンとしてもチームに欠かせない存在となっています。

ハンブルガーSVはとても歴史あるクラブです。なので、そのチームのキャプテンを務めることは名誉なことではありますが、同時に大きな重圧もあります。その重圧に打ち勝って厳しいチーム状況ですが、今シーズンもハンブルガーを残留に導いて欲しいです。

今シーズンの主なメンバー紹介

さて、今シーズンのスカッドを構成するメンバーを見ていきましょう。

ゴールキーパーは絶対的守護神レネ・アドラーが移籍したことによって。自動的に第2キーパーだったクリスティアン・マテニアが務めます。彼は怪我が多いアドラーの代わりに昨シーズンもリーグ戦に9試合に出場しています。今シーズンはレギュラーとしてチームを支えます。

右サイドバックはデニス・ディークマイアーが今シーズンもレギュラーです。非常に精度の高いクロスを上げることが出来、スピードも備わっています。

彼の存在があったからこそ酒井高徳はボランチにコンバートされたと言ってもいいと思います。彼か酒井高徳のどちらかをベンチに置くなんてのは勿体ないです。

左サイドバックは怪我さえ無ければブラジル代表にも選ばれたことのあるドウグラス・サントスが務めるはずです。2016年のリオデジャネイロオリンピックではレギュラーとしてブラジル代表の金メダル獲得に貢献したほどの選手です。

センターバックはギリシャ代表のキリアコス・パパドプーロスです。背番号9番を着けていますが、特に攻撃力に優れている訳では無いです。しかし、シャルケで一時期レギュラーとして活躍していたほど実力のある選手です。

もう一人はギデオン・ユング。中盤のポジションでもプレーすることが出来ます。昨シーズンもレギュラークラスとして活躍しました。U21ドイツ代表としてプレーした経験を持っています。23歳とまだまだ若く今後が期待できる選手です。

ボランチとして酒井高徳とコンビを組むのはブラジル代表経験のあるワラシ。彼もリオデジャネイロオリンピックのブラジル代表です。守備力のある選手で、ブラジルでは「ニューポグバ」の異名を持っています。

元ドイツ代表のアーロン・ハントはトップ下でもウイングでもプレーすることが出来ます。強力なミドルシュートを放つことが出来、ブレーメン時代にはシーズン11得点を上げたこともあります。その決定力は今も健在だったら良いなぁ・・・

スウェーデン代表のアルビン・エクダルはトップ下もしくはボランチと両方のポジションでプレーする機会があると思います。イタリアのカリアリなどでプレーをした経験があり、今シーズンはレギュラーの座をほぼ掴み取っています。

アメリカ代表のボビー・ウッドは、二部のウニオン・ベルリンで31試合17得点を上げ昨シーズンハンブルガーに移籍してきました。ブンデスリーガではなかなか得点を上げることが出来ていないですね。

今シーズンも第9節終了時点で1得点のみ彼が得点を今後取ることが出来ればチームはぐっと楽になります。

怪我からの復活を・・・ハーンとミュラー

アンドレ・ハーンは非常にスピードがある選手で、決定力もあり、ドイツ代表にも選ばれ将来を期待されていた選手だったですが、2015年10月25日シャルケ戦で悪質なタックルを受けます。

それはとてもショッキングな映像でした・・・

タックルをしたヨハネス・ガイスは一発退場5試合の出場停止処分を科せられます。

そしてハーンは左足脛骨高原骨折および左膝外側半月板損傷と、もうめっちゃくちゃ大怪我を負ってしまいます。

しかし、その後シーズン終盤に復帰します。

そして、2015/16シーズンは怪我をしたものの15試合出場で8得点を上げます。怪我でシーズンの半分以上を欠場したにも関わらず、この活躍です。

しかも怪我から復帰後の8試合で6ゴールを上げたのです。

このまま怪我の影響などなく今後も活躍してくれるはず。誰もがそう考えていました。

しかし昨シーズンは30試合に出場しますが、3得点しか上げられなかったのです。

そんな彼が今シーズン、ハンブルガーに加入します。

そして、今シーズンも思うような活躍は出来ていません。

まだ第9節終了時点で1得点のみですが、2年前の彼のプレーは本当に凄かった、まだ27歳です。もう一度あの時のようなプレーをしてくれると信じています。頑張れハーン!!!

さらに、今シーズン開幕戦のアウグスブルク戦に悲劇が起きます。

ハンブルガーSVは前半開始そうそうの8分にミコライ・ミュラーが先制ゴールを上げるのです。

えっ!それがどうして悲劇かって?それは喜び過ぎたからです。

彼は両手を広げながらくるくる回転してその勢いでコーナーフラッグ付近でジャンプします。

そこで彼は着地に失敗・・・膝を押さえて倒れこみそのまま途中交代をします。

試合は1-0で勝利するも、なんとミュラーは右膝前十字靭帯断裂、全治7カ月の重傷と診断されたのです!!

いきなり開幕8分でチームはエースを失ってしまいます。

なんと哀れな・・・

彼が抜けて、いまチームに点を取れる選手はいないです。

一日も早く戻って来て、ゴールを決めて、今度は控えめなゴールパフォーマンスが見たいです。待ってるよミュラー!!!

今シーズンの目標

夏の移籍市場での補強は全く上手くいかなかったですね。

エースも怪我をしている今、監督もフロントもサポーターも選手もヨーロッパリーグの出場権内や1桁台の順位などの大きな目標は立ててないと思います。

確実に目先の試合に集中して、勝ち点を1でもいいからもぎ取りたい。

攻撃よりも守備を重視する戦術を取っているチームですからね。今シーズンの目標はとにかく残留だと思います。

ハンブルガーを絶対に降格させてはいけない。全選手、スタッフがそう考えていると思います。

今年もマルクス・ギズドル監督に指揮を任せている理由は、残留争いの中でも若い選手を育てることを大切と考えているからだと思います。

実際に今シーズンは、伊藤達哉以外にも多くの若い選手が出場していますからね。

苦しいところですが、残留と将来に向けた若手の育成の両立をせざるを得ないのですねー。

今シーズンの予想

残留の危機をずっと50年以上乗り切ったクラブです。

今シーズンもきっと残留すると思います。

しかし苦しい戦いになることは免れないでしょう。現在のところ守備は崩壊、得点は取れない最悪の状況です。

しかし、選手のポテンシャルはほかのチームにも負けていないと思うんですよねー。

アンドレ・ハーンが復活して、ミコライ・ミュラーが復帰して、伊藤達哉が目覚ましい成長をして、あとはスーパーグレートゴールキーパー居れば・・・

今シーズンもお金は無いむしろ借金だけど、毎試合5万人のサポーターが付いてますからね。

何とか頑張って欲しい!と思いますよ!


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