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ブンデスリーガ2017-18の展望・順位予想、日本人選手

   

いきなりですが、皆さんが好きなサッカーのリーグはどこですか?

日本のJリーグが好きな人もいれば、イギリスのプレミアリーグ、スペインのリーガエスパニョーラ、ドイツのブンデスリーガなどが好きな人もいると思います。

この記事では、海外リーグの中で最もプレーしている日本人が多いブンデスリーガの今季の展望と日本人選手について触れていきたいと思います。

ファン目線で独断と偏見を持って書いていきますので、よかったらお付き合いください!

ブンデスリーガの全体的な特徴

まず始めに、ブンデスリーガの特徴を見ていきます。

ざっくり言うと選手のスケールが非常に大きいです。

ドイツのルーツはゲルマン民族であり、ドイツ人選手には身長が高く、肩幅が広い人が目立ちます。

そのため、ブンデスリーガにおける空中戦は見ごたえがあり、大男同士のぶつかり合いを見ることができますねー。

球際の競り合いも激しく、ディフェンスラインをドリブルでこじ開けようとするフォワードと、行く手を阻むディフェンダーとのマッチアップも非常に熱いものがあり、白熱したシーンを見ることができますよ!

僕は、ブンデスのこういったシーンが本当に大好きなんですよねー。

また、ドイツ人は日本人とよく似た性格であると言われています。

集団意識が強く、まじめな人が多い。

このことから、チーム力が高く統率のとれたチームが多いのも特徴ですね。スペインなどの南欧系とはちょっと違うのかな?と思います。

このように、性格的に日本人が順応しやすいんですよね。

また、大男ばかりのブンデスにおいては、日本人のアジリティ(俊敏性)が活きるということもあるでしょうねー。

こういったこともあり、今までに数多くの日本人選手がブンデスリーガへ挑戦しているんです。

なので、テレビのスポーツニュースなんかでも耳にする機会が多くなってますよね。

今年の優勝候補チームは?

次に、僕が独断で紹介する、今年のブンデスリーガの優勝の可能性があるチームを見てきましょう!

バイエルンミュンヘン

バイエルンミュンヘンは、ドイツのミュンヘンをホームタウンとするチームであり、まさにブンデスリーガ最強と言っても過言ではありません。

とにかく強いです。

1963年にブンデスリーガが始まって以来55年の歴史の中、優勝回数はブンデスリーガ史上最高の27回を誇ります。

2番手がFCニュルンベルクの9回であり、他の追随を許さない無敵のチームと言えます。

そんな最強のチーム・バイエルンには、どんな選手がいるのでしょうか。

個人的な今年の注目選手は、ハメスロドリゲス、ノイヤーの2選手です。

一人ずつ見ていきましょう!

ハメスロドリゲス

何と言っても今シーズンのバイエルンミュンヘンの注目選手はハメスロドリゲスが筆頭でしょう。

2017年夏にレアルマドリードから2年間のレンタル移籍で加入しました。

ハメスロドリゲスは2014年のワールドカップで大注目され、わずか23歳という若さながら大会得点王にも輝きました。

レアルマドリードでは厳しい競争にさらされ、カゼミロやトニクロース、モドリッチなどの名だたる選手から出場機会を奪えずにいました。

そんな中、今年からバイエルンへ新天地を移し、活躍が大いに期待できます。

プレースタイルは中盤やや右側にポジションを取り、右サイドからカットインしたり、ボールを落ち着かせたりと幅広いプレーをそつなくこなします。

また、視野が広く、フィードの能力があることから逆サイドへボールを大きく展開させることもできます。

彼の左足から放たれるシュートは素晴らしく、センスの塊と言っていいでしょう。

これらの能力は有能なミッドフィールダーにとって必須であり、バイエルンの中盤を活性化してくれることでしょう。

ノイヤー

おそらくこの名前は誰もが一度は耳にしたことがあるのではないのでしょうか。

ノイヤーは南アフリカワールドカップ、ブラジルワールドカップで活躍し非常に注目を集めました。

ドイツ代表の正ゴールキーパーを務め、ブラジル大会では7試合に出場したのち、4試合を完封、大会通算86.2%という驚異のセーブ率を収めています。

彼の持ち味は何と言っても機動力。

近年のサッカーでは、キーパーは11人目のフィールドプレーヤとして重要な役割があります。

ノイヤーは絶妙なタイミングでの飛び出しで、危険なルーズボールを処理したり、バックラインでのビルドアップに貢献したりと、時代の流れにフィットした近代型のキーパーと言えます。

バイエルンミュンヘンにける正ゴールキーパーとして、今年も目が離せません。

ボルシア・ドルトムント

ドルトムントは日本代表の香川真司がプレーしているチームとして日本でも有名ですね。

今年の夏にはプレーシーズンマッチを日本で行い、鹿島アントラーズと浦和レッズが対戦しています。

ドルトムントはブンデスリーガで2010/11、11/12シーズンで2連覇を達成したこともあり、バイエルンミュンヘンの対抗馬として扱われることが多いですよね。

チーム力も非常に高く、ほぼ毎年トップ3に食い込むという戦いぶりを見せています。

しかし、チームの財政事情により選手を売却することが多く、チームの力を維持するのは相当難しいようです。

今までにマリオ・ゲッツェ、レバントフスキなどの強力な看板選手をバイエルンに放出してしまいました。

次にドルトムントの注目選手を見ていきましょう!

個人的な注目選手は、オーバメヤンとプシリッチの2選手です。

オーバメヤン

オーバメヤンは2013年夏にフランスリーグのセンティエンヌより移籍し、その後ドルトムントの絶対的ストライカーとして君臨しています。

ドルトムントでは128試合に出場し、85ゴールをあげました。2016/2107シーズンは、リーグ戦32試合に出場、31得点をマークするなど、凄まじいほどの大活躍を見せています。

プレーの特徴はスピードに乗ったドリブルです。

縦へのスピードが速く、サイドでも足技によって仕掛けることができます。

身長も187センチあることから打点の高いヘディングの持ち味の一つであり、足でも頭でも点を取りに行ける万能型のストライカーです。

オーバメヤンとロリスのコンビネーションはすさまじく、ドルトムントの強力な得点源となっています。

プシリッチ

この選手はあまり有名ではないかもしれませんが、僕が密かにマークしている人物です。

1998年生まれの19歳の超若手で、ドルトムントには2015/2016シーズンに加入しています。

出場機会は限られているものの、しっかりと結果を残し頭角を現してきました。

アメリカ代表としても活躍しており、国際Aマッチに20試合出場したうち、9ゴールをあげチームに貢献しています。

身長は173センチと、サッカー選手の中では小柄。しかし足元の技術が非常に高く、スピードとクロスの正確性が持ち味と言えます。

RBライプツィッヒ

RBライプツィッヒはドイツのライプツィッヒに本拠地を置くチームです。歴史は非常に浅く、2009年にクラブが創設されました。

有名な飲料メーカーのレッドブルが5部に低迷していたチームを買収し、チームができました。

その年の5部リーグですぐに優勝を果たすと、毎年のようにリーグの昇格を繰り返します。そして、2015/2016シーズン、ブンデスリーガ2部で2位となり悲願の1部リーグ昇格を達成しました。

昇格した年の1部リーグでは開幕13戦連続無敗記録を打ち立て、昇格組とは思えないほどの強さを見せました。

この時対戦していたチームの中にはマインツ、シャルケ、ヴォルフスブルクなどの名だたる競合が含まれており、堂々たる戦いぶりを見せていました。

結局この年はバイエルンミュンヘンに続く2位に入りまさに大躍進を遂げたのも記憶に新しいところ。

プレミアリーグで言うとレスターのような快進撃を続けていたのです。

そんなRBライプツィヒの注目選手を紹介していきます。

今年のライプツィッヒの注目選手はザピツァーとケイタの2選手です。

ザピツァー

ザピツァーは右インサイドハーフのポジションを得意とし、スルーパスを得意とし、味方の得点シーンを華麗に演出します。

カウンターで彼がボールを持つことで前への推進力が生まれ、いくつものカウンターアタックを成功させてきました。

ケイタ

ケイタは中盤の底を担当することが多く、守備と攻撃の両方のカギを握る選手ですね。

守備では相手のボランチとマッチアップをし、ボールを奪い味方へと繋げ、攻撃のスイッチを入れる役割を担っています。

また攻撃では、相手の空けたスペースに後ろから入り込むことを得意とします。

ボールを受けてシュートをしたり、前へ向いてドリブルをするなど、たくさんの引き出しを持った万能型のプレーヤーと言えます。

他にもヴェルナーやフォルスベリなどタレントが充実しており、今季もバイエルンやドルトムントを脅かす存在となることでしょう。

CL, ELを狙えるクラブチーム

CL, ELの出場権を獲得できるのは上位チームに限られています。

CLに出場できるのは上位4チームまで。

CLに出場すると、各ヨーロッパリーグの上位チームと一緒に抽選が行われ8グループへ振り分けられます。

その後グループリーグを勝ち抜き16チームでトーナメントを行います。

一方ELに出場できる可能性があるのは5位と6位になっています。

5位チームは直接ELのグループステージへ進出できますが、6位チームはELの予選へと回ります。

どのチームがCL, EL出場権を持つトップ6に入るか?

ブンデスリーガは20チームがありますが、僕は先ほど紹介した3チームがおそらくトップ3に入ると予想しています。

一方で残りの3席を17チームで争うことになるわけですが、どこが上がってくるかを予想したいと思います。

可能性のあるチームはシャルケ04、ホッフェンハイム、フランクフルトの3チームです。

上のチームを簡単にですが紹介していきます。

シャルケ04

このチームは以前に日本代表の経験もある内田篤人選手が所属していたチームでもあり、名前だけでも聞いたことがある人がいるかもしれません。

ブンデスリーガが始まって以来2部落ちを経験したことのないチームであり、半世紀にわたり1部リーグに在籍しています。

しかし、タイトルにはなかなか恵まれることがなく、2010/2011シーズンにドイツカップを制したのが最後になり、どうしても2番手、3番手というイメージが拭えずにいます。

リーグ優勝は1957年にさかのぼるまでありません。

基本的なフォーメンションは3-5-2か4-4-2になっていますね。

中盤に枚数を増やしていることから、センターサークル付近でのボールカットが目立ち効果的なカウンターができています。

攻め込まれている際には中盤5枚のうちの一人がディフェンスラインに入ることにより守備力を高めています。
シャルケにはゴレツカ、コノプリャンカ、ブルグスタラーなどのタレントが揃っており、バイエルンミュンヘンに対抗できる力を十分に持っています。

しかし、時折守備陣の集中が切れることもあり、簡単に裏を取られたり、ペナルティーエリア内でフリーな選手を作ってしまうなどもったいないシーンも多いです。

ぜひともチーム一丸となり中堅チームからの脱却を図り、一皮剥けたチームになることを期待しつつ今年の戦いを見たいですね。

ホッフェンハイム

ホッフェンハイムというチームを知っているでしょうか?

このチームが上位を狙えるのではないかと思うのは、チームの年齢層が非常に若いためです。

若い力は大きな武器にもなりますからね!

まずはホッフェンハイムの歴史から。

創設1899年と歴史が非常に長く、最初はアマチュアサッカーチームとして運営されていました。

しかし、1990年の夏より大規模なチーム改革が行われました。

今まではドイツの8部リーグ付近でくすぶるアマチュア集団に過ぎなかったのですが、2000年には4部リーグ、2005年には3部リーグに定着するまでこぎつけました。

そして2007年には2部リーグで優勝し、それ以降1部リーグに定着しています。

ブンデスリーガの壁は厚く毎年中程度の成績しか残せていませんでしたが、2016/2017シーズンで初めてとなるトップ4入りを果たしています。

次にチームの方針を紹介していきます。

ホッフェンハイムは、とにかく若い力を育成することに力を入れ、世界各地から有望な選手を集め0から育てています。

また近代的なテクノロジーを使い、選手個々のデータを集め、各選手が適切なトレーニングができるような工夫もなされています。

若い力を大切するチームは欧州リーグではよく見られ、アーセナルやバルセロナが有名です。

下部組織上がりの選手を最初から育てていくことで、しっかりとしたチーム作りをしていることが分かりますね。

ホッフェンハイムは若い力が団結したからこそ16/17シーズンには4位に食い込むことができ、今年もその流れのまま上位陣と対等な試合をすることを期待しています。

フランクフルト

フランクフルトは毎年、中位から下位をさまよう中堅チームの一つに過ぎませんが、なんとかEL出場権内には入れるのではないかと思っています。

ブンデスリーガの特徴としてはバイエルンミュンヘンなどの上位チーム以外はほとんど実力が拮抗していると言えます。

しかし、その中でもフランクフルトは若手とベテランの融合がしっかりとできているチームですよね。

若手ばかりのチームですと、チームの流れが悪くなると精神的な支柱がいないために、状況を立て直しにくく低迷する傾向があります。

一方でベテランが多くなると、どうしてもけがのリスクが高まります。また、体力の衰えには逆らうことができず、リーグ戦の後半に失速しやすくなったり、気候変動によってコンディションが崩れやすくなります。

こういったことからも、若手とベテランの調和がとれているフランクフルトはチーム状態が良いため、上位を狙うことができると考えています。

このチームには長谷部誠と鎌田大地の2人の日本人選手が在籍しており、その点でも注目しできますね。

日本人所属クラブ

次に現在ブンデスリーガでプレーしている日本人選手の所属クラブを見ていきましょう。

|選手|所属|2016-17順に|
|浅野琢磨|シュトゥットガルト|2部優勝|
|宇佐美貴史|デュッセルドルフ|2部11位|
|内田篤人|ウニオン・ベルリン|2部4位|
|大迫勇也|ケルン|1部5位|
|香川真司|ドルトムント|1部3位|
|鎌田大地|フランクフルト|1部11位|
|酒井高徳|ハンブルガーSV|1部13位|
|長谷部誠|フランクフルト|1部11位|
|原口元気|ヘルタ・ベルリン|1部6位|
|武藤嘉紀|マインツ|1部15位|

なんと総勢10人もの日本人選手がブンデスリーガには在籍しています。

もちろん全員がレギュラーを獲得できているわけではありませんが、確実に実力を伸ばしているようです。

先ほども言ったようにドイツ人と日本人の性格は非常に似ていることから、チームに溶け込みやすいと考えられ、日本人選手が海外選手からポジションを奪い取れるのではないでしょうか。

日本人選手の展望

次は日本人選手が今年どういった活躍を見せるかを予想していきましょう。

現在ブンデスリーガでプレーしている選手のほとんどが日本代表経験を持ち、それぞれのチームにフィットさえすればレギュラーポジションをしっかりと獲得することができるでしょう。

浅野琢磨:シュトゥットガルト 2部

まずはこの人浅野琢磨。浅野はサンフレッチェ広島からアーセナルに完全移籍したのち、レンタルとしてシュトゥットガルトに武者修行に来ている状態です。

浅野は現在22歳でチームでは若手で、将来への可能性を秘めています。

2016/2017シーズンは2部リーグで26試合に出場し4ゴールをあげ、チームに貢献しています。

彼の武器は何と言ってもスピードで、裏への抜け出しを得意とします。

ポジションは右サイドや右インサイドハーフを任されることが多く、サイドを突破し、クロスやカットインを得意としています。

また、守備を献身的に行うところも評価することができ、浅野がディフェンスラインまで戻って守備をしているのが印象的です。

今年はアナスタシオス・ドニスが浅野とポジションに君臨しており、レギュラーの確保を最初にしなければなりません。

途中出場の時には持ち前の縦への推進力を活かして相手の守備陣をかく乱し、得点に絡む仕事をすることによってチームや監督からの信頼を得ることができるはずです。

是非ともしっかりアピールをしてほしい。

ゆくゆくはシュトゥットガルトを離れ、アーセナルでプレーする姿を見たいものです。

もちろんアーセナルにはウォルコットやイオビ、サンチェスなど様々なタレントが揃っていますが、浅野なら十分に適応できると思います。

宇佐美貴史:デュッセルドルフ 2部

宇佐美は2009年から2011年までガンバ大阪でプレーをし、その後バイエルンミュンヘンにレンタル移籍をしています。

その後、ホッフェンハイムにレンタル移籍先を移しています。

バイエルンミュンヘンでは3試合の出場にとどまり、思うような結果を出せていません。バイエルンの選手層の厚さを考えると、宇佐美ほどの選手でも難しかったようですね。

その後、2013年夏にガンバ大阪に復帰し、2016年夏にアウクスブルクに完全移籍しました。しかし、その年には周囲から大きな期待をされながらも11試合無得点という結果に終わりました。

地元紙からは「期待を下回った」と評されています。

その後、デュッセルドルフに期限付き移籍が決まり、今年は新天地でプレーしていますね。

デュッセルドルフは2部リーグで毎年10位前後に終わるチームで、強豪とは言えません。

2012/2013シーズンに一度1部リーグに上がりましたが、1年で2部へ降格しています。

デュッセルドルフのサッカーはカウンターアタックが持ち味であり、縦に早いサッカーを展開します。
自陣でボールを奪うとすぐに裏へのロングフィードがあり、フォワードやサイドハーフがボールを追いかけます。

宇佐美の特徴として、サイドでボールを持ったときにはドリブルでしかけ相手を置き去りにするような動きが得意です。また、裏へボールを受ける動きも得意なので、サイドに流れてボールを受け、切れ込んでシュートもよし、サイドを深くえぐってクロスもよし、様々な攻撃パターンを自分で演出することができるでしょう。

宇佐美の持ち味とデュッセルドルフの攻撃パターンがかみ合うことで上位に食い込むことができるはずです。

1部リーグ昇格を目指して奮闘してほしいですね!

内田篤人:ウニオン・ベルリン 2部

内田篤人は長年日本代表でプレーし、さらにイケメンということもあり男性ファンだけでなく女性ファンも多いようです。

日本代表は興味ないけれど、内田篤人には興味があるという女性を見かけることもあります。

さて、内田は2010年から昨シーズンまで7年間、シャルケ04に在籍していました。

シャルケでは右サイドバックとして多くの試合に出場し、チャンスを演出していました。

彼の特徴は堅実な守りと、的確なオーバーラップです。

サイドバックのお手本のような選手であり、日本でトップクラスであると思います。

シュートを積極的に打つ姿勢も見られ、代表戦でも相手キーパーの脅威になっていたでしょう。

しかし、残念なことに、内田はけがによって戦線を離れることが多く思うようなシーズンをあまり送れていなかったということも事実です。

2014/2015シーズンの3月、ホッフェンハイム戦で膝蓋腱を負傷してしまい、その後もなかなか回復せず、公式戦にはほとんど出場できていませんでした。

今年から新天地をウニオン・ベルリンに移したので、再び内田が右サイドを駆け上がる姿を見られることを期待しています。

大迫勇也:ケルン 1部

大迫勇也は2014年からケルンに在籍しており、今年もケルンでプレーします。

今までにリーグ戦83試合に出場し、11得点を決め、チャンスメークやポストプレーなど幅広く活躍していますね!

大迫の持ち味はドリブルと裏への抜け出しです。

ドリブルは相手とボールの間に体を入れるようなキープをしながら進んでいく形を得意とします。

また、裏へのボールを受けそのままシュートやクロスまで持っていくことも得意としています。

シュートセンスもあり、難しい体勢からのシュートも数多く決めています。

フィジカルが強く簡単には当たり負けをしないボディバランスもあることから、まさになんでもできる万能フォワードと言えます。

ケルンのサッカーはサイドを起点としてクロスを上げ中で合わせる攻め方が多いです。このことから、大迫がサイドで起点を作ることもできますし、ゴール前で味方のクロスからゴールを狙うなど、多くの場面での活躍が期待できます。

香川真司:ドルトムント 1部

香川が初めてドルトムントに挑戦したのは2010/2011シーズンです。セレッソ大阪から移籍し、早い段階でレギュラーポジションを獲得しました。

主戦場はセカンドトップやインサイドハーフ、トップ下の位置を好み、ドルトムント時代はそこで活躍していました。

ドルトムントのトップ下でラストパスや2列目からの飛び出しなどを決めチームを優勝へと導いています。

次の年もドルトムントを牽引し2連覇に大きく貢献しましたね。

2012年にマンチェスターユナイテッドへ移籍しますが、トップ下での起用は減りサイドハーフでの出場が増えたため香川自身の実力を発揮できずにいました。そう、ユナイテッドにはバレンシアやアシュリーヤングなど多彩なサイドアタッカーがいたため出場機会には恵まれず。

また、ファンハール監督の方針と香川のプレースタイルの違いも、出場機会減少の要因でしょう。

その後出場機会を求め2014年の夏にドルトムントへ復帰し、再びチームへ定着していきます。

2014年から2017年の昨シーズンまでにリーグ戦78試合に出場し、再び輝きを取り戻しつつあります。

それでも以前とは異なり、先発ではなく途中出場も増え、出番を失いつつあるのも事実です。

香川のライバルにはカストロやゲッツェなどの2列目の選手になると考えられ、彼らからポジションを奪いスターティングメンバーに定着してくれることを期待しています。

鎌田大地:フランクフルト 1部

あなたは鎌田大地という人物をご存知でしょうか?

鎌田選手はまだ21歳の若手ですが、2017年からブンデスリーガのフランクフルトへ移籍しています。

日本ではサガン鳥栖に所属しており、2年間で65試合に出場し13得点を挙げました。

またリオデジャネイロオリンピックメンバーにも選出されましたね。

フランクフルトへ移籍した後、プレーシーズンマッチの4部チームとの試合では、1得点、3アシストと大活躍を見せています。

この試合では中盤の底でプレーしており、ビルドアップを主な仕事としていました。

足元の技術が非常に高く、ボールの受け方やサイドへの散らし方などを見ると21歳とは思えない落ち着きを見せていました。
ラストパスは繊細で、ボールを空間に落とすパスが非常にきれいで味方の得点をアシストしています。

また、中盤としてのもう一つの役目である守備への意識も高く、積極的にボールを奪う様子が印象的です。

積極的な2列目からの飛び出しもあり、しっかりとチャンスを作っていましたねー。

鎌田選手は新人ということもあり、いきなり先発ということはないかもしれません。それでも、途中出場した時には、個人の力を存分に発揮し監督からの信頼を勝ち取ってほしいと思います。

バイエルンミュンヘンやドルトムントなどの強豪との対戦の際、彼がどういった活躍をするかも楽しみですよね!

酒井高徳:ハンブルガーSV 1部

酒井高徳は日本代表にも選出されており、主に左サイドバックを任されていますね。

また、ハンブルガーSVでは2016/2017シーズンの途中からキャプテンを任されるなど、国内外ともに信頼を置かれている選手です。

ドイツでキャプテンを任されるということは相当の重圧であったと思われますが、1年間チームを牽引し、残留へと導きました。

プレーは、ハードなプレスと球際の強さがありサイドを突破しようとする相手を阻止します。

また、的確なオーバーラップを見せたり、正確なクロスからチャンスを演出することもできます。

強烈なミドルシュートも持っており、攻守ともにレベルの高いサイドバックと言えます。

ハンブルガーは昨年残留ギリギリでしたが、今年は中位から上位を狙って戦ってほしいところ。

長谷部誠:フランクフルト 1部

長谷部誠は2008年からドイツに渡り、ヴォルフスブルク、ニュルンベルクを渡り歩き現在フランクフルトで3年間プレーしています。

昨シーズンは終盤戦において左すねを負傷し、その後のシーズンは全く出場できていませんでした。

しかし、それ以外ではチームからの厚い信頼もあり、常にスターティングメンバーに名を連ねています。

彼の本職はミッドフィルダーで、主に中盤の底や、アンカーを担当することが多くなっています。

しかしフランクフルトでは何と3バックの真ん中を任されています。

センターバックとして身長は低い方になります。

しかし、シュートブロックに入ったり、最後まで相手に体を寄せ、楽な体制でシュートを打たせないようにしたりと、きっちりと自分の役目を果たしています。

また、ボランチのときから相手のパスコースを読む力があり、インターセプトが非常に多いのが印象的です。

ボールを奪ったら前線に繋げ、攻撃のスイッチを入れる仕事もしています。

今年もおそらくセンターバックとして起用とされると考えられ、ブンデスリーガの屈強なフォワード陣を長谷部がどう抑えるかが見所になります。

原口元気:ヘルタ・ベルリン 1部

原口元気は2014年に浦和レッズからレルタ・ベルリンへ完全移籍しました。

移籍後の初戦でゴールを奪い、すぐに左サイドサーフのポジションを獲得します。何度かけがに悩まされることもありましたが、確実に信頼を得て多くの試合に出場しています。

同じチームのライバルはミチェル・ヴァイザーで、彼が復帰したことにより過度のプレッシャーがかかりプレーが空回りしてしまう時期もあったようです。

原口の持ち味は、スピード感のある縦へのドリブルです。

相手ディフェンダーを置き去りにしてペネルティーエリアへ的確なクロスを入れます。

また、左サイドから中心にカットインして右足からシュートするパターンも得意とし、ゴールも狙います。

またヘルタ・ベルリンの主な攻め方はサイドアタックであり、ボールが集まりやすくなることから、原口の長所が存分に発揮されることでしょう。

今年もまた、原口の活躍を期待しましょう。

昨年は6位に入りEL圏内であったことから、今シーズンはさらに上の順位を目指してほしいですね。

武藤嘉紀:マインツ 1部

武藤は2015年にFC東京からマインツへ移籍し、4年契約を結んでいます。

当時、プレミアリーグのチェルシーからもオファーを受けていたようですが、マインツ入りを決めています。

個人的にはプレミアリーグでプレーする姿を見たかったのですけどねー。

武藤は味方のクロスやパスに合わせて相手から離れる動きを得意とします。

見方からパスが出るギリギリまでは相手と競り合いをしていますが、パスが出る瞬間に離れ、自らシュートコースとスペースを作ることができます。

このような技術は目立たず、あまりフォーカスされることがありませんが、サッカー経験者から見ると、やろうと思っても簡単にできるプレーではありません。

まさに、天性のフォワードなのでしょう。

また、1トップとして相手との競り合いや前線からのプレスをしっかりとするため、チームからも信頼され、多くの試合で先発に起用されています。

また、2016/2017シーズンではブンデスリーガでは日本人2人目となるハットトリックを決めていますね。すばらしい。

マインツ自体は15位と低迷しているので、武藤の得点やアシストを期待しつつ、さらに上の順位に上がっていってほしいと思います。

最後に

今回はブンデスリーガについて紹介してきました。

ブンデスリーガには日本人選手が多く活躍しており、それぞれの選手がしっかりとした個性を持っています。
彼らの個性を活かし、各ポジションで奮闘することを期待したいです。

また、ブンデスリーガの各チームが凌ぎを削り合い、白熱した試合が増えるとさらにブンデスリーガが面白くなるはずです。

どのチームが優勝するかはまだ分かりませんが、1試合ごとにドラマがあることは間違いないでしょう。
1年後の優勝チームが楽しみです。

それでは、また!


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