イッツコムモバイルの評判は?速度や料金について徹底調査!
2018/02/02
2018年2月8日から、イッツコムモバイルの音声通話SIMサービスが開始されます。
「通信速度は?」
「料金は安いの?」
「音声品質は?」
などなど、格安スマホに乗りかえるなら、事前に知っておきたい事がありますよね。
利用者の評判が気になる所ですが、あくまでまだこれから始まるサービス。
しばらく時間が経って、ユーザーレビューが沢山出てこないと、なんとも判断しかねるというのが正直な意見です。
むしろサービス開始直後にネット上でやたら好評推しされているものは根拠がないので安易に信じない方がいいくらいですね。
ただ、運営方法や他社のサービスと比較する事で、ある程度予測する事は可能です。
筆者はこれまであらゆる格安スマホの料金プランや評判を調べて比較してきました。
この記事では、イッツコムのサービスについて詳しく解説すると共に、他の格安スマホ会社と比較して、勝手におすすめ度合いを解説していきたいと思います!
イッツコムモバイルとは?
東急グループのイッツ・コミュニケーションズが運営する格安SIMサービス。
NTTドコモの回線を借りて運営されます。
今までも、既にネット通信ができるデータSIMのサービスはありましたが、2月8日からは新たに音声通話ができるSIMサービスを提供開始します。
繋がるエリアは?
親回線がNTTドコモなので、ドコモと全く同じです。
昔のSoftBankのように、山間部だから圏外になるとか、そういった事は無いでしょう。
ドコモの携帯の電波が入っている所なら、イッツコムモバイルも繋がります。
ネットの通信速度は?
まだサービスが提供開始前ですので、確実な情報はありませんが、こちらはある程度予測する事が可能です。
こういった格安スマホのサービスは、よっぽど小規模事業でない限り、開始当初はネットの通信速度はかなり速くなります。
ドコモから借りた回線を、契約者に提供する形なので、最初契約者が少ない間は、キャリアと変わらない速度が出る事もよくあるんです。
例えば2016年の10月にLINEモバイルがサービス開始した当初も、他の格安スマホとは比にならない速さが出ていました。
LINEモバイルの場合、事業規模も大きい事から、今でもある程度安定した速度が出ていますが、やはり開始当初の驚異的なスピードからは若干だけ落ち気味です。
格安スマホの場合、借りている回線がキャリアと比較すると少ないので、パンク状態になってしまうわけですね。
最初の頃はドコモと変わらない速度が出て、そのうちちょっとずつノロノロしてくるような感じだと予想しています。
ただ、常にノロノロというわけではありません。
スマホのネット回線が特に混み合うのは、お昼のピークと夜寝る前。
具体的には11時過ぎ〜13時半頃と、20時半〜23時頃にネットの速度がノロノロになる傾向があります。
あくまで超ピークのみのような気はしますね。
普通にキャリアで使っていても「遅いなぁ」と感じる事はあるので、使い物にならないとほどじゃないのでは?(あくまで予想)
端末は?
イッツコムで販売している端末は3種類。
- Zenfone4Max
- VAIO Phone A
- HUAWEI P9 lite
という端末です。
契約すると、月額1000円の24分割で利用する事ができます。
端末は24回の分割払いが終了したら、そのまま継続利用するか、解約の場合は返却が必要です。
この返却を要求されるパターンはかなり珍しいですね。
- UQモバイル
- Y!モバイル
- LINEモバイル
など、ほとんどの会社が分割終了後は 本人の持ち物になるので、比較するとちょっとめんどくさいというのが本音です。
手持ちのスマホでも使える?
SIMカードだけ契約して、今使っているスマホに差し替える事も可能です。
iPhoneの場合、ドコモで購入したものならそのまま使えます。
au・SoftBankで契約したものは、6S以降の端末ならSIMロックを解除して使えます。
SIMロック解除とは、どこのキャリアでも使えるフリー端末にする操作。
iPhone6まではSIMフリーにする機能が搭載されていませんので、auやSoftBankの古い端末はイッツコムモバイルでは使えません。
実際にauのiPhone6SをSIMフリー端末にした体験談を記事にしましたので、是非参考にしてみて下さい。
料金プランは?
音声通話が出来るSIMは、通話時間に応じて料金が加算されるプランと、かけ放題のプランがあります。
データ通信の容量に応じて、900円〜3500円まで用意されています。
そこに端末の分割代金を1000円支払っていくという事ですね。
仮に3GBのネット通信と、かけ放題と、端末契約をしたとして、
月額料金は3400円。
格安スマホの中だったら標準的な値段だと思います。
ただ、最近は端末とセットで1980円から契約出来る会社も増えてきているので、安さNo.1とは言い難いでしょう。
通話料金は?
通常の通話料金は30秒20円ですが、発信番号の頭に、”プレフィックス番号”というものを付ければ、半額の30秒10円になります。
10分かけ放題コースで契約した場合も、プレフィックス番号を付けないと無料になりませんので注意!
因みにかけ放題通話をしていて、10分を超えてしまった場合の通話料金も30秒10円です。
これも、UQモバイルやY!モバイルなら、普通に電話をかけるだけで10円になるので、若干めんどくさい所ですね。
通話音声品質は?
音声品質に関しては、2パターン予想されます。
プレフィックス回線の番号を付けて発信しなかった場合、NTTドコモの回線で通話する事になりますので、音声はドコモの携帯で通話するのとまったく同じです。
かなり綺麗ですね。
ただ、その場合の通話料金は30秒20円。
恐らくほとんどの方がプレフィックス番号を付けて発信する事になると思われますが、こちらの音声品質は”LINEでんわ”と同じくらいの品質でしょう。
最近は”LINEでんわ”も音声品質がかなり綺麗になってきてるので、途切れたり遅れたりする事はよっぽど無いと思われます。(あくまで予想)
店舗はあるの?契約方法は?
新規契約する方法は、訪問契約と、イッツコムスポットに出向く方法の2パターン。
問い合わせをして、自宅まで担当者に来てもらうか、店舗に行って契約する形です。
ただ、契約できる店舗というのが、今の所6店舗しかありません。
- イッツコムスポット二子玉川
- イッツコムスポット たまプラーザテラス
- イッツコムスポット 武蔵小杉
- イッツコムスポット 若葉台
- コジマ×ビックカメラ 梶ケ谷店
- ビックカメラ 渋谷東口駅前
東京や神奈川だけしか無いので、なかなか新規契約のハードルが高いですね。
他社と比較してどうなの?
新しく始まるイッツコムモバイルの音声通話SIMサービス。
速度や通話品質に関してはまだ予測値の話になりますが、恐らくサービス開始当初は繋がりやすい確率が高いと思われます。
ただ、端末代金やかけ放題サービスの内容を他社と比較してみると、大手には若干劣るというのが今の正直な感想です。
個人的には、新しく端末を購入するのであれば、端末代が0円になる上に、通信速度が格段に安定しているUQモバイルがおすすめ。
ネット+かけ放題+端末代で月々1980円という破格に加えて、初期費用の3394円も無料です。
更に今なら、10000円〜13000円のキャッシュバックもついてくるので、端末買い替えを検討しているならUQモバイルの方がおすすめですね。
詳しく書いた記事がありますので、興味がある方は是非読んでみて下さい。
SIMカードのみ契約するのであれば、今持っている端末によっておすすめの会社が変わります。
こちらも機種ごとにまとめた記事がありますので、検討している方は是非読んでみて下さいね。
まとめ
イッツコムは今の所あまり一押しとは言い難いですが、今後の評判が分かり次第、また追記していきたいと思います。
やっぱりキャリアと比較すれば格安スマホの安さは圧倒的。
スマホの乗り換えは一見難しく感じますが、必要な書類を数点揃えてしまえば5分程度で申込が出来ます。
私も格安スマホに乗り換えて、月々1万円払っていたiPhoneが月額2000円程度で使えるようになりましたので、出費を見直したいのであれば超おすすめですよ。
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